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Posted by ブクログ
岩田健太郎さんの著書。テーマがとても興味深い。
「主体性は教えられるか?」というテーマについて、日本の教育現場(医療教育も含めて)を通してその問題を考える。
著者が内田樹さんの論を頻繁に引用していることからもわかるように、かなり内田さんのことを信奉しているような気がしました。考え方もかなり似ているように感じましたし。
あえて難癖をつけるとすれば、何度も同じような話をしていて、まわりくどい気がしました。この内容であれば、もう少しコンパクトに収まるように感じます。
あともうひとつ、大切なのは「主体性のない人」に「主体性を教える」ことよりも、「主体性のない人」と共に「どうすればうまくやっていけるか」を考えた方がいいんちゃうかな、と。まぁ、岩田さんのことやし、そこまでも考えが及んでいそうですが。
そもそも、私自身、「主体性のなさ」という部分にあまり問題を感じていないということが本書を読んでわかった。
テーマに対する結論としては、筆者も言うように「微妙」。サッカーのなでしこジャパンの選手が「主体性がある」という意見も、よく知らない自分にとっては煙に巻かれた感じ。
ですが、全体の論としては考えさせられますし、かなりおもしろい。終始楽しめた本でした!
Posted by ブクログ
自分自身、職場の新人さんたちと話していて、前に指示したことと矛盾していること言ってるなぁと思うことがある。ただ、言葉の上では矛盾しているようでいて、自分の中で矛盾はまったくなくてさ。同じことを、真反対の言葉で言っている、と感じるといった方が正直なところ。でもそれを伝えるのは難しいのも、現実で体験している。
本書でいわれている主体性を教える、ということも近いことであるように感じた。医学教育の話ではあるんだけど、いろいろな場面に適用できそうな話だね。最後のサッカーネタも、ご本人が好きだからというのもあるのだろうけど、とても楽しく、何より腑に落ちた。
岩田氏は内田樹がすごい好きなんだなぁということも、多々感じたところ。内田樹だけじゃなく、いろいろなところから引用もあった。仕事をばりばりすると同時に、勉強家なんだろうね。
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