あらすじ
溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された! 警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは? クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。超人気・姫川シリーズ第一作、待望の電子書籍化!
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Posted by ブクログ
2026年にして誉田哲也さん初読でした!
ドラマ化された姫川玲子が活躍するシリーズの第1弾
めっちゃくちゃ読みやすいじゃないですかー!何で今まで読んでこなかったんだろう。
ドラマをやってて面白そうだな〜とは思ったけど、全く見なかったので内容は全然知らず、読むのを楽しみにしてた。
冒頭からグロい、かなりグロい
よく実写化できたな(笑)
でも話は面白くて読みやすいので、すっと頭に入ってくる。
中盤、玲子の過去の話になるが、そこはめっちゃ泣ける。
姫川が活躍する場面は爽快で読んでて楽しいが、勝俣は出てくるたびにイライラしたー。あんなのが職場に居たらしんどいわ
Posted by ブクログ
溜め池近くで発見された惨殺死体。警視庁捜査一課の姫川玲子は、その事件の背後にある異様な気配を察知する。やがて捜査線上に浮かぶ謎の言葉「ストロベリーナイト」。その正体に近づくほど、事件は凄惨さを増し、緊迫感と絶望感が高まっていく。
ミステリとして面白いだけでなく、人間ドラマとしても強く心を揺さぶられた。
登場する刑事たちは一癖も二癖もあり、考え方も捜査方法も違う。時には激しく対立する。それでも、それぞれの信念を背負い、事件解決に全身全霊を傾けている。その衝突は単なる反目ではなく、刑事としての魂と魂のぶつかり合いのように感じた。そして、ぶつかり合っていた者たちが最後には同じ方向を向いていく。その流れも熱い。
そして何より魅力的だったのが、姫川玲子という人物。
最初は強く、鋭く、何事にも動じない刑事に見える。しかし読み進めるほど、決してそうではないことが分かる。むしろ脆く、過去の事件でも今回の事件でも、心が崩れてしまってもおかしくない。
玲子の家族とのすれ違いも印象に残った。事件を境に変わってしまった玲子を案じる家族と、変わらなければ前に進めなかった玲子。どちらかが間違っているわけではなく、ただ立場が違うから思いが噛み合わない。そんな人間の内面まで描かれているからこそ、玲子が単なる「強い女性刑事」ではなく、一人の人間として立体的に見えてくる。
そんな玲子が警察官を志す原点となった、佐田倫子との過去のエピソードが強く胸に残った。玲子が自分の傷と向き合い、前を向こうと決意していく姿。そんな玲子に寄り添う倫子の接し方。そして後になって見えてくる、その思い。深く心を揺さぶられた。
なかでも忘れられないのが、裁判所で玲子が自分の思いを訴えたあと、その場にいた警察官たちが全員起立し、玲子に向かって敬礼する場面。
そこには玲子への思いだけではないものがある。警察官として命を懸ける者たちの思い、仲間への思い。そのすべてが、あの一斉の敬礼に凝縮されているように感じ、本当に心が震えた。
そして、この過去があるからこそ、今回の事件での玲子の姿がさらに胸に迫る。
今回も玲子は崩れそうになる。それでも心を奮い立たせ、もう一度事件へ向かっていく。
玲子の強さとは、傷つかないことでも、決して折れないことでもない。傷つき、崩れそうになりながら、それでも人に支えられ、自らもう一度立ち上がること。その脆さを抱えた強さこそが、姫川玲子という人物の大きな魅力なのだと思う。
「ストロベリーナイト」の真相が明らかになるにつれ、物語はさらに加速していく。展開も多く、緊張感も途切れない。人間ドラマとして、警察ミステリとして、そしてエンターテインメントとして非常に面白く、読む手が止まらなかった。
事件の結末以上に心に残ったのは、姫川玲子という人間そのものだった。
この先、彼女がどんな事件に向き合い、どんなふうに傷つき、それでもどう立ち上がっていくのか。
シリーズを追いかけたくなった。
Posted by ブクログ
姫川シリーズの第一段。初めての作者だった。非常に面白いサスペンスだと感じた。時間があったため、2日で読めた。
姫川とガンテツ、井岡などの印象深いキャラクターたち。連続殺人事件を追う上でのそれぞれの捜査方針の違い。様々なところで面白さを感じられた。シリーズ作品以外のものも読みたい。
Posted by ブクログ
グロテスクな描写があり、見たことなんてないけど、とてもリアルさを感じました。
ストーリーも次が早く読みたくなり、あっという間に読んでしまった。
続編があるとのことで、読むのが楽しみです。
Posted by ブクログ
誉田哲也の小説で初めて読んだのが本作で、数年ぶりに再読。初めて読んだとき、バイレンスやグロさが平気だったので、スイスイ読めたけど、誉田哲也の作品はエロ、グロ、バイオレンスが苦手な人にはきついかな。
でも、本作もだけど、誉田哲也の作品に出てくる女性はとても魅力的であり、スピーディーな中にも心理描写を丁寧に描いてくれるので面白い。2時間ドラマを観ているように読めるのもすごくいい。
Posted by ブクログ
姫川玲子シリーズ第1弾!
