日本思想史

日本思想史

1,144円 (税込)

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3.8

古代から現代にいたるまで、日本人はそれぞれの課題に真剣に取り組み、生き方を模索してきた。その軌跡と厖大な集積が日本の思想史をかたちづくっているのだ。〈王権〉と〈神仏〉を二極とする構造と大きな流れとをつかみ、日本思想史の見取り図を大胆に描き出す。混迷の今を見据え、未来のために紡がれる、唯一無二の通史。

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日本思想史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本古代から現代に至る様々な思想を構造化して一つの枠組みとして捉えることを試みている。本書では、日本思想における大きな枠組みを王権に関する思想(政治思想)と神仏に関する思想(宗教思想)を設定し、両者の緊張関係の間に文学や芸能などの思想が位置づけ、これを大伝統としている。大伝統は主に中世に出来上がった

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    本書の序文では、著者が個々の思想を思想史の文脈から切り離して論ずることを付け焼き刃であると喝破し、思想史の全体的な理解の重要性を訴えかけており、その信念に非常に共感した。社会に変動が起こる度、偉大な思想家を持ち出した通俗本が流行する傾向に辟易していた私にとって、著者のメッセージは力強く感じられた。

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    日本思想史をコンパクトにまとめている良著。日本の三段階を、明治維新、敗戦で区切っているところがポイント。基本的にバランスよくまとめてあると思う。

    0
    2020年03月15日

    Posted by ブクログ

    末木文美士氏は、日本の仏教学者・思想史研究者であり、東大名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。1949年甲府市生まれ。東大文学部印度哲学仏教学科卒業後、同大学院博士課程を修了。仏教思想を中心に、日本思想史・宗教史を幅広く研究し、中世から近代に至る思想の展開を探究。特に近代日本における仏教の変容

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    通史としてもしっかりまとまっているし、1つの流れとして思想史を捉えなおそうという試みはかなり面白い。
    とくに、中伝統の思想的不安定性の原因についての考察は素晴らしかった。

    ただ、もともとかなりのレベルの日本史知識を持っていないと難しい気がする。

    0
    2020年02月10日

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