小川原正道の作品一覧

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作品一覧

2024/04/15更新

ユーザーレビュー

  • 小泉信三―天皇の師として、自由主義者として
    平成の終わりに、今上天皇の師として小泉信三がどの様な考え方を持った人だったのか知りたくて読んでみました。本書はとても読みやすく小泉信三の幼少時代から亡くなるまでを纏めています。政治学者としての顔だけではなく人としてどの様な人柄でどのような趣味を持っていたかなども記されており小泉信三を知るための入門書...続きを読む
  • 西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦
    色々考えたのだけど、西南戦争は実質的に薩摩出身者の内部分裂が原因だったように思う。本書によれば、鹿児島は知事以下独立の気風が強く、中央の権限が及びにくいエリアとなっていたそうだ。自前で広く軍事教練なども行っていたという。自らの血で作り上げた新政府は自分たちを受け入れなかった。そして、幕府時代の地方分...続きを読む
  • 西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦
     とてもフェアーである。

     何がといえば、この著者のものの見方、書き方がである。立場の異なる極めて広範囲の参考資料を、公平に読み込んでいる。そして、根拠を曖昧にせずにはっきり示しながら丁寧に書いている。著者の立場を防御するためや、研究不足を隠蔽するために根拠を曖昧にしたり明らかにしないところが一...続きを読む
  • 日本政教関係史 ──宗教と政治の一五〇年
    この本を読んでいる間、文科省が旧統一教会に過料を科す、というニュースが流れていました。その後、教会は裁判で徹底的に争うと記者会見していましたが、いよいよ解散請求も視野に入ってきたようです。非常にタイムリーな読書になりました。っていうか本書が2022年7月8日の安倍晋三元首相暗殺事件とそこから顕在化さ...続きを読む
  • 福沢諭吉 変貌する肖像 ――文明の先導者から文化人の象徴へ
    福沢諭吉の思想については時代の変遷とともに右翼、左翼両方からの批判を浴びており、その思想の変遷と批判の背景についてよくまとめられている。
    福沢諭吉の独立自尊の精神を護りつつ、弱者への配慮し、過度に国家主義にならず、平和を護っていきたい。

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