エイジ

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作者名 :
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作品内容

ぼくはいつも思う。「キレる」っていう言葉、オトナが考えている意味は違うんじゃないか―。通り魔事件が相次ぐ東京郊外のニュータウン。犯人はぼくの同級生。でもぼくの日常は事件にかまけているほど暇じゃなくて…。家族、友情、初恋に揺れる14歳、少年エイジの物語。山本周五郎賞受賞作。

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エイジ のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    購入済み

    負けてらんねーよ!

    もふ 2021年08月05日

    中学生の姿が本当に生っぽく描かれていて、ギュウッとしました。

    エイジの内面の葛藤とか、ツカちゃんの一見ハチャメチャに見えるけど本人にもどうにも出来ない行動とか、岡野くんとか相沢さんとかめぐみちゃんとか…一人一人本当に、そこにいるみたいでした。

    彼らを理解しようとかそういうのは難しいことだ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月04日

    自分と周りの人と、何が違うんだろう?って。
    まさに思春期って話です。
    色んな事が吹っ切れたようなラストがすごく好きです。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    思春期は危うい。だけど怖いほど冷静だったり、一生懸命生きていたり。
    ひとつのテーマを伝えようというのが全面に出てて、読んでて飽きることがない。
    わたしは最後らへんの、電話で友達に自分の想いを伝えるところが全てを纏めていて感動しました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    思春期は危うい。だけど怖いほど冷静だったり、一生懸命生きていたり。
    ひとつのテーマを伝えようというのが全面に出てて、読んでて飽きることがない。
    わたしは最後らへんの、電話で友達に自分の想いを伝えるところが全てを纏めていて感動しました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    文庫で読み直ししました。newspaper版もあわせると3度目のエイジ。何度読んでもいろんなこと考えさせられます。
    少年犯罪があれこれマスコミにとりあげる今の世の中…本当に苦しんでいる子どもたちの心に迫る小説です。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    中学2年生の男子中学生、エイジの街(桜ヶ丘ニュータウン)では連続通り魔事件が頻発していた。

    バスケ部をやめざるを得なくなったエイジは、誕生日のプレゼントにエレキギターを頼んだ。
    親を喜ばせるためにほしくもないけどギターを選んだ。
    買ってくれたのはハミングバードというアコースティックギター。
    父親の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月04日

    14歳の少年の日常に非日常の出来事が加わった。今の時代、キレるとはどういうことなのか。1つの事件をきっかけにエイジは色々と考える。エイジの日常の家族の暖かさに涙が出た。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    中学生のことばにできない気持ちを上手にことばで表現している。大人なのに子供の気持ちを描ける著者はすごい人だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月08日

    さわやかな感じの現代青春小説です。
    この小説の中には色々なことが描かれています。通り魔犯人に対し「中学生」と一括りに見なす世間に対する主人公達の反発。平和な家庭にありながら、どこか鬱積した苛立ち。格好良さへの憧れ。苛め。そして初恋。
    多くの中学生達が多彩な個性を持って描かれ見事です。苛めや少年犯...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月05日

    キレる14歳、が流行語のように使われていたのは
    どのくらい前のことだろう?

    フツーの中学生エイジのクラスメイトが
    通り魔事件の犯人だった…

    この事件を中心とした
    中学生の心模様を描く作品。

    傍観者を装う者、被害者に肩入れする者
    そして、加害者に感情移入する者
    誰もがどの立場にもなりうるから
    ...続きを読む

    0

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