社会・政治作品一覧
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3.9暴力、セックス、洗脳…… 介護の現場がマジでヤバい! このままだと日本は姥捨て山国家になる! ! 超高齢化社会を目前に控え、介護事業は圧倒的な需要がある成長産業といえよう。 ただ、今の介護現場は危険すぎる。 「低賃金」や「重労働」といったよくあるネガティブ要因だけではない。 高い離職率に、急増する介護職員の暴行事件、 貧困によって売春市場に流れた介護ヘルパー、宗教的介護施設の乱立…… いったい介護の現場で何が起こっているのか? 本書では、急増する介護現場での事件、著者が経験した困難の一部、 介護人材の実態を報告しながら、破たん寸前の介護現場の現状を紐解いていく。 ノンフィクションライターの中村淳彦氏があぶりだす驚愕の真実とは……?
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4.0福島第一原発事故後の2011年12月、政府は冷温停止状態に入ったとの発表を行いましたが、地元の住民の方々の帰宅問題やホットスポット、食べ物の汚染など問題は山積しており、私たちの不安はまだまだ解消されていません。 「内部被ばくは、外部被ばくの600倍危険だ」 「福島の野菜を食べてはいけない」 「西へ逃げろ」……。 原発事故以来、さまざまな「専門家」たちの意見が飛び交い、かえって不安と混乱は増すばかりです。今最も必要とされるのは、正確な情報ではないでしょうか。 本書の著者は、長年にわたって放射線医としてがん患者の治療に携わってきました。被ばくと発がんリスクの問題について語るに最も相応しい人物といえます。さらに事故後、福島で行った調査や、広島・長崎、そしてチェルノブイリ原発事故のデータ分析も踏まえて導いた結論は、大きな説得力をもちます。 2011年、ロシア政府はチェルノブイリ原発事故25年目にあたり、総括報告書を発表しました。そこには住民の避難と健康被害の実態の分析がなされており、今の日本にとって示唆に富む内容です。本書に、その一部を翻訳掲載しています。 原発事故以来、私たちは日常生活においてさまざまな「選択」を迫られてきました。本書が、選択を迫られるようなときに、一人でも多くの方にとって判断材料のひとつとなることを願います。 ●主な内容 はじめに 第1章 放射線の真実 第2章 発がんリスクの真実 第3章 広島・長崎の真実 第4章 チェルノブイリの真実 資料:2011年ロシア政府発表『チェルノブイリ・25年目の総括報告』の最終章の訳文を掲載 第5章 放射線の「国際基準」とは 第6章 福島のいま、そしてこれから 第7章 非常時における被ばく対策 第8章 「被ばくと発がん」の疑問・不安に答える おわりに ――福島を日本一の長寿県に
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3.7自民党が更新しつづけた「政権運営の知恵」とは? 日本はこの3年で2度の政権交代を経験した。20年前の自民党下野とは違い、政権交代が常態化する時代に入ったのである。しかし民主党の失敗は深い傷を残した。好調に見える第二次安倍政権も盤石ではない。戦後自民党が繰り出してきた数々の「改革」の本質を「政権の延命手段」と見抜き、その成功と失敗の分析をもとに、「政権交代の時代」への前向きなビジョンと、政治を混迷から救う処方箋を提供する。 [目次] 第1章 自由民主党「長期政権」の確立 第2章 政治改革と「改革の時代」 第3章 小泉内閣はいかに「官邸主導」を作り上げたか 第4章 官僚制の変容 第5章 公務員制度改革はなぜ停滞するのか 第6章 進化する政権交代
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2.5民主党から政権を奪還し、自由民主党初の首相の座に返り咲いた安倍晋三。アベノミクスと称する経済効果もあり、就任後も高い支持率を得ている。保守・タカ派のイメージが強いが、首相目前で病に倒れた父・晋太郎より、日米安保改定にこぎつけた親米保守のリーダーで「昭和の妖怪」と言われた祖父・岸信介の影響を強く受けている。祖父と同じく、「日米同盟強化」「憲法改正」を唱える安倍首相は、中国をはじめ隣国と抱えた領土問題、参加を表明したTPPなど、難問山積の日本をどう舵取りしようとしているのか。本人のインタビューはもとより、安倍家三代をよく知る国会議員らのインタビューをもとに、安倍晋三が描く日本の将来、保守の本質について安倍家三代をよく知る作家・大下英治が綴った渾身の1冊。
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2.8世界を知れば未来の日本が見えてくる! 多極化する世界は多くのジレンマを抱えています。混沌のなか、激化する対立。今、互いに考え、歩み寄る姿勢がなければ、世界は前に進まないのです。2012年は世界の大国のトップが次々と交代しました。2013年に本格的に動き出した新しいリーダーたちは、はたして互いに歩み寄ることができるのか?世界が抱える大問題が日本とどう関係しているのか? ひとめでわかる学べる待望の図解版の第3弾です。主な内容:■イントロダクション 世界はいまどうなっているのか? ■日本が抱える大問題 ■腐っても“大”国、アメリカが抱える大問題 ■正念場のEU ■なぜ過酷なアラブの夏がやってきたのか? ほか ■特別対談 池上彰×乙武洋匡 「世界を知るということ」
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3.02012.11.6 米大統領選結果を受けてオバマ2期目はどうなる!? アメリカはどこへ向かうのか!? 共和党ロムニー候補に競り勝ち、再選を決めたバラク・オバマ米大統領。 だが、2008年の「チェンジ」の熱狂はもうどこにもない。 オバマは「チェンジに失敗した」のである。 では、オバマはどうしてそれでも勝ったのだろうか? ニューズウィーク日本版オフィシャルサイトで人気のアメリカウォッチャーが、 オバマの1期目を総括し、2013年以降のアメリカを占う。 本書は、最新の選挙結果を踏まえて、この「オバマのチェンジ」がどこへ消えたのかを検証し、アメリカ政治の現状に巣食っている問題を明らかにしようとしたものである。(「はじめに」より)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 認知症の人を家族だけで支えようとすると、暗い袋小路に迷い込み、絶望的な気持ちになりがちです。そんなとき、医療や福祉のサービス、隣近所の人の助けがあれば、袋小路の向こうに大きな青空が広がります。著者は、長野県・諏訪中央病院の医療ソーシャルワーカーとして活躍。その後、北海道や広島の福祉先進自治体の活動に参画し、ワタミ(株)等の契約アドバイザーも歴任。実践の積み重ねの中から育まれた、著者独自の介護現場へのユニークな提言をエッセイ風につづった1冊。鎌田實氏絶賛!
