国内ミステリーの検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
嘘
これから少年に嘘をつく――。主人公は、かつて幼い息子を水難事故でなくした、絵本作家の里谷千紗子。彼女は父・孝蔵との間に確執があり、長いあいだ絶縁状態にあったが、独りで暮らす孝蔵が認知症になったため、田舎に戻ってしぶしぶ介護をはじめることになった。ところが、久しぶりに再会した旧友と町で飲んだ帰り道、旧友がひとりの少年を車ではねてしまう。幸い大きなケガはなかったものの、少年は記憶を失ってしまっていた。ただ彼の身体に虐待の跡を見つけた千紗子は、少年を自分の子供として育てることを決意するのだった……。ひとつの“嘘”によってはじまった少年と千紗子の母子、そして認知症が進行する父親の三人の生活は、豊かな自然のなかで、しだいに新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、そのひとときの幸せな生活にも、やがて破局の足音が近づいてくるのだった――。新進気鋭のミステリ作家が紡ぎ出す、感動&衝撃のストーリー。 -
ななつのこ
ファンレターとラブレターは、勢いで出すに限るのだ。――短大に通う十九歳の入江駒子は『ななつのこ』という本を衝動買いし、読了後すぐに作者へファンレターを書こうと思い立つ。先ごろ身辺を騒がせた〈スイカジュース事件〉をまじえて長い手紙を綴ったところ、思いがけなく「お手紙、楽しく拝読致しました」との返事が。さらには、件(くだん)の事件に対する、想像という名の“解決編”が添えられていた! 駒子が語る折節の出来事に打てば響くような絵解きを披露する作家佐伯綾乃、二人の文通めいたやりとりは次第に回を重ねて……。伸びやかな筆致で描かれた、第三回鮎川哲也賞受賞作。 -
十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客
[著者のことば] 犯人が逃亡する先や殺人事件の起こる場所には、「北の地」が似合う、と思うのは私だけだろうか。 作品の舞台を北に採ることが多いのもそのせいである。 「北の地」と「列車」が組み合わさるとき、頭の中には、さまざまな人間模様とドラマが浮かんでくる。 今回の短編集には、ちょっとした仕掛けがある。オホーツク海を臨んで走っていた天北線の急行「天北」が舞台の1編と、天北線が廃止された後の廃駅を舞台にした1編を収めた。 背景となった時代の変化も同時に楽しんでいただきたい。 豪華寝台特急が北へ運んだ殺意! 札幌へ向かう車内で惨劇が! 十津川警部の英知が真相に迫る── 札幌に到着した寝台特急「カシオペア」車内で若い女性の刺殺体が発見された。現場となったのは展望室タイプの最上級スイート個室。その部屋の男性客は姿を消していた。 妻との旅行で同じ列車に乗り合わせた警視庁の退職刑事・内山には、男性客とどこかで会っている記憶があった。 北海道警の捜査に協力した内山は、元上司の十津川警部に連絡。やがて8ヵ月前に渋谷で起きた資産家殺しとの関係が浮上した。その事件は容疑者の自殺で決着していたが……。消えた男性客の正体と行方は? 複雑に交錯する謎に十津川が挑む! 【収録作品】「カシオペアスイートの客」「禁じられた「北斗星5号」」「最果てのブルートレイン」「北の廃駅で死んだ女」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
十津川班捜査行 わが愛 知床に消えた女
[著者のことば] 「人生は愛と友情と裏切りで成り立っている」と、色紙やサイン本に書いている。 小説で、中身を面白くする最たるものは、「復讐」だろう。 誰しも、復讐したい人間の一人や二人はいるはずである。復讐する側に、ちゃんとした理由があり、復讐される側はその訳が分かっていない時、意外なドラマが生み出される。 人間の感情ほど怖いものはないし、計り知れない。それだからこそ、興味が尽きないし、面白い。 この短編集は、「愛と復讐」にまつわるミステリーを集めたものだ。 知床、東京、阿蘇、草津……、男と女の間に何が起こったのか? 想いゆえの悲劇か、憎しみゆえの惨劇か――。 十津川ファミリーが挑む“愛と復讐”の事件簿! 警視庁捜査一課の元刑事で私立探偵の橋本豊のもとに、失踪人の捜索依頼が舞い込んだ。行方不明となったのはOLの三浦亜紀。「ひとりで生活してみたい」という手紙を残していた。 橋本は調査を開始するが、真面目な亜紀には男の影もなく、手がかりがつかめない。しかし、直前に1千万円の貯金を下ろしていた。事件に巻き込まれたのか? やがて、携帯電話の交信記録から亜紀が知床にいることが判明。現地へ飛んだ橋本は、亜紀が事故死したという証言を得る。不審を抱いた橋本はかつての上司・十津川に協力を要請した……。 【収録作品】「わが愛 知床に消えた女」「愛と殺意の中央本線」「復讐のスイッチ・バック」「愛と死 草津温泉」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
