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Posted by ブクログ
シュタイナー四大主著のひとつであり,純粋な哲学書。外的な世界を認識する知覚と内的な世界(=概念)を知覚する直観とを思考が繫ぐという独自の一元論を展開する。外的世界とともに概念も実在の半面である。
「思考によって近くないように結びつけられた概念の内容は主観的ではない。その内容は主観からではなく,現実から取り出されている。それは知覚だけでは獲得できない現実の一部分である。それは経験内容ではあるが,知覚によって与えられた経験内容ではない。概念を現実的なものと考えることのできない人は,概念を頭の中にあるだけの抽象形式だと考えている。」
勉強不足で自信はないが,この発想は最近の思弁的実在論に通じるものがあるような気がする。
Posted by ブクログ
面白いのに難解な哲学書、シュタイナーの基本。
実際に読んだのは選集(単行本)の方だった。
基本と言われているものの、哲学入門ではないので、
基本=入門として読むと半分も読めず放棄すること必至。
(まぁ、哲学書は複数回読み返して内容を理解し飲み込むのが普通ではあるが)
だが、面白いことには変わりない故、哲学を学ぶものなら是非読んでおきたい一冊。
自由とは何か、自由になるためには如何あるべきか、自由をどのように捉えるか、
考えてしまえば単純なことだが、何となく私たちが考えている自由ということを、
より深く掘り下げ、知覚させてくれる本である。
シュタイナーらしく神秘云々の香りはするが、
理解出来ないレベルではなく、それも一つの思考として納得できる按配。
恐らく読み返せば読み返すほど面白くなるのだろうと思う。
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