難問の多い料理店

難問の多い料理店

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

ビーバーイーツ配達員の僕は、東京・六本木の雑居ビル内の料理店へ今日も向かう。この店では、特定メニューを組み合わせた注文が、謎解きの依頼だ。不審な焼死体が出たアパート火災、空室に届く置き配、指のない轢死体・・・・・・。オーナーシェフは、配達員を使って難問を解く。だが、僕らに告げる。口外したら命はない、と。『#真相をお話しします』で大ブレイクした結城真一郎が仕掛ける、笑いあり・驚きあり・そして怖さあり・・・・・・の摩訶不思議な、新時代の本格ミステリ、ここに爆誕!!

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難問の多い料理店 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    単行本を読んでいて、文庫本が出たので再読。
    ゴーストレストランに届く依頼を、ビーバーイーツの配達員たちが聴取をしてきた内容を元にオーナーが"解決"していくお話。
    単行本に未収録だった短編も、最後はゾッとするようなお話で面白かったー!!

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

     ミステリーは謎を推理して真実に辿り着くことが描かれてきたし、探偵が謎を華麗に解く様こそが見所だと思っている。
     でも、この本は明確な探偵はある意味存在していないのかもしれない。存在するのはレストランのシェフなのだから。
     だが、私がこの本に突っ込みたいこと。それは、依頼の内容さえ人づて、証拠を集めるのもシェフに雇われた人、探偵の出した答えを依頼人に届けるのもまた配達人、ここまで探偵を歩かせないミステリーが他にあるかと思ってしまうほどに探偵は動かないのだ。動かないのにその推理は華麗で、さながら熟練した料理人の包丁捌きを見ているようだった。
     そして何より、私もまた本の中の依頼人達と同じく、あの探偵と呼んでいいのかも分からない1人のシェフに腹を満たされた1人の客であることは確かだ。なぜなら私の腹はどうしようもなく満たされてしまったのだから。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    フードデリバリーの注文が依頼になり、配達員を使って謎を解くという設定が面白くて手に取りました。
    依頼人と探偵役のシェフとは直接接触することがないところが、ミステリアスな雰囲気を醸し出していると思っていたのですが、読み進めてみたら思った以上にダークでした。
    表紙のイラストも、読み終えてから改めて見直すと、じわじわと怖さが滲んできてホラー味を感じます。
    文庫化にあたって1編が追加されており、単行本の最終話で終わったほうが確かにまとまりは良いと思いますが、この追加の1編があることで、最後にダメ押しのように余韻が残りました。
    怖いもの見たさで読み切ってしまったので★5

    0
    2026年07月15日

    Posted by ブクログ

    スピンオフ短編まで楽しめて、個人的には大満足です。
    何回も同じ文言を読んでたからか途中からはまた同じこと言ってるけどそこが重要なんだなとかシェフへのイメージを突き詰めたいんだなと感じることができました。

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    文庫化楽しみに待ってました。
    やっぱり面白い。
    探偵役が謎に包まれているのが
    新鮮でドキドキする。
    単行本未収録のスピンオフ短編も入れて
    すっきり終わってはいるけれど
    続編も出して欲しいと思える作品。

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    語彙力が欠如していてうまく表現できないが
    なんというか『微細なミステリー』という感じだった
    結末はわからない
    シェフが言う言葉それが真実なのかはわからない
    あくまで解釈だから
    でもきっと真実
    済ました顔して犯してゆく罪
    本当に罪なのかはわからない
    表紙に騙されちゃいけない
    謎解きを楽しみたい人には面白い作品だと思う
    どちらかと言うと豪快さが好きなのでまぁ普通かなと言う感じ
    短編集だが最後に登場人物を通じて繋がる
    何度も同じ表現が擦られ続けるのでテンポ良く読みたい人にはお勧めしないかな

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    単なる日常に潜む謎解き以外にも面白い!
    文庫でも1,210円(税込)と強気な価格だけど、単行本には未収録作品が1つ加わってます。
    未収録作品が実に隠し味というか、本作をいい味に仕立てており、シェフの腕前が光っていました♫

    配達員の報告からオーナーシェフが謎解きをする安楽椅子もので、スマホやSNSに関する謎解きに軸足を置きつつも、登場する配達員のエピソードにも手抜きがなくしっかりと構成されていました。

    「ウケてない」と「スベっている」の違いをしっかり言語化して説明していたり、オーナーシェフが配達員にまずUSBを運んでもらう理由だったりと日常に潜む謎解き以外にもエネルギーを注いでいると感じられて◎

    謎に包まれたオーナーシェフの続編期待!!

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    著者の罠に嵌った気がする…。
    1話目を読んだ時に顛末が簡単に想像出来たのは罠だったのかな?
    この話はただた安楽椅子探偵ではなく、そもそもコックが謎解きするのがミソ。
    真実を明らかにするのではなく、依頼者の空腹を満たす為の料理を提供する話。
    従来の謎解きミステリーとは、また違う面白さがこの本にはある。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    設定がおもしろいよね。
    ただ、短編集なせいかだんだんとパターン化してくる。
    それってこういう事だよね、と推理しちゃうあたりが、謎解きはディナーのあとでを彷彿させてしまう。
    ちょっと惜しいかな、真相をお話ししますが良かったので期待しすぎてしまった。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    一風変わった安楽椅子探偵もの。シェフだから、という設定で、普通の探偵ものとは違う展開に説得力を持たせる点も、思い切った開き直りみたいなものが感じられて面白い。連作短編で、一つの話はダラダラ続かず読み易いし、エンタメ寄りかなと思ってると怖さをチラッと出してくる点もスパイスが効いている。一冊の本として、本篇最終章の総まとめはテンションが上がるし、文庫版の視点が違うおまけもおまけにしては贅沢な満足感があった。続編が欲しい。

    0
    2026年09月04日

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