これが最後の仕事になる
最初の1行は全員一緒。 1編6ページ、24種の「最後の仕事」。 早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。 ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。 著者一覧(掲載順) 小川哲 五十嵐律人 秋吉理香子 呉勝浩 宮内悠介 河村拓哉 桃野雑派 須藤古都離 方丈貴恵 白井智之 潮谷験 多崎礼 真下みこと 献鹿狸太朗 岸田奈美 夕木春央 柿原朋哉 真梨幸子 一穂ミチ 三上幸四郎 高田崇史 金子玲介 麻見和史 米澤穂信 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。 -
警視庁異能処理班ミカヅチ
彼らは、事件を解決せず救わず、 ただ「処理」する。 内藤了待望の新シリーズは、 警視庁の底に棲むやつらを描く、 前代未聞の警察×怪異の物語! ☆☆☆ ヤクザに追われ、アルバイト先も失った霊視の青年・安田怜は、 路上で眠っていたところ、サラリーマン風の男に声をかけられる。 曰く 「すこし危険な、でも条件のいい仕事を紹介しよう」 「場所は警視庁本部――」 警視正は首無し幽霊、同僚も捜査一課も癖の強いやつばかり。 彼らは人も怪異も救わない。仕事は、人知れず処理すること――。 桜の代紋いただく警視庁の底の底、彼らはそこにいる。 -
帆船軍艦の殺人
靴職人のネビルにとって、日々の仕事と家族、これから生まれてくる子供が世界のすべてだった。だがある日、パブで英国海軍の強制徴募に遭遇し、軍艦ハルバート号に水兵見習いとして徴用されてしまう。逃げ場のない環境での危険な労働、高圧的な士官による暴力に晒されながらも、船員仲間に支えられ、ネビルは徐々に環境に馴染んでゆく。しかし新月の晩、衆人環視下で起きた水兵殺人事件によって事態は一変し――18世紀末、絶海の英国海軍戦列艦上で立て続く不可能犯罪を描き、大胆不敵なトリックで喝采を浴びた本格ミステリ×冒険小説の快作が待望の文庫化。第33回鮎川哲也賞受賞作。/解説=若林踏 -
予幻
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ノンストップ・ハードボイルド 〈ボディガード・キリ〉シリーズ第三弾! _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 世界を騙せ。彼女を護り抜け。 世界の未来を予測する禁断の文書を巡り 拉致、諜報戦、裏切り―― 欲望と謀略が火花を散らす! 本名・年齢不詳。古武術の遣い手、ボディガード・キリに、 以前の案件で知り合った大物フィクサー・睦月から警護の依頼が。 対象は岡崎紅火、東亜文化大学の大学院生。 病死した香港シンクタンク『白果』の主宰者・白中峰の娘だ。 白は生前「ホワイトペーパー」と呼ばれる会員向けの文書で、 近未来の国際情勢を驚くべき的中率で予測しており、 『白果』には多くの機密書類と未発表の「ホワイトペーパー」が 保管されていた。 母・静代は中国公安部の家宅捜索前にそれを紅火に託し、 日本に持ち出させたが、その後連絡が途絶えた。 睦月の依頼は紅火の護衛と機密書類の保護。 だが紅火を匿った新宿の民泊施設から紅火が拉致された! キリは紅火の手がかりを追う――。 -
英国ちいさな村の謎
修道院から元夫が行方をくらましたことが判明した。もしかしたらアガサと離婚した理由すら嘘だったのかも? すっかり男性というものに失望したアガサは、村に若い副牧師が赴任してきたというのに珍しく無関心でいた。いっぽう天使のようなイケメンの副牧師とあって、村の女性たちが放っておくわけがなく、日曜の教会は超満員に。そんな副牧師からじきじきにディナーへ招かれたアガサはすっかり自尊心をくすぐられ、いつもの調子を取り戻した。しかしお酒が進むにつれて、聖職者らしからぬ彼の腹黒さが見え隠れするように。そして翌朝、牧師館の書斎で彼が遺体となって発見され……!? -
造反有理 文革楼の殺人
