三浦晴海のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に実体験したことをまとめた記録です。
作中の資料もすべて、現地に足を運び、時には人の手を借りながら集めました。
しかし残念ながら、共に調べてくれた大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、全員もうこの世にいません。
それでも、皆様にはぜひ知ったほしいのです。私が辿り着いた真相を。「あしか汁」とは何なのかを。
急死した大叔父の日記に残された奇妙な言葉の意味を追っていくホラー小説です。
オカルト色強めのモキュメンタリーホラー。
登場人物たちの会話や、調査の過程などにもある程度のリアリティがあり、凝っ -
Posted by ブクログ
ノンフィクションかと思ったらモキュメンタリーだった。
怪文書や新聞記事などが挿絵的な感じで登場して、良くも悪くも昔読んだ児童文学を思い出した、、
ただ話の進行や情景描写、登場人物の会話などは淡々としてリアリティがあり、よくできてるなあと思った。主人公が謎を解いていく過程もあまり無理のない展開で良かった。あしか汁、など妙にぞわぞわするワードセンスも良い。
ラストは、ノンフィクション好きとしてはもっとリアリティを求めていただけに、ただのホラーになってしまった、、と思ったけど、それを求めてる読者なら楽しめるかも。
単行本で真剣に読むより、携帯で気軽に読んだほうがゾクゾク楽しめそうな内容。
それ -
Posted by ブクログ
ネタバレ【2024年210冊目】
ふと思い立って会社を休んで、ソロキャンプにやってきた友美は、日常を忘れてのんびりとしたひと時を過ごすつもりでいた。だが同じソロキャンパーとして来ていた恭子に付き合ううちに、いつの間にか他のキャンパーたちとキャンプファイヤーを囲むことに。偶然居合わせた彼らとの時間。だが翌朝目を覚ました友美は、なぜかキャンプ場から出られず、友美以外の彼らは昨日の記憶を失っていた。
先日友人とデイキャンプに行きまして、ただ焚き火して帰ってきたのですがめちゃくちゃ楽しくて。本作は「薄いから次に読む本はこれにしようかな」と思って積読から何気なく手に取ったものでした。そしたらまさかのキャンプの -
Posted by ブクログ
ネタバレ看護師から介護職へ転職した栗谷茜は、山奥の屋敷で重病で寝たきりの婦人を住み込みで介護することになった。
しかし、その婦人は頭に黒い袋を被せられ、肌は不気味に変色し、話すことはおろか身動き一つしない。
茜は疑念を持つ。……この人、既に死んでいるのでは?
あまり見たことのない、介護×ホラー小説。小説投稿サイト「カクヨム」で連載されていた小説の文庫版で、作者の三浦晴海さんのデビュー作となります。
介護業界に転職した茜が住み込みで看ることになったのは、動くことも言葉を発することもない、肌が変色し黒い袋を被せられた婦人。異臭のする室内にはハエが飛び交い、どう考えても死んでしまっているとしか思えない