三浦晴海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
キャンプ場というさわやかな場、個性豊かな登場人物たちとの関係が一転して、クローズドサークルな怪異の舞台となる展開。
するすると読みやすい文章と、森や火、夜の景色が映画のように想像できる描写で、さっと読みきってしまいました。言動だけでキャラがつかめる登場人物たちの描写も素敵でした。これ誰だっけ?となることもなく、「だからか、なるほどね」とそれぞれの顛末も理解できる納得感。
途中で結末になんとなく想像はつくものの、それでも飽きずに読ませてもらえました。怪異も引きずりすぎず、その解決法を探る流れも無理がなくてよかったです。
理由や儀式についてはコンパクトにまとまりすぎているきらいもありますが、三津田 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に実体験したことをまとめた記録です。
作中の資料もすべて、現地に足を運び、時には人の手を借りながら集めました。
しかし残念ながら、共に調べてくれた大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、全員もうこの世にいません。
それでも、皆様にはぜひ知ったほしいのです。私が辿り着いた真相を。「あしか汁」とは何なのかを。
急死した大叔父の日記に残された奇妙な言葉の意味を追っていくホラー小説です。
オカルト色強めのモキュメンタリーホラー。
登場人物たちの会話や、調査の過程などにもある程度のリアリティがあり、凝っ -
Posted by ブクログ
ノンフィクションかと思ったらモキュメンタリーだった。
怪文書や新聞記事などが挿絵的な感じで登場して、良くも悪くも昔読んだ児童文学を思い出した、、
ただ話の進行や情景描写、登場人物の会話などは淡々としてリアリティがあり、よくできてるなあと思った。主人公が謎を解いていく過程もあまり無理のない展開で良かった。あしか汁、など妙にぞわぞわするワードセンスも良い。
ラストは、ノンフィクション好きとしてはもっとリアリティを求めていただけに、ただのホラーになってしまった、、と思ったけど、それを求めてる読者なら楽しめるかも。
単行本で真剣に読むより、携帯で気軽に読んだほうがゾクゾク楽しめそうな内容。
それ