電子書籍版には解説は含まれておりません。 特設サイト:https://mystery.gyoshu.com/zouhanyuri 「世が世なら最大級の秘密としなければならない類のお話です――」老劇作家が語り始めたのは半世紀前、中国が文化大革命の嵐の中にあった時代の秘話だった。 時の首相・周恩来の陣営は、文革を主導し独裁色を強めていた江青ら「四人組」に対抗すべく、彼らが徹底的に弾圧し破壊しようとしていた伝統文化の担い手や、江青に命を狙われる立場の人々を密かに救出し、中国南部の山奥にそびえる円楼「文閣楼」へ疎開させていた。劇作家、詩人、推理作家、俳優、作曲家、科学者、僧侶……様々な分野の才能が集められた文閣楼はさながら文化サロンのようで、住人たちは「嵐の外」のひと時の平和を過ごしていた。 しかしそんな楼閣内で殺人事件が発生する。科学院生命科学部長が持ち込んだ「先祖累代研究の秘薬」によって、住人たちがひとり、またひとりと殺害されていく。遺体の元には必ず、犠牲者を中国古典の偉人の最期になぞらえた竹簡が遺されていた。 自分たちの中に敵方のスパイが紛れ込んでおり、皆殺しを目論んでいるのでは? 外界から隔たれたクローズド・サークルの中で疑心暗鬼は拡大し……。 演劇×本格ミステリの挑戦的な作品を書き続けてきた著者が、オペラ『トゥーランドット』の調べとともに描く、新たな〈館〉ミステリの傑作! 凄惨な処刑大陸か、理想に充ちた究極の花園か。文革時代に鳴り響く壮大なオペラ、21世紀のわれわれは、その調べをどう聴く? ――作家・島田荘司 この作品はしばらくの間、稲羽白菟の代表作となる。作者自身も、この壁を越えるのはなかなか難しいだろう。 ――作家・貫井徳郎 尋常ならざる重量感だが、駆け抜けるように読了した。巧緻さと気品に充ちた、今だからこそ読まれてほしい大傑作。 ――作家・竹本健治 ミステリに造反するミステリ。今だからこそ、読むべきところはいくつでもある。 ――作家・京極夏彦 -
案山子の村の殺人
楠谷佑のペンネームで活動する僕ら合作推理作家の、次の新作は山奥の寒村を舞台にした本格ミステリになる予定だ。しかし真舟のプロットは仕上がったものの、執筆担当の僕の作業が捗らない。田舎の村に行ったことがないからだ。だったら、と大学の友人に勧められ、旅館を営む彼の実家がある宵待村に、僕と真舟は旅行に出掛けたが、そこで本物の事件に巻き込まれることになるとは、僕たちはまったく想像していなかった。案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。現場はいわゆる雪の密室の様相を呈していた。推理作家の大学生コンビ、篠倉真舟と宇月理久が謎解きに挑む。 -
世界怪奇実話傑作選
・三つの筆名を使い分け、わずか35歳で忽然と世を去った伝説の作家、長谷川海太郎=牧逸馬。 ・「中央公論」に連載された代表作を精選。愛好家必読のミステリー百科。 ・著者は、1928年、中央公論社の特派員として、1年3ヵ月に及び欧州に滞在。ロンドンでは、中央公論の潤沢な資金を用いて、街一番の古書店にある、あらゆる怪奇事件を伝える資料を買い占めたと伝えられる。 ・帰国後、この資料をもとに執筆されたのが、「牧逸馬」名義の代表作となった「世界怪奇実話」である。 ・『中央公論』1929年10月号~1933年3月号連載。全33話。1930年~32年に順次書籍化されるが、単行本としては未完。 ・本書は、島田荘司氏が、本連載から「ミステリー百科」的要素を持たせたいと14編を精選。1)短篇小説として読める。2)その出来具合、面白さの度合い。3)ミステリー教養的な意味合いで、事件の客観的重要度。以上の観点からセレクトしたもの。 ・本書の編集にあたって、各編のタイトルは、事件に寄せたものに一部変更。 ・事件の同時代に現地に居合わせた作家によるドキュメントとしても貴重。 ・2003年、島田荘司編『牧逸馬の世界怪奇実話』として刊行されたものを改題した。 -
お夜食処おやさいどき
「こちらが今宵の、お客さまのお夜食です」北海道札幌市。転勤直後で疲労を重ねていた望は、ある夜『お夜食処おやさいどき』と出逢う。そこには女性店主の魅惑の夜食と、野菜愛あふれる柔らかな語りがあった。彼女の人柄に魅せられた人々は自然にそこへ足を運び、互いに交流しながら、心と身体を癒やしていく。──今宵のあなたは、どのお野菜を選びますか? 野菜たちが繋いでいく人々の絆と友情と、不器用な恋の物語。『あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます』『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』の著者による、心も体も温かくなる物語。 -
泥棒は二度パンを焼く
