【感想・ネタバレ】ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF ηのレビュー

あらすじ

プレゼンされた首吊り死体たちと不可解なメッセージ。Gシリーズのターニングポイント。地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているのか――?

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Gシリーズ第6弾
真賀田四季の存在にどんどん近づいてく。嵐の前の静けさ、といった内容。

S&M、V、四季、G、各シリーズのキャラ勢揃いの豪華メンバなのが嬉しい˙ᴥ˙

西ノ園萌絵の心の成長とターニングポイントを描いた回。飛行機事故と両親の死。友人の結婚、博士論文、助手採用、トーマ、犀川先生との関係。

次はどれ読むのが正解?
時系列的にはXシリーズ始まるのかな。

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2025年07月07日

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ネタバレ

 西之園萌絵の核心に触れる物語。最初に出てきた時にはただの過去の事故でしかなかった両親の死。それがここに来てスポットがあたる。あれは事故ではなく事件。そしてその裏には真賀田四季が。犀川先生が萌絵が事件に首を突っ込むことに寛容だった理由もわかる気がする。S&Mシリーズは萌絵にとって自分が封印したものの代理にすぎない。本当は両親のことが知りたかったし悲しみたかった。でも封印したから他で補った。その萌絵は今作で両親の死の真相に迫る。それだけではなく、愛犬トーマとも死別する。トーマの死に涙を流せること、それは萌絵が両親の死を受け入れたことを意味するのだろう。ありがとう。トーマ。
 萌絵の行動原理が九条櫻子みたいだなと思った。性格は全然違うけど、好奇心の根底にあるものはどちらも悲しみ。自分の弱い部分故のもの。人間らしい部分。
 結局ηが意味することはわからない。深川が書いた?何故高所で首を?凝った自殺を?何も明かされず今作は終わる。意味を求めてはいけないのだろうか。
 懐かしい人達のオンパレード。満を持して瀬在丸紅子登場!今作の探偵役でもある。萌絵との義母(仮)と娘のやりとりが微笑ましい。でもそれだけじゃ終わらない。死について、おそらく犀川先生よりも真賀田四季のように考えられる紅子の言葉を聞いて、萌絵は何を思うのだろう。

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2023年04月20日

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ネタバレ

去年からすべてがFになるから読み始めて
全ての作品に感動というか感心していたのだけど
今回は始めて泣きました。

トーマが死んでしまったからとかでなく
西之園さんの成長に対してなのかな。

話としては見えなかった糸が見えていくような
見えそうで見えないような感じ。

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2018年09月02日

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ηに関する首吊り自殺の件は相変わらず何も解決していないけど,真賀田四季の存在がどんどん近くなってきつつあって不気味。本作はミステリィよりも登場人物,とくに萌絵に焦点が当たってた回だったかな。
S&M,V,Gシリーズのオールスターで豪華です。Xからも少しだけ。
犀川先生がラストで見せたかっこよさに痺れる。トーマとのラストは涙せずにはいられなかった。実家に残してきたわんこに自然と置き換えてしまう。

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2018年08月12日

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ネタバレ

もうこれは!シリーズ終盤に向けていろんな伏線が回収されていく…飛行機事故、真賀田四季…

そしてなにより萌絵の成長……
D2の自分に萌絵を重ねたりもしつつ、友達が急に結婚する感じとか…D論…査読…そして助手採用
ここまで読んで来て追いついて来た
トーマが死ぬところとか、めちゃ泣いた…
犀川先生との距離の近づき方も見ていて安心する感じ

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2018年06月18日

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Gシリーズ6作目。
今作は完全に西之園萌絵のお話やと思う。
すべFからのあの萌絵ちゃんのなぜか事件に首を突っ込む行動に一つの答えが出ます。
なるほどなー。いや、すげえな。ここでこれを出すのか。S&Mシリーズはまだ続いているのか(笑)

以下ネタバレ。

事件はまたもや集団?連鎖?自殺。
ラストに紅子さん(!)が軽く推論してくれますが……そうなるとラヴちゃん危ないね。金子くん、しっかり守って上げてね。
そして、×シリーズにつながる感じで赤柳さんと椙田さんの絡みも。萌絵ちゃんが次からW大に行くし……次はどっちを読もうかな(笑)
てか、赤柳さんって誰だ?Vシリーズの人?ここら辺名前をコロコロ変えるからほんまわからん(笑)
久慈さんも出てきたね。こちらはお若い!!ってことは、四季の時にあの年齢で登場してるから……あの真賀田四季は一体……。

ほんま、時間軸がわからなくなるー!(笑)

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2017年05月27日

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ネタバレ

【あらすじ】
地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これらの一覧の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているのか――?

