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Posted by ブクログ 2019年03月17日
巻末の野矢茂樹の解説がありがたい。まずこれを読んでから本編に挑戦。そして再度野矢の解説を読んだ。本編も何とか読み通せたし、ある程度理解できたように思う。本編を読んだことで得られた収穫は、ウィトゲンシュタインの思考の息遣いのようなものを感じ取れたことだろうか。粘り強く、というか、どちらかといえば執拗に...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月05日
初期『論考』の「世界ー言語並行論」に基づく意味論的発想を離れ、中期の「文法」すなわち規則を重視する立場から後期『探求』の「言語ゲーム」への移行期における、ウィトゲンシュタイン(LW)の講義の口述録。ここではすでに「言語ゲーム」という言葉は表れているが、あくまで中期LWの特色である「文法」「ルール」...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月06日
ヴィトゲンシュタインの中期作として捉えられるべき作品。
彼はあらゆる哲学的探求、会話は言葉ゲームであると云っているが、個人的には「そんなことを考えてどうするのか」と思わせるところも多い。
ただ、人であれば一度は考えることも多いし、「云われてみれば」と思わせるあたり、ヴィトゲンシュタイン哲学の魅力があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月24日
腰巻きの「もっとも読みやすいウィトゲンシュタイン」というキャッチはあんまりではないかと思う。昔読んだときもそう思ったが、訳は大森荘蔵の思い入れが強すぎはしないだろうか?そしてもう一つ気になったこと。この本の冒頭に出てくる茶色本の保有者P.スラッファは、リカード全集の編者であり、経済学者として極めて著...続きを読む
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