藤つかさの作品一覧

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ユーザーレビュー

  • その意図は見えなくて
    合っているけど、合ってなくて、そして、正解はなくて。

    思春期の、未成熟で不完全な少年たちの描き方が秀逸だった。
    作者の書きたいものがしっかりあって、プロットもしっかりしてて、人物も書き分けられられてる。
    ユウについて、読者への余計な説明などが一切なく、最後まで清瀬に焦点を当てているところがいい。(...続きを読む
  • その意図は見えなくて
    黙して調整役を担う人は、今、真のヒーローだと思う。
    キャラが立っていることとか、個性とか、そんなものがまるでイチバン大事みたいに扱われることにはもう辟易としている。
    だからこの本は、本当におもしろかった。見逃されがちな真のヒーローに光があたって、嬉しかった。
  • その意図は見えなくて
    『落としどころ探し青春学園ミステリーへようこそ』

    クールだね。どことなく感情を抑えたような清瀬らの身の回りで起きた事件の、面倒なことにならないよう落としどころを探りながら真相を暴いていく5編の連作短編集。こんな青春もありかなと思わせる独特の雰囲気だな…
  • その意図は見えなくて
    作品紹介にあった「青春群像劇」って言う言葉がぴったり。推理もののような学園ドラマのような、恋愛なのか友情なのか、いろんな感情とか状況があちこち描かれていて、ちょっとした理不尽さや不自由さにチリチリしながら生きていた時代をちょっと思い出した。是非他の本も読んでみたい。
  • その意図は見えなくて
    生徒会選挙での大量白票事件。荒らされた部室。廃棄されそうになった文化祭のパンフ。

    とある高校を舞台とした連作短編集。

    真相を追い求めることが、必ずしも正しいわけではない。

    ビターテイスト好きの方に刺さりそうな作品。

    理性や想像だけで、人は救えない。

    真相を暴くけれども、事態をなんら改善しな...続きを読む

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