【感想】

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2017年05月12日

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相変わらず面白い。
他のシリーズとバラバラに読んでいるから、時系列がごっちゃになっているけど 笑。

首吊り自殺についての考察、死について考察する場面が多かった。
死ぬことは特別ではなく、身近で当たり前のことかもしれないけれど(若い僕には 笑 まだ理解できていない)、ただただ悲しく寂しいのは自身にとっても他人にとってもそうだと思う。

ちょっとしたエキストラが再び登場したりして、スピンオフするから本当に作者の話は油断できない。


「通常、自殺というのは、本人にとって、最も簡単な手法が選択される」海月が言った。
「うん」加部谷は頷いた。海月の言葉を引き出すことは、けっこうな醍醐味である。
「どうして、簡単な手法が選ばれるわけ?」
「難しい手続きこそが、生きていくこと、生き続けることの象徴だからだろう」

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2017年03月05日

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ネタバレ

Gシリーズ、第六作。いや〜もう言葉にならないくらい、豪華絢爛のメンバでした!萌絵ちゃんに犀川先生、ラヴちゃんと金子君(あっ!?結婚おめでとう。笑)、紅子さんに保呂草さん、ラスボス?四季博士。で、物語はというと・・首吊り事件は何にも解決せず、最後はトーマの“死”という形で(前半を)終え、次作からは萌絵は東京のW大(早稲田かな?)の助手?で(後半を)スタートさせるようだ。もうワクワクが止まりませんな!

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2016年07月31日

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Gシリーズ6冊目。
地上12mに飾られた首吊り死体。その後も装飾されるような自殺死体が多発します。
本作は冒頭の登場人物紹介のページを見ただけで森博嗣ファンならわくわくすると思います。西之園、犀川はもちろんのこと、瀬在丸、保呂草、久慈も登場します。四季シリーズ以来初めての邂逅ですね。
ミステリーとしては曖昧さを残した終わり方ですが(この趣向にもだいぶん慣れてきましたが)、真賀田四季の影がより濃くなっています。

最後の最後で泣かされました。

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2016年03月14日

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ネタバレ

う〜ん、謎は解けたのか?!
読み終わった後もずっと考えてしまう(別に何か考え付くわけじゃない)。

何が解決したのかすらわからん
という事はきっと今作の本質はそんなとこじゃなくて…

やっぱラストのとこなんだろうな
あとがきの「喪」の仕事の話に助けてもらったが、多分あそこだ


静かに終わるラストは今までとは明らかに違う空気を運んできて
静かに次作への流れを紡いだ。

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2015年05月01日

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ネタバレ

とうとう来ましたね、30冊近く読んでやっと来ました。とんでも伏線回収。
もう連続首吊り自殺とか正直どうでもいいから置いとく。萌絵の両親が亡くなった飛行機事故は仕組まれたものだったのか、真賀田四季はどこにいるのか、彼女は何を成し得ようとしているのか。
紅子さんは一目で真賀田研究所が核シェルターの構造と見破ったけど、犀川先生も同じ印象を持っていたのか、それとも紅子さんのほうが真賀田四季を理解しているのか。。
あとがきでも書いてあったけどこのシリーズに置いてやっぱり探偵は海月くんじゃないんだね。わっくわくします

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2025年01月15日

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萌絵ちゃんは着実に何かを取り払ったり得たりして進んでいってるのに私といえば、、みたいな無意味な感情移入をしてしまうくらい今回は割と萌絵ちゃん回だった気がする、よかったです。
η〜に関しては謎多きままだけど登場するキャラクターの面々が豪華なこと…それだけで満足です…

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2022年10月19日

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ネタバレ

浪人時代に現実逃避のためだけに読んでしまっていて、内容を忘れていたため再読。
萌絵の飛行機事故への感情やらぶちゃんと金子くんの関係の変化、保呂草さん、瀬在丸さんの登場など色々と詰まっていて、何シリーズか忘れそうになる。事件に関しては結局犯人が誰か、そもそも犯人なんているのか、もちろん動機が何だったのかも説明されずに終わる。Gシリーズでは集団自殺が連続で起こっていて、色々な人物の死に対する考え方が語られる。
何を考えようと、結局生きているものは死んでしまう。考えることに意味なんてないと思うし、他人に共感はできても自分の考えを変えることはなかなかできないと思うけど、それでも人が何を考えているか知りたいと思う。やっぱり森博嗣先生の作品はとても魅力的で、他の作家さんを読んでもまた戻ってきてしまうなと思った。

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2022年05月15日

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特異な場所での首吊り自殺が相次ぎ、死体の近くに「η(イータ)なのに夢のよう」の言葉が残っていた。一方、西之園萌絵は両親の命を奪った10年前の飛行機事故の真相に近づいていく。Gシリーズ第6作。