ドラマ版ストロベリーナイトでもこのお話がとても好きで、サブスク配信を久しぶりに見返してどうせなら原作も!と思って手に取ってみましたが…。
やはり、姫川が刑事を志したあのシーンは泣けて泣けて…苦しくなった。でも、そんな真っ直ぐに突き進んで来た姫川が大好きだ。
Posted by ブクログ
姫川玲子シリーズの第一弾!
最初から最後まで飽きることなく読めました!もう一気読みに近い
姫川班のメンバー、井岡、ガンテツなど登場人物のキャラが立っていてよい!一冊読むと2時間ドラマ1本観たような満足感!
姫川の過去のシーンに胸打たれ、ガンテツと玲子の最後のシーンに胸打たれ(途中ガンテツの言動に怒りも覚えましたが、最終的には魅力的な登場人物の1人になっていた…)、事件解決に動くあつい刑事たちの執念に胸打たれ…。これぞエンターテインメント!!
ビニールシートに包まれた男の遺体が発見されてから、捜査が進むうちに「ストロベリーナイト」という謎の言葉が捜査線上に浮上して…。
少しずつ明らかになる真実は紐を手繰り寄せるかのようで読んでいてワクワクしました!
匿名
刑事ドラマの中でもストロベリーナイトが好きでした。姫川玲子かっこよかったです。
原作も中盤から引き込まれました。怖い事件で何度も読むのが苦しくなりました。
大好きな作品
中学生のときに姫川玲子に出会い、その後ドラマで竹内結子さんがやることになってものすごくイメージ通りで嬉しかったのを今でも思い出します。
姫川玲子に何度も助けられました。
Posted by ブクログ
姫川玲子シリーズの1作目。
ミステリー、サスペンス、ノワールと重たいジャンルが混じりあった様な重厚な作品。
今作を読み終えたあと、ひとまず一週間は何も読みたくない!と思えた作品。(本当はシリーズをまとめていくつか読むつもりだったが心が疲れてしまった)
姫川玲子の魅力もそうだが、警察官達の生き様や描写に魅力され、「ストロベリーナイト」という謎と真犯人の真実に救われない様な気持ちになる。
チーム姫川の人選やコミュニケーション、葛藤などもとても見事に描写されており、作品の中に引き込まれてしまう。
誉田哲也作品を初めて体感したが、これ程衝撃的な出会いになるとは思わなかった。
それぞれ登場人物達の描写が生き生きとしており、生きている様な感覚になる。特にガンテツは嫌な中年男性そのものだが心に芯のある、昔ながらのオヤジにみえる。
姫川班のメンバーやそれを彩る人達も個性的であり、今後シリーズ通してどのように躍動して行くかが楽しみだ。
少なくとも「警察」がテーマの作品、女性警官の生き様を描いたストーリーにおいては現時点で「ストロベリーナイト」、「凍える牙」が2大作だ。
なるべく早く「ソウルケイジ」に挑もうと思う。
僕、彼、奴
僕、彼、奴が読み返してやっと分かりました(^-^;
僕と彼については、ずっと勘違いしてたようです。
ドラマとは少し内容が違うんですね。
エロとコロシの話に関しては小説版は過激ですね。
恋心も小説版は分かりやすくて面白いです。
Posted by 読むコレ
