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作品一覧

  • 嘘をついたのは、初めてだった
    NEW
    -
    1巻726円 (税込)
    大ヒット作『黒猫を飼い始めた』につづくMRC発29のショートストーリーズ。 書き出しの一行は全員「嘘をついたのは、初めてだった」。 でもそこからあとは、十人十色、二十九人二十九色。 恋も裏切りも、グルメも猿の手も、全部あります。 (執筆者一覧・50音順) 青羽悠 赤川次郎 芦沢央 阿月まひる 阿部暁子 彩坂美月 五十嵐律人 大山誠一郎 小川一水 小野寺史宜 柿原朋哉 河村拓哉 櫛木理宇 献鹿狸太朗 佐野徹夜 潮谷験 篠原美季 須藤古都離 高田崇史 竹本健治 夏川草介 波木銅 西尾維新 長谷敏司 柾木政宗 真下みこと 三津田信三 矢部嵩 吉川トリコ
  • 黒猫を飼い始めた
    3.5
    1巻726円 (税込)
    会員制読書倶楽部、Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)されたショートショート集。 書き出しの1行「黒猫を飼い始めた。」は、全員共通。2行目からはそれぞれの作家が自由に想像を膨らませ、生み出された26編。 「妻の黒猫」 潮谷 験  「灰中さんは黙っていてくれる」 紙城境介 「イメチェン」 結城真一郎 「Buried with my CAAAAAT.」 斜線堂有紀 「天使と悪魔のチマ」 辻 真先 「レモンの目」 一穂ミチ 「メールが届いたとき私は」 宮西真冬 「メイにまっしぐら」 柾木政宗 「ミミのお食事」 真下みこと 「神の両側で猫を飼う」 似鳥 鶏 「黒猫の暗号」 周木 律 「スフィンクスの謎かけ」 犬飼ねこそぎ 「飽くまで」 青崎有吾 「猫飼人」 小野寺史宜 「晦日の月猫」 高田崇史 「ヒトに関するいくつかの考察」 紺野天龍 「そして黒猫を見つけた」 杉山 幌 「ササミ」 原田ひ香 「キーワードは黒猫」 森川智喜 「冷たい牢獄より」 河村拓哉 「アリサ先輩」 秋竹サラダ 「登美子の足音」 矢部 嵩 「会社に行きたくない田中さん」 朱野帰子 「ゲラが来た」 方丈貴恵 「独り暮らしの母」 三津田信三 「黒猫はなにを見たか」 円居 挽

ユーザーレビュー

  • 黒猫を飼い始めた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    26人の著名作家さんのストーリー、ルールは冒頭に「黒猫を飼い始めた」で始まること。一番ゾッとした話しは、一穂ミチ『レモンの目』。マンションで独り暮らしをする女性の部屋のベランダに毎晩黒猫が来る。その黒猫の首には折りたたんだ文章が。。。小学1年生の少女との気軽な文通が始まる。が、しかし!ヤバいラストだった。結城真一郎『イメチェン』のラストが秀逸。地下アイドルのイメチェンかと思いきや、やっぱり猫のイメチェンだった。我が家の2匹のスコティッシュ♂(灰色)♀(茶色)。毎日ニャンニャンプロレス、とても元気!⑤

    0
    2025年07月22日
  • 黒猫を飼い始めた

    Posted by ブクログ

    好きな著者がたくさん参加してるから…というつもりで手に取ったけれど、意外と、ノーマークだった作家のショートショートの方が面白かった。ショートショートであるせいか、後半から急カーブし始め、そんな結末に!?と笑ってしまう話が多かった。『灰中さんは黙っていてくれる』『天使と悪魔のチマ』『メールが届いたとき私は』『神の両側で猫を飼う』『飽くまで』『会社に行きたくない田中さん』『黒猫はなにを見たか』等々好きだけれど、正直選びきれないほどどれも良かった。

    0
    2025年05月06日
  • 黒猫を飼い始めた

    Posted by ブクログ

    黒猫を飼い始めた
    の一文から始まる26人の作家陣による、
    全26篇のアンソロジー短編集。

    ざっと印象に残った作品は
    「レモンの目」一穂ミチ
    「メールが届いたとき私は」宮西真冬
    「飽くまで」青崎有吾 (掲載順;敬称略)

    一穂さんは以前読んだ長編がエピソードの羅列で長編としてのつながりをそこまで感じなかったのだけれど、
    もしかしたらこういうエピソードを作るのがもともと得意なのかもしれない。
    青崎さんの作品はなんというかこれだけの飛距離の発想をきれいにオトすのが見事としか言いようがない。

    そして黒猫の持つ広がりを改めて感じた。
    「柴犬を飼い始めた」では物語は始まらない。
    少なくとも、斯様には。

    0
    2025年12月18日
  • 黒猫を飼い始めた

    Posted by ブクログ

    講談社MCR編集部・編『黒猫を飼い始めた』講談社文庫。

    26人の作家による『黒猫を飼い始めた。』という書き出しで始まるショートショート作品を収録したアンソロジー。会員制読書クラブMRCで大好評のショートショート企画とのこと。

    自分も半年前から黒猫を飼い始めたので、この本に大いなる興味を持ったのだ。

    手を変え品を変え、様々なパターンの黒猫ショートショートが描かれる。何故かダイイングメッセージを描いたショートショートが3編あった。黒猫とダイイングメッセージは何か関連するものがあるのだろうか。

    神秘的なところがある黒猫は小説の題材になりやすいのかも知れないが、エドガー・アラン・ポーの『黒猫』

    0
    2025年02月17日
  • 黒猫を飼い始めた

    Posted by ブクログ

    いろんな作家のショートショートが掲載されていて読みやすかった。けどショートショートという形式上叙述トリックが多いように感じた。満足感は正直あまりなかった。けどこれはしょうがない。もちろんいくつか面白い話もあった。けど話に含みが残されるものが多くて少しモヤッとした。

    0
    2025年12月17日

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