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-今、「議員の品格」が地に落ちている! 相変わらずの「政治とカネ」の問題や、議論が聞こえないほどの度を越したヤジ、夢中でスマートフォンをいじる姿、そして憲法の軽視……これらの言動・行動には目に余るものがあります。 本書では、政治記者という立場から、メディアとしての政治的公平、不偏不党の姿勢に留意しつつ、「議員の品格」を失った国会議員を大量に生み出す選挙制度の問題点に切り込み、現在の政治家と過去の政治家との比較など歴史面もたどりました。 さらには、はじめて選挙に臨む若い人や候補者選びに悩む人、改めて選挙について考えてみたい人にとってのガイドとなることを心がけています。
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3.9今、“DX(デジタルトランスフォーメーション)”の現場では何が起きているのか――3行政機関+7社の本音を取材。「IT後進国ニッポン」「なぜGAFAやBATHと渡り合える企業が生まれず、オードリー・タンが現れないのか……」世論に乗じて、そうわかりやすく悲観的な言葉で片付けるのは待ってほしい。事実、この国にはDXと正面から向き合い、本気で未来を変えようとしている人たちがいる。DX最前線に立つ人々を取材し、私たちが目指すべき「真のデジタル化」への道筋を探る。
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4.1NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で注目! 横行する外国人労働者の奴隷労働、一方的な解雇をどうする? アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された外国人労働者問題のスペシャリストが移民社会をめぐる課題と展望を示す。「移民社会」はすでに始まっています。少子高齢化が進む日本が持続可能な「次の社会」は、外国人労働者の活躍、存在なしには考えられません。2019年4月、入管法の改定で、在留資格「特定技能」による外国人労働者の受け入れが政策的にも始まりました。しかし、日本は受け入れに見合った社会になっているでしょうか? 現実には技能実習生が、「時給300円」に象徴される奴隷労働構造の中で働いたり、ヘイトスピーチ等の人権問題が山積しています。外国人労働者と共生する社会、移民社会に必要な条件とは? アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された外国人労働者問題のスペシャリストがデータとエピソードで明快に解説。◆推薦◆ ○「民族や文化の背景が違う人たちと助け合える社会になれば、何としなやかで、素敵な日本になることか!」姜尚中氏(政治学者) ○「著者は常に外国人労働者の「現場」を生きてきた。踏みつけられた者の側に立ち、闘い、告発してきた。本書は「国際化社会」の裏側にある欺瞞を鋭く撃つ。」安田浩一氏(ジャーナリスト) ○「読み終えて感動し泣いた。普通の人が鬼畜になる日本の近代産業史はホラー映画そのものだ。その中にあっても、人間の良心は生き続けている。」辛淑玉氏(「のりこえねっと」共同代表)
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3.7惜しまれながら急逝した不世出の法哲学者・尾高朝雄(1899-1956年)、初の文庫版。本書の原本は、1947(昭和22)年10月に国立書院から出版されました。その5ヵ月前には日本国憲法が施行されています。大日本帝国憲法から日本国憲法への移行は、前者の改正手続きに基づいてなされました。そうして「天皇主権」から「国民主権」への大転換を遂げた新しい戦後日本には「象徴天皇」が残されました。国民主権と天皇制ははたして両立可能なのか? もしそこに矛盾があるのなら、戦前から戦後の移行はいかにして根拠づけられるのか? これらの疑問は、単に憲法学の問題であるだけでなく、戦後の繁栄を支えた日本の新しい形は正当な根拠をもつものか、というすべての日本国民に関わる問題でもあります。本書は、この問題を解きほぐしてくれるものです。改正手続きの具体的な経緯をたどり、その過程で起きた「国体」をめぐる論争に触れつつ、「主権」とは何なのか、という問いを追求します。誰にでも理解できるよう、ていねいにたどられていった考察の末、「国民主権」と「天皇制」を両立させる「ノモス主権」が提示されます。本書が発表されたあと、憲法学者・宮沢俊義(1899-1976年)が異論を唱え、二人のあいだに論争が繰り広げられました。本書は、宮沢の批判に対する応答として書かれた二篇を増補して1954(昭和29)年に青林書院から刊行された版を底本とし、その内容を追えるようにしました。「ノモス主権」の概念は、長らく忘れられてきました。しかし、ここには今こそ考えるべき問いがあります。学術文庫『立憲非立憲』に続き、唯一無二の憲法学者・石川健治氏による渾身の「解説」を収録した本書は、新しい時代の日本にとって必須の一冊となることでしょう。[本書の内容]序 言/はしがき/第一章 新憲法をめぐる国体論議/第二章 主権概念の批判/第三章 国民主権の原理/第四章 天皇統治の伝統/第五章 新憲法における国民主権と天皇制/第六章 ノモスの主権について/第七章 事実としての主権と当為としての主権/解説(石川健治)
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3.0政府の内部文書をもとに官僚、学者を直撃取材。福島第一原発事故・除染のウソを暴く! 2011年の東京電力福島第一原発事故に伴う放射能汚染対策の実態を知ることは、国家の信用と民主主義の基盤が破壊された現実を直視することである。対策の柱となった「除染」は、この事故を一方的に幕引きする武器となった。著者は、環境省の非公開会合の記録を入手。本書はこれをもとに、官僚、学者に直撃取材を行い、為政者の真意を暴いた。森友・加計学園問題、陸上自衛隊の日報隠蔽問題、裁量労働制に関する厚生労働省のデータ問題、それらに伴う説明責任の放棄、公文書の意図的な未作成、果ては改竄まで……。原発事故の幕引きを急ぐ国策はパンドラの箱を開け、この国の民主主義を壊した。 【目次】序章 除染幻想──壊れた国家の信用と民主主義の基盤/第一章 被災者に転嫁される責任──汚染土はいつまで仮置きなのか/第二章 「除染先進地」伊達市の欺瞞/第三章 底なしの無責任──汚染土再利用(1)/第四章 議事録から消えた発言──汚染土再利用(2)/第五章 誰のため、何のための除染だったのか/第六章 指定廃棄物の行方/あとがき 原発事故が壊したもの
