斎藤貴男の作品一覧
「斎藤貴男」の「『あしたのジョー』と梶原一騎の奇跡」「カルト資本主義 増補版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「斎藤貴男」の「『あしたのジョー』と梶原一騎の奇跡」「カルト資本主義 増補版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
膨大な文献と当時の関係者へのインタビューを基にして東京電力の姿を浮き彫りにした一冊です。我々はなぜ原発を選んだのか。なぜ巨大企業の支配を望んできたのか? これは全ての日本人に対する問いであると思います。
本書は書店で目にして以来、ずっと気になっておりました。で、先日ようやく手に入り、読み終えることができましたが、膨大な文献や、当時の関係者によるインタビューを元に、東京電力という日本を代表する「エクセレント・カンパニー」の裏にあるものを抉り出そうとする筆者の試みには本当に敬意を表します。
正直、一企業がここまでのことをするのかと…、読み終えたときにはしばらくの間、虚脱状態になりました。
Posted by ブクログ
少し古い本ですけれども、なかなかに読み応えがありましたね…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
自殺者三万人と言いますけれども、今はそこまで多くないような気がしますねぇ…二万ちょっと…コロナのせいで少し増えたらしいですが…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
しかしまあ、「強いられる死」というタイトル通り、自殺に追い込まれる人は決して個人的な問題だけで自殺を選んでいるわけではないと…この本を読むと思ってしまいますなぁ…
まさに追いつめられていくというか…そうした社会構造のせいで自殺に追いやられているような気がしてなりません…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
新自由主義とかいう
Posted by ブクログ
著者自身はあとがきで「達成感がない」とこぼしているが、机上の作文ではなく足を使った取材を駆使した労作。
朝鮮・ベトナムの両戦争と日本の経済成長は骨絡みとは、多くの国民の認識でありながら、表向きそうした話は封印され、令和から振り返る昭和・高度成長期は「三丁目の夕日」で描かれた如く、貧しくとも皆がモーレツに働いた人情の時代ということになっている。が、その象徴たる東京タワーの鉄骨には朝鮮戦争で使われた米軍戦車の鉄が再利用されていたとは、驚いた。戦争経済大国のまさに象徴的なエピソードではないか。
他にも枯葉剤製造工場を巡る公害や、ベトナムでばら撒かれた毒キャンディ、朝鮮戦争に駆り出された掃海部隊など、