三浦晴海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ看護師から介護職へ転職した栗谷茜は、山奥の屋敷で重病で寝たきりの婦人を住み込みで介護することになった。
しかし、その婦人は頭に黒い袋を被せられ、肌は不気味に変色し、話すことはおろか身動き一つしない。
茜は疑念を持つ。……この人、既に死んでいるのでは?
あまり見たことのない、介護×ホラー小説。小説投稿サイト「カクヨム」で連載されていた小説の文庫版で、作者の三浦晴海さんのデビュー作となります。
介護業界に転職した茜が住み込みで看ることになったのは、動くことも言葉を発することもない、肌が変色し黒い袋を被せられた婦人。異臭のする室内にはハエが飛び交い、どう考えても死んでしまっているとしか思えない -
Posted by ブクログ
ネタバレ月40万円という求人を見つけ看護師から介護ヘルパーへと転身した茜。仕事内容は山奥の屋敷に住み込み、寝たきりの女性を介護するというものだった。再出発に張り切る茜だったが、介護の際に決められた不可解な決まり事に不気味な空気を感じとる。
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発売前くらいからツイッターのタイムラインで話題になっていた小説。屍を介護するというなんともインパクトのあるタイトルである。後ろのあらすじを読んでも、不穏一色。頭に黒い袋をかぶり、枯れ木の様な肌を持つ女性の介護……。どこをとってもやさしい雰囲気漂う介護じゃない。山奥の洋館なんて、何かあったら逃げられないじゃないか。この洋館絶対なんかある、私知ってる。
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