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4.7シリア、イエメンなど中東で頻発する虐殺や弾圧、それから逃れる大量の難民、欧米で繰り返されるテロなどの問題に対して有効な手立てを失った国際社会。その背景には、アメリカ、EU、国連、領域国民国家、西欧啓蒙思想など、第二次大戦後の世界の安定を担ってきたシステムと秩序の崩壊という現実がある。この崩壊過程の末には何があるのか? トルコを中心としたスンナ派イスラーム世界の動向と、ロシア、中国といった新たな「帝国」の勃興を見据え、展望を解説する。現代の“限界”の理由を概観し、文明の衝突を超え、日本はどうあるべきかを考えるための、現代史講義。 【目次】はじめに/第一章 限界のEU、啓蒙の限界/第二章 限界の国民国家/第三章 限界の国連/第四章 限界を超えるためのパラダイムを求めて/終章 帝国の狭間で/おわりに
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3.8派遣業務の雇い止め、両親の多重債務、高学歴が仇となった就職活動、親の支配欲…。年齢も立場も、きっかけも様々な彼らに共通するのは、社会から隔絶されて行き場を失ってしまった現状である。たまたま不幸だったから? 性格がそうさせているから? 否。決して他人事ではない「社会的孤立者」たちの状況を、寄り添いながら詳細にリポート。現代社会の宿痾を暴き出し、解決の道筋を探る。制度と人間関係のはざまで苦しむ彼らの切実な声に、私たちはどう向き合うことができるのか…。 【目次】序章/第一章 誰か見つけて/第二章 親子の高年齢化/第三章 毒親・ロスジェネ世代の就職難/第四章 機能不全家族/第五章 高学歴女子の転落/第六章 Uターン転職/第七章 支援とブラック企業/第八章 社会への道のり/第九章 自らの意思で出会いが選べる/第一〇章 あとがきに添えて~命を絶った柴田さんのこと
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4.2◆推薦◆森達也氏(映画監督・作家・明治大学特任教授)「メディアとはその国を現す鏡。ならばジャーナリズムの劣化は国の劣化を示す。自民党一強政治のもとで、何が変わり何が失われたのか。それはメディアの退行と同心円を描く。読むべきは日本に暮らす人すべて。絶対にあなたも、たくさんの発見をするはずだ」◆内容◆官房長官会見で記者として当然の質問を重ねることで、なぜか日本の既存メディアから異端視される東京新聞の望月記者。そんな「不思議の国・日本」のメディア状況を、彼女とニューヨーク・タイムズ前東京支局長マーティン・ファクラー記者がタブーなしで語りあう。政権とメディア上層部の度重なる会食や報道自粛の忖度など、問題は山積している。はたしてメディアや記者クラブが守るのは言論の自由か、それとも取材対象の利益か。権力を監視・チェックするジャーナリズム本来の役割と部族化する言論空間の問題点、新メディアの可能性などの展望を示す警世の一冊。 【目次】はじめに(望月衣塑子)/第一章 権力に翻弄される報道メディア/第二章 メディアを自縛する「記者クラブ」/第三章 劇場化する記者会見/第四章 “闘う本性”を持つアメリカのメディア/第五章 アメリカのシナリオで強権化する安倍政権/第六章 政権のメディア・コントロールの実体/第七章 政権批判がメディアを活性化する/第八章 ネット時代における報道メディアの可能性/第九章 権力から監視される記者たち/おわりに(マーティン・ファクラー)
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4.1子供たちの独立国家は、本当に実現するのか? そこで浮き彫りになる、日本の現在(いま)とは? 本書は、竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じる、18世紀以前にヴォルテールやルソーなどが得意とした「小説的社会批評」だ。謎の園長・ハラさんが経営する小学校に通う、主人公の小学生「ぼく(ランちゃん)」とその仲間たちは、知性と個性に彩られた不思議な大人たちに見守られながら、少しずつ自分たちの「くに」を創り始める……。 【目次】プロローグ/1・いろんなことを最初に書かなきゃならない/2・「くに」ってつくれるんだ/3・最初に「こっき」をつくってみることにした/4・ぼくたちの学校/5・ぼくには得意ワザがない/6・肝太先生/7・肝太先生のおはなし/8・ぼくの家の「憲法」たちのこと、そして理想先生のこともちょっと/9・「憲法」の中にいる悲しいひと/10・キヨミヤくんのこと/11・おとうさんと夜に/12・公衆道徳を守りましょう/13・ママ、アイ・ラブ・ユー/14・「名前のないくに(仮)」/15・@名前のないくに(仮)/16・@アイと雪の女王/17・不思議の国のお茶会/18・「名前のないくに(仮)」建国宣言、ではなくて、建国のことば/19・ハロー&グッバイ、マイ・フレンド/エピローグ/あとがき――「君たち」から「ぼくたち」へ/参考文献
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4.2第二次大戦での敗戦、その後の奇跡的な経済復興、近年の政治的な不調と経済システムの劣化、アメリカ主導のグローバル化に対する態度、教育制度の危機……。イタリアと日本には多くの共通点が存在する。20年以上前に来日し、日本での永住を決意したイタリア人建築家の、イタリアという国を貶める為でも、日本という国を批判する為でもない、日本を少しでも良い国にするための提言。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎「福祉サービスの全体像をスッキリ解説!」というコンセプトはそのままに、 2024年に行われた児童福祉法や障害者総合支援法など、福祉制度の中心となる法律の改正に全面対応。紙面もリニューアルしました。 発達障害の方のためのサービスは、申請しなければ利用できない「申請主義」がとられており、「支援者」の方は利用できる社会資源を知って適切につなぐ役割が求められます。 しかし、児童福祉法や障害者総合支援法などの法律や福祉の制度は複雑です。 そこで本書では、発達障害に関わる支援者に向けて、根拠となる法律等の内容、 福祉サービスの種類から利用方法などまでを丁寧にまとめました。 「子ども編」と「大人編」に分けて「教育・経済・生活・就労面」のサポート内容を図解で解説するため、この1冊で福祉サービスの全体像が理解できます。 ★子どものためのサービス ◎障害者手帳の種類と取得方法 ◎支援を受けられる専門機関 ◎子どもに関わる4つの手当 ◎特別支援教育の就学決定の流れ etc. ★大人のためのサービス ◎障害年金・医療費・失業保険 ◎生活や家事サービスの利用法 ◎福祉サービスに関する相談機関 ◎就労支援の制度やサービス etc.
