藤つかさのレビュー一覧

  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    書評家の杉江松恋がYouTubeで褒めていたので久しぶりに買ってみた。なるほど、と思った。読みにくい箇所が少し気になったが、かなり複雑なことをさりげなく成立させているのには好感をもった。最初は冗長だとおもったシーンも、2回目読んだとき伏線だったと気づく仕掛けは唸らされた。

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    2025年06月01日
  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    なかなか面白かったし、青春の痛みと残酷さそしてその時期特有のイタさ
    そしてミステリとしての面白さがありいい作品でした。

    3256冊
    今年155冊目

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    2026年06月20日
  • まだ終わらないで、文化祭

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    なかなかの青春ミステリ
    人は死なないけど、絡み合いながら物語がある方向へ至るのはいい!

    3140冊
    今年39冊目

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    2026年02月13日
  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    女子高生探偵モノでありながらも漂う寂寥感が独特。
    本タイトルの意味が少しづつ明かされる終盤の怒涛はお見事。
    ミステリにおける作者と読者の距離感とかメタ的な表現とかにドキリ。
    ビターなのかベターなのか心が締め付けられる余韻が残る。

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    2025年07月30日
  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    笑顔あふれる女学生に何があったのか… 豊潤な心理描写が美しい物語 #名探偵たちがさよならを告げても

    ■あらすじ
    比企高校の国語教師、久宝寺肇はミステリー作家でもある。しかし彼は癌で亡くなっていた。学校に通う女子高生の深野あずさは、同じく国語教師の辻玲人から久宝寺の遺稿を探すように言われる。彼女はその遺稿を発見するも、不可能犯罪を描く殺人事件のプロットだったのだ。そしてそのプロットとおりの死体が発見されてしまい…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    笑顔あふれる女学生たち、素敵な装画に癒されますね。今年いちばん好きな装画かもしれない。

    しかし中身はそんな生易しいものではありません、見た目に騙されてはダメですよ。おそらく、するっと1回読んだだけでは、ぼんやりとしか理解できない。じっくり時間をかけるか、何度か繰り返して読むことをおすすめします。

    本作は女子高生の深野あずさを中心に、学園内で起こった事件の謎を解くミステリー。病気で亡くなった先生が遺したプロットとおりに事件がおこるという見立て殺人。しかも部屋が外から密閉された状態という不可能犯罪なんです。

    …ということは、学園青春ものと本格ミステリーとあわせたようなお話かなって思いますよね。もちろん事件の謎解きの面白味はあるんですが、それはメインの読みどころではありません。

    この物語は過去の不幸なできごとも関連してくる。教師である辻玲人と東堂は久宝寺の教え子であり、かつて共通の女友達が亡くなってるんですよね。

    そして本書の扉に「死ぬまでにやりたいことリスト」があり、その中に「探偵になる」と書いてあるんです。深野あずさがそのとおりこの事件の探偵役になっていくのですが、そもそもなんで探偵になる必要があるのか、よく分からないんすよね… なんでも猪突猛進に取り組む人間性ってことくらいしか描かれない。

    ミステリーとは何か、探偵とは、トリックとは、犯人とは…?
    小説とは何か、作家とは、読者とは…?
    そして我々は何のために生きているのか…?

    名探偵論から作家・読者論、果ては哲学の世界まで足を突っ込んで、深く描かれていく。不可能犯罪の謎解きだけでなく、どういう出来事だったのか? 一連の事件はなぜ起きたのか? 関わっていた人物にどんな背景があったのか? というもっと深い部分での謎解きを楽しめるんですよね。

    ちょっと言いすぎかもしれないので、この辺まで。あとはじっくり読んでお楽しみください。また先生の文書は柔らかくて好み、また想像力が豊かで、文字を追っていくうちに物語の中に吸い込まれそうでした。

    ■ぜっさん推しポイント
    実はかなりセンシティブなテーマを扱っています。終盤になると様々な真相や登場人物の背景が描かれ、とてもじゃないけど、自分には抱え込めなかったな…

    特にかつての友達沙奈枝の真相に関しては、現代だとかなり覚悟がいる内容じゃないかな。この作品を書き切った藤つかさ先生の魂がにじみ出てましたね。

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    2025年05月22日
  • その意図は見えなくて

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    謎を解いたら終わり、というミステリーに対する自身の概念を覆した連作短編集。
    ハッキリ言ってめちゃくちゃ好みです。
    高校生活で生じた日常の謎を、解明した後が本番だと思う。
    登場人物達の心情に重点を置いており、どれも苦みを伴うものになっている。
    清瀬の考えは分かるようで分からない感じがあって、とても気になるんだよなあ。
    個人的に想像力云々の話には結構考えさせられた。

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    2024年07月14日
  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    ネタバレ

    著名な作家でもあった教師の久宝寺肇が亡くなり、あずさたち図書委員は遺稿を探すことに。ミステリー小説のプロットを見つけるが、その後、遺稿と同じ状況で友人の柚が遺体となって発見される。あずさはこの事件を調べる探偵になると決めた…。

    泣けた。ミステリーというよりは女子高生の青春小説っぽい雰囲気で読めた。読み終わって本を閉じると目に入る表紙が切ない。
    猪突猛進な主人公・あずさ。冒頭に掲載された☆死ぬまでにやりたいことリスト。最後まで読んだ後にページを戻ってみると、なるほどこの描写はそういうこと…と納得するところもあったので読み返してみようかなと思った。

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    2026年02月03日
  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    なぜ藤野が探偵にこだわるのかと、ちょっと身勝手というか理解できずにいたし、第二の事件が起きた際の九曜の気持ちが理解できたので、普通はそうだよね??と思っていたら、ラストにそーきたかという展開だった。
    辻先生や九曜が思っていた生徒ではない藤野の顔が出てきて驚いた。
    辻先生の過去の件や、今回の事件、ラストと考えるとよく出来てるなぁと思う。

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    2025年07月16日
  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    藤つかささんの作品、初読みです。2025年初作家、33人目です。まぁ、サクサク読めたし、読みにくいってこともなかったし、おおむね面白かったんだけど、なんかちょっと引っかかるなぁって感じでした。
    全てが後出し的な気がしちゃうのは自分の読む能力の低さですかね。

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    2025年06月16日
  • 名探偵たちがさよならを告げても

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    書評家さんのオススメで。
    事件やトリック自体に目新しいものはないが、筆力のある人だなと思った。ミステリ以外の小説でも読んでみたい。

    登場人物の書き分けとか、キャラが定まらないのはこれからか。
    それに、この結末だと冒頭の主人公視点が破綻しているような。

    細かなところは気になるものの、文章はこれからの作品も読んでみたい。

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    2025年06月07日
  • その意図は見えなくて

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    最初の短編で話の方向性がよく分かるので、そこまで読めば合う合わないが判断できる小説だと思います。
    急に探偵役が現れて知らない事件での活躍を聞かされた際は、何かの続編なのかと勘違いしそうになりました。

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    2024年10月19日