作品一覧

  • 刑事姫 ~一千億円の少女~
    -
    1巻935円 (税込)
    謎の美少女刑事が救いようのない悪を壊滅! ある事件がきっかけで、東京都区内の警察官で最も無気力になったと言われている、北杉並警察署生活安全課の片山修也巡査部長32歳。 その片山に予想外の辞令が下った。 新たな配属先は、かつて耳にしたことのない、警視庁総務部第八別室。 訝しみつつも早速、第八別室へ顔を出した片山の目に入ってきたのは、想像を絶するふたりの人物だった。 警視庁の裏金を横領、12億円もホステスに貢ぎ、“ミスター総務”とまで呼ばれた50代後半のキャリア組エリート、露骨なカツラで装う美波晃一警視。 そして、7、8歳の小学生にしか見えない超絶美しい少女・八代ヒメ。 戸惑う片山は、警視正という信じがたい階級のヒメに早くも捜査に連れ出される。 しかも、現場に向かう捜査車両はただのパトカーではなく、超高級スポーツカーだ。 ほどなく7階建てマンションに到着したふたり。 片山はヒメに命じられ、屋上まで大型楽器ケースを担ぎ上げた直後、信じられないものを眼前にする。 それは、軍用狙撃ライフルを構えるヒメの姿であった! 美少女刑事とイケメンやさぐれ刑事のバディが徹底的に悪党どもを叩きのめす、痛快ポリス・アクション! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『小学生刑事』 の文庫版となります。
  • 陰摩羅ぽんぽこ (1)
    完結
    -
    全3巻770円 (税込)
    水茶屋しっぽ屋の茶汲み女、ぽん太とポー子の裏の顔は元公儀隠密・だきに衆のくノ一。忍び廃止令が出され、野良忍者となっただきに衆は世直しで世評を味方につけ、公儀隠密の座に返り咲こうと、厄介ごとをよろず引き受けている。その内容は拐かされた旗本の娘の救出や、悪徳同心の裏の顔を暴く……などなど。鉄火肌で数々の修羅場をくぐっていそうだけど実は未通娘で巨乳のぽん太と、ドジでポーっとしてるからポー子のあだ名がつけられている巨尻のほおずき。ほおずきには、性の匂いを嗅いで“陰真言淫ら九字”を唱えると覚醒し、常人の十倍のスピードとパワーを発揮する鬼灯に変身するという秘密が!そしてその秘密が新たな展開を牽引し……お約束のヒロイン危機一髪シチュエーションをセクシーアクションで打開する痛快艶笑時代劇。
  • 金貸し同心
    完結
    3.0
    全1巻902円 (税込)
    老中水野忠邦による人々に倹約を命じた天保の改革の真っ只中、多摩の役人だった辰ノ輔は、告げ口をしたことで立場が悪くなり養子に出されて、廻り方同心となった。早速見習いとしてある同心の下についたのだが、その男・本庄茂兵治は、同心でありながら暴利を貪る金貸しも行っていた! 辰ノ輔は自分の役割を裏稼業の監視と割り切って、茂兵治の下で働き始めるのだが……。貨幣経済へと移り変わり、武士の地位が落ちていく中、銭をもって善を成す痛快時代劇の登場!
  • 土下座奉行
    3.0
    1~3巻737~803円 (税込)
    土下座は屈辱にあらず、悪を斬る正義の剣だ! 廻り方同心・小野寺重吾は、ただならぬものを見てしまった。 昼下がりの北町奉行所で土下座をする、牧野駿河守成綱の姿だった。 土下座相手は三十代半ばの侍で、身なりからしてどこぞの用人あたりであろう。 歳といい、武士としての格といい、奉行よりうんと下のはず。 しかし、重吾は、 (……なんと、きれいな土下座であろうか) 風で桜の舞い散る中、奉行の姿に見惚れていた。 まるで茶道の名人か、あるいは剣の達人のする謝罪ではないか、と――。 小悪を剣で斬る同心、大悪を土下座で斬る奉行の二人組が、江戸城内の派閥争いがからむ難事件「かんのん盗事件」「竹五郎河童事件」に挑む! そして、いま土下座の奥義が明かされる!! 小野寺重吾……北町奉行所の廻り方同心。あだ名は「しゅうとめ重吾」。 牧野駿河守成綱……北町奉行。江戸城内で「どげざ駿河」と呼ばれる。 八重……重吾の妹。「黙っていれば小町」と囁かれるほどの美形。 遠山左衛門尉景元……南町奉行。人呼んで「いれずみ金四郎」。 財前孝三郎……南町奉行所の廻り方同心。周りは「花がら孝三郎」と呼ぶ。 夜目鴉の菊……関八州を股にかけた大盗賊。
  • 孫むすめ捕物帳 かざり飴
    4.0
    1巻792円 (税込)
    かわいい孫ふたりが老同心のお手伝い! 沖田柄十郎は南町奉行所の老同心だ。 いつも溜まり部屋でウトウトしているため、人呼んで、廻らず方の窓際同心。 そんな沖田にも、かわいい盛りの孫がふたりいる。「とら」と「くま」で、いとこ同士だ。 とらは、武芸指南役の父を持つ、十二歳のお転婆娘で、剣は滅法強く、子ども相手には負け知らず。 九歳のくまは、天文方に勤める父の才能を継いで抜群に賢く、蘭語にも堪能だ。 ふたりはいつも奉行所まで歩いて来ては合図の鳩笛を吹き、「じいじ様」を呼び出すのだが、これが沖田にとって嬉しくて仕方ない。 なにせ、目に入れても痛くない孫ふたりに懐かれているのだから。 今日もふたりを連れて日本橋まで足を伸ばせば、やはりおやつに飴をねだってくる。 沖田は顔をとろかしつつ、馴染みの飴細工売りに注文すると、最近新参の細工師に客を取られているというではないか。 励まして別れたはいいが、翌朝、飴細工売りが殺されたとの報せが入る……。 ふたりの孫は、日頃厄介者扱いされているじいじ様に手柄を立てさせてやりたいと、なんと岡っ引きを買って出て!?