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-日本社会において長らくタブーとされてきた「外国人問題」が、2025年参議院選を機に突如として主要な政治テーマとなった。背景には、クルド人による事件や不法滞在者の存在がクローズアップされたことがあるが、議論の多くは全体のわずか2%に過ぎない「不法在留外国人」に集中している。しかし、残り98%の正規在留外国人の存在こそ、今後の日本社会にとって本質的な論点であると著者は指摘する。日本は深刻な人口減少と労働力不足に直面している。2030年代後半には、年間約100万人規模で労働人口が減り続けるといわれる中で、外国人の受け入れは避けて通れぬ国家的課題である。外国人労働が賃金低下や治安悪化を招くという通念についても、著者はデータをもとに再検証を試みており、感情論ではなく事実に基づいた議論を呼びかけている。また、難民認定制度の運用の歪みや、就労目的の偽装申請問題にも触れ、リベラルな性善説にも冷静な視点を持ち込む。一方で、在留外国人との共生を拒み続ければ、将来日本が危機に陥った際、支援を申し出てくれる国が現れないかもしれないという、地政学的リスクにも警鐘を鳴らす。本書の後半では、日本で学び働いた外国人が帰国後に“親日派”として各国に影響力を持つ可能性を取り上げ、その存在を活用した外交・安全保障戦略を提案する。さらに、日本語を世界に広める構想をも含み、外国人政策を「守り」から「攻め」へと転換すべきであると論じている。本書は、外国人問題に関する論点を幅広く網羅しつつ、冷静かつ実証的に考察した実用的な一冊である。極端な排外主義でも、性急な受け入れ論でもない、中庸かつ未来志向の政策ビジョンがここにある。感情ではなく、理性と戦略で外国人問題に向き合うべき時が来ている――その現実を突きつける書である。
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4.1大人こそ必読の政治入門「裏金をつくる政治家が日本に必要?」「選挙って行く意味あるの?」。そんな疑問を持ったら、もしくは聞かれたら、誰もが経験している学校を思い出してほしい。本書では、政治の現場を知り尽くした著者が、政治の世界を学校に見立てながら解説。政治家、選挙、派閥、三権分立、民主主義――。これらの仕組みを理解すれば、学校や会社での「政治」にも役に立つ! 【本書の目次(項目一部抜粋)】はじめに ●「政治」を根本から考える必要性 ●権力者に「NO!」と言える国、ニッポン ●水と安全が“タダ”で手に入らない時代がやってくる? 第1章:「民主主義」って何ですか?→血を流すことなく、現状を変えられる力です ●「政治なんて興味ない」では自分が損をする ●全員による「直接民主制」、代弁者を選ぶ「間接民主制」 ●日本の政治家はお金をもらいすぎ? 第2章:なんで「選挙」が大事なんですか?→政治家にプレッシャーを与えるためです ●「シルバー民主主義」はなぜ起きるのか ●政治家は「選挙に行かない有権者」を無視する ●「あなたの1票」は政治家へのプレッシャーになる 第3章:なんでネット選挙できないんですか?→与党政治家は、無党派層に選挙に行ってほしくないからです ●政権に緊張感を与える、だから「政権交代」は必要 ●政治家を新陳代謝するための3つの提案 ●ネット投票が進まない本当の理由 第4章:なんで日本では「首相」を直接選べないんですか?→そのほうが国会議員にとって得だからです ●なぜ日本では「首相」を直接選べないのか ●日本の首相は国会議員のほうを向いている? ●なぜ日本の政治では「派閥」が力を持つのか
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3.7『日本が売られる』『デジタル・ファシズム』『ルポ 食が壊れる』など、数々のベストセラーで注目される国際ジャーナリストが、丹念な取材と調査と分析を重ね、「お金・人事・歴史」の3つから、違和感の裏側を徹底的に暴き、未来を選び取る秘策を明かす! 内容の一部 ●報道されないもう一つの「裏金システム」 ●大きな悪事を、一般人に気づかせないテクニック ●ゆうちょ、年金、次は新NISAで預貯金いただきます ●防衛費のために通信インフラ(NTT)売ります ●世界一のインフラ技術と「水道管がボロボロ」の違和感 ●大事な農地がどんどん売られる ●なぜガザの建物は全て破壊され、住民は皆追い出されるのか? ●「今を生きる」で未来が創れる ――日本人の精神性が世界を救う。
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3.8「みんな仲良く」という呪縛から逃れよ 「自分の軸」を持てば人間関係で消耗しない…… 橋下徹が対人関係に悩む現代人に、その要諦を説く! かつて大阪府知事、大阪市長として前人未到の改革を成し遂げてきた橋下徹氏は「現代人は目の前の人間関係にとらわれすぎている」と言う。かくいう橋下氏自身「人間関係を築くのがうまくない」と語るも、それでも結果を出せた秘訣が「折れない心」だと語る。橋下氏の考える「折れない心」とは、「これが個性だ」と胸を張って言える「自分の軸」を持つこと。それさえあれば、他人に振り回されたり、大衆に迎合して消耗することはなくなると言う。「他人とのズレを怖がるな。むしろチャンスだ」「持論を語れば自分の軸が見えてくる」など、世間の同調圧力に屈することなく、自分を貫くための視点・考え方が身につく1冊!