天才錠前師の錠二が、元パン屋の強盗・太陽に向けた殺意。その瞬間、世界は二つに引き裂かれた。一方は、太陽を撃ち殺して冷酷な「ボス」として裏社会に生きる道。もう一方は、拳銃の故障で殺せず、太陽と共に「パン屋」になる明るい道。泥棒とパン屋――正反対の並行世界を歩む二人の錠二。交わるはずのない二つの運命が、ある「違和感」をきっかけに混ざり合い、物語は予測不能の終局へ加速する。幸せを手にするのは、泥棒か? それともパン屋か? 世にも奇妙な平行世界ミステリー! ※本作品は2023年1月に刊行された単行本『ボス/ベイカー』を改題し、加筆・修正したものです。 -
クズリ
\\累計25万部突破// 『暗殺』の著者が放つ戦慄のクライムノベル! ウクライナ、ロシア、中国…… 麻薬市場の利権をめぐる暗闘の影で “伝説の殺し屋”が蘇る! クズリ――「小さな悪魔」と呼ばれる獰猛なイタチ科の動物。 ハロウィンで賑わう六本木で、ピエロ姿の男が外国人を射殺した。 被害者はロシア系ウクライナ人工作員。 銃弾の線条痕から、凶器は1980年代に暗躍した殺し屋「クズリ」が使っていた銃と判明。 だが彼は死んだ筈だ――。 背後に浮上する麻薬市場。 警察庁警備局外事情報部の中瀬は蘇った亡霊の影を追う。 「クズリ」は本当に生きているのか? -
環境省武装機動隊 シベリアの魔女
環境を破壊する者には「魔女」が天罰を下す――。ニューヒロイン誕生! 西暦二〇三八年、急激な温暖化で海面が上昇し、沿岸都市が水没。 世界は、自然環境の保護が最大の正義とされ、自然を守るためなら武力行使をいとわなくなっていた。 ある日、コンテナ船のジャック事件が発生。 要求に従わなければ爆弾が炸裂。船の燃料が流出し、深刻な環境汚染を起こすかもしれない。 その時、ヘリから舞い降りコンテナ船に現れたのは、環境省の特殊部隊員である「シベリアの魔女」こと新島怜だった。 怜の手腕によって事件は解決したかに思われたが、その陰には人類の脅威となる巨大な陰謀が隠されていた――! 江戸川乱歩賞作家が描く、近未来ディストピア・ミステリー。 -
その謎を解いてはいけない 黒歴史について語るときに我々の語ること
相次ぐ怪事件。犯人の狙いは? 最悪の探偵、絶体絶命!? 「気を付けろ、大滝瓶太が潜んでいるぞっ」 杉江松恋(解説より) 中二病全開の自称名探偵・暗黒院真実は黒陵高校探偵部部長・天野川恒星からとある事件の捜査協力を依頼される。 助手の女子高生・小鳥遊唯と赤い文字〈春〉が残された事件現場に向かうと、新たな事件が発覚し、今度は〈夏〉の文字が……。 白歴史探偵・白日院正午も現れ、混迷する連続事件の結末は? 異能の著者が贈る新感覚本格ミステリ第2弾! 【目次】 第一部 第二部 解説 杉江松恋 カバーイラスト/遠田志帆 カバーデザイン/坂野公一(welle design) -
心眼
最新鋭AIとの対決- 人間の眼が、真実を射抜く 〈見当たり捜査班〉を描く、傑作警察小説! 声優界と書店界のレジェンドふたりが推薦! 目で見る物語。 心の眼で捉える想い。 焦点が合うその刻を、見逃すな。 杉田智和氏 声優 人間を描きながら、 社会問題にも切り込む。 相場さんの真骨頂。(解説より抜粋) 栗澤順一氏 さわや書店 有楽町駅で殺人事件発生- 停電で防犯カメラ機能せず! 街頭に立ち、顔を見続け、指名手配犯を炙り出す、 通称〈見当たり捜査班〉。 時代遅れと揶揄されるアナログな手法に、 若き刑事・片桐は戸惑いながらも不可解な事件を追う……。 新たに就任した捜査一課長はハイテク捜査を実施、 「見当たり捜査班不要論」をぶち上げる。 信じられるのは、高性能レンズか、人間の執念か。 圧倒的リアリズムで描く、警察小説の到達点! 解説/栗澤順一 【目次】 第一章 定点 第二章 駐留 最終章 見当たり 解説 栗澤順一 -
警視庁裏金課
その裏金は「適切」に使われているのか? エリートキャリア警察官だけに都市伝説として語り継がれている『警視庁裏金課』。 正式名称は『総務部第九別室』だが、いつの間にか、『裏金課』と呼ばれる存在に。 警視総監、警察庁長官でさえ、恐れおののく、アンタッチャブルなセクションという。 それもそのはず、主な業務は『裏金作り』『裏金の管理』『裏金が適切に使われているかの裏監査』『勝手に作った裏金(闇裏金)の取り締まり』。 さらには、『裏金を用いての正義の執行』だからだ。 警視庁・警察庁・道府県警、警察組織内の裏金関係すべてを取り仕切る闇の部署に所属するのは、十二億円を横領したという室長の美波晃一、記憶が飛びがちな掃除屋の九条屋カオル、領収証の声が聞こえる新人の山田楓子の三名のみ。 今日も『不正な』裏金を見つけるべく、裏捜査に奔走する三人。 ついに国を揺るがすほどの巨大な闇裏金に行き当たるが、いきなり銃弾を浴びせられてしまい!? ダーティマネーを巡るサスペンス・アクション! 書き下ろし長編。 -
定時までに解決します!
