三浦晴海のレビュー一覧

  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    「あしか汁」という謎めいた言葉を探ると関わった人が次々と亡くなっていくホラーストーリー。その意味は何なのか。念の連鎖からは終わりが見えない恐怖を感じます。プロットは『リング』や『近畿地方』を思わせますが新しい面白さがあります。

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    2025年11月05日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    めっちゃ面白かった。
    妙なリアル感で、今生きている日常に疑念を抱いてしまう。お化けの怖さでも、ザ・人怖って感じでもない。でも、なんか怖い。言葉に表せないが怖い。そして、最初の ※本作品へのお断り がよりゾワっと感を増していると読み終わった後に感じた。
    モキュメンタリーの中でも、群を抜いて面白かった。私の中では、、ね!

    あしか汁、、、、あなたはこの言葉に何か反応しますか?薦める時には、要確認ですね。。。

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    2025年11月03日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    筆舌にし難いとは、この本のことを言うと思う。感想を書くにしても、予測しやすいことを書いてしまうかもしれない。

    あえて言うなら、中盤から終盤にかけての駆け抜け。

    モキュメンタリーとも、因習系ともちょっと違う。ただ確かに怪異がある。異変がある。
    まるで、お化けはいるよ、見たことないけど、みたいな。ただ、確かに「あしか汁」のことは話してはいけなかった。

    食べるのはいいけどね。「あしか汁」を知らなければ。

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    2025年08月26日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    あしか汁の正体を知ったとき、思わず息を呑んだ。言葉が出なかった。

    静かに、淡々と、物語は進んでいく。
    だがその背後には、確実に何かが潜んでいる。
    さまざまな資料や証言が積み重なっていくたびに、「あしか汁」という言葉の意味が、少しずつ明らかになっていく。
    その記録の一つひとつが妙にリアルで、生々しい。

    リアルすぎて、これはもう作り話じゃないんじゃないかとさえ思えてくる。
    どこか現実と地続きなような、奇妙な現実感がずっとつきまとっていた。

    幽霊が出てきて「怖い!」と驚かせるような話ではない。
    だが、人間の怖さ、言葉にできない冷たさが、じわじわと心に残る。
    ページを閉じたあとも、その違和感がず

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    2025年08月16日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    ネタバレ

    # **モキュメンタリーの最高傑作!**

    モキュメンタリーとは、ドキュメンタリー風のフィクション作品のことです。

    「近畿地方のある場所について」をきっかけに、モキュメンタリー作品にどハマりし、「どの家にも怖いものはいる」と「ある集落の⚫」を一気読みした後に、本作に行き着きました。

    本書の著者・三浦晴美さんが主人公という設定です。

    晴海の大叔父が突然事故で亡くなり、その遺品整理をしているときに偶然見つけたノートの中に書かれていた謎のキーワードを晴海が調査していくという流れになっています。本書内の各所に調査を経て得た新聞記事の切り抜きや写真、ネット記事などの資料が散りばめられていて、作品に

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    2025年08月12日
  • 屍介護【分冊版】 3

    購入済み

    はい

    絵のレベルは最高度に達しております。素晴らしいです。主人公が山奥のしなびた洋館に介護にいくんですが、その相手が。。。という作品です。大量の蠅の描写がありました苦手な人はご注意を。25.07.03記

    #ドロドロ #ダーク #怖い

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    2025年07月03日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    雑なモキュメンタリー風作品では無く、しっかりと作りこまれたホラー作品であった。
    細かな伏線がいくつも組み込まれていて、気付いていくとゾッとした。

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    2025年11月08日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    とても読みやすい文章で一気読み。
    「あしか汁」の正体については、なんか既視感…て感じだったのだけど、その後の展開が「えー⁈なるほど!」でした。
    でもなんで「あしか」なの⁇「悪し」を連想して、確かにちょっと禍々しくはある…気のせいか。

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    2025年09月30日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    ネタバレ

    最近まちなかで意味不明の刺殺の報がよくあるが、いくつかはこれ⁈
    当事者でなくて良かった…。

    ホラーを最近たくさん読んでいるが、文章が下手だったり、気持ち悪いだけだったりで読後に後悔するものが多い中、これはよくできていてもゃっとすることなく完結している。
    モキュメンタリーってホラーには効果的。

