自由の哲学

自由の哲学

「外なる世界と内なる世界、外なる法則性と内なる道徳性との間に横たわる深淵は、ただ自由な魂だけがこれに橋をかけることができる」(本書「あとがき」より)。刊行後100年以上経つ現在も、まばゆい光芒を放ち続ける、シュタイナー全業績の礎をなしている認識論哲学。社会の中で否応なしに生きざるを得ない個としての人間は、個人の究極の自由をどこに見出すことができるのか。また、思考の働きは人類に何をもたらすのか。シュタイナー四大主著の一冊。

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自由の哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月01日

    シュタイナー四大主著のひとつであり,純粋な哲学書。外的な世界を認識する知覚と内的な世界(=概念)を知覚する直観とを思考が繫ぐという独自の一元論を展開する。外的世界とともに概念も実在の半面である。
    「思考によって近くないように結びつけられた概念の内容は主観的ではない。その内容は主観からではなく,現実か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月07日

    正直、シュタイナー四大著書の中で
    一番苦手な本。

    だって「知ってて当然」みたいに出てくる哲学者たちの名前
    全然知らんし。

    でも「一番好き」って言うアントロ友だちもいる。
    あなたはどちらなのか、まぁ一読を。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    シュタイナー初期の著書であり、最高傑作。私見ですが、シュタイナー思想を現実に共有可能性を持たせたのが本書であり、オカルト的要素を含ませて語ったのが神智学等の文献である。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    面白いのに難解な哲学書、シュタイナーの基本。
    実際に読んだのは選集(単行本)の方だった。

    基本と言われているものの、哲学入門ではないので、
    基本=入門として読むと半分も読めず放棄すること必至。
    (まぁ、哲学書は複数回読み返して内容を理解し飲み込むのが普通ではあるが)

    だが、面白いことには変わりな...続きを読む

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