窓際部署の名探偵!? 新感覚警察ミステリー 警視庁の窓際部署で働く事務職員の久米川さくら。 定時退庁をモットーに気楽に雑用をこなす日々を送っていたが、捜査一課のエリート刑事・元加治が持ち込んだ密室殺人の真相を、華麗に解いてしまう。 以来、難事件の解明に協力することに。 無差別殺人、窃盗、爆破予告……今日も〈定時までに〉解決します! (『さくらだもん! 警視庁窓際捜査班』改題) ■第一話 密室だよ さくらちゃん ■第二話 不祥事発生! さくらちゃん ■第三話 極秘任務だよ さくらちゃん ■第四話 無差別殺人!? さくらちゃん ■第五話 容疑者がいっぱい さくらちゃん ■第六話 時間がないぞ さくらちゃん ■書き下ろし掌編 ある日の元加治くん -
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりの少女の姿が--。ビブリア古書堂の「その後」を描くシリーズ最新刊。 -
少女Aが消えたとき
千葉県美浜市のスーパーマーケット駐車場から、十四歳の少女が行方不明になった。誘拐・連れ去りの恐れから情報封鎖が実施されるが、報日新聞の記者「事件持ち」こと永尾は、ある手がかりを基に少女が姿を消したことをつかむ。県警幹部との取引で誘拐の報道をしないと約束する永尾。だが、この事件の報道を巡り支局内でトラブルが巻き起こる。一方、県警は同時刻に駐車場にいた前科のある人物を誘拐の容疑者として絞り、捜査を進めるが、県警捜査一課の刑事・津崎はその見立てにかすかな違和感を感じていた。少女が消えた理由とは? 警察と報道の存在意義とは? 事件を追う執念とあまりに切ない真相が心を飲み込む、一気読み必至の社会派ミステリ。 -
月夜行路 Returns
あなたのことを、もっと知りたい。 夫と子どもたちとの生活のなかで孤独感を募らせ、家を飛び出した沢辻涼子は、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナと出会い、共に大阪の街を巡った。人生を変える旅から東京へ戻った涼子が、ためらいながらも再びルナに会いたいと彼女の店を訪ねたちょうどそのとき、ルナのもとに古い型のノートパソコンが届けられる。開こうとするとパスワードに阻まれるが、ルナはパスワードを知らず、送り主にそれを聞くこともできないという。いったい誰が、何のために送ってきたものなのか。わからないまま涼子は、大阪で自分を助けてくれたルナのために、パスワード探しを手伝うことに。ヒントは、パスワード入力画面に設定された1冊の本ーー『吾輩は猫である』。 手掛かりの本を発端に行く先々で事件に巻き込まれながら、パスワードを試していく二人。ここにたどり着いてほしいーー願いを込めた仕掛けに挑めるチャンスは、5回。 -
前崎中央高校科学部の事件ファイル
2年生に進級のタイミングで、東京の男子校から群馬県立前崎中央高校に転校してきた安井良。特別教室で活動している部活でも見学に、と思った放課後、化学室で奇妙な女子生徒を見かける。着崩した制服の上に白衣を羽織った金髪ギャルは、何と牛タンを焼いていた!? その女子生徒は、理系クラスのトップで科学部の2年生・木暮珠理だった。こんな強烈な出会いから科学部の面々と交流することになった良は、図書室の呪いの忌書事件、黄泉からの手紙事件、トンネルの悪霊事件に巻き込まれていく――。「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」優秀賞を受賞した、学園化学ミステリ!/【目次】#33 図書室の忌書事件……図書室である本を手に取ると呪われる!?/#34 黄泉からの手紙事件……下駄箱に届く白紙の手紙は黄泉からのメッセージ?/#35 トンネルの悪霊事件……丑三つ時にトンネルのまん中で手を叩くと悪霊に憑かれる!? -
別冊ダ・ヴィンチ 有栖川有栖のミステリな世界
