検索結果

  • ナショナリズムと政治意識~「右」「左」の思い込みを解く~
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    グローバル化がますます深化拡大するなか、世界の政治は外国人排斥や反グローバリズム、そして時には戦争という、しばしば「ナショナリズム」と結び付けられる現象に彩られている。このような動きに対して「保守化」「右傾化」といった表現がされることがあるが、それは適切なのか?経済、環境、ジェンダーをはじめナショナリズムをめぐる政治イデオロギー間の関係性をときほぐすことで、現代社会の複雑な政治意識を明らかにする。
  • 親が心配な人の見守りテック スマホでできるスマートホーム化の極意
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    1巻2,200円 (税込)
    両親と離れて住んでいて、これから介護がどうなるか気になっている人は多いでしょう。両親のうちどちらかが先立ち、残ったもう一人の親の見守りをどうするかが大きな課題になっているという方もいるでしょう。放っておくのも心配だし、かといって同居や施設への入居は生活環境の変化やお金の問題など、頭の痛い問題が待ち受けています。介護離職や介護離婚といったことも実際に起こっています。親も子も、できることならそれまでの生活をなるべく変えずに続けたいというのが本音でしょう。  そういった人の手助けになるのがスマホを使った見守りを実現する「見守りテック」と「スマートホーム」です。ちょっとした機器を入れることで、親も子も負担感少なく、安心を手に入れられます。大規模な工事や、費用負担もなく少しずつ始められるのもメリットです。「離れて暮らす親を見守りたい」というニーズを抱えている方であれば、導入することできっと安心感がアップしますし、リスクと無駄な労力を減らすことができると思います。  本書は実際に親の手助けのためにDIYで実家をスマートホーム化した筆者が、経験を元にどういう機器をどう使うことで安心を手に入れたかを手ほどきします。  スマホ見守りは見守る側だけでなく、親にとっても負担やストレスの解消につながります。その結果、親子のコミュニケーションもより円滑に進むようになるかもしれません。一人でも多くの人の手助けになることを期待します。
  • 母にはなれないかもしれない 産まない女のシスターフッド
    NEW
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    「子どもを産まない」その一言が言いづらい 「なんで産まないの?」「次は子どもだね」「産んだらかわいいって思えるよ」「産んで一人前」 友だち、親、同僚、パートナー、SNSの言葉に戸惑い、傷つく女性たち。 女性たちの「産まない・産めない・産みたくない」を丁寧に聞きとったインタビューと著者自身の「産まない」を紐解くエッセイから見えてくる、日本の女性たちのリアル。
  • 差別はたいてい悪意のない人がする 見えない排除に気づくための10章
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    私たち誰もが「悪意なき差別者」になりうる——韓国で16万部のベストセラー邦訳! あらゆる差別は、マジョリティには「見えない」。日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考える思索エッセイ。韓国で16万部突破のベストセラー!【推薦】望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長)、小島慶子(エッセイスト)、伊是名夏子(コラムニスト、車いすユーザー)、清田隆之(桃山商事代表) 【目次】 プロローグ あなたには差別が見えますか? I 善良な差別主義者の誕生 1章 立ち位置が変われば風景も変わる 2章 私たちが立つ場所はひとつではない 3章 鳥には鳥かごが見えない II 差別はどうやって不可視化されるのか 4章 冗談を笑って済ませるべきではない理由 5章 差別に公正はあるのか? 6章 排除される人々 7章 「私の視界に入らないでほしい」 III 私たちは差別にどう向きあうか 8章 平等は変化への不安の先にある 9章 みんなのための平等 10章 差別禁止法について エピローグ わたしたち 訳者あとがき 解説 韓国における差別禁止の制度化とそのダイナミズム(金美珍) 【著者】 キムジヘ 韓国・江陵原州大学校多文化学科教授(マイノリティ、人権、差別論)。移民、セクシュアル・マイノリティ、子ども・若者、ホームレスなどさまざまな差別問題に関心を持ち、当事者へのリサーチや政策提言に携わっている。 尹怡景 韓国・ソウル生まれ。韓国語翻訳者。訳書に『夢を描く女性たち イラスト偉人伝』(タバブックス)。
