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ぼくはいつも思う。「キレる」っていう言葉、オトナが考えている意味は違うんじゃないか―。通り魔事件が相次ぐ東京郊外のニュータウン。犯人はぼくの同級生。でもぼくの日常は事件にかまけているほど暇じゃなくて…。家族、友情、初恋に揺れる14歳、少年エイジの物語。山本周五郎賞受賞作。
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負けてらんねーよ!
中学生の姿が本当に生っぽく描かれていて、ギュウッとしました。
エイジの内面の葛藤とか、ツカちゃんの一見ハチャメチャに見えるけど本人にもどうにも出来ない行動とか、岡野くんとか相沢さんとかめぐみちゃんとか…一人一人本当に、そこにいるみたいでした。
彼らを理解しようとかそういうのは難しいことだし、大人の自己満足だし、彼らにとってはプレッシャーなんだろうけど、やっぱりこういう姿が愛しいな、と思いました。
中学生とか少年の事件が続いて、社会問題になっていたのは少し昔のような気がしますが、事件の被害者でも加害者でもなく、その周りの人達にも物語があるよね、と思わせる切り口も良かったです。
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