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宗教と政治の関係を考えるには、近現代史を踏まえねばならない。本書は日本の宗教行政・政策史を概観し、重要なトピックその中に位置づけ分析する。明治以来、政府は宗教団体法の制定を模索し、昭和にようやく国民精神動員の名目で成立させたが戦後、占領軍が廃止を命令。1951年成立の宗教法人法が宗教団体の自由と自治を大幅に認め、政教分離を明確に定めた。キリスト教公認問題、内村鑑三不敬事件、戦争と宗教、靖国問題などトピックから政教関係の全体像を照射する。
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Posted by ブクログ 2023年09月09日
この本を読んでいる間、文科省が旧統一教会に過料を科す、というニュースが流れていました。その後、教会は裁判で徹底的に争うと記者会見していましたが、いよいよ解散請求も視野に入ってきたようです。非常にタイムリーな読書になりました。っていうか本書が2022年7月8日の安倍晋三元首相暗殺事件とそこから顕在化さ...続きを読むれた政治と統一教会の関係をきっかけにまとめられたものです。また8月の太平洋戦争関係のテレビ番組では靖国神社の存在がクローズアップされたりりして,そういう意味でも考えさせられる本でした。明治以降の日本の政治と宗教の関係はタペストリーになっていること、その一本一本の糸はどうして生まれたのか、知らないことがいっぱいでした。それが戦後リセットされた気になっているとこが様々の問題を起こしているようにも思えます。実は著者が一番訴えたいことは、そういった日本の政教関係史の知見が現在、希薄になっていることなのです。となると、統一教会への解散請求は妥当なのかどうか…気分に流されている自分が怖くなりました。
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日本政教関係史 ──宗教と政治の一五〇年
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小川原正道
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