火村英生、江神二郎、濱地健三郎――魅力的な探偵たちと謎を追い、ミステリ界の最前線で活躍し続ける有栖川有栖を徹底解剖! ロングインタビューに書斎紹介、単行本未収録作品や、火村シリーズの書き下ろし短編を収録。 さらに「ダ・ヴィンチ」「怪と幽」ほかに掲載された特集記事や貴重な対談も再録します。 【新規収録】 ロングインタビュー「有栖川有栖と三人の探偵」 火村英生シリーズ書き下ろし短編「足跡と轍」 未収録短編「猫が消えた」 グラビア「有栖川有栖の書斎探訪」 論考 杉江松恋、千街晶之、朝宮運河 作者コメント付き!有栖川有栖全小説ガイド 【再録】 対談・鼎談 一穂ミチ、土屋礼央、法月綸太郎、山崎ハルタ、米澤穂信、北村薫・宮部みゆき 漫画 麻々原絵里依、山崎ハルタ ルポ「作家の犯行現場[中之島編]」「有栖川有栖と行く幻想鉄道旅」 講演「推理小説の世界」 ほか -
ポテトとスーパー
銀座の高級クラブに潜入して記事をという文英社の依頼を実行中の可能キリコは、常連客に誘われて沖縄の恩納村のリゾートホテルへと向かう。到着後さあ、夕日を見ながらのディナーをという段階で、同行したクラブの同僚・朱美の他殺体が発見される。高所恐怖症だと話していた朱美は、14階のホテルのベランダで殺害されていた――。一方、牧薩次は長野県の別荘地でリゾート計画にまつわる殺人事件に巻き込まれる。バブル末期、日本全国でリゾート計画が雨後の竹の子のように乱立していた時代をトリッキーに描く、〈ポテトとスーパー〉幻の長編。/解説=新保博久 -
小説家シリーズ
文章を読むと、作家の内面を体感できる共感覚を持つ女はある時、吐くほどにおぞましい内面世界を持ったΩという作家を見つける。Ωの驚愕の正体とは。(スコッパ―の女) 著者が知り合った奇妙な作家L。彼は物事の終焉までの距離を【深さ】として観測できるらしい。ある日Lは鏡に映った自分に【深さ】が全くないことを知る……。(終焉を告げる小説家) 自分が生み出した天峰翔陽というキャラクター。同名の人物が現実にいることが分かり、やがて物語と現実がシンクロし始める。(シンクロニシティ) 他2編。 小説家に纏わる身の毛もよだつ戦慄の短編集。 「この本に収録されている作品は、私が収集した出版関係者の奇妙なエピソードを、小説の形式に書き直したものである。 中には現在も活躍中の小説家が登場する。もしかしたら、あなたの尊敬する大好きな作家こそ、この本に登場する破滅的な小説家その人かもしれない。」 山白朝子 -
誰かがジョーカーをひく
胸のすくノンストップアクション。 平凡な主婦が巻き込まれる誘拐事件! 45歳の内気な主婦がたどる わくわくドキドキ冒険の日々。 沙代子は夫の暴言に耐えきれず、衝動的に家を出て、 愛車のおんぼろ軽四ピンクのラパンで走っていた。 そこに飛び出してきたのはキャバクラ嬢の紫苑。 彼女は沙代子の車に乗り込んできて、 市の体育館の植栽に隠されているボストンバッグの回収を命じた。 ホストの竣の依頼だった。 ところが、ボストンバッグに入っていたのは、現金3000万円だったのだ! 「このお金、二人で山分けしない?」紫苑が提案する。 このお金があったら、実家の印刷所の倒産を回避できる……。 しかしその金は、実は誘拐事件の身代金だった。 暴力団や、謎の犯罪集団に追われ、事件が複雑な様相を呈する中、 平凡な主婦とキャバクラ嬢は逃げ切ることができるのか。 逃走中、バッグ回収を依頼したホストの竣や、 誘拐された金髪JKの陽向(ひなた)まで絡んできて……。 事件は複雑な様相を呈してきた。 女性たちの爽快な行動力が一気読みさせる長編クライムサスペンス! 第27回大藪春彦賞候補作。 発酵の力が大きなキーとなる冴えない中年女性の逆転劇。 逃走劇の過程で、変貌してゆく沙代子と紫苑、 異色のバディは窮地を乗り切ることができるのか? 【著者コメント】 女性が主人公のハードボイルドな小説が書きたかった。 期せずして巻き込まれてしまった窮地から知恵と力を駆使して脱していく物語が。 でも彼女は中年、小太り、専業主婦!(たった一つの武器は料理の腕) -
スーパー雷鳥殺人事件〈新装版〉
