作品一覧

  • 屍介護【分冊版】 1
    無料あり
    -
    1~20巻0~88円 (税込)
    扉の向こう、ベッドに横たわる、その姿は――。 人里離れた山奥に建つ、とある洋館。 新人ヘルパーの栗谷茜は、寝たきりの屋敷の主人「妃倭子さん」への住み込みでの介護を行う為、屋敷へ訪れた。 これまでの環境から心機一転。不安を抱きつつも希望を胸に妃倭子と対面した茜が目にしたもの……それは、 腐臭を放ち、肌が変色し、顔に麻袋を被せた 『死体』にしか見えない妃倭子の姿と、 明らかに異常なその介護の内容だった――…。 角川ホラー文庫原作、戦慄の介護ホラー奇譚、開幕。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
  • 屍介護 1
    4.0
    1~2巻770~869円 (税込)
    扉の向こう、ベッドに横たわる、その姿は――。 人里離れた山奥に建つ、とある洋館。 新人ヘルパーの栗谷茜は、寝たきりの屋敷の主人「妃倭子さん」への住み込みでの介護を行う為、屋敷へ訪れた。 これまでの環境から心機一転。不安を抱きつつも希望を胸に妃倭子と対面した茜が目にしたもの……それは、 腐臭を放ち、肌が変色し、顔に麻袋を被せた 『死体』にしか見えない妃倭子の姿と、 明らかに異常なその介護の内容だった――…。 角川ホラー文庫原作、戦慄の介護ホラー奇譚、開幕。
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか
    3.9
    1巻1,479円 (税込)
    本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に、実体験したことをまとめた記録です。 作中の資料もすべて、現地に足を運び、時には人の力を借りながら集めました。 しかし残念ながら共に調べてくれた、 大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、 全員もうこの世にはいません。 それでも、皆様にはぜひ知ってほしいのです。 私がたどり着いた真相を。「あしか汁」とは何なのかを。 そしてなぜ、こうして「あしか汁」の正体を語ろうと思ったのかを。 私の一生が台無しになった理由を、 どうか無関係と思いながら楽しんでお読みいただければ幸いです。 巻末には、「あしか汁」を調べた元編集者が遺した 最期の日記を掲載しています。
  • 歪つ火
    3.2
    1巻858円 (税込)
    辛い日常から逃れようと、私は一人でキャンプにやってきた。テントを張り、のんびりご飯を作る。夜はキャンプファイヤーを囲みながら、今日知り合ったばかりの人たちと語り合う。来て良かった。でも、次の日、私はなぜかキャンプ場から出られなくなっていた。しかも、昨夜語り合った人たちは皆、時間がリセットされたかのように「初めまして」と微笑み、昨日とまったく同じ言動を繰り返している。「あなた、大丈夫?」、困惑する私を訝しがる彼らの視線で私は確信した。「ここにいてはいけない、これはダメなやつだ」 非日常に囚われる未体験の恐怖を描く、戦慄のキャンプホラー。
  • 走る凶気が私を殺りにくる
    -
    1巻770円 (税込)
    うしろから、あおり運転。 助手席に、認知症の老人。  介護タクシー会社に勤務する芹沢千晶は、ある日、仕事中に後続車からあおり運転を受けた。 黒く巨大な車は獣のように荒々しく、車間を詰めてパッシングを繰り返す。助手席に認知症の老人を乗せる千晶は、次第に不安と恐怖を抱き始める。 何が気に入らないのか、何が目的なのか、ハンドルを握る手に汗がにじむ。やがて単なるあおり運転とは別の悪意を感じ始め……。 悪夢のような一日と、その果てに辿り着く恐るべき結末。 このドライブの結末は、誰も予想できない――。 極限下のドライブホラー!
  • 屍介護
    3.5
    1巻748円 (税込)
    看護師から介護業界に転職した栗谷茜は、山奥の屋敷で、寝たきりの婦人をヘルパーとして住み込みで介護することになった。しかし、妃倭子というその婦人は、なぜか頭に黒い袋を被せられ、肌は不気味に変色し、言葉を発することも動くこともなかった。新人がゆえ、全力で職務に向き合おうとするも、茜の胸にはじわじわ疑念が広がる――これは、もう死んでいるのでは? 先が読めない、ひたすら怖いとネットを戦慄させた、禁断の介護ホラーが登場!  石田衣良氏も推薦! 「介護×ホラーのミスマッチが生み出した異次元の邪悪なデビュー作。母の愛と母の愛が命がけで壊しあう!」 石田衣良

ユーザーレビュー

  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

    Posted by ブクログ

    「あしか汁」という謎めいた言葉を探ると関わった人が次々と亡くなっていくホラーストーリー。その意味は何なのか。念の連鎖からは終わりが見えない恐怖を感じます。プロットは『リング』や『近畿地方』を思わせますが新しい面白さがあります。

    0
    2025年11月05日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった。
    妙なリアル感で、今生きている日常に疑念を抱いてしまう。お化けの怖さでも、ザ・人怖って感じでもない。でも、なんか怖い。言葉に表せないが怖い。そして、最初の ※本作品へのお断り がよりゾワっと感を増していると読み終わった後に感じた。
    モキュメンタリーの中でも、群を抜いて面白かった。私の中では、、ね!

    あしか汁、、、、あなたはこの言葉に何か反応しますか?薦める時には、要確認ですね。。。

    0
    2025年11月03日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

    Posted by ブクログ

    筆舌にし難いとは、この本のことを言うと思う。感想を書くにしても、予測しやすいことを書いてしまうかもしれない。

    あえて言うなら、中盤から終盤にかけての駆け抜け。

    モキュメンタリーとも、因習系ともちょっと違う。ただ確かに怪異がある。異変がある。
    まるで、お化けはいるよ、見たことないけど、みたいな。ただ、確かに「あしか汁」のことは話してはいけなかった。

    食べるのはいいけどね。「あしか汁」を知らなければ。

    0
    2025年08月26日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

    Posted by ブクログ

    あしか汁の正体を知ったとき、思わず息を呑んだ。言葉が出なかった。

    静かに、淡々と、物語は進んでいく。
    だがその背後には、確実に何かが潜んでいる。
    さまざまな資料や証言が積み重なっていくたびに、「あしか汁」という言葉の意味が、少しずつ明らかになっていく。
    その記録の一つひとつが妙にリアルで、生々しい。

    リアルすぎて、これはもう作り話じゃないんじゃないかとさえ思えてくる。
    どこか現実と地続きなような、奇妙な現実感がずっとつきまとっていた。

    幽霊が出てきて「怖い!」と驚かせるような話ではない。
    だが、人間の怖さ、言葉にできない冷たさが、じわじわと心に残る。
    ページを閉じたあとも、その違和感がず

    0
    2025年08月16日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    # **モキュメンタリーの最高傑作!**

    モキュメンタリーとは、ドキュメンタリー風のフィクション作品のことです。

    「近畿地方のある場所について」をきっかけに、モキュメンタリー作品にどハマりし、「どの家にも怖いものはいる」と「ある集落の⚫」を一気読みした後に、本作に行き着きました。

    本書の著者・三浦晴美さんが主人公という設定です。

    晴海の大叔父が突然事故で亡くなり、その遺品整理をしているときに偶然見つけたノートの中に書かれていた謎のキーワードを晴海が調査していくという流れになっています。本書内の各所に調査を経て得た新聞記事の切り抜きや写真、ネット記事などの資料が散りばめられていて、作品に

    0
    2025年08月12日

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