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4.0『下流老人』の執筆を通じて見えてきたのは、「若者の貧困と高齢者の貧困は密接につながっている」ということだ。 若者たちへの支援が十分でないと、彼らが年齢を重ねて高齢者になったときの生活状況が、悲惨なものになってしまう。すべての人がいずれ老人になり、体が不自由になり、年金や生活保護を活用することになる時期がやってくる。 高齢者の問題は、若年層、中年層の明日の問題であり、生活の根幹にかかわる問題といえるだろう。今ここで対策を打たなければ、「一億総下流社会」が到来することは目に見えている。 本書では、子どもから老人まで、あらゆる世代の貧困事例を紹介。さらに、生活保護をはじめ、貧困状態にある人が申請し受給可能な社会保障制度を挙げるとともに、貧困状態から抜け出すための具体的な解決策を紹介する。 毎日新聞「経済プレミア」の連載に大幅加筆。日本の貧困問題のすべてが分かる。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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4.1ロシアによるウクライナ侵攻を受けての緊急出版。 戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。 「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている」――西側メディアでは、日々こう語られているが、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だ。 ウクライナは正式にはNATOに加盟していないが、ロシアの侵攻が始まる前の段階で、ウクライナは「NATOの“事実上”の加盟国」になっていた。米英が、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、ウクライナを「武装化」していたからだ。ロシアが看過できなかったのは、この「武装化」がクリミアとドンバス地方(親露派が実効支配するウクライナ東部)の奪還を目指すものだったからだ。 「我々はスターリンの誤りを繰り返してはいけない。手遅れになる前に行動しなければならない」とプーチンは注目すべき発言をしていた。つまり、軍事上、今回のロシアの侵攻の目的は、何よりも日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れになる前に破壊することにあった。 ウクライナ問題は、元来は、国境の修正という「ローカルな問題」だったが、米国の政策によって、ウクライナ問題は「グローバル化=世界戦争化」した。 いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話しているが、むしろ「すでに第三次世界大戦は始まった」。 米国はウクライナ人を“人間の盾”にしてロシアと戦っているのだ。
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4.3韓国の平均賃金はかなり前から日本を上回っており、日韓の一人当たりGDP(PPPベース)の差は近い将来5000ドル近くにまで達するという予測がなされている。日韓関係を正しく理解するためには、まずこうした逆転現象が起こっている現実を知らなければならない。そして「日本の韓国統治は植民地支配ではなかった」「韓国の反日意識を生んだのは反日教育」といった思い込みは改めたほうがいい。日本を代表する韓国の研究者が、精緻な論述と豊富なデータで日韓関係を明快に論じ、さらにいま韓国で焦眉の急となっている、不動産問題や就職できない若者の問題について解説する。 ■ステレオタイプな日本の韓国認識 ■なぜ大統領のレイムダック現象が生まれるのか ■日韓の賃金を比較する ■「日本は韓国を植民地支配していない」は本当か ■反日意識を生み出したのは反日教育か ■アジア通貨危機による大規模な改革 ■やがて日本を追い抜く韓国の高齢化
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3.8「この本は、河野太郎という政治家が、これまで何をやってきたか、そして皆さんと一緒に、これからどのような国や社会をつくっていこうと考えているのか、その考えをまとめたものです」(本書「はじめに」より)。記すのは生い立ちから政治家としての原点、父・河野洋平氏との関係や、閣僚として取り組んできた安全保障・外交戦略、災害対応、そしてエネルギー、社会保障、教育をめぐる政策。さらにデジタル化社会に向けた規制改革・行政改革や、新型コロナウイルス対策の切り札であるワクチン接種など、今までの自身の活動を振り返りつつ、今後の「日本を前に進める」ための政策を打ち出す。「私は初当選から一貫して、自由民主党の一員として政治活動を行ってきました。自民党は長年、保守政党を自任してきました。〈中略〉本来、保守主義とは、度量の広い、中庸な、そして温かいものであったと私は思います」(同前)。「温もりのある国」を目指す著者渾身の一冊。
