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「本書の中で、超感覚的世界の若干の部分を叙述するつもりである。感覚的世界だけを通用させようとする人は、この叙述を空疎な想像の産物と見做すだろう。しかし感覚界を越えてゆく道を求める人なら、もうひとつの世界を洞察することによってのみ、人間生活の価値と意味が見出せる、という本書の観点をただちに理解してくれるだろう。」(本書より)「秘教」の思想を、明晰な思考に導かれた新しい総合文化へと再編し、個人の自己実現と社会の進歩へとつながる可能性を提示した、シュタイナー四大主著の一冊。
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Posted by ブクログ
高橋巌さんの翻訳は 私は読みやすいです。 いま、読みこなせなくても 手元に置いてスタンバっておいていい本。
人生でちょくちょくシュタイナーってワード出てくるから読んでみようと思って読んだ。 難しい単語はほぼ出てこないから読めるかなーと思ったけど、言葉の一つ一つが深くてあまり掴めてなくて、全体的に理解が難しかった。 でもいいんだ、薄い膜を重ねていくのの一つ目として あと読むことでインストールするみたいな部...続きを読む分もあると思う。しかし本の中で間違った読み方の例があったけど、私こんな感じだよ、むしろそこまでもわかってなくて文字を追ってるだけだ、と思った。 肉体・魂・霊 鉱物、植物、動物、人間 YouTubeでシュタイナーはスピリチュアルと思われがちだけど、ニーチェの弟子の哲学者と聞いた。この時代は魂や霊が今よりもっと話されるべきこと当たり前のことだったのかもしれない。 快・不快は魂の目や耳のような感覚機関
プラトンのイデア論に基づく魂の構造と仏教(むしろウパニシャッド哲学?)の解脱の境地を、輪廻転生の概念なども交えつつ接続したような内容。できるだけ経験的な事柄に即したりなぞらえたりしながら、日常的/科学的/唯物的な疑念に答えようとしているが、最終的には超経験的な「感覚器官(霊眼・霊耳)が開かれないと分...続きを読むからない、というところに落ち着く。随分色々な批判に晒されていたのだろうな、と推察される書きぶりだ。
この本は過去に少し流行ったらしい。旦那が言っていた。そして、ワタシは幼稚園で知ったシュタイナー。旦那はスピリチュアルな人だと思ってたので幼稚園あるなんてビックリしてた。神智学とは、人間はどういった存在なのかといった話しです。人間はただ生まれて人生終えてハイ終わりってワケではない。体に宿った魂が肉体を...続きを読む通して生を体験する。魂には霊がついていて、霊は神聖な存在で人間の業や感情とは無縁のものだそう。霊は魂が体験した人間の営みを間接的に経験する事で精進し、より良い霊になっていくのだそうだ。なので人間が思考している存在が魂って言う事なのかな?霊と言うのはハイヤーセルフ(高次の自我)のようなのかもしれない。魂はまた転生して人間の営みってヤツを経験し霊を昇華させる。魂だってどんどんレベルアップしていくそうだ。やっぱり難しいんだけど、この3冊目は理解度がアップし、読んでて面白くなってきた。でも読むのに時間が掛かります…あとはオーラの話しや、人間が霊的に精進する為の話しなど。シュタイナーの本はまだまだたくさんあるので、前著読破し、再読しようかと思う。
はい、ラスボス級の本を1冊。しかし、ラスボス級ですが、ラスボスではありません。笑。さて、これをいかに卒論にしていくか。
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