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上司や指導医に指示されたことはソツなくこなすのに、主体的に行動することが苦手な医学生や研修医。彼らはなぜ自分の頭で考えられないのか。そもそも日本の学校教育が、個人の主体性を涵養するように出来ていないのではないか。本書では、医学教育をケーススタディとして現状を精査、具体的な改善案を提示しながら、主体的に生きるとはどういうことか、主体性を教えることは可能なのかという問いを考える。
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Posted by ブクログ
著者の言うように主体性の育成は難しく、そもそも主体性とはなんぞやと言うところもカチッと定まってるわけもなく、となると主体性を教えることについて自分の頭で考えるしかないよねという結論になるのは致し方ない。 このテーマについて著者から明確な、端切れの良い回答を求める時点で読み手に主体性が無いということか...続きを読むもね。
やはり、本人の自覚を目覚めさせる必要が一番。 そのための環境、機会を作ることなんだろう。しかも、自主的に気づくように。。。難しい。
大切なことに気づかせてくれる、すばらしい著作である。 ご自分の職責等の立場から、かなり言いにくいこともあったろうと思われるが、それよりも「もっと大切なことがある」という信念が、著者をしてこのような記述をなさしめたものと思う。 それほどに、筆者の思いはどの頁からもひしひしと伝わってくる。 教育に携わっ...続きを読むている人はもちろん、多くの日本人に読んでほしい著作であると信じる。
本人の気づきでしか、教育は進まないってことですかね、むりやりまとめると。 「3月のライオン」でも、育の字の重要性を言っていました。 しかし、話してわかるというレベルをまず設定しているところが、医学部教育ですね。バカの壁じゃないですが、話が通じないということを教え方(接し方)が悪いと思う教える側の謙...続きを読む虚さも必要か。
岩田健太郎さんの著書。テーマがとても興味深い。 「主体性は教えられるか?」というテーマについて、日本の教育現場(医療教育も含めて)を通してその問題を考える。 著者が内田樹さんの論を頻繁に引用していることからもわかるように、かなり内田さんのことを信奉しているような気がしました。考え方もかなり似ているよ...続きを読むうに感じましたし。 あえて難癖をつけるとすれば、何度も同じような話をしていて、まわりくどい気がしました。この内容であれば、もう少しコンパクトに収まるように感じます。 あともうひとつ、大切なのは「主体性のない人」に「主体性を教える」ことよりも、「主体性のない人」と共に「どうすればうまくやっていけるか」を考えた方がいいんちゃうかな、と。まぁ、岩田さんのことやし、そこまでも考えが及んでいそうですが。 そもそも、私自身、「主体性のなさ」という部分にあまり問題を感じていないということが本書を読んでわかった。 テーマに対する結論としては、筆者も言うように「微妙」。サッカーのなでしこジャパンの選手が「主体性がある」という意見も、よく知らない自分にとっては煙に巻かれた感じ。 ですが、全体の論としては考えさせられますし、かなりおもしろい。終始楽しめた本でした!
著者の作品が好きで読んだ、ただのミーハーです。 著者が良く口にされておりますが、世の中は色々で二元論では語りつくせない。その事象の程度をどう捉え、それに対する「主体的」な考えから、自身が『主体性』を持ってどう行動するのか、なのだと思います。生きるも生かされるも自分次第。 ただ、著者が文末で『今でも主...続きを読む体性をどのように教えたらよいのか分からない』と述べられていましたが、他人の主体性をどおすれば芽生えさせられるのか、はやはり私にもまだわかりません。
難しいテーマについての本だったけど、本著者の既刊作品と主義は一貫しており、以前の作品も概ね肯定的に味わわせて頂いた身としては、今回も納得させられる部分が多かった。耳が痛いというか、身につまされる内容だったけど、自身の主体性についても見つめ直す、良い機会になったと思います。
『主体的、自律的、思考停止、定型的、前例踏襲、二元論、類化性能・別化性能、手段と目的の取り違え、党派性、各論的議論、上位下達、正邪と好悪、他者の言葉、自己評価・外部評価、同調圧力、、同じ価値観しか持たない集団、上位者の保証・エビデンス、複雑な縦糸と横糸の絡み合い=チーム医療、政治的に正しい言い方、努...続きを読む力の自己目的化、ダブルスタンダード、利他こそが最大の利己、数値の評価は主観的、個として自律し同時にチームとして同調する』等々、ページごとに至言の数々オンパレード、間違いなく名著です.
自分自身、職場の新人さんたちと話していて、前に指示したことと矛盾していること言ってるなぁと思うことがある。ただ、言葉の上では矛盾しているようでいて、自分の中で矛盾はまったくなくてさ。同じことを、真反対の言葉で言っている、と感じるといった方が正直なところ。でもそれを伝えるのは難しいのも、現実で体験して...続きを読むいる。 本書でいわれている主体性を教える、ということも近いことであるように感じた。医学教育の話ではあるんだけど、いろいろな場面に適用できそうな話だね。最後のサッカーネタも、ご本人が好きだからというのもあるのだろうけど、とても楽しく、何より腑に落ちた。 岩田氏は内田樹がすごい好きなんだなぁということも、多々感じたところ。内田樹だけじゃなく、いろいろなところから引用もあった。仕事をばりばりすると同時に、勉強家なんだろうね。
主体性とやる気は違う。ぼくはそう考えている。 やる気はだれもが持っている 主体性とは、自律性と周囲との調和 cf 思考停止状態 詰込み型学習 PBL 指導医講習会 アメリカ礼賛者 エビデンス至上主義者 主体性のあるいい後進が育つ場
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主体性は教えられるか
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岩田健太郎
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