ユーザーレビュー

  • 土下座奉行 どげざ忠臣蔵

    Posted by ブクログ

    シリーズものと知らず3作目から読んだので最初は戸惑いましたが、そういうものかと理解できた後は楽しめました。
    極めれば土下座も道になるんですね。

    0
    2025年10月19日
  • 土下座奉行 どげざ禁止令

    Posted by ブクログ

    先輩であろうと苦言をはっきりいう「しゅうとめ同心」とあだ名を持つ小野寺。
    今回は、一両の入った巾着の絡む夫婦喧嘩がひどくて仲裁にでたら、女房が投げた茶碗が2度も小野寺に直撃!
    二段重ねのたんこぶは、瓦版にも載る始末。
    ところが、巾着の隅に、「アヘン」があったことから大騒動に。

    土下座奉行なんてふざけたシリーズと思いきや、読んでみるとその真意に驚く素敵な時代小説に。
    第2弾。

    0
    2023年12月07日
  • 孫むすめ捕物帳 かざり飴

    Posted by ブクログ

    ここに、新しい切り口の時代小説が誕生。

    『孫は老人の人生を甘やかしてくれる』と始まるこの話。
    窓際族ならぬ窓際同心、党に隠居してもおかしくはない恒例の同心が主人公。

    年下の上司に皮肉を言われながらもお役についている。
    楽しみは孫娘たち。
    土笛で山鳩の音を出しては、祖父の来るのを奉行所の近くで待つ。主人公、沖田柄十郎。孫娘はとらにくま。
    娘2人の従兄弟同士の二人だ。

    やんちゃで性格も違う二人が、奉行所で肩身の狭い祖父に手柄を立てようと奮闘。

    ところが実はただの老人のふりをしている沖田だが、、、。

    奉行は、妖怪と呼ばれる鳥居耀蔵。

    0
    2022年12月03日
  • 金貸し同心

    Posted by ブクログ

    202412/違法高利貸しをしている同心(通称:銭もへ)と、彼の元で見習いをするはめになった生真面目な新人同心が主人公。銭の力を使って悪事を暴く痛快時代物で、面白かった。

    0
    2025年05月15日
  • 土下座奉行 どげざ忠臣蔵

    Posted by ブクログ

    3巻目ともなると土下座が少々鼻についてきた。いろんな種類の土下座、考えるだけで大変そう。
    ただ、げんこつ咲く良が男前な性格でいい。

    0
    2024年08月06日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!