期せずして「哲学の劇場」の方の著作で、親近感。
数字や専門用語を極力避けて、コンピュータがなぜ動くのかの原理を分かりやすく解説してくれている。なので、数字嫌いの理系音痴な私も、大枠の理解を助長してくれたかなという感覚。
二進法で表現されているデータを、動画や画像や音楽などに変換して見立てていること
...続きを読むが一貫した原則。その上で、厖大な演算や処理能力によって瞬間的に使っている人の欲する状態で提示してくれている。
ハード・ソフト・プログラム・CPU・サーバなどなどコンピュータを構成する要素を分解して、個々の役割と各要素との関係を解明してくれ、ただ何となくクリックしたら開くといった直観的な理解から、具体的な構造の理解へと深化することができた。
どうもIPアドレスとMACアドレスの区分と役割が曖昧な私ですが、なぜメールが届いたりウェブサイトを閲覧できるのか、ここに符号化したものを機械語に変換したり戻したりの専門サーバがあったりと、一つ一つは単純な機能で成り立っているのだなーとコンピュータが身近に感じるに至りましたとさ、