少年ABCの完璧な選択

少年ABCの完璧な選択

小説・文芸
2,090円 (税込)

10pt

中二の夏。俺達は幼馴染の乃愛を救うため、虐待を行う母親らを殺害した。その後、法の死角を突き、無罪放免を勝ち取った……はずだった。十五年後、乃愛が何者かによって誘拐される。誘拐犯は真犯人が名乗り出なければ乃愛を殺すと宣言し、次々暴露を行う。晒される過去、揺らぐ信頼。最後に選ぶのは、友情か、裏切りか。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    少年ABCの完璧な選択
  • タイトルID
    :
    2325673
  • 電子版発売日
    :
    2026年08月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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少年ABCの完璧な選択 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     15年前に友達の少女を守るために完全犯罪を遂行した少年三人と現代で起きた誘拐事件、誘拐犯の真犯人追及と少年達の個人情報の暴露、警察と少年達の心理合戦に引き込まれるリーガルミステリーで、両方の事件の真犯人は途中で分かったが、完全犯罪の全容と少年達の友情、彼らが最終的に下す決断が読み応え抜群だった。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    結城さん2作品目。少年たちの完全犯罪の一部始終が気になり一気読み。15年後乃愛を誘拐され真犯人が名乗り出るよう脅迫されてからもきになって。犯人は何となくわかってもやっぱりラストまでの展開を確認せねば。このハラハラ感がおもしろかった。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    「殺したのは自分です。他の二人はやっていません」と3人の中学生(容疑者)が揃って取り調べで主張したことで殺人罪の構成要件を満たさず「嫌疑不十分」となった15年前の事件。この法律の穴を突くロジックの目の付け所はさすが東大法学部卒の著者。まずここで一気に引き込まれる。しかし、本丸はそこから。15年前の事件の真犯人に名乗り出るように迫る誘拐事件が発生。結婚して家族という弱点を持った3人が互いに疑心暗鬼に陥る心理サスペンスにジャンルシフトしていく。同時にまたしても彼ら3人の手のひらで踊らされているのでは?と捜査にあたる警察目線でもハラハラできる。この辺りの二重の構造にハマって一気に読んでしまった。15年前の真相に辿り着く鍵となる伏線の張り方も実にさりげない。お見事。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった。
    少し前に読んだ「暗黒の瞬間」という小説を思い出した。
    短編小説集だったけれど、10人グループの人間のうち1人だけが性加害に加わっていないという事実があり、10人全員が自分がしていないと証言。
    その時、この人がその1人と証拠が出なければ、全員無罪という話だった。
    法律という完璧に出来ていると思っていたものが、僅かに、ほんの僅かに隙間があるということを思い知らされた小説だった。
    出てくる4人全員が切っても切れない血縁関係が悪いこと、中学生という狭い世界で、周りのみんなが幸せそうに見えることが、良くも悪くも強い結束を作ったんだろうなと思った。
    途中で結末に気づいたけれど、良い結末が待っていた。
    過去は消せないし、どこの立場に立つかで話は変わってくるけれど、死ぬまで背負い続けた上で、少しでも周りの人間との笑顔があれば良いなと思う。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    ストーリーが面白い!
    文量がしっかりあるが、ぐんぐん読み進められた。
    「友達」とはなにか、読後感もじんわりと身体に広がっていく感じで、すごく良い読書体験となった。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    中2の夏、幼馴染の3人は、虐待を受けている乃愛を救うためにある計画をたて彼女を救う。
    それは警察を騙す、完全犯罪だった。

    だが15年後、乃愛が誘拐され、完全犯罪を成し遂げた3人に真犯人が名乗り出なければ、彼女の命を奪い、3時間ごとに彼らの個人情報を拡散するという…

    かつての少年たちの選択と決断は、今になってどういうふうに変化するのか…
    友情は変わらないのか…
    それとも家族を優先するのか…

    中学時代の彼らは「本町ギャングスターズ」と名乗り、それは乃愛を守るためでもあった。
    中2という、子どもっぽさも残る彼らがどこまでやりきるのか…到底、完全犯罪などと無理な話だと思っていたが、第二部で警察とのやりとりのなかで隠し通せたこと、そしてちょっとした話で見えてきたもの。
    少しの綻びが、やがて真実へと辿り着く。


    あっという間で、とても楽しめた読者時間だった。





    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    人生は選択の連続だと思い知った。

    この作品で、後ろを振り返り勇気を持って引き返すことも大事だと教わった。

    表面的な感想では言い表せない、考えさせられる一冊でした。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    ミステリというよりかは青春小説のような味わい。
    登場人物たちの心理を考えれば、真犯人はすぐ分かってしまうが、分かった上でも十分に楽しめる。むしろ分かっていた方が先が気になるかもしれない。
    学生時代にかけがえのない友人がいたすべての人が読むべき本だ。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    「友情」って何だろう?って思いました。
    どんな形であれ、この話は「友情」が無いと成り立たないです。
    壮絶なシーンも多くあり、想像すると辛い場面も多いですが、「友情」について深く考えさせられ、それでも罪を被るのか正しくABCのする選択には注目させられました。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    少年ABCが14歳の時におこした犯罪。友達の少女を救うためだったが、二人の人間を殺してしまう。しかし、起訴はされなかった。
    それから15年後、そのときの少女が誘拐され、誘拐犯は期限までに殺人事件の真犯人が誰なのか自白しないと元少年達の氏名諸々をネット上にさらすという。
    それぞれ時が流れ、大事な家族を守るため、どう選択をするのか。
    警察が真相を見抜けず起訴できないということはあるのか?と思いつつも読み進めた。過去編で少年達と少女がどう関わりがあり、犯罪をおこしてしまうまでの流れがわかる。そんなことがあれば、何とかしたいと思うかも。
    15年後の現在では、それぞれ大事な妻や子供があり、昔のように一致団結してというわけにはいかない。なんとなく真犯人の予想はついていたが、そうだったのかという驚きがあって面白かった。誘拐犯が犯罪をおこした気持ちもわかる。ドラマ化したら面白そう。

    0
    2026年09月22日

少年ABCの完璧な選択 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    少年ABCの完璧な選択
  • タイトルID
    :
    2325673
  • 電子版発売日
    :
    2026年08月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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