ストロベリーナイト

誉田哲也

[ブクログ · ★★★★★]

テレビドラマ、映画で姫川玲子を演じた竹内結子さんが亡くなられました。そんな訳で、竹内さんの活躍した作品の原作を読んでみたくなって、初めて読んでみました。

作者の姫川玲子のイメージは松嶋菜々子さんらしいのですが、やっぱりテレビや映画のイメージでしょうね。私には、竹内さんにしか思えなかったです。姫川のセリフが、竹中さんの声でイメージ出来たりしてね。

描かれている事件は猟奇的です。描写があるんですが、ちょっとグロい・・・。ただ、全体的には、姫川班のメンバー（とそうでは無い奴）の軽妙なやり取りや、姫川が忌み嫌う同僚刑事とのやり取りなど、非常に面白い中身になっています。

犯人ですが、正直、途中でわかりました。だってねぇ、いかにも怪しい(苦笑)

[ブクログ · ★★★★★]

女性が社会で生きる厳しさ。事件の内容も事件のラストも残酷な描写や主人公にとって過酷な男社会の刑事物ですが、最後まで読みたさ切れたのは、ラストの主人公を散々毛嫌いしつつ、ギリギリの綱渡りをしながら事件を解決しようとする違う部署の上司のセリフに救われたからです。男女平等と言われる昨今ですが、やはり男性社会です。その中で事件に巻き込まれるとある少女達や主人公の女性の繊細な心理描写は本当に素晴らしいです。

[読むコレ · ★★★★★]

続きが気になってどんどんページをめくってしまう！そして主人公のかっこよさ。自分も姫川班に入って命令されたいｗと思ってしまう作品でした。シリーズ化されており、是非お勧めしたい作品です。

[読むコレ · ★★★★★]

2010年竹内結子さん主演ドラマの原作。姫川玲子シリーズ第一段。公園で、ビニールシートに包まれた男性の他殺体が発見されたのを発端に連続殺人を・・・。そこで【ストロベリーナイト】というキーワードに辿り着く。

[ブクログ · ★★★★☆]

　ドラマや映画で人気の姫川玲子シリーズ第１弾。
　姫川の感覚が冴え渡り、事件はハイスピードで進む。この疾走感がなんとも言えない作品。一つ一つ可能性を潰していくというのもじっくりとしていて面白いが、姫川のような突拍子もない発想で、一見繋がりのない点と点が繋がる感覚が本作の見どころと言っていいかと思う。
　ページ数の割りには、一気に読めてしまう作品。この疾走感はお試しあれ。本作は映画やドラマを見た後に読んでも、割としっくりくる作品。本書→映画でも映画→本書、どちらでも楽しめる。

[ブクログ · ★★★★☆]

姫川玲子シリーズ。久しぶりの再読。
臨場感が半端ないですね。姫川はもちろん、ガンテツなど、ただ、ただ頑固ものだけでない、古株の刑事としての意地、誇りが感じられて、いいですね。
回想シーンの、姫川自身の法廷での、傍聴席の警察関係者の敬礼には、痺れました。

[ブクログ · ★★★★☆]

読んだのは11年近く前。姫川玲子を頭の中で松嶋菜々子に映像化してました。その１年後、竹内結子主演でドラマ化、昨年はリメイクで二階堂ふみでドラマ化。それぞれの姫川玲子、ハマってました！ エログロ描写や、グロい殺人シーンに何度も本を閉じ、リタイヤしようか⁈と思ったほど。想像力をオフにして乗り切り、途中からぐいぐい引き込まれました。ドラマはさすがにグロさは軽減されててホッ

[ブクログ · ★★★★☆]

ドラマで観たしな。と期待せずに読んだらドラマでは感じられなかった人情的内容がたくさんあってとても良かった。面白くて一気読みだった。

[ブクログ · ★★★★☆]

This is a super gorey and horror novel. The story is great.

[ブクログ · ★★★★☆]

ドラマ「ストロベリーナイト」の原作。
ドラマが原作を忠実に再現しているのがよくわかります。
登場人物のキャラクターは既に把握できていたので、すんなり入り込めました。
小説の方が、それぞれのキャラクターをより丁寧に書いてるのに好感。

題材の事件がグロテスクなので顔をしかめたくなるシーンも多いですが、やっぱり姫川がかっこいい！シリーズ読みたくなります。