  • 戦場記者が、現地に暮らした20年 中東の絶望、そのリアル
    4.3
    ジャーナリストである著者が中東に20年暮らした視点で、その複雑な歴史の概要を簡潔に解説する一冊。またイラク戦争、アラブの春、シリア内戦の現場に身を置いた実体験から中東各国の思惑と動向をたどり、イスラム国誕生に至るプロセスの本質に迫る。
  • ソシュールを読む
    4.3
    近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。(講談社学術文庫)
  • そして、メディアは日本を戦争に導いた
    値引きあり
    4.1
    昭和史の大家ふたりが、破局に突き進んだ「昭和の大転換期の真相」を明らかにした対談。タブー視され部分的にしか語られることのなかったジャーナリズムと国民自身の戦争責任について、真正面から取り上げている。そして昭和の歴史を振り返るだけでなく、時代状況が驚くほど似てきた現在へ警鐘を鳴らす。 昭和初期、新聞は軍部の圧力に屈したのではなく、部数拡大のため自ら戦争を煽(あお)った。日露戦争時の「戦争に協力すると新聞が売れる」という教訓にしたがい、先頭に立って太鼓を鳴らし、日本を戦争へ導いたのである。しばらくは軍部に抵抗していた雑誌ジャーナリズムも同様の道をたどることとなった。 国民の側も、5.15事件はじめテロを「義挙」として賞賛し、国連脱退を熱狂的に支持するなど、ひとりよがりな「正義」にとりつかれ冷静さを失っていった。言論人、文化人も狂騒状態に陥り、国際的孤立を歓迎した。ジャーナリズムのミスリードから、付和雷同しやすい民族性もあり、国民全体がなだれをうって破局への道を選択したのである。 当時のこうした時代状況に、“現在”は驚くほど似ている。近現代史の「四〇年周期説」(37ページ)でいっても現在は、昭和初期に当たる。憲法改正の動き、ヘイトスピーチなどに見られる右傾化、新たな形での言論弾圧・テロなど、危険な兆候も増えてきた。にもかかわらず、あまりにも歴史を知らず危機感のないジャーナリストはじめ国民に対して、いちばん大事な「昭和史の教訓」をわかりやすく説いたのが本書である。
  • デンジャー・ゾーン 迫る中国との衝突
    4.5
    早まる台湾有事を警告した2022年8月刊の話題書、第一人者による邦訳完成! ・2020年代が米中新冷戦の最も危険な時期(デンジャー・ゾーン)で、台湾侵攻の最悪の事態に備えるよう説き、ワシントンに衝撃を与えた。 ・経済減速と戦略的包囲網に直面する中国共産党にとり、時間が味方だった環境は急速に変わりつつある。 ・「チャンスの窓」が閉じる前に行動しないと間に合わない、という焦りと誘惑。国力のピークを迎えて将来の手詰まりを自覚した大国が最も攻撃的になる「ピーキングパワー」の罠。 ・ピークに達した中国に先んじるために、日米はさらに多くのことをさらに素早く行う必要がある。その具体的な内容を完全解説! ・デンジャー・ゾーンの「最初の短距離走の10年間で素早く大胆な政策を打っておかないと、その後の(米中冷戦での)長期戦の構造が決まってしまう」(訳者あとがきより) ・台湾有事で大きな被害を受ける日本は「デンジャー・ゾーンの脅威を、アメリカ以上に深刻に受け止めている。日本は21世紀において、ワシントンが最も頼りにする『20世紀のイギリス』のような同盟国になろうとしているのだ」(原著者まえがきより) ・「トゥキディデスの罠」「100年マラソン」よりも、危機はずっと早く来る。 ベストセラー『米中もし戦わば』(ナヴァロ)『China2049』(ピルズベリー)『米中開戦前夜』(アリソン)を越える衝撃作!
  • ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女性によくある 家事・仕事に関するあれこれが できるようになる! 大人になってから発達障害の症状に 悩む人が増加しています。 ここ10年で「発達障害」の知名度が 飛躍的に上がったことで、 「もしかして自分も…」と成人になってから 気づく人が増えたのが最大の要因と思われます。 その中でも、女性の特性は 子どもの頃に気づかれにくく、 実際に仕事をしてみたり、 育児を始めてから気づくことが多いです。 女性ならではの悩みを相談・共有できずに 解決しにくい現状もあります。 本書では、そうした状況に悩む人のために、 家事・仕事や育児、人間関係や 身だしなみの整え方など 日頃の生活を改善できるポイントを 具体的に解説します。 著者が運営しているDecojo (発達障害を持つ女性のためのコミュニティ) から生まれた、具体的な行動の仕方や 便利なアプリ・サービス、道具の活用法など 読んですぐ、簡単に実践できるアイデアが満載です。 【本書の特長】 ・発達障害の特徴に苦しむ女性が暮らしやすくなるためのアイデアを紹介する本 ・発達障害の特徴をカバーするアイデアが満載で、日常生活の悩みが解消できる ・発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの手順で解説 ・便利なアプリやサービス・グッズの紹介など、解決方法に多くのページを割いている ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義
    4.6
    1巻1,540円 (税込)
    【緊急出版!ガザを知るための「まず、ここから」の一冊】 2023年10月7日、ハマース主導の越境奇襲攻撃に端を発し、イスラエルによるガザ地区への攻撃が激化しました。 長年パレスチナ問題に取り組んできた、 パレスチナ問題と現代アラブ文学を専門とする著者が、 平易な語り口、そして強靭な言葉の力によって さまざまな疑問、その本質を明らかにします。 今起きていることは何か? パレスチナ問題の根本は何なのか? イスラエルはどのようにして作られた国? シオニズムとは? ガザは、どんな地域か? ハマースとは、どのような組織なのか? いま、私たちができることは何なのか? 今を知るための最良の案内でありながら、 「これから私たちが何を学び、何をすべきか」 その足掛かりともなる、 いま、まず手に取りたい一冊です。 ■目次■ ■第1部 ガザとは何か 4つの要点/イスラエルによるジェノサイド/繰り返されるガザへの攻撃/ イスラエルの情報戦/ガザとは何か/イスラエルはどう建国されたか/ シオニズムの誕生/シオニズムは人気がなかった/なぜパレスチナだったのか/ パレスチナの分割案/パレスチナを襲った民族浄化「ナクバ」/イスラエル国内での動き/ ガザはどれほど人口過密か/ハマースの誕生/オスロ合意からの7年間/ 民主的選挙で勝利したハマース/抵抗権の行使としての攻撃/「封鎖」とはどういうことか/ ガザで起きていること/生きながらの死/帰還の大行進/ ガザで増加する自殺/「国際法を適用してくれるだけでいい」 ■第2部 ガザ、人間の恥としての 今、目の前で起きている/何度も繰り返されてきた/忘却の集積の果てに/ 不均衡な攻撃/平和的デモへの攻撃/恥知らずの忘却/巨大な実験場/ ガザの動物園/世界は何もしない/言葉とヒューマニティ/「憎しみの連鎖」で語ってはいけない/ 西岸で起きていること/10月7日の攻撃が意味するもの/明らかになってきた事実/ 問うべきは「イスラエルとは何か」/シオニズムとパレスチナ分割案/イスラエルのアパルトヘイト/ 人道問題ではなく、政治的問題 ■質疑応答 ガザに対して、今私たちができることは?/無関心な人にはどう働きかければいい?/ パレスチナ問題をどう学んでいけばいい?/アメリカはなぜイスラエルを支援し続けるのか?/ BDS運動とは何? ■付録 もっと知るためのガイド(書籍、映画・ドキュメンタリー、ニュース・情報サイト) パレスチナ問題 関連年表 本書は、10月20日京都大学、10月23日早稲田大学で開催された緊急セミナーに加筆修正を加えたものです。
  • 90枚のイラストで世界がわかる はじめての地政学
