西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦

西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦

902円 (税込)

4pt

4.0

明治維新後、佐賀の乱、神風連の乱、萩の乱などに続く、不平士族による最後の反乱となった西南戦争。九州全土で八ヵ月間にわたり行われた近代日本最大の内戦である。それはまた誕生してまもない「日本軍」が経験した最初の本格的戦争でもあった。本書では、反乱軍の盟主である西郷隆盛の動向を柱に、熊本城篭城戦、田原坂の戦いをはじめ、九州各地での戦闘を丹念に追い、日本最後の内戦の実態と背景を明らかにする。

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西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    色々考えたのだけど、西南戦争は実質的に薩摩出身者の内部分裂が原因だったように思う。本書によれば、鹿児島は知事以下独立の気風が強く、中央の権限が及びにくいエリアとなっていたそうだ。自前で広く軍事教練なども行っていたという。自らの血で作り上げた新政府は自分たちを受け入れなかった。そして、幕府時代の地方分

    0
    2015年05月02日

    Posted by ブクログ

     とてもフェアーである。

     何がといえば、この著者のものの見方、書き方がである。立場の異なる極めて広範囲の参考資料を、公平に読み込んでいる。そして、根拠を曖昧にせずにはっきり示しながら丁寧に書いている。著者の立場を防御するためや、研究不足を隠蔽するために根拠を曖昧にしたり明らかにしないところが一

    0
    2011年02月27日

    Posted by ブクログ

    昨年の大河ドラマ「西郷どん」を見て、読んでみることにしました。

    本書は、西郷隆盛が政府の職を辞し、鹿児島に帰還したあたりから始まります。西郷下野、私学校の創設、士族たちの不満、蹶起、熊本城籠城、田原坂の戦い、転戦、そして終戦、その後の流れや後世の人に与えた影響などが書かれています。
    特に戦の流れに

    0
    2019年01月31日

    Posted by ブクログ

    西南戦争の入門書。巻末に膨大な文献リストがある。史実を丹念に追おうとした中身の濃い一冊。
    征韓論者かどうかは西郷隆盛を論ずる上で大して重要ではない。西郷もその時代を生きざるを得なかった一個人にすぎない。西南戦争は西郷が首謀したものではないし、起こしたかったものではない。
    征韓論のレッテルを貼りのよう

    0
    2011年05月14日

    Posted by ブクログ

    気安く読める内容ではない。かなりしっかり書かれた歴史書。時系列的に書いてある。小説ではなく淡々と資料を基にした史実が書かれている。

    0
    2018年12月18日

    Posted by ブクログ

    西南戦争の前後に何が起きたか時系列に整理した本。

    この本の立場は 西南戦争は 士族、薩軍(私学校党)による 近代化、西洋化、腐敗政府、専制政治への反乱、征韓論など 多様な原因により 起きたとした

    西南戦争について、西郷隆盛の大義名分は 見当たらないが、西南戦争の前後における 西郷隆盛の大き過ぎる

    0
    2017年12月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    明治維新後、佐賀の乱、神風連の乱、萩の乱などに続く、不平士族による最後の反乱となった西南戦争。
    九州全土で八ヵ月間にわたり行われた近代日本最大の内戦である。
    それはまた誕生してまもない「日本軍」が経験した最初の本格的戦争でもあった。
    本書では、反乱軍の盟主である西郷隆盛の動向を柱に、熊

    0
    2011年04月06日

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