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Posted by ブクログ
タイトルは衝撃的だけど実際に事件が起きたわけではない。むしろ事件として扱われることのない問題だけに根が深いのかもしれない。
本作は子宮頸がんワクチン(正しくはヒトパピローナウイルスワクチン)を接種後の副作用と思われる具体的な症例、短期でワクチンが導入されたその背景、そこに絡む利権、医師たちの見解の相違、各国でのワクチン導入状況など、さまざまな情報を丁寧な取材で至極冷静に追ったルポルタージュ。
最後まで読んでもなおワクチンを打つべきなのか打たないべきなのか答えを出すのは非常に難しい。
開発されてまだ間もないワクチンだけに実際にワクチン摂取によってどの程度子宮頸がんになるリスクが減らせるのか正確な数字が分からない。
どうやら国によってもウイルスの型の分布も異なるようであるし。
本書はどちらかというと製薬会社や医師たちの利権問題や政治的な問題に偏っていて、子宮頸がんになる過程や最近の傾向、ワクチンを打った場合のリスクを他のインフルエンザワクチンなどと比較して明示してあったら分かりやすかったと思う。
パーセンテージで言ったらさほど重篤な副作用になる可能性は高くない。
テレビで繰り返し放映された少女たちの姿に衝撃を受けてしまうのは仕方ないが冷静に考える必要がある。
女の子を持つ親はこの本を含めいろんな情報を集めてワクチン摂取をどうするのか考えて欲しいと思う。
幸運にもうちは息子だし、なんて思っていたけれど男の子にもワクチン摂取してる国があるんですね。
そう、ヒトパピローナウイルスは誰でも持ってるどこにでもあるウイルス。
まずそこから知ってもらう必要がある。
Posted by ブクログ
ワクチン接種後に副作用と思われる症状に苦しむ少女たちのことを思うと胸が痛くなる。
原因や因果関係がはっきりしないとはいえ、副作用で苦しむ少女は決して少なくない人数であるし、副作用が出る可能性がこれだけあるのであれば、ワクチン接種は行うべきではないと思う。
P.247
そんな悠長なことをしていたら、何十年後かの日本は子宮頸がん大国だという反論が聞こえてきます。でも、子宮頸がんになる女性を減らすためだからといって、何もしなければ健康でいられた少女を生贄に捧げるような行為ーしかも公権力によるーは、絶対におかしい。私たちはもっと謙虚であるべきだと思います。
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