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3.0日韓請求権協定に関わる報道に接して、韓国人の法意識に疑問を持つ人は少なくない。著者は韓国は法よりも道徳にこだわる国だと説く。朱子学の影響で、韓国では道徳は敵を叩き潰すための武器になっている。また、韓国の前近代が王朝であり、日本の前近代が封建社会であったことの違いも大きいといえる。道徳にこだわる社会であるために、民主主義という概念に対する捉え方も、日本と韓国では異なる。韓国における民主主義は、「道徳的社会を実現する」ためのシステムと見なされている。ただし「法を軽視する韓国の民主主義はレベルが低い」と考えるのは危険である。韓国の法曹的能力は高く、「法」に関する世界の最先端のトレンドに敏感である。その一方で、著者は韓国を国家と思わず、一つの「運動団体」と捉えたほうがよいと説く。韓国の実像は、日本ではまだまだ知られていない。韓国を知悉する東アジア思想研究者が、この国を理解するための視座を提供する一冊である。
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4.6陰謀論より現実の敵、中国とロシアを直視せよ! NATO(北大西洋条約機構)には、世界で他に例のない実績がある。加盟国の本土が70年間、武力攻撃を受けたことがないという点だ。世界史において、複数の国が加盟する同盟の全構成国が70年も平和でいられた、というのは奇跡に近い。本書は冷戦から現代まで「世界最強の軍事同盟」をめぐる実例を紹介し、日本が学ぶべき国防の努力について考察する。現在、アメリカが率いる自由・民主主義陣営と、中国・ロシアが率いる独裁主義陣営の「新冷戦」が鮮明になりつつある。著者の祖国ウクライナは2014年、掛け替えのない領土クリミアをプーチンによって奪われてしまった。ロシアと同様、中国の習近平もいま尖閣諸島という日本の領土を狙っている。独裁主義国家による侵略を防ぐには、軍事力の強化と併せて堅固な同盟関係を構築しなければならない。日本を愛するウクライナ人の国際政治学者が記す覚醒のメッセージ。
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3.0コロナショック前の2019年、京都市の観光客数は5352万人。うち外国人宿泊客は380万人で、38万人だった2001年の実に10倍。なぜこの街は人を魅了するのか。京都を知り尽くす作家が、独特の魅力を創る力の正体に迫る。平安時代の遺構がほとんど残っていないのにもかかわらず古都のイメージを生み出す「イメージ力」、旅人の心に響く「言葉力」、客が店を育てる「美食力」、既存の価値あるものにちゃっかり乗っかる「便乗力」、さらに疫病や災厄に負けない「厄除力」「リセット力」……。京都人気にまつわる都人の本音も随所に飛び出す、「京都力」徹底分析エッセイ。【本書から聞こえてくる、京都人のつぶやき】●錦市場て、もともと観光客が来るようなとことちゃいまっせ ●〈一見さんおことわり〉てな店、めったにありまへんで ●最近、〈出汁巻きタマゴサンド〉を出すお店が増えましたなぁ ●「鯖寿司」って知らん間に京都の名物になったなぁ ●あの老舗料亭はんがラーメン売り出さはったんやて!
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3.6文明史的スケールの問題に挑む! 21世紀末、日本の人口が約半数になる⁉ この大きな変化に対して私たちは何をなすべきか。 人口減少社会の「不都合な真実」をえぐり出し、文明史的スケールの問題に挑む“生き残るため”の論考集。各ジャンルを代表する第一級の知性が贈る、新しい処方箋がここに。 【目次】 ・序論 文明史的スケールの問題を前にした未来予測 内田樹 ・ホモ・サピエンス史から考える人口動態と種の生存戦略 池田清彦 ・頭脳資本主義の到来 ――AI時代における少子化よりも深刻な問題 井上智洋 ・日本の“人口減少”の実相と、その先の希望 ――シンプルな統計数字により、「空気」の支配を脱する 藻谷浩介 ・人口減少がもたらすモラル大転換の時代 平川克美 ・縮小社会は楽しくなんかない ブレイディみかこ ・武士よさらば ――あったかくてぐちゃぐちゃと、街をイジル 隈 研吾 ・若い女性に好まれない自治体は滅びる ――「文化による社会包摂」のすすめ 平田オリザ ・都市と地方をかきまぜ、「関係人口」を創出する 高橋博之 ・少子化をめぐる世論の背景にある「経営者目線」 小田嶋 隆 ・「斜陽の日本」の賢い安全保障のビジョン 姜尚中 内田樹×藻谷浩介の特別対談「世界の人口動態と帝国再編」を収録 ※この電子書籍は2018年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.8●今こそデータの力で、日本の「停滞と分断」を乗り越えよ! ●新しい民主主義の形をつくる「データ共鳴社会」のグランドデザイン 昨今データを活用した社会の在り方が各所で議論されているが、中央集権的なディストピアの到来を危惧するなど、不安の声も根強い。しかし、LINE×厚生労働省「新型コロナ対策のための全国調査」などに携わり、データサイエンティストとして科学を駆使した社会変革に挑む著者は、データは「価値=貨幣」というこれまでの大前提を覆し、多様な価値が交換可能になる「産業革命以来の大変化」をもたらすと言う。したがってむしろデータは、人々を経済合理性至上主義から解放し、多種多様な価値観が共存する「新たな民主主義の礎」を築くと語る。そこで本書では、この「データ共鳴社会」の未来図について、様々な事例をもとに解説。読めば、ポスト資本主義における、データ社会のグランドデザインが見えてくる!
