作品一覧

  • 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)
    4.6
    1巻1,210円 (税込)
    男社会で働くすべての女性たちへ! 祖父が国会議員の野田聖子と 実家はうどん屋の辻元清美。 生まれも育ちも正反対なのに、 なぜか仲の良いふたり。 「家に帰っても冷蔵庫は空っぽ(涙)」(辻元) 「いい人がいたら紹介するから」(野田) などと、本音トークが炸裂! そんな彼女たちは、 約30年もの間、超男社会の国会の中で、 「女のくせに変な人」と指差されながら、 己の信念に従って、議員を続けてきた。 それゆえ、対談は、 郵政民営化選挙や連立政権での造反など 乗り越えてきた政局や 党派を超えた協力によって成立した NPO法や児童ポルノ禁止法……、 そして現在進行中の選択的夫婦別姓の裏側、 また、次世代の女性議員のために作った塾や 若い議員に寄せる期待にまで話はおよぶ。 セクハラ・パワハラ、 おひとり様の悲哀、 育児・介護に老後など、 働く女性に共通に降りかかる悩みについても 深くえぐってくる。 後半はジャーナリストの長野智子氏をファシリテーターに、 政治家や企業重役の 一定の定数を女性に振り分ける クオータ制についての鼎談。 どう働き、どう政治にコミットしていくかを 改めて考えさせる 元気あふれるふたりのかしまし対談。 (底本 2025年6月発売作品)
  • 日本政治の大問題 陰謀論、裏金・献金、暴走SNSの本質を問う
    -
    1巻950円 (税込)
    日本政治の様相が激変した。与野党の構図だけでなく、陰謀論やデマがSNSで拡散され、民主主義が脅かされている。重大問題をいくつも抱える日本政治の行く末は? 希望は見えるのか? 政治最前線に立つ参議院議員と、「日刊ゲンダイ」第一編集局長が追求する。地球規模の課題などをめぐる異色鼎談も収録。
  • 声をつなぐ 崖っぷちで見つけた「希望のデモクラシー」
    -
    1巻1,760円 (税込)
    野党第一党である立憲民主党副代表だった著者が、2021年の衆院選で維新の会と激しく競り合いまさかの落選。失意のどん底で気づいたのは、いつの間にか永田町の手垢がついてしまい、「政治サイボーグ」になっていた自分……。その後の「お遍路」とも言える全国行脚を通じて、ボトムアップによる「共感と参画の政治」や新しい社会活動が各地で芽生えていることを実感。NPO時代の初心を取り戻し、22年の参院選では全国3位の得票数で見事に当選を果たす。 他方、社会には闇――マッチョ型の政治、ヘイト、誹謗中傷、そして宿敵だった安倍元総理の死傷事件など――が広がっている。 本書は、「政治家・辻元清美」の鎧を著者が脱ぎ捨て、自らを再生する物語であり、これからのリベラルのため、女性やおひとりさまのため、闇から希望の光を見出す物語である。
  • 国対委員長
    3.8
    官邸から立法府をまもれ――。元自民党副総裁・山崎拓氏との特別対談収録。国会運営は、与野党の「国会対策委員会」(国対)という法的根拠のないシステムに依存している。事実上、与党と最大野党の、二人の国対委員長が特別な権限を持っているが、未だその実態については古い五五年体制の談合政治のようなイメージでしか捉えられていない。二〇一七年一〇月、史上初の野党第一党の女性国対委員長となった著者が野党をとりまとめ、時に与党と手を組んでも食い止めようとしたものは何だったのか。公文書の改竄・隠蔽が続き、官邸による「国会無力化計画」が進行したこの間の舞台裏を初めて明かす。

ユーザーレビュー

  • 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    頑張り屋さん過ぎるお二人の自然体な女子トーク政治談義。

    地域のため、国のため、自分の使命感のために、奮闘されていることがよりクリアに分かった。

    また野田聖子さんが総裁選に立候補される日を夢見つつ。

    0
    2025年09月28日
  • 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    男性優位な政治の世界で活躍している女性2人の対談は、決してらくじゃない現実を話しているのにどこか面白みがあって、最後まで一気に楽しく読めた。
    政治家を取り巻く環境の問題、日本が直面している社会的な問題についての視点は勉強になったけど、それよりも、ベテラン政治家の2人が、人として女性として、毎日生活に奮闘している姿を垣間見られたことが良かった。
    なんか、元気になった。がんばろう。

    0
    2025年09月13日
  • 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    同い年ほぼ同期の二人の国会議員が、
    対談で「女性議員」の生きざまを赤裸々に語る!

    本になるくらいだから、もちろん控えめにしているのだろうけど、
    ホンネが垣間見える。
    自分が作った法律が作りやすいという理由だけで自民党にいる野田さんと、
    総理を苦しめる質問を練り上げる自分はわれながら恐ろしい、という辻本さん。

    野田さんは自民党の重鎮でありながら、選択的夫婦別姓制度への賛成を隠さないし、
    女性議員を増やすためのクオーター制の実現に向けて今も動いている。
    男ばかりの自民党を平然と批判する。
    ここまで言ってくれるとは思わなかった。

    辻本さんはそのまんま。親の介護をしながら、東京と関西の二拠点生活

    0
    2025年09月01日
  • 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    お二人の会話に臨席させていただいているようで、すごく面白かった!仲良しなんですね。
    面白おかしくメディアに作られたキャラってあるんだな。二人とも今まで持ってたイメージといい意味で異なっていた。

    24時間働けますかって雰囲気に近いもの、自分たちの分野でもまだまだある。その人が頑張る分、家族の誰かに皺寄せいく感じ。ほんとはそれが当たり前ではダメなんだよな、変えないとと改めて。

    0
    2025年08月27日
  • 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    2025.08.18
    野田聖子と辻元清美という取り合わせがとても良い。政治的な立場はおいておいて、女性の生き方を考えるのにとても良い。
    最後の鼎談でわかることは、やはり野田聖子のほうがしなやかで巧みであるということ。辻元清美はなぜあそこまで嫌われるのか、それは言いたいこと、やりたいことの言語化がヘタだから。野田聖子に比べて。「自分の思いを貫くための場所じゃなくて、人の思いを貫くための場所」このセリフはすごいと素直に感心した。「正しいことをいおうとしていた」辻元清美にはムリなセリフだとも思った。最後にこの本簡単に読めるし、若い女性に読んでほしい、政治家になるとかそういうことじゃなくて、女性の生き

    0
    2025年08月18日

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