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Posted by ブクログ
警視庁捜査一課のエース・氷室はゴールデンタイムのドキュメンタリー番組で熱血刑事と紹介されたこともあるほど捜査員としての能力も高く、ルックスも良い刑事で、妻と息子と暮らしている。しかし氷室は車の中に子供用のワンピースを積んでいたことで職務質問をかけられ、警察署に連行された土谷という男から「氷室になら話すからここへ呼べ」と突然呼び出される。面識もなく、なぜ呼び出されたのかわからないまま上司に言われ取調室へ入ると、土谷は氷室以外を人払いをした後に自分自身の前歯を折り、血をまき叫んだ。はめられたとわかってから氷室は思い出す。土谷は中学時代の同級生であり、かつて自分がいじめていた相手なのだと。
ぐいぐい読み進んだ。地獄へ突き落とされ、忘れていた過去の罪に向き合わされる主人公。そしてそんな主人公にショックを受ける妻と息子。未解決事件も絡み合い、プロローグの主語が誰なのか、最後の方まで二転三転する。しかし自分の息子がからんでいるからといって、あまりにもな早とちりと、何よりも先に手が出てしまう主人公の行動はとても残念。また、子供の前での残虐な出来事はいくら小説といえど「うーん」と思ってしまうなぁ。物語自体はおもしろかった。
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小説・文芸
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