嘘

1,500円 (税込)

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これから少年に嘘をつく――。主人公は、かつて幼い息子を水難事故でなくした、絵本作家の里谷千紗子。彼女は父・孝蔵との間に確執があり、長いあいだ絶縁状態にあったが、独りで暮らす孝蔵が認知症になったため、田舎に戻ってしぶしぶ介護をはじめることになった。ところが、久しぶりに再会した旧友と町で飲んだ帰り道、旧友がひとりの少年を車ではねてしまう。幸い大きなケガはなかったものの、少年は記憶を失ってしまっていた。ただ彼の身体に虐待の跡を見つけた千紗子は、少年を自分の子供として育てることを決意するのだった……。ひとつの“嘘”によってはじまった少年と千紗子の母子、そして認知症が進行する父親の三人の生活は、豊かな自然のなかで、しだいに新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、そのひとときの幸せな生活にも、やがて破局の足音が近づいてくるのだった――。新進気鋭のミステリ作家が紡ぎ出す、感動&衝撃のストーリー。

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嘘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    結末が予想できて読み進めたけど、面白かった。お父さんの嘘には感情が揺さぶられた。登場人物達の小さな嘘が積み重なって取り返しのつかない事件になったけど、最後はハッピーエンドだった。

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    人の優しさに触れる良いお話。最後は涙が自然と流れ、タクミと千紗子の親子関係が続くことにホッとした。映画も楽しみ。

    0
    2024年03月06日

    Posted by ブクログ

    感動した。
    結末は予想通りやったが心温まる本。
    おばあちゃんがアルツハイマーやから、孝蔵と重なる部分があった。

    0
    2018年09月30日

    Posted by ブクログ

    初めての作家さん。前に読んでいた本の後ろに紹介されていて読みたいと思った。
    老人介護に児童虐待とwで問題を盛りすぎかなとも思ったけど、読んでいて気にならなかった。主人公の女性が犯してしまう罪は必ず暴かれるだろうとはらはらしたが、最後にあんな事件を仕込んでくるとは!拓未の嘘は法廷でばらして欲しかった。

    0
    2017年09月24日

    Posted by ブクログ

    常識的に考えると、設定に無理があるかもと思える部分もあったが、それが気にならないくらい良かった。良かったというか、人の想いに、いろいろとこみ上げるものがあった。
    メインの登場人物達に幸せになってもらいたい。

    0
    2012年02月06日

    Posted by ブクログ

    同じ出版社の本の巻末広告で知ったので読んでみたのですが、大当たりでした。様々な「親子愛」のお話です。広告では「2度読み必至」とあったのでやや構えて読んだんですけど、その必要はありません。でも、オススメの1冊です。

    0
    2011年12月01日

    Posted by ブクログ

    かつて幼い息子を水難事故で亡くした経験を持つ娘、認知症の父、実の両親に虐待され記憶を失った少年。"嘘"をきっかけに始まった三人の生活はしだいに家族の絆を育んでいくのだが……。
    ミステリという形式だからこそ可能な”家族”の再生の物語に涙、涙。テーマと仕掛けとの融合は見事としか言えな

    0
    2011年07月13日

    Posted by ブクログ

    認知症の描写がリアルで感じるものがあった。映像としてもイメージしやすくて、とても良い作品だと思った。

    0
    2024年08月05日

    Posted by ブクログ

    (内容紹介)
     認知症の父と、その父を憎みながらも介護をする娘。その家に、一人の少年がいっしょに暮らし始めた…。

     友人とその家族を救うためについた嘘から始まり、自分を救い、一人の少年を救うためにつき続ける嘘、その結果はどうなるのか。
     紆余曲折がありながらもやがて訪れる安穏に安堵できる作品。

    0
    2024年06月26日

    Posted by ブクログ

    初読の作家さんです。優しい嘘、自分を守ろうとつく嘘、嘘に気が付かないふりをしてくれる人、認知症で記憶が曖昧になっていく父。人を殺めて良いわけはないけれど。人間だもの。他の作品も読みたくなりました。

    0
    2024年05月04日

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