三浦晴海のレビュー一覧

  • 屍介護

    Posted by ブクログ

    元・看護師の栗谷茜が山奥のお屋敷で介護するのは、肌が青緑に変色し頭に黒い袋を被せられた寝たきりの婦人。
    異臭がする暗い部屋はハエが飛び、食事はドロドロの生肉…もう死体としか思えないような状況で明るく朗らかな同僚・引田と無愛想で冷たい同僚・熊川と交代の介護が始まる。
    “何かある”と思わせてぐいぐい先へ先へと引っ張る展開、終盤で気づく所々に張られていた伏線、ゾンビかと予想していた真相も見事裏切られて勢いある不気味なホラーだった。どちらか一方が悪ではなく、それぞれの母性がぶつかり合うラストも好感。
    続きが気になる。

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    2022年07月30日
  • 屍介護

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    月40万円という求人を見つけ看護師から介護ヘルパーへと転身した茜。仕事内容は山奥の屋敷に住み込み、寝たきりの女性を介護するというものだった。再出発に張り切る茜だったが、介護の際に決められた不可解な決まり事に不気味な空気を感じとる。

    ***

    発売前くらいからツイッターのタイムラインで話題になっていた小説。屍を介護するというなんともインパクトのあるタイトルである。後ろのあらすじを読んでも、不穏一色。頭に黒い袋をかぶり、枯れ木の様な肌を持つ女性の介護……。どこをとってもやさしい雰囲気漂う介護じゃない。山奥の洋館なんて、何かあったら逃げられないじゃないか。この洋館絶対なんかある、私知ってる。

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    2022年07月03日