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プレゼンされた首吊り死体たちと不可解なメッセージ。Gシリーズのターニングポイント。地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているのか――?
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Posted by ブクログ
Gシリーズ6作目。
今作は完全に西之園萌絵のお話やと思う。
すべFからのあの萌絵ちゃんのなぜか事件に首を突っ込む行動に一つの答えが出ます。
なるほどなー。いや、すげえな。ここでこれを出すのか。S&Mシリーズはまだ続いているのか(笑)
以下ネタバレ。
事件はまたもや集団?連鎖?自殺。
ラストに紅子さん(!)が軽く推論してくれますが……そうなるとラヴちゃん危ないね。金子くん、しっかり守って上げてね。
そして、×シリーズにつながる感じで赤柳さんと椙田さんの絡みも。萌絵ちゃんが次からW大に行くし……次はどっちを読もうかな(笑)
てか、赤柳さんって誰だ?Vシリーズの人?ここら辺名前をコロコロ変えるからほんまわからん(笑)
久慈さんも出てきたね。こちらはお若い!!ってことは、四季の時にあの年齢で登場してるから……あの真賀田四季は一体……。
ほんま、時間軸がわからなくなるー!(笑)
Posted by ブクログ
相変わらず面白い。
他のシリーズとバラバラに読んでいるから、時系列がごっちゃになっているけど 笑。
首吊り自殺についての考察、死について考察する場面が多かった。
死ぬことは特別ではなく、身近で当たり前のことかもしれないけれど(若い僕には 笑 まだ理解できていない)、ただただ悲しく寂しいのは自身にとっても他人にとってもそうだと思う。
ちょっとしたエキストラが再び登場したりして、スピンオフするから本当に作者の話は油断できない。
“
「通常、自殺というのは、本人にとって、最も簡単な手法が選択される」海月が言った。
「うん」加部谷は頷いた。海月の言葉を引き出すことは、けっこうな醍醐味である。
「どうして、簡単な手法が選ばれるわけ?」
「難しい手続きこそが、生きていくこと、生き続けることの象徴だからだろう」
”
Posted by ブクログ
時の流れがいつしか、人を強く成長させる
森博嗣さんのGシリーズは物語全体におけるミステリーの新たな形として探偵役の推理ショーがない、なんか時が経ったら謎がいつの間にかに自然と解き明かされていて、事件が解決にたどり着いている、といった表現や構成をされている。今作品はショッキングな自殺が取り上げられてどうやって?を主軸に話が展開はされているが、そこはいつものGシリーズのような結末を迎える。
古典的なミステリーが好きな人からしたら消化不良、森博嗣さんの作品のファンであるのならば好印象。今作品は西之園さんの過去の惨劇の結末を提示しながらもそこからどのように彼女が一歩を進むのかを丁寧に描写されている。
事件であれば何でも首を突っ込み、危機にも遭いのヒロインだった西之園さんの何だろう、心の隙間を埋めるかのようだったかつての探偵活動が、その時期も必要であり、そしてその時期があったからこそ今の西之園さんになれたといった丁寧な描写は今までの作品のファンからしたら涙そのもの。彼女が自分の人生を生きるために一歩踏み出す決意はとても魅力的な大人になったのだなあと思った。
人の心に残るとはどういうことであろう。今回のようなショッキングな事件は確かにセンセーショナルであり、刹那的な爆発力を持って人の心に焼き付く。ただそれも時が経てば心からは自然となくなる、人の生き死には自然であるからだ。
では人の心に遺るためにはどのような行為が必要なのか。それは喪失された他者に対して、自己が喪失を受け入れて、喪失してもなお、自分は生き続けたいと願うときなのではなかろうか。誰かの明日の生きる活力となるとき、初めて誰かの心に遺ることができるのではないだろうか。時がかかっても良い、喪失に向き合い、そこから「生」を生み出せたとき、人はまた一つ大人になるのだ。
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