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5.0櫻井よしこ氏、推薦! 2020年7月30日、李登輝元台湾総統が逝去した。台湾と日本を心から愛し、多くの国民から尊敬された希代の指導者は、いかなる人物だったのか? 本書は、李登輝氏がまだ総統の在任中に、自身の生い立ちや思想、哲学に加え、日本へのメッセージなどを熱く語った1冊である。「なぜ、奇跡のような台湾民主化を実現できたのか?」「なぜ、1人の血も流さない革命を起こせたのか?」など、本書を一読すればその答えが理解できる。著者と生前に交流があった作家・門田隆将氏による解説付き。 「この文庫化は、前年に逝去した李登輝を悼むメモリアルといった理由だけではない、と私は考える。李登輝は、日本も台湾も同じくらい心から愛した。同時に、日本に心から期待を寄せていた。そんな李登輝が、やむにやまれず警世の書として日本人に贈った本書であるから、その言葉のひとつひとつが新鮮な輝きを持って、私たちに問いかけるのである」(本書「序文」〈早川友久〉より抜粋)
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3.5中国の都市部の世帯は、持ち家を平均1.5軒持っており、北京市の平均世帯資産は1億3392万円に上る。なぜ、彼らは「お金持ち」になったのか? 本書では急激に豊かになった(たとえば上海市の大卒初任給は30年前の190倍)中国人の資産の増やし方や消費傾向を紹介し、彼らのライフスタイルや価値観の変化を浮き彫りにする。 ●「Z世代」といわれる若者は従来の中国人とは異なり、商品の箱の中身を確かめないでモノを買う ●若者が憧れるKOL(キー・オピニオン・リーダー)――「ライブ・コマース」で商品を巧みに紹介する人たち ●ホワイトカラーよりブルーカラーのほうが可処分所得が多い ●農村住民や都市の非就労者が加入する年金の受給額は、月平均125元(約1875円) ●介護に関しては在宅介護が全体の9割を占めており、「子どもが老親の介護を負担するのは当たり前」という従来の考え方は今でも根強い ●コロナ禍の武漢での食生活は……
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3.9【出口治明氏(立命館アジア太平洋大学学長)、小泉文明氏(メルカリ会長)推薦!】現在、若手男性社員の8~9割が取得を希望している男性の育休。しかし、社員の希望とは裏腹に、取得率は7%台と横ばいを続けている。日本経済に深刻な影響を与える人口減少の突破口として、さらに企業を活性化させる施策としても期待されている男性育休。にもかかわらず普及しない理由、「男性育休義務化」が注目される背景は何なのか。自民党有志議員による「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟」の民間アドバイザーである著者2人が、豊富なデータや具体的事例をもとに詳説。育休取得を考えている男性やその家族はもちろん、部下が育休取得を希望しているマネジャーや企業の人事担当者まで役立つ内容となっている。前半では基本的な制度や取得の際の注意点、男性育休と少子化対策の関係、企業にもたらすメリットなどを解説。後半では議論が盛り上がる男性育休義務化の社会的背景や、義務化の具体的施策を述べる。男性育休の基本的な知識から社会的背景、今後の課題までがこの1冊で理解できる。 「男性育休は皆が幸せになる社会への第一歩。心からそう思う」――出口治明 「男性育休は日本企業の活性剤になる。男性育休のメリットを理解するのに最適な1冊」――小泉文明
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3.3今後の日本にとっての最大の課題は「人口減少・少子高齢化」である。2020年から2040年の間に、人口は1525万人減る。マーケットは年々縮小、企業も自治体も人材不足に陥り、一人暮らしの高齢者が激増する。企業も、自治体も、これまでと同じ考え方で同じことをしていれば、変化に適応できず衰退していくしかない。戦略的に縮むためにすべきことは何か。人口減少の専門家であり、都市や地方の様々な「現場」で対話を繰り返してきた著者が、「売上や人口の拡大を目指す思考を捨てよ」「これから求められる能力はエンパシー」など、人口減少を希望に変えるための指針を示す。 ●ネット通販が届かなくなる理由/●「人手不足は外国人、女性、高齢者で解決できる」のウソ/●本当に70歳まで働けるのか/●マーケットの未来を見る力/●自治体の職員不足で起きること/●いかにして集住を促すか/●少子高齢時代に合わない、マンションの区分所有 etc.
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3.41巻850円 (税込)日本の未来はどうなるか――? 養老孟司 ユヴァル・ノア・ハラリ ジャレド・ダイアモンド 福岡伸一 ブレイディみかこ 角幡唯介 東畑開人etc. 22人の論客が示すアフターコロナの針路!朝日新聞大反響連載を書籍化新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり多くの命と日常を奪った。すべての人に平等に降りかかるこの感染症によって、社会は様変わりしてしまった。第2波の懸念も高まり、感染への恐怖が消えない中、私たちは大きく変容する世界をどう捉え、どのように考えればよいのか。現代の知性たちのパースペクティブを通し「コロナ後」を思考する糧を届ける。
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3.9【欧州最大の知性が日本読者のために語り下ろした待望の最新刊を電子書籍化】これまで、ソ連崩壊からトランプ大統領の誕生まで数多くの「予言」を的中させてきたエマニュエル・トッド。著者は本書で「現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった」と断言する。かつては平等の象徴であった教育だが、今や高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、民主主義の機能不全とポピュリズムを生んでいる。本書では、教育格差を軸として、先進各国で起きている分断の本質を家族構造が能力主義・民主主義に及ぼす影響や地政学的要素に鑑みながら、鮮やかに読み解いていく。日本の未来、そして変質する世界の行方は。欧州最大の知性が日本の読者のために語り下ろした、これからの世界情勢を知るために必読の1冊。 ※本書は累計46万部突破「世界の知性」シリーズ中の1作です。 ◆目次より抜粋◆●第1章 教育が格差をもたらした ●第2章 「能力主義」という矛盾 ●第3章 教育の階層化と民主主義の崩壊 ●第4章 日本の課題と教育格差 ●第5章 グローバリゼーションの未来 ●第6章 ポスト民主主義に突入したヨーロッパ ●第7章 アメリカ社会の変質と冷戦後の世界