続きが気になってどんどんページをめくってしまう!そして主人公のかっこよさ。自分も姫川班に入って命令されたいwと思ってしまう作品でした。シリーズ化されており、是非お勧めしたい作品です。
Posted by 読むコレ
2010年竹内結子さん主演ドラマの原作。姫川玲子シリーズ第一段。公園で、ビニールシートに包まれた男性の他殺体が発見されたのを発端に連続殺人を・・・。そこで【ストロベリーナイト】というキーワードに辿り着く。
Posted by ブクログ
第一章
「じゃあ、いくよ。今日のことは……いや、今までのことは全部、忘れろ。全部忘れて、お前は新しい人生を生きるんだ」
1. 姫川玲子は東京都監察医務院近くの日本蕎麦屋で、監察医の國奥定之助と昼食を共にしていた。
2. 遺体発見現場は都立水元公園のすぐ近くだと分かった。
幸い自分の班、捜査一課十係姫川班の部下とはうまくいっている。それは玲子を捜査一課に引っ張った直属の上司、今泉十係長警部の采配によるところも大きい。
日下守。十係の、もう一人の主任警部補。この世で二番目に嫌いな男。
勝俣健作。五係主任警部補。勝俣班は俗に「一課内公安」と呼ばれる情報戦のプロ集団だ。
玲子の部下、湯田巡査が声をかけてきた。
井岡博満。去年の暮れ、世田谷署管内で起こった殺人事件を共に捜査した巡査長刑事
3. 玲子はズッコけ、そのまま菊田の平らげた皿を、全て膳から払い落としたくなった。
4. 内溜沿いの、幅のせまい植え込み。細かい葉のびっしり詰まった、濃い緑の植え込み。
――なぜ、あの場所に置いたのかしら。
被害者
金原太一、三十四歳。事務機器リース会社、大倉商会社員。
「……親しいのも、長いのも、小沢でしょうか。彼は
「……東都銀行に、食い込もうとしてたんです」
5. 「……金原に対する周囲の印象は以上のように、真面目で一所懸命な人、というので一致しています。ですが、その中で小沢と貫井という直属の部下たちは、やや金原のペースについていけないと感じていたようです。
「お世話になってます。捜査一課の姫川です。あの、國奥先生、今そちらにいらっしゃいますか」
『……あーと、これか。えーと、死亡したのは、フカザワヤスユキ、二十一歳。足立区在住。これが、どうかしたか』
「はい。もしかしたら……金原以前の犠牲者が、内溜に沈んでいるかもしれません」
第二章
じゃあ、君は『エフ』ね」と、マコが僕の呼び名を決めた。
そんな頃、マコが殺された。
1. 頭は七つ。黒い頭が六つ、青いのが一つ。やがてその青い一つは、浮上した潜水艦のように、人長の体を水面に露わにした。
ガンテツ、こと勝俣健作。警視庁刑事部捜査第一課殺人犯捜査第五係主任。
日下守。十係の、もう一人の主任警部補。この世で二番目に嫌いな男。
暑い夏の夜、と。奴は確かに訊いた。今でも、暑い夏の夜は怖いのか、と。
2. 「深沢の遺体が発見されたのは、江北のアパートでしたね」
同居人の欄に「由香里」とあるのだ。
「ええ。深沢には、三つ年下の妹がおります」
そして、過去。あの忌まわしき夏。黒く塗り潰された、十七歳の夏。
3.
