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Posted by ブクログ
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
はい、福沢諭吉さんです
先日読んだ村田喜代子さんの『ゆうじょこう』の中で、かなーり非道い描かれ方をしていたので、あらためて福沢諭吉について学ぶ
福沢諭吉論というか、福沢諭吉さんの評価って、時代や人によって賛否がかなり分かれているんよね
でもそれって福沢諭吉があまりに有名なので、その人の意見を補強するために、批判したり、称賛したりと利用されてるだけという印象を受けました
またひとつの考え方についても、それぞれの捉え方が当たり前のようにあって、それで賛否あるんよなっていう
しかも、死んだあとに「福沢諭吉は◯◯って言ってるけど□□を否定してないから、ほんとは違うこと考えてたんだ」みたいに言われてることがあって、いやいやいや、「□□に賛成してたから」こうだって言うなら分かるんだけど、それ単に言及してなかっただけじゃね?全部全部は無理よって思うんだが
で、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」ですよ
実際どうだったの?諭吉さん自身はどうだったのってのが、気になるところなのよね『ゆうじょこう』としては
まぁね、百点満点ではなかったろうけど、概ねそういう人だったの間違いないみたい
大学生にも地位のある人にも接し方が変わらなかったとか、男女平等の先駆けで、実際家庭内の細々としたことは女の仕事、夫に奉仕するのが妻の仕事みたいな時代に自分で色々やってたとかね
でも遊郭の存在はあり!の人(自分は奥さん一筋)だったり、これからの時代は女性にも教育が必要だ!と言ってたけど例外を言ってみたりと、確かにつけ入る隙はたくさんあって、まぁ小説的に分かりやすく遊女たちの怒りをぶつける存在にされちゃったのかな?という思いもなくはない
個人的結論としては、やっぱりちょっと非道い書かれ方かな〜?と思いました
Posted by ブクログ
福沢諭吉が、その生前から現代にいたるまで、どのように評価されてきたのかということをまとめている本です。
功利主義の立場に近しい福沢とその門下生たちに対して、同時代の人びとは「拝金宗」という批判を投げかけました。その後、帝国主義者となった徳富蘇峰などによって、福沢が国家をないがしろにしているという批判が強まり、小泉信三は福沢の愛国者としての側面を示して反論をおこなうなど、その評価をめぐって論戦がくりひろげられました。さらに、戦後の福沢研究をリードした丸山眞男は、福沢の思想のうちで個人主義と国家主義がせめぎあいつつも統合されていたことを明らかにしました。その一方で、服部之総や遠山茂樹などマルクス主義史学の立場から、福沢の限界を指摘する議論が一定の影響力をもつようになり、とりわけその「脱亜論」に対する厳しい批判がおこなわれてきました。
本書ではとりあげられていませんが、現代におけるマルクス主義の退潮にともなって、西部邁や坂本多加雄など右派の論客による福沢論も登場しており、福沢の思想の評価はいまもなお係争中といえるでしょう。
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