本作を読むと、Gシリーズ全体の流れが大きく動いていくのを予感します。

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2022年01月01日

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色々と全然覚えてなかったから、こんなにVシリーズのキャストが出てくるなんてワクワクしちゃう!紅子さん嬉しい!!!
それにXシリーズまで。本当に全く覚えてなかった…真鍋くんはXで初めて出てきた思ってた…。
赤柳さん、ほんとに誰??ようやくあの人?って思えてきたけど、これいつ分かるの??
真賀田四季もガンガン絡んでくるから、読むのが楽しいし楽しみ。

萌絵ちゃんのW大しか覚えたなかったな…あと都馬…わかってても、泣いちゃう…本当に美しいエピローグ。犬というか動物はダメなんよ…。

一番笑ったのは、国枝先生の真似をする加部谷ちゃん。
解説も難しかったけど面白い!続きが気になる〜!

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2021年09月20日

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うるっときたり、登場キャラに興奮したり感情が忙しい一冊でした。
特に最後の数ページは泣いちゃいますね

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2021年03月19日

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おひさしぶりのGシリーズ。

海月くんが全然活躍しませんでした。

中途半端にVシリーズ1作だけ読んでからじゃなく、ちゃんと順番に読んだ方が楽しめたかも…と後悔しました。

ラストは意外な展開。
トーマはいい子だ。。

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2021年02月05日

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地上12mの松の木に首吊り死体。
「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬が遺されていた。

Wシリーズや百年シリーズに出てくるクジ・マサヤマがここに出てくるのか

あれ?S&Mシリーズにも出てたっけ?
また読み直さないと。

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2018年08月05日

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自分が知りたいことは、自分を納得させるために必要なものであるにすぎない。
そんなことを感じさせる作品。

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2016年03月30日

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「いや、相変わらず、全然料理していないね…」
「してますよ、ときどき…、まあ、主にトーストことかが多いですけど」

「通常、自殺というのは、本人にとって、最も簡単な手法が選択される」
「どうして、簡単な手法が選ばれるわけ?」
「難しい手続きこそが、生きていくこと、生き続けることの象徴だからだろう」

「うん、やっぱり、宗教なんですよ、これは」
「わからないものは、全部、宗教?」
「命を粗末にしている、と私たちは思いますよね。だけど、彼らにしてみれば、ああいうのが、一番命を粗末にしてない、大切にした結果かもしれないわけですし」

「なんでもできただろう。いつでも、どこでも、真賀田四季に不可能はない」

「希望がありますか?」
「希望? 希望って、何?」
「うーん、楽観的観測」
「データから目を逸らすことかな?」
「まだ得られていないデータに対する期待です」

『まったく、悲しいのだけは、どうしようもない。苛立たしいのも、恐ろしいのも、寂しいのも、なんとかできる。きっと解決ができる。けれども、悲しみだけは、解決がない。悲しいというのは、解決がない、という意味なのだ。』

「わかった。なんか、元気がないね」
「そんなことありません」
「そう?」
「ちょっと、月を見て、悲しくなってしまったの」
「今日は、月は出てないだろう」
「そのようですね。さあ…それじゃあ、行きますからね、覚悟しておいて下さいよ」
「ああ、じゃあね、出しておくよ」
「え、何をです?」
「月を」

『世の中の結びつきとは複雑なものだ。どんどん複雑になっていく。最初は、まるで蜘蛛の巣のように、その構造が成立する最適の形で構築されるのに、未来への不安からなのか、どんどん補強され、それに従って醜く糸が張り巡らされる。そのうち、自分の糸で身動きが取れなくなるのではないか。』

『苦しい夢を見ているときは、早く覚めてほしいと思う。
それは、死を願う気持ちとまったく同類だ。』

『未来の光で過去に影ができる。それだから、過去もいつも変化しているのだ。』

『どんな理由で死んだのか、どんな理由で殺されなくてはいけなかったのか、知りたいです。だって…』
『理由を知って、後悔をしたいの? そんなことだったら、こうしておけば良かった、こうしておけば死なずにすんだのにって、悔しがりたいの?』

『何だろう?
何故、理由を求めるのだ?
理由を知りたい?
知ってどうする?
どんな理由なら満足できる?
否、満足など絶対にない。
どんな理由も、結局は拒否するだろう。
それなのに…
何故?
何故だろう?』

