ボーナス・トラック

ボーナス・トラック

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

某大手ハンバーガーチェーンに勤める草野哲也は、雨降る深夜の帰り道、轢き逃げ事故を目撃する。あわてた様子で黒っぽいスポーツカーが走り去り、道路に小柄な青年が倒れている! 疲れた体に鞭打って人工呼吸までしたのに、青年は息を吹き返さなかった。しかも雨に曝されてずぶ濡れの服のまま明け方まで警察の事情聴取を受けた草野は、みごとに風邪をひき熱まで出てきた。死んだ青年の姿が見えるなんて、かなりの重症だ・・・・・・。轢き逃げ犯捜しの顛末を、主人公・草野と幽霊のふたつの視点から瑞々しい筆致で描いた著者デビュー作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    ボーナス・トラック
  • タイトルID
    :
    102722
  • ページ数
    :
    369ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ボーナス・トラック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    房総グランオテルの次ですね。これがデビュー作なのか、最初から砕けた発想豊かさある、めちゃくちゃ面白いって事、これからどんどん読んで行くだろう自分。涼太と草野と奇妙な出会いから始まり、成仏する幽霊も出ている、車のドアを開けるが実際には残像だけが残るとかラーメンを美味そうに啜るとかアイデアが溢れてる、首コキコキが気付いてたのも面白いし、涼太が成仏するのも必然かな。デビュー作なのか言葉が多い気がするけど中身は越谷オサムさんですね。幽霊になっても人間関係出来上がるんだね、沖縄行くとかショウちゃんの家とか行かない所

    0
    2023年10月12日

    Posted by ブクログ

    越谷さんらしい本でした。
    しかもこれがデビュー作なんでしょ?
    ビックリです。
    発想もおもしろいし、伏線回収もしっかりしてました。
    設定がおもしろいんだと改めて思い知らされました。
    次、また読む機会があったら楽しみな作家さんでした。

    0
    2022年01月08日

    Posted by ブクログ

    越谷オサムのボーナス・トラックを読みました。

    ハンバーガーのチェーン店に勤務する社会人3年目の草野は車で真っ暗な道を帰宅する途中、ひき逃げの現場に遭遇します。
    そして加害者の黒い車は逃走してしまいます。
    被害者の大学生亮太は即死でしたが、草野にはなぜか亮太の幽霊が見えてしまうのでした。

    亮太は草野の勤務先について行き、そこでアルバイトの大柄な大学生南と出会います。
    南は幽霊が見える体質なので亮太を認識し、草野・亮太とひき逃げの犯人を捜すことになります。

    陽気な幽霊亮太、生真面目な草野、幽霊嫌いだけど亮太の手伝いをすることになる南など登場人物の掛け合いを面白く読みました。
    エンディングでネタばらしがあった後、ある場面を再度読み直して確認したくなったのですが、みんなそうなのかな。

    0
    2016年12月25日

    Posted by ブクログ

    全く期待せずに読んだら、これが面白い。悲惨な話なんだけど、すごくほっこりするんだよねえ。こう云う人ばかりだといいのになあ~ この作者の本、ちょっと読んでみよう。「陽だまりの彼女」の作者なのか・・・

    0
    2015年04月05日

    Posted by ブクログ

    ついてない大学生が夜車に轢かれて死んでしまい、たまたま居合わせた男にくっついて犯人を見つけようと遠回りしながら頑張る話。出てくるひとがみんないいひとで個性的で楽しいです。もうちょっと大切に日々を過ごそうという気持ちにさせてくれるお話でした。最後はありきたりかもしれないけれど感動です。

    0
    2015年01月22日

    Posted by ブクログ

    主人公が幽霊というファンタジーのような設定の反面、実は意外と人間味溢れたお話。
    登場する魅力的なキャラクターたちで展開も純粋に面白く、世界観に引き込まれて一気に読めてしまう。
    越谷オサムの作品は心境変化の描写が上手くて、登場人物が成長していく様子が楽しい。
    読み終わったあともスッキリとした気持ちにさせてくれる越谷オサム作品の特徴もあり素敵。

    0
    2014年06月09日

    Posted by ブクログ

    かる~く読めるのに、楽しくて感動する内容だった。

    死んだら?
    幽霊が見えたら。
    今とは違う感じ方なんだろうなと思う。死んだら、客観的に見れるけど。知っている限り、生きているからこそ出来ることだらけ。

    だけど、もしボーナストラックがあるなら。先に死が訪れた方に来たらいいなぁと思う人が居る。挨拶だけでも出来たら良いなと思う。

    0
    2013年12月23日

    Posted by ブクログ

    現実離れしている設定とはいえ、人間関係や職場等の描写にリアリティがあってうまく帳じりがとれていると感じた。
    幽霊が登場する物語でありながら極端に暗くなりすぎず、かえって不自然に明るくなりもしなかったため読みやすかった。
    野尻さんが良いキャラだったので、もう少し掘り下げて欲しかった。

    0
    2023年04月02日

    Posted by ブクログ

    大雨の火曜日、ハンバーガーチェーンの社員である草野は、夜遅くに帰宅する途中で交通事故の現場に遭遇する。倒れている青年と、逃げてしまった黒いスポーツカー。青年は即死したはずであったが、翌朝目覚めるとその青年が自宅のソファで眠っていた…。

    ネタバレにもならないだろうから書いてしまうと、弾かれて即死した亮太は、幽霊として草野と意思疎通をする話である。幽霊は草野以外には見えないし、声も聞こえないため、草野の職場をうろつくことで、第三者として草野の職場を俯瞰することができる。

    一方で、作者によって工夫された幽霊としてのルール。草野以外には声も聞こえないとか、物を触ることができないとか、触ると物が分裂するなど、この作家のデビュー作の荒々しい部分はあるものの、考えられた努力の跡が見られるのは非常に好感が持てる。

    常時いても怖くない幽霊、実の家族からも全く見えず、第一発見者の草野しか頼れないという悲哀の部分を湿っぽくせず、「新幹線も飛行機も乗り放題だぜ」というカラッとした部分が、この作品の魅力的なところであろう。

    終盤では「レッチリのファースト(難解)」「鼻血ジャケット(Andrwe WK "I Get Wet")」など、小出しに出してきたところは、本当はもっと書きたかったのだろう。印象は悪くならないから、もっと書けばよかったのに。

    オチはかなり早めに読めてしまうだろうが、それでも楽しめる作品である。

    幽霊が出てくるというところで、大人っぽい小説ではないのかもしれない。でもまあ、子供に見せたくないような話も一切出てこなかったし、何よりもドライで明るい雰囲気は、中高生の読書感想文にも向いていると感じる。

    0
    2021年08月14日

    Posted by ブクログ

    さすがはファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
    作者の越谷さんはこういった日常性に非日常的なシチュエーションを折り込ませた舞台でキャラクターを動かす物語を語らせたらホント最高だよなぁ、感動してしまった。

    おそらくプロレス好きなんだろうなぁというのがひしひしと感じられる。
    ブックというか、プロレス特有のエンターティメント性。勝敗云々よりも見ている人をどれだけ喜ばせられるか、楽しませてナンボという世界感を感じた。
    こういう独りよがりではない、娯楽性を追求する姿勢はすごく好き。

    まいど結末をほろりとさせる構成力といい、ときおり心をほっと暖めるようなエピソードをちりばめるあたり、さすが。

    0
    2020年10月09日

ボーナス・トラック の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    ボーナス・トラック
  • タイトルID
    :
    102722
  • ページ数
    :
    369ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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