特急「サンダーバード」の前身「スーパー雷鳥」。人気列車の車中で起きた殺人事件の謎に十津川班が挑む! 傑作トラベルミステリー。 商社マン生活に疲れ果てた佐々木貢は、 福井県東尋坊で死ぬつもりだった。 が、乗り込んだスーパー雷鳥3号の車中で、 池辺興産社長池辺康夫の毒死を目撃! 息絶える寸前の池辺から、復讐を依頼する手紙と そのための資金、自分の命を狙う疑いのある者のリストを 託されてしまう。 そうしたなか、リスト中の人物達が 次々と佐々木に接触してきたのだ。 そして、第2、第3の殺人事件が…。 怨恨か? 遺産争いか? 十津川と亀井の捜査がいよいよ始まった。 会心の長篇トラベル・ミステリー。 第一章 スーパー雷鳥3号 第二章 東尋坊の女 第三章 東京へ帰る 第四章 車の中で 第五章 尾行 第六章 女の経歴 第七章 二通目の手紙 第八章 容疑者探し 第九章 雨に打たれて 第十章 最後の殺人 第十一章 最後の遺産 第十二章 最後の旅 -
最期の旅
消えたフィッシング詐欺常習犯、 都会の片隅で死んだ身許不明の男、 未解決事件を元刑事が追う…… 人間(ヒューマン)ミステリーの傑作! 都会の片隅で死んだ男の 知られざる過去…… 新宿区四谷周辺に、かつて鮫河橋と呼ばれた場所がある。 この近くの公園で事件が。 死体は丸焦げで、身許不明。 焼死ではなく、別の原因で死んだ後、火をつけられたらしい。 捜査は難航、未解決事件のまま今に至る。 警視庁生活安全部サイバー犯罪対策課に 所属していた元刑事が、事件について語りだすと……。 ヒューマンミステリーの極北。 圧巻のラスト! (『バスに集う人々』改題) 解説/村上貴史 【目次】 第一章 芝浜不動産 第二章 津軽を翔ぶ男 第三章 回り回って…… 第四章 聖と俗 第五章 幻惑の女 第六章 お化けの正体 第七章 追い掛けて、博多 第八章 最期の旅 終章 解説─旅はいよいよ終点へ 村上貴史 -
透明な少女が死んだ
「この街であの子が消えても、誰も知らない」 社会の片隅、ひとりぼっちで死んだ少女。 「誰」が彼女を殺したのか……。 戸籍のない少女の「生」の軌跡を、女性ジャーナリストが追う! ――衝撃の結末まで、目を背けるな。 ある夏の日、ひとりの少女が死んだ。 山奥に遺棄され死後二週間が経過した遺体は、無戸籍児であったがゆえに身元判明まで長い時間がかかった。 社会の片隅に消えた透明な少女は、何を思い最後の日々を過ごしたのか。 ジャーナリストの磯野みちるは独自取材の末に残酷な真相へと辿り着くが……。 堕ちた少女の切なる「祈り」が胸をえぐる、恐るべき真実をはらんだ問題作!! 愛とは? 友情とは? 生きる意味とは?―― 号泣必至のヒューマン・ミステリー! -
たったひとつの冴えない復讐
復讐するのも、復讐されるのも、僕にしかできない――。 『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞し鮮烈デビューを果たした竹吉優輔の最新作! 私立恵堂学園に通う和泉七生は、2年生から特進クラスに編入を果たした。友人もでき、新しいクラスでもつつましく学園生活を送っていたが、ある日黒板に謎のQRコードが現れる。読み込むと、「ギン」という謎の人物による、櫛屋すみれへの過去のいじめを告発するという脅迫動画が映し出された。 告発までの期間は約1か月。だが、同時にいじめに関するクイズも出題される。 唯一の部外者である七生は探偵役を任命されるが、自分の過去の罪の意識から、復讐と贖罪の間でさまよい始める―― デビュー作『襲名犯』で不条理と再生を描いた乱歩賞作家の復活長編! -
警視庁公安部外事四課
警察小説界に、新しい アンチヒーローの誕生! 深く静かに浸透しつつある 不穏なる海外テロ組織を、 排除せよ! 底辺ジャーナリストと、暗い情念を抱えた公 安刑事。日本に浸透した謎のテロ組織に、ふた りが立ち向かう。 ドローン、SNS、映像のデジタル化……。 技術のアップデートが、戦いを激化させる。私 たちは、なんという時代に生きているのだ。 とことん熱く、あまりにも恐ろしい、クライ ム・アクションの最前線が、ここにある。 ――細谷正充(文芸評論家) 経済記者・磐田は、友人の芸能記者・杉沢から 大きな事件の尻尾を摑んだと自慢される。しか し杉沢はすぐに行方不明に。彼が追っていたネ タは、移民問題――海外テロ組織による日本へ の浸透作戦だった。自治体ぐるみの陰謀の進行 に身の危険を感じた磐田は、先輩の女性記者・ 明智に助言を求める。明智が磐田に紹介してく れたのは、警視庁公安部外事四課きってのくせ 者刑事、六志麻生だった。 -