それも高校生の頃。姫川はある事件の被害者になっていた。その事件で埼玉県警本部の巡査刑事が殉職し、姫川は公判で証言台にも立っている。
「警視庁捜査一課の勝俣だッ。精神神経科の尾室医師にお会いしたいッ」
4. 被害者金原に続き、水元公園内溜の水中から発見された遺体、マル害は氏名、滑川幸男、三十八歳。 「姫川、勝俣は勤め先、白広堂で敷鑑」
事務機器リース会社の営業マンと広告代理店の売れっ子クリエイターでは、
――白鳥……あ、しまったッ。
白鳥香澄。滑川が社内で最も親しくしていた女性。長年の恋人。
「ええと……最初、私に、戦争にいった知り合いはいるか、って訊いたんです。
5. 「あったあった。北見さん、これですよ。アウトドアサークル、岳友会」
田代智彦。電器メーカーの営業をしている三十九歳。
『そうですか。じゃあ、ストロベリーナイトって、ご存じですか』
6. 玲子が金原太一の腹部の切創と、ネグレリアフォーレリで死亡した深沢康之とを結びつけ、水中に遺棄されたもう一人の被害者、滑川幸男の遺体を引き揚げたところまでは順調だった。
「お、お姉ちゃんッ」まさにその妹、珠希だった。
抵抗らしい抵抗もできないまま、玲子は下着を剥ぎ取られた。強引に足を広げられ、男を捻じ込まれた。
彼女の名は佐田倫子。埼玉県警刑事部捜査一課の巡査だった。
――あたしも、あの中に……入りたい。
このとき、玲子は警察官になる決心をした。
7. 《あ、大塚っす。お疲れさまです。お休みだったら無理にとはいえないんですけど、夕方、ちょっとお話できませんか。実は妙なネタ、仕入れちゃったもんで》
「ストロベリーナイト、ですよ」 「苺の騎士?」
「それがですね、どうやら、殺人ショーらしいんですよ」
「……殺人、ショー?」
第三章
「さあ、エフ。好きにやってこい」
奴の友達にいわれ、ステージに出た。
1. 金原と滑川は殺人ショー『ストロベリーナイト』に参加し、殺された。それはすでに、二人の間では確信に近いものになっている。
「管理官。現時点では『ストロベリーナイト』が、マル害の死と謎の行動を結びつけ、なおかつ合理的に解釈できる唯一の仮説です。
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溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された! 警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは? クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。超人気・姫川シリーズ第一作、待望の電子書籍化!
Posted by ブクログ
姫川玲子の、未熟さを抱えながらも前を向いて足搔く姿に憧れを感じた。完璧じゃないからこそ、もがく姿がリアルで惹き込まれる。
対照的にガンテツの、手段を選ばずに突き進む力も別の格好良さがあった。正義と非情さが紙一重で同居しているキャラクターは、読んでいて目が離せない
Posted by ブクログ
めちゃ殺し方グロかった笑
ただ、殺し方に引けを取らないくらい、主人公の姫川玲子を中心とするキャラも立ってて、解決までの道筋もしっかり楽しめた。続編もしっかり読んでいこうと思います。
Posted by ブクログ
2時間ドラマ風な殺人事件と、それを追う警察の話。
まぁハラハラするし、ありそうな日本の闇。
殺人事件系の小説は、やり過ぎ感があるけれど、、最近は実際に起こりうる世の中になってしまったんだな、、と痛感。
人物のキャラ立ちが作品を引き締める一助になっている名作でした!
Posted by ブクログ
溜め池付近で発見された惨殺遺体から、「ストロベリーナイト」という謎の言葉へと繋がる展開に惹きつけられた。クセ者揃いの刑事たちに囲まれながら、姫川玲子が直感を武器に真相へ迫る過程は、物語が思わぬ方向へ加速していく緊張感がある。辿り着いた事実は衝撃的で、人間の抱える深い闇を突きつけられる。凄惨な描写も多いが、彼女の機転や刑事としての矜持が物語のエッセンスとして光り、最後まで一気に読ませる。
Posted by ブクログ
ドラマから入りました。
姫川玲子シリーズを読むのは初めてですが、ドラマのファンだったのでストーリーは分かっています。
しかし原作はやはり面白い。姫川が菊田に抱いている感情も小説でははっきり分かり、ドラマや映画では結局進展しなかった関係がどうなるのか期待しています。
各登場人物のバックグラウンドなどもよく分かり、ますますこのシリーズが好きになりました。
Posted by ブクログ
内容や描写は相当グロくて、人によっては嫌悪感すら覚える表現もありますが、それだけ言葉で描写出来る内容であり、リアリティがありました。
結末も意外な展開はもちろんですが、楽しく聴くことができました。(audibleにて)
長いですが飽きずに次どうなるのか?どうなるのか?好奇心を唆られました。
Posted by ブクログ
誉田哲也さんとの出会いとなった作品。
誉田哲也さんの作品はどれも読みやすい。台詞が多く描写もわかりやすいものが多い。
かといって単調にならずにストーリー展開は気持ちよくて鮮やかに翻弄してくる印象。
ドラマ化されてヒットしましたね!