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★楽しすぎて1億回再生! 小中学生にも大人気の歴史系YouTuberの初の著書★ 【「世界情勢を、超かんたんに教えて!」の声に答えました】 ・ウクライナ侵攻を続けるロシア ・台湾近くで軍事演習する中国 ・日本の海に飛んでくる北朝鮮のミサイル など、きな臭いニュースも流れてくる、今日このごろ。 各国のねらいは何か? 世界ではいま何が起こっているのか? 日本はどのようにしていけばよいのか? 知りたいことはたくさんあっても、ニュースがむずかしくてわからない... そんな悩みもありますよね。 【チャンネル42万人! 大人気のYouTuberが教える「世界のこと」】 「おもしろいのに、ちゃんとした内容で勉強になる」と 小中学生や新社会人からも絶大な信頼を得て、登録者42万人登録! 大人気の歴史系YouTuberいつかやる社長が 「いま世界で起こっていること」 「これからの世界と日本はどうなるか」 を90枚のイラストでわかりやすくまとめました。 日本は柴犬、アメリカはライオン、中国はパンダ、ロシアは白クマ! とってもかわいい動物キャラで、 世界のことが超楽しくわかる1冊です。
  • ディープステート 世界を操るのは誰か
    4.2
    1巻1,540円 (税込)
    トランプが公言した「ディープステート」。その実態を明らかに! ロシア革命を起こし、赤い中国を支援。朝鮮戦争からアフガン、イラク戦争まで そしてアメリカ大統領「不正」選挙まで、世界を裏で操る「ディープステート」の実態が、 歴史的についに明らかになる。ディープステートの破壊文明に代わる調和文明を築くため日本人に覚醒を促す、元駐ウクライナ大使による渾身の書下し決定版。 国際金融資本の動きに全く触れない「世界史」は「真実の歴史」ではない。 誰が戦争や紛争を望み、それによって誰が利を得てきたかを直視しよう (著者からのメッセージ)世界を陰から支配する勢力(ディープステート)は、確かに存在しています。読者の皆様は、本書を読まれたら彼らが書いた歪んだ歴史に洗脳されてきたことを知って、驚かれることと思います。本書は影の世界勢力の欺瞞を暴く目的で書かれました。私たちが覚醒することによって、今後の世界大動乱期を生き延びることができると信じるからです。これから皆様とともに、生き残りの道を求めて旅に出たいと思います。
  • 橋下徹の研究
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ついに突き止めた違和感の正体!テレビばかり見ている人がこの本を読んだら100%腰を抜かします! 圧倒的影響力を誇る日本一のコメンテーター・橋下徹氏の膨大な言動をベストセラー作家・百田尚樹が魂の徹底検証! 爆笑!衝撃!驚愕!これは単なる"批判本"ではない!日本に浸透する恐るべき問題をも浮き彫りにする警世の書だ! 【目次】  1章 ロシアにはロシアの理がある 2章 「中国にお願いかお土産が先やろ」 3章 戦う一択ではダメだ! 4章 ナザレンコ・アンドリー氏への罵倒 5章 靖國神社に代わる追悼施設を作れ! 6章 "親中派"大物議員を高く評価 7章 沖縄と日本の分断を図る男? 8章 橋下市政と上海電力のステルス参入 9章 元教諭の証言 付録 ある女性の告白
  • マンガでわかる介護入門
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 親がだんだん年をとってきたら… 誰もが他人ごとではなくなる「介護」 多くの人は、親が倒れてから巻き込まれるように介護の道に入っていきます。 しかし、その時には自分は40~50代の働き盛りで、 「仕事」と「子育て」と「介護」で身動きがとれなくなってしまうこともしばしば…。 本書では「仕事」も「自分の人生」も諦めない介護を目指すために、 さまざまなインタビューを行い、制度をわかりやすく解説しました。 ◎介護ってどうなってからがスタート? ◎どんな手続きが必要なの? ◎実家が遠距離だったら? ◎公的なサービスってどんなものがあるの? ◎お金はどれくらいかかる? ◎施設ってどんなふうに選ぶの? ◎実家を引き払うときの注意点は? 経験者へのケース別インタビューを通して、 介護のロードマップをザックリつかもう!