『死ぬことって、それほど特別なことかしら? そうじゃないわ。本当に、身近なことなんですよ。涙を流すことって、特別なこと? ドラマや映画を見たって、すぐに涙が出ます。本当に、日常的なことじゃない? 別れは毎日ある。生命は刻一刻どんどん入れ替わっている。人間よりも、もっともっと短い時間しか生きられないものが沢山あります。今鳴いている虫は、もう明日は死んでいるのよ。それが虚しい? でも、普通のことでしょう? とても平和で、穏やかなことなんです』

『つまり、どうせ一度死ぬのならば、自分で今と決めて死にたい、と考えるのね。そう、たとえばね、立っている場所がもうすぐ崩れ落ちるというとき、崩れるぎりぎりまで待つ人と、自分からジャンプして落ちていく人がいるじゃない? それだけの違いでしょ? どちらも生きたのです。一回生きて、一回死んだのです。同じじゃありませんか?』

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2018年05月13日

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Gシリーズの第6作。しかし、だんだんと既存のミステリー小説からは離れているので、「ミステリー小説」という偏見を持っていると欲求不満になるような気がする...。今回はさらに真賀田博士の存在を色濃くして来たが、過去のシリーズが複雑に絡み合っていてストーリーとしては面白い。「人の死」という事に関して、登場人物の考えに一部同意出来ない部分はあるものの、なかなか説得力のある内容で読んでいてコワイ感じもする。
最後の西之園萌絵と愛犬トーマのシーンは泣かせる演出だった。

それにしても、すごいのは巻末の菅教授の解説ではないか。

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2019年01月16日

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ネタバレ

G6
自殺(?)たちの真相は明らかにならないのだけど、久々の金子くん登場で昔の飛行機事故がただの事故じゃないのかもしれないことや真賀田四季に近づく予感がじわじわする、大きな動きがあったような。
たくさんにもやっとするけど、ぐんと考えることが多くて、展開もあり、キャラのことを考えることもあり。他の作品よりいらっとせずに楽しめた。何も解決してないけど。

トーマのところじわりとしてしまった。
ありがとうって思える別れ、大事。

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2023年05月20日

Posted by ブクログ

事件が起こる。それを探偵が調査し解決する。ミステリのパターンとは違う展開が本書のような気がした。謎は全て明らかにされてない。フーダニット、ホワイダニット、ハウダニット。ミステリでありながらアンチミステリでもある。

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2023年01月27日

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3+

・一方いい話なんだけど、もう一方もやもやする。
・紅子さんでてくるけどこのときいくつなんだろ。
・解説が良い。

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2021年01月18日

Posted by ブクログ

相変わらず「何だったんだろう…?」な感じで終わるやつ。シリーズ最後まで読まないとわからないのか…。
萌絵が車の中で泣いて犀川に電話するシーンで、曇っているのに「月が綺麗だったので」と言う萌絵に「(来るなら)月を用意しておこう」と返す犀川のくだり、好き。

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2019年12月16日

Posted by ブクログ

このシリーズは難しい。明確な回答がないから考えなければならない。また、推理小説ではなく、萌絵の成長記録となってきたいる。紅子の登場はうれしいが、今後はどうなっていくのか不安だ。いや、楽しみだ。

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2019年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ


連続自殺の話。地上12mの松の木の上など通常でないところで首吊りが。池の真ん中やラブちゃんのベランダ。萌絵の両親の飛行機事故の話と四季との関連、萌自身も両親の事故に向き合い始める。飼い犬トーマの死。
無差別殺人は嫌なので納得できる動機、加害者のなんらかの正当性を期待する。防げるという幻想を持ちたい。愛のベランダでの自殺事件を機に、反町愛と金子が結婚。久慈博士と紅子、沓掛が妃真加島(ひまかじま)へいき調査。四季が隠れたいたよう。保呂草=椙田の事務所を赤柳が訪問。集団自殺は四季によるマウスの実験か。自殺は若者より老人が多いらしい。自分で今と決めて死にたいと考えるのはそんなに不思議ではないと紅子。
謎の組織の活動やキャラの謎はまだ見えない。次が気になる感じ。なかなか面白い。

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2018年01月06日

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シリーズとしての一貫性や嬉しいゲストが出演するものの、今回は事件に区切りがついたわけでもなく、単体でみれば不完全燃焼です。

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2015年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2010/8/12 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2017/1/16〜1/18

6ヶ月ぶりの森作品は、6年ものの積読本でGシリーズ6作目と6に縁のあるものとなった。θ事件を彷彿させる「ηなのに夢のよう」というメッセージを残す連続自殺が発生するが、事件そのものの解決はない。そういう意味では、なんとも消化不良な作品であるが、それよりも、萌絵の両親の事故の真相やら、萌絵の身に起こる一大転機が気になる。どのような展開になるのか、7作目が楽しみ。(いつ読めるやら?)

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2017年01月18日

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