小説を読み慣れていない人でも入り込みやすい作品であり作家さんだと思います!
Posted by ブクログ
スピード感があり、一度世界観に浸かってしまえばあっという間に読むことができた。男性社会のなかでプライドをかざしている玲子は設定できにもライムシリーズのサックスを連想した。和ものなら緑子かな。ただどちらも前記のヒロインの方が好み。最初は玲子の突飛な推理(?)に馴染むことが出来ず。ただキャラの個性がたっていたので、殺人描写も前評判ほどもなく読めた
Posted by ブクログ
本格的なミステリーです。
読み応えもあるし、本当に最後の最後まで犯人がわからなかったので、最後までドキドキしながら読みました。
登場人物のキャラもいいですし、全体的に暗いんですけど、読みやすい一冊です。
Posted by 読むコレ
再読。ちょっぴりグロ注意ですが、分かりやすい設定のキャラ、先の気になる展開とページを捲らせる推進力が半端ではないので、この先何かヤバそう、だけど読んじゃう、的な感じで引っ張られていきました。
面白いです。
29歳の玲子さんは、先日読んだ37歳の某瑛子さんに比べるとまだまだ小娘という感じですが、突っ走って危なっかしい所は似ている部分も有り、ハラハラさせてくれます。
難を言えばオチの部分かと。多少の驚きはありましたが、これだけの過程からこのラストでは物足りなさも感じました。
井岡が好きな僕は、彼の活躍を期待しつつ次へ。
おもしろかったです。
私には読んでいて目を背けたくなるような表現(虐待や殺人シーンなど)もありましたが、姫川をはじめ刑事達の個性がひかる活躍が好きでした。他のシリーズも読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
読み物としては面白いけどグロい。
そしてテレビドラマのような人間関係で展開しながら平気で主要人物が死ぬのだから驚く。
主人公含む周りの個性際立つデカ達。ストロベリーナイトの凄惨さ。
「お前はおそらく、ホシの意識に同調してるんだ。」
過去のトラウマからなる犯罪者に近い、思考回路。
見どころたくさん、シリーズ化しているということで読んではいくがグロい!
Posted by ブクログ
グロテスクな描写があるとは聞いていたが想定していたよりもグロテスクだった…。ただそれを差し置いても本作は肌には合わなかったなという印象。
作中でも言及されるが主人公の勘働きが突飛的で、中には理解出来るものもあるが、どうしてそういう発想に至るのかがピンと来ないものも多い。黒幕だって主人公には警察関係者かもという情報は行ってなかったのに、いきなりそこ繋げちゃうんだと驚いた。クローズドサークルのような容疑者が限られている状況でもないのだから、なんだか視野が狭いような気もする。本人には本人なりの理屈があるのかも知れないが、どうもピンと来ない。
またガンテツも作中で大分フォローされてはいるが、ライン超えの言動が多くてとても好きにはなれない。発行年数を鑑みても尚、犯罪被害者の傷を抉って中傷するような言動は人間、それも警察にあるまじきでさすがに頂けない。この作品の中で一番良かったのが主人公が自身が被害者の裁判で弁護士に食ってかかったシーンだったので尚更印象が悪い。井川のセクハラもエンタメに寄ったギャグなんだろうけれとも、鬱陶しいし面倒くさい。先に述べた通り、主人公には共感し辛いのだけど、それでもあまりに働き辛そうな環境で不憫に感じてしまう。なんだかそうした本筋とは関係ないところに気が取られてしまって読後感がイマイチだった。
Posted by ブクログ
死体遺棄事件があったと思ったら実は池に沈める予定だった死体らしく、池を探したらもりもり出てきて連続殺人事件だった。若い女性刑事がチームを率いて犯人捜し出すぜ!って話。
