末木文美士の作品一覧

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作品一覧

2024/04/10更新

ユーザーレビュー

  • 日本思想史
    日本古代から現代に至る様々な思想を構造化して一つの枠組みとして捉えることを試みている。本書では、日本思想における大きな枠組みを王権に関する思想(政治思想)と神仏に関する思想(宗教思想)を設定し、両者の緊張関係の間に文学や芸能などの思想が位置づけ、これを大伝統としている。大伝統は主に中世に出来上がった...続きを読む
  • 日本宗教史
    丸山真男が言う歴史を貫く唯一の古層などない。層の重なりがあり埋もれている古層を宗教史を通じ検討する。
    近代における過去の発見は近代に都合の良い古層を作り出す作業であった。古代最大の文献は記紀である。記紀神話は仏教と無関係ではなく影響がある。
    神仏習合は最も深い古層である。集合にはいくつかの形態がある...続きを読む
  • 死者と霊性 近代を問い直す
    座談会形式。それぞれの分野の一級の知性が闊達に、問題意識を提示していく。その中で、わたしの固定概念が崩れていく。読み終えて、生と死を合わせて、この世界に対して畏敬の念さえ抱いた。

    若松さんの言葉にはハッとする。
    「東日本大震災で宗教は言葉を失ってしまった」
    「神智学協会の方向は、謎が明らかになって...続きを読む
  • 日本仏教入門
    仏教より前に神道はない、言われてみればそうなんだが。そこにあったものが何であれ、かなり神道とは違う崇敬崇拝だったんだろう。善光寺の話を読みなおしてみたい。
    いつの世にも日本ガラパゴス起きるんだなあ。
    単純化してAかBかというのは、朝鮮半島の専売特許でもなさそうだ。
  • 増補 日蓮入門 ──現世を撃つ思想
    興味深い指摘が多く、個人的には得るところ大であった。
    ただし、仏教用語の前提知識、とりわけ、天台教学の知識がないと完全な理解は難しいだろう。
    慎重でありながらも、偽作の疑いのある遺文に意義を見出して行くあたりが醍醐味か。

    ・消息による布教
    ・女性信者への機微
    ・文字本尊は親鸞も用いていた

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