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3.8「自分一人ぐらいは」という心理が集団全体にとっての不利益を引き起こす社会的ジレンマ問題。違法駐車、いじめ、環境破壊等々、現代社会で起こっている多くの問題はこの「社会的ジレンマ」と見ることができる。著者は数々の調査・実験・シミュレーションから、人間は常に自分の利益を大きくすることだけを考えて「利己的」な行動をとるわけではなく、多くの場合、「みんながするなら自分も」という原理で行動することを明らかにした。そしてこの「みんなが」原理こそが人間が社会環境に適応するために進化させてきた「本当のかしこさ」ではないかと指摘する。『信頼の構造』『安心社会から信頼社会へ』などの話題作を発表し、心と社会との関係について、認知科学・心理学・社会学・経済学など多方面からユニークな研究を展開する著者。本書も、これからの社会や教育のあり方を考える上で、お説教的な精神論の限界を乗り越える重要なヒントを与えてくれる。
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3.8スラムに住む子どもたちが笑顔で生き、かたや充実した社会保障に守られながら希望をもてない人たちがいる――。「日本は世界第三の貧困大国」とされている。一時は「派遣村」に代表される貧困問題がニュースとなり、生活保護をめぐる議論が断続的に世間をにぎわしている。たしかに私たちの将来の見通しはなかなか立たない。だが、物質的に恵まれている日本で「貧しさ」を実感している人は、はたしてどれだけいるだろうか? 『絶対貧困』『遺体』などのベストセラーで知られるノンフィクション作家・石井光太は、これまで世界の最底辺を取材しつづけてきた。その経験をもとに、途上国の貧困を「絶対貧困」、先進国の貧困を「相対貧困」と定義し、あやふやな「貧困」の本質に迫ったのが本書である。住居、労働、結婚、食事といった生活の隅々で、両者の実態を比較する。 【目次より】●第1章 住居――コミュニティー化するスラム、孤立化する生活保護世帯 ●第2章 路上生活――家族と暮らす路上生活者、切り離されるホームレス ●第3章 教育――話し合う術をもたない社会、貧しさを自覚させられる社会 ●第4章 労働――危険だが希望のある生活、保障はあるが希望のない生活 ●第5章 結婚――子どもによって救われるか、破滅するか ●第6章 犯罪――生きるための必要悪か、刑務所で人間らしく暮らすか ●第7章 食事――階層化された食物、アルコールへの依存 ●第8章 病と死――コミュニティーによる弔い、行政による埋葬 世界とくらべて、日本の貧困にはどのような特徴があるのか。たしかに日本では、貧困が社会のなかに溶け込んでいるため個々の事例としてしかとらえられず、大きな渦となって見えにくい。だが、それは裏を返せば、私たちのすぐ隣に貧困が潜み、だれもがそのふちに片足をかけていることを意味している。対岸の火事ではないはずだ。そしてこのことは、社会学のような学問や理論では決して見えてこない。現場を隈なく歩きつづけ、世界と比較するからこそ知りえる光景が、目の前に広がっていた。日本全体で約2,000万人、6人に1人が相対貧困であるという現実が厳然とある。働けど働けど、なぜか幸せを実感できない私たち日本人。その答えを本書で解き明かそう。
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3.8新聞記者はよく「新聞には一次情報が記されている」という。だが、これは「嘘」である。実際に紙面を見れば、政府からマスコミ用の二次資料をもらい、せいぜい有識者に取材して入手したコメントを載せている程度だからだ。他方で近年、自らインターネット動画の番組を立ち上げて意見や情報を伝える専門家が増えている。有識者が直接、発信するのが本物の「一次情報」。人から聞いた話を伝えるのは、あくまで二次情報にすぎない。新聞やテレビは独自の情報をもたず、結果として各社、大差ない記事や番組が横並びになる。受信料と系列支配に依存し、惰性でニュースを流すNHK、新聞の既得権を喝破する。「『公共放送にCMは入れられない』は嘘」「テレビの広告費を超えたインターネット」「消費者が納得できる受信料はせいぜい月200~300円」「財務省の政策PRと見紛う報道」「全体主義国家に甘いマスコミ」。すべての偽善と欺瞞がここで暴かれる。
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4.5教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支配者だった頃のヨーロッパ。人々は「人殺し」に明け暮れていた。彼らの日常は「戦争」とは異なる、単なる殺し合い。平和は束の間の安らぎにすぎなかった。血に飢えたライオンよりも野蛮な世界である。この「国」という概念すらない16世紀に生まれながら、「戦争にも掟(ルール)がある」という英知を著す信じ難い学者がいた。その名もフーゴー・グロティウス。彼の思想はのちにウェストファリア体制として実り、国際法の原型となる。天才グロティウスが混沌のなかに見出した「法」を日本一わかりやすく読み解く。なぜ日本人が『ウェストファリア体制』を学ぶべきか。第一の理由は、『ウェストファリア体制』が日本人が野蛮な世界で生き残るのに必要な武器だから。第二は、この掟(ルール)が日本人の手によって全人類が守るべき文明の法となったからである。この事実を知らないことが日本の罪なのである。
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4.1「ミスター・トイレ」と呼ばれる著者。シンガポール在住の社会起業家であり、WTO(世界トイレ機関)の創設者だ。著者のミッションは、「トイレをステータスシンボルにすること」。トイレは最も安く効果的な薬と言われる一方で、インドでは携帯電話の数がトイレよりも多い。著者は「笑い」でこうした世界を変えようと呼びかける。「ユーモアはタブーという扉を開ける鍵なんだ」と。本書では著者のユニークな社会変革を追い、世界各国の「ウンコ情勢」や「世界トイレの日」制定までのドラマを紹介する。トイレに興味があってもなくても、読むと元気が湧いてくる1冊。 【目次】●はじめに トイレに着地するまで ●第1章 くさいものにフタをせず、笑いに変える/ユーモアが、社会課題の橋渡しになる/ミスター・トイレの師匠、ミスター・コンドーム/ムーブメントがインドの首相を動かした? ●第2章 ストーリーを使ってトイレを広める――クソみたいな感情を肥料に美しい花を咲かせる方法/成人式のお金を、どうトイレに回してもらうか?/人の感情に着目して、トイレを増やしていった ●第3章 世界ウンコ情勢/国が変わればトイレも「大」いに違う/噂好きの女性を活用したトイレ「大」作戦 ●第4章 社会の糞詰まりを治す――40歳から社会起業家に/毎日「人生の残り時間」をカウントダウンすることの意味/トイレのアイデアを受け入れてもらうまでのいばらの道 ●第5章 国連で「世界トイレの日」が制定されるまで/「世界トイレ機関」乗っ取り事件/人々をつなぐ旗印は「ストーリー」 ●第6章 水に流してはいけない話――社会課題をどう解決するか/社会起業家はじめの一歩/課題を解決する過程をゲーム化せよ ●第7章 クリーンな社会に向けて―フェミニン・ソサイエティのすすめ/ダボス会議で感じた偽善/シリコンバレー、「クソくらえ」 ●おわりに 1年後に人生が終わるとしたら、何をしていたいか?