I
二編から成る物語。読む順番は自由。 あなたの選択で、結末が変わる。 「一冊の本」の概念を壊す道尾秀介、2年ぶりの新作。 35万部突破『N』を凌ぐ衝撃。 ホームレスの野宮と知り合った田釜は、元刑事だという野宮が語る幾つかの話に耳を傾ける。田釜も、野宮も、何かを抱えていた。(「ゲオスミン」) 硝子職人の律子と暮らす高校生の夕歌は、世間を騒がせた一家殺害事件の生き残りだった。彼女には誰にも言えない秘密があり・・・・・・。(「ペトリコール」) 「本作は二つの章から成る物語です。読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。どちらかの順番で読むと、二人の主人公を含め、多くの人が命を失います。別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。殺すか、救うか。あなたの選択が、人の生死を決定します。後戻りはできません。/著者より」 【著者プロフィール】 道尾秀介(みちお・しゅうすけ) 1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、同年『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『鏡の花』『いけない』『N』『きこえる』など多数。 -
刑事の父
中央区日本橋に住むOL、三上舞衣が行方不明になった。警視庁刑事部捜査一課の西弘毅警部補は、所轄の和田ともに彼女の行方を追っていた。彼女の足取りは、六本木のホテル以降消えていた。そこで、ホテルから出てきた車に目を付け、車の持ち主・山川に事情を聞くことにする。すると、ホテルから出た後、友人と川に行ったというのだ。西は、山川たちの行った川を捜索し、三上舞衣の遺体を発見する。殺した犯人は誰なのか……。調べていく内に、「藤森駿」という大物議員の秘書の名前が挙がってくる。藤森を調べようとするも、捜査本部から西は外されてしまう。一方、御茶ノ水警察署からの電話に出た西は、「息子さんを逮捕しました」と言われる。捜査と家庭の間で揺れ動く西はどう動くのか――。 -
暁星 【無料お試し版】
「ただ、星を守りたかっただけ――」 現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは!? ※この【無料お試し版】では、冒頭から第二章までを読むことが出来ます。湊かなえが紡ぐ唯一無二の物語を、是非お試し下さい。 -
違法捜査官
事件の早期解決のためなら、なんでもあり! 三十歳、警察官の仲條晴臣は出勤するなり、新しいペアを紹介された。 これで早くも三代目となる。 実は、初代も二代も「壊れて」しまい、ペア解消となっていた。 サボり上手で一筋縄ではいかない仲條は、所轄の誰もが持て余している人員なのだ。 しかし、今回の芹沢卓巳は、警視庁から来た四十代半ばの警部補。 仲條にとっては侮れない「敵」である。 そんな新造ペアに任されたのは、死体遺棄事件。 飲酒運転の検問突破を試みて、横転した軽トラックから死体が転がり落ちたのだ。 ふたりで現場から逃走した運転手を捜すわけだが、型破りな芹沢の「やり方」に翻弄される仲條。 振り回されつつも、次第に楽しくなってきた仲條の前に、警視庁の監察官・北山重行が現れた。 「変則的な」捜査を重ねるうち、単なる死体遺棄事件が予想外の大事件へと繋がっていき……。 重要事件に違法捜査は付き物? 捜査効率化のためなら、なんでもアリが当たり前のイリーガル・エージェント誕生!