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    2025年09月13日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    急逝した大叔父が残した謎のメモ、「あしか汁」を調べる著者を襲う不穏な出来事の連続!
    あしか汁が何なのか?が判明したあたりは、ほーんなるほど…という感想でしたが、その後の畳みかけがめちゃくちゃ恐ろしいそして上手い。逃げ場も対処法も無くなる恐怖のカラクリが秀逸です。

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    2025年09月11日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    大きなスケールで展開するモキュメンタリーで、タイトル通り、「あしか汁」の謎を追いかける。次々と明らかになる真実。謎が謎を呼ぶ展開。そして、最後に主人公が見たものは……? 「あしか汁」のことを口にするのはやめましょう。それは日本人にかけられた呪いのようなものなのです……。

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    2025年09月09日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    めちゃくちゃ面白かったし、すごく怖かった。本の体裁も凝っていて、それも相まって、モキュメンタリーのホラー小説としてはなかなかの迫力を感じた。これはホラーが好きじゃない人は絶対読まない方がいいと思う。すごくグロいとかではないんだけど、ギミックの用い方が明らかにホラー好き向けって感じ。これも映像化を狙っている面もあるのかなーとか邪推してしまいながらも、モキュメンタリー形式のホラー作品が一定程度、世に放たれていることに、感謝という思い。なんだか社会が不気味に見えてきて、恐ろしいのにもっと覗き見たくなるような、抗い難い思いがしてくる。この作品は、そういう小説。

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    2025年09月09日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    最近モキュメンタリーホラーが流行っており質の悪い物もある中でかなり光る作品だった。ホラーに大事な「手遅れ」、「迫って来る」感が後半徐々に大きくなる構成が良かった。

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    2025年09月07日
  • 屍介護 1

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    不気味なタッチの絵がめちゃくちゃ綺麗
    内容も分かりやすくて読みやすい
    ただただ不気味だし、全員秘密がありそうで気になる

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    2025年09月06日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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    内容を書くと完全ネタバレになるので省略。プロットも構成も文章もまあまあの出来で、ホラーミステリーとしては及第点。次作も読みたくはなった。

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    2025年09月05日
  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか

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     急死した大叔父の日記に記された謎の単語『あしか汁』と相次ぐ連続変死事件の繋がりを探っていくホラーで、『あしか汁』そのものよりも「なぜ『あしか汁』のことを話してはいけないのか」という謎が最後に解明するのが面白く、まるで自分も怪異に囚われてしまったかのような不気味さもあった。

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    2025年08月26日
  • 歪つ火

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     キャンプを楽しむはずだったのに、何故か昨日知り合った人たちがまるで初対面のように話しかけ、同じ言動を繰り返し、脱出しようにもキャンプ場から出られなくなるというクローズドサークル×キャンプホラーという形で怖さを覚えながらも面白かった。最後のシーンは切ない気持ちになった。

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    2024年08月14日
  • 歪つ火

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    キャンプ場というさわやかな場、個性豊かな登場人物たちとの関係が一転して、クローズドサークルな怪異の舞台となる展開。
    するすると読みやすい文章と、森や火、夜の景色が映画のように想像できる描写で、さっと読みきってしまいました。言動だけでキャラがつかめる登場人物たちの描写も素敵でした。これ誰だっけ?となることもなく、「だからか、なるほどね」とそれぞれの顛末も理解できる納得感。
    途中で結末になんとなく想像はつくものの、それでも飽きずに読ませてもらえました。怪異も引きずりすぎず、その解決法を探る流れも無理がなくてよかったです。
    理由や儀式についてはコンパクトにまとまりすぎているきらいもありますが、三津田

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    2024年08月13日
  • 屍介護

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     死体としか思えないような人間を介護する仕事を経て主人公が周囲の人間や状況に疑惑を抱き、何が本当なのか分からなくなっていくところに得たいの知れない怖さを感じた。終盤の展開は臨場感があった。

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    2024年08月01日
  • 屍介護

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    ネタバレ

    すごくわけがわからない状況なので、ひたすら明るい引田さんは最初からとても気持ち悪かった。
    過去の経験からオドオドしてるところがあるものの、主人公茜ちゃんはなかなか強い。

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    2023年07月24日