水野和夫の作品一覧
「水野和夫」の「別冊NHK100分de名著 「平和」について考えよう」「過剰な資本の末路と、大転換の未来 なぜ歴史は「矛盾」を重ねるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「水野和夫」の「別冊NHK100分de名著 「平和」について考えよう」「過剰な資本の末路と、大転換の未来 なぜ歴史は「矛盾」を重ねるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
21世紀の原理は「よりゆっくり、より近く、より寛容に」であると著者は主張する。それは資本主義の原理「より速く、より遠く、より合理的に」を棄却し新しいベースとなる考え方に乗り換えることを意味する。
二十代前半の私にはこれの原理は非常に示唆的である。経済という観点から反近代的原理を導き出すことはとても参考になった。人件費を削って自己資本利益率をあげた結果、進歩は行き詰る。進歩の行き詰まりの結果、デフレや人口減少に至る。そこで主張されるのが中世的な原理である。実際に、トヨタは新型株式を発行し目先の利益を求める投資家を切っているし、三菱東京UFJ銀行も「子国際市場特別参加者(プライマリーリーダー)