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櫻井よしこ氏、推薦! 2020年7月30日、李登輝元台湾総統が逝去した。台湾と日本を心から愛し、多くの国民から尊敬された希代の指導者は、いかなる人物だったのか? 本書は、李登輝氏がまだ総統の在任中に、自身の生い立ちや思想、哲学に加え、日本へのメッセージなどを熱く語った1冊である。「なぜ、奇跡のような台湾民主化を実現できたのか?」「なぜ、1人の血も流さない革命を起こせたのか?」など、本書を一読すればその答えが理解できる。著者と生前に交流があった作家・門田隆将氏による解説付き。 「この文庫化は、前年に逝去した李登輝を悼むメモリアルといった理由だけではない、と私は考える。李登輝は、日本も台湾も同じくらい心から愛した。同時に、日本に心から期待を寄せていた。そんな李登輝が、やむにやまれず警世の書として日本人に贈った本書であるから、その言葉のひとつひとつが新鮮な輝きを持って、私たちに問いかけるのである」(本書「序文」〈早川友久〉より抜粋)
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年01月21日
台湾の主張
新版
著:李 登輝
PHP文庫 り82
現在、台湾問題がピックアップされ、中国の南西諸島へのプレゼンスが高まるなか、なぜ台湾なのでしょうか。
1つは、中国の海のシルクロード「一路一帯」。上海、天津といった中国の重要港から、日本の領海を通ることなしに、南シナ海に出るためには、台湾の西...続きを読む
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