犯人側の犯行方法はよかったが、捜査方法がミステリーとしてはイマイチ。
証拠や仮説をもとに真相を暴いていくのではなく、ほとんど勘と裏社会のハッカーによる情報収集で事件が判明していくのはあまり納得できない。
序盤に出てきた法医学の先生の知見もほしかったし、姫川が犯罪者側の思考回路をしてしまうというのならその思考の描写をもっと描いて欲しかった。
また、登場人物は少々魅力に欠けるというか、姫川は未熟な面があるのに猪突猛進型だし、勝俣は口が悪いだけじゃなく他人に対する思考回路が老害すぎる。
全体的に事件性とキャラクター設定が惜しい印象。
Posted by ブクログ
溜め池の近くで見つかった、ビニールシートに包まれた惨殺死体。ただの猟奇殺人かと思いきや、捜査の過程で浮かび上がる「ストロベリーナイト」という不気味な言葉。
全編を通してかなりバイオレンスな展開が続き、人間の底なしの悪意に息を呑む。その中でも、作中に登場する「僕」の存在感はすさまじく、あたかもこの物語のもう一人の主役であるかのような重みを持って迫ってくる。
印象的なのは、主人公の姫川玲子が、大切な部下を亡くしてから「死」というものに改めて向かい合うことになる場面。それまで事件解決への執念で突き進んでいた彼女が、「今まで、被害者や自分の身内にどれだけ気を遣わなかったか」と激しい後悔とともに自分の至らなさを自覚する。身近な人間の死という悲劇を経て、玲子が人の痛みがわかる「本当のリーダー」へと脱皮し、ひとつ成長した瞬間であった。
さらに、本作の魅力を強烈に跳ね上げているのが、クセ者刑事の「ガンテツ」こと勝俣である。
最初はただの嫌な奴、ルール無用の厄介者に見えるが、物語が進むにつれて「絶対に犯人を挙げる」という執念と、泥臭く真実に肉薄していく圧倒的な有能さが見えてくる。グレーな領域にまで足を突っ込むフットワークの軽さと、叩き上げのプロフェッショナルな凄み。気づけば「勝俣さん、カッコいい!」と魅了されていた。
描写には容赦がないが、単なる犯人探しにとどまらない、重層的な警察ミステリー。そして、読み終えた後にはもう一度序章に戻って欲しい。
「僕」の痛ましい原点がそこにある。
Posted by ブクログ
ハラハラドキドキする内容で、一気に読めました。ただ、凄惨な殺人現場が読んでいて辛かったです。生々しい描写がなければもっと読みやすかった気がします。しかし、あのような描写もニーズがあるんですかね。私には理解に苦しみます。
Posted by ブクログ
タイトルが可愛いらしいイメージだったので、読んでみて過激なシーンが多くて驚きました。ドラマを見たことはないのですが、どんな風に映像化されるのか気になるので、ドラマも見てみようと思います。
Posted by ブクログ
作者の「武士道シリーズ」は手放しで楽しめたが、こちらは途中から作為がミエミエとなったのが少し残念でした。
まだ若かりし頃の姫川警部補がレイプされて心に傷を抱えながらもある人の支えで立ち直るストーリーは感動的だが、部下の大塚が上司に相談もせず単独行動で殺されたあたりから、【作為】が見え始める。ここで言う作為とは、いちいち登場人物の行動について説明しないと前に進まない状況を言う。こういう目的でこの人はこうしたという説明は、裏返せばそれだけ不自然な行為だからであって、大塚の単独行動もそれに当たる。もっと言えば、ストーリー上大塚が殉職する必要があったから殺された訳ですね。
逆に姫川の天敵「ガンテツ」の存在感を後半から光らせた展開はお見事です。
Posted by ブクログ
これはあくまで自分の感想だが、刑事ものの小説は用語を難しく使いがちで、内容を理解しようとすればするほど内容から気が離れがちで、これなんだったんだっけ?で、終わりがちになるなと思った。
