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主題と副題が逆
本書の内容は、「リスク・コミュニケーション入門」です。この時期ですので、「感染症パニックを防げ!」に引き込まれて購入しましたが、主な内容はリスク・コミュニケーションの入門書です。
感染症についてもリスク・コミュニケーションの観点からの記載です。
ただ、私にとっては、知らないことばかりでしたので、興味を持って、あっという間に読めました。文章は解り易いです。
Posted by ブクログ
新書なのに,想定読者が医療者…?不思議なコンセプトではあるけど,リスコミ全般についてまとまってるので一応一般にも有益。正しい情報を伝え,パニックを回避し,リスクそのものを減らしていくコミュニケーションの方法論。
日頃のコンセンサス・コミュニケーションと緊急時のクライシス・コミュニケーションを区別すること。科学的に正しいことを言うだけではなく信頼を勝ち取ること。感情的になる聞き手を否定しないこと。マスコミと良い関係を築き,うまく利用すること。リスクへの対処という目的を見失わないよう常に心掛けること。
どれもごもっともな指摘。ただいちいちちょっとウエメセなのが気になる人もいるかも。あと,度々出てくるSTAP批判批判は要らないんじゃないかなぁ,とか。
第一章のリスコミ総論がほとんどの分量を占めていて,第二章の各論が実践編。ここ20年話題になった六個の感染症についてケーススタディするという寸法。扱うのは,エボラ出血熱,西ナイル脳炎,炭疽菌,SARS,新型インフルエンザ,デング熱。
Posted by ブクログ
プレゼンのノウハウといった戦術面もかなり丁寧だが、それよりも、戦略、すなわちコミュニケーションの確立といった目的を重視した書籍であり、医療関係者のみならず、組織において対外的な役割を担っている人には読む価値が大いにある。
些末情報に翻弄されて本質がおろそかになる例:
「レンガがある。その横にレンガがある。その隣にも、その上にも、そのまた上にもレンガがある」→東京駅
恒常的な問題に無関心である喩え:
人が犬を噛んだ場合の対策マニュアル、講演、チームの立ち上げがされ、その間、犬は人を噛み続ける
P246-247.トンデモ主張における一定の戦略
「ワクチンは100%安全とは言えない」(ゼロリスク追求)
「私には効かなかった」(アネクドータル(逸話的))
「ワクチンはナチュラルではない」(天然、自然志向)
「病気にかかって免疫をつける」(複数リスクの相対的評価が出来ない)
「ガリレオだって異端」(ガリレオ作戦)
「ある学説によると」(情報の出所の不確かさ)
「彼はいい人だ」(情に訴える)
「業界の陰謀だ」(陰謀論)
日本人だけ特別ダメ、という論調はたいてい間違ってる。日本人だけ特別優秀、という論調がたいてい間違ってるのと同じくらいに。
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ビジネス・実用
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