新左翼と天皇 ――炎と爆弾の時代

新左翼と天皇 ――炎と爆弾の時代

935円 (税込)

4pt

3.5

六〇年安保闘争、六〇年代末の全共闘運動、七〇年安保、七〇年代から八〇年代の成田空港反対の三里塚闘争では、反天皇制が主要なテーマになることはなかった。ところが昭和から平成の天皇代替わりに、新左翼の各セクトは封印を解き、反天皇制を最大のテーマに掲げて、炎と爆弾によるゲリラ闘争を展開した。内ゲバと市民を巻き込むテロに突き進んだ彼らの無謀な作戦、それに対する警備・公安警察。本書は暴力闘争の徒花を、現代史の一側面としてまとめる試みである。

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新左翼と天皇 ――炎と爆弾の時代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    皇室について何冊も書いている人が新左翼セクトによる反天皇制闘争を題材にした本を書くのは変わっているな、と思ったら公安担当記者だった時期があって、その時の経験や取材などを元にした本だった。
     新左翼を題材にした本は諸セクトが刊行しているものを除けば限られていると思うが、立花隆の「中核vs革マル」を「名

    0
    2025年10月10日

    Posted by ブクログ

    新左翼の歴史について書かれた一冊。元公安担当記者の著者の取材メモを元にした記述には、当時の空気を感じさせる独特の臨場感があった。

    本書からは、「独善的行動は破綻に終わる」という一種の教訓を学ぶことが出来る。
    新左翼の面々は、強い正義感に突き動かされ、日本社会の変革を目指した。しかし、それは自分達の

    0
    2025年11月14日

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