天才!と言われるような、そういう登場人物も必ずいて、難しくて、あまり理解できないまま終わる。
そのような印象だったが、今回も例に漏れずという感じ。
読み終えた満足感はあった。
Posted by ブクログ
サービスアパートの図書室で借りたもの。
溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。
殺人の描写がグロくてうわーってなりながら読んだ。
犯人の思考に近い姫川は今後どんな事件と遭遇するのかが気になる。
Posted by ブクログ
ドラマで散々見ていたのであらすじわかるし、読んでも面白くないかなっと原作が今になってしまったが、いやいや、あらすじわかっていても面白い。犯人わかってても面白かった。主人公が竹内結子さんと重なるのではないかと思ったが、ちゃんと原作には原作の姫川玲子がいた。竹内結子さんはこの原作からきちんと姫川を演じ、尚且つ自分の魅力をふんだんに盛り込み映像版姫川玲子を演じていたのだな〜って。映像版姫川玲子の方が私は好きだけど、原作の姫川も頑張れ!っと応援したくなるキャラクターだ。
殺人のシーンの表現はかなりグロテスクで、そういう表現が無理な人には厳しい部分もあるが、残忍な犯人に姫川がどう向き合っていくか、見どころだ。
欠点がたくさんあり、鼻っ柱の強い姫川玲子。強く逞しそうでありながら、いつでも崩れ落ちそうな弱さもある。過去に打ち勝ち、自分に打ち勝ち、犯人に打ち勝って欲しい。次作も頑張って!姫川玲子!
Posted by 読むコレ
よい時間潰しにはなった。
主人公の人並み外れた勘の鋭さで捜査が展開するんで予測がつかない作品だったけど、終わりの方はちょっと先が読めちゃったな・・・。
Posted by ブクログ
久しぶりに藤沢出張になったので、少し厚めのこの本でもって往復の長い車中は過ごすことに。
溜め池近くの植込みに青いシートにくるまれ放置されていた男の惨殺死体。ノンキャリアながら若くして警部補にのし上がった警視庁捜査一課の姫川玲子が、直感と行動力を武器に事件の真相に迫る。
毎月第二日曜に起こる殺人。関連性のない被害者。捜査で浮上した「ストロベリーナイト」とは?てなお話で、良く考えられていて結構面白いのだけれど、色んな話が詰まってて夫々に異なる話のトーンをちょっと捌き切れなかった感もあり、中盤のこれでもかというグロい場面ではしばしページが進まず…。
その割りに犯人の動機がそんなもんかという類で、まあ最近の犯罪なんてそういうもんなのだけど、なんとなく世の中のキャッチーなところを集めて見せてだけみたいになっちゃってちょっと残念。
で、玲子警部補、少女の頃の辛い過去を乗り越えて警部補まで辿り着き、女ながらに班を仕切っているは良いけれど、「これぞ階級社会の醍醐味よ」なんて行動や直感と行動力の捜査はあまりに危なっかしくて、部下の男どもも普通によくあるパターンで殆ど役に立たず、私ゃ、どちらかというと嫌われ役と思しき勝俣の心境で読み進めてしまいました。
匿名
なんだか安直
真犯人が唐突すぎて、拍子抜け。
主人公も大して活躍するわけでもなく、
たまたま勘が当たるだけ。
しかも、その勘だって普通に考えたら
行き着くだろうという程度の事。
設定が甘過ぎて突っ込み所は満載ですが、
タッチが軽くて読みやすいので
通勤時などに読むのは良いかもしれません。
男尊女卑が酷い
男尊女卑が酷く読んでいて苦痛でした。主要人物の発言にそういう思想が滲み出ています。男性社会の中で戦う女性というのがこの作品の一つのテーマなので仕方ないのかもしれませんが、性的な目で見られても、主人公がそれを甘んじて受け入れているところが気色悪い。まだ高飛車すぎる主人公の性格も好きになれません。個人的には合わない作品でした。