  • アメリカのデモクラシー 第一巻(上)
    4.0
    1~4巻858~1,144円 (税込)
    19世紀フランスの政治思想家トクヴィル(1805―59)が、アメリカ社会全般の透徹した分析を通して広い視野で近代デモクラシーを論じた、現代の民主主義を考えるにあたって読み直すべき古典的名著。1835年に刊行された第1巻(第2巻は1840年刊)では、アメリカ社会の具体的な分析を行なう。(全4冊)

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  • 小島よしおのボクといっしょに考えよう
    5.0
    1巻1,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 AERA dot.で連載中の子どものお悩み相談が待望の書籍化。子どもと同じ目線で寄り添う、小島よしおさんの優しく温かい回答が話題を呼び、Twitterで関連ワードがトレンド入りも果たす。読むと心が温かくなる一冊。全文ルビつきで、子どもも大人も読める。
  • 子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法
    4.3
    1巻1,500円 (税込)
    「教えない教え方」で意欲を引き出せば、子どもは自分で考え、学びだす。経営していた学習塾では生徒全員の成績をアップさせ、現在も研究者の卵を指導する異色の科学者が、「学ぶのが大好き」な子どもが育つ親の接し方を伝授する。
  • 一片冰心 谷垣禎一回顧録
    NEW
    -
    政治資金と派閥問題、渦巻く政治不信、戦争と国際秩序の機能不全……いま、時代の岐路に立つ日本の現代社会。 野党時代の自民党総裁・谷垣禎一が語る「政治の原点」とは──  2009年の政権転落から約3年での政権復帰──いかにして、谷垣総裁は自民党を立て直し、国民からの信頼を取り戻したのか。今まさに振り返るべき「谷垣イズム」の源流を探る貴重な証言集。  谷垣禎一元自民党総裁が政界を引退してから六年半が過ぎた。谷垣氏は議員バッジを外してしまったが、今ほど、自民党にとって、往時の復活劇の原動力となった「谷垣イズム」が求められるときはないのではないか。  2024年現在、自民党は政権復帰した2012年以降で最も深刻な危機に瀕している。 派閥の政治資金パーティー収入不記載事件は東京地検特捜部の大規模な捜査を招き、大半の派閥が解散に追い込まれる事態に発展した。 「自民はなぜ、十五年前に政権を手放すことになったのか。苦しい野党時代にどんな目に遭い、国民の信頼を取り戻すためにどんな努力を重ねたのか。その記憶が薄れているのではないか」  2024年3月初旬、谷垣氏に今の自民の窮状をどう思うか尋ねると、苦笑いを浮かべながらこんな答えが返ってきた。 自身も「十年程度は野党だと思った」と振り返る2009年の転落により、久々の野党総裁となった谷垣氏。そこから綱領の改定や「ふるさと対話」を開始するなど地道な努力を重ね、党を立て直し、結果、三年三カ月で政権を取り戻した。その努力は、氏のそれまでの半生からくる信条と人間性に裏打ちされたものであった。 本書では、「谷垣禎一」という一人の人間の生き様を出生から現在までたどることで、その信条がどのように育まれていったのかを探り、政権復帰を成し遂げた「谷垣イズム」の源流を見つめ直していく。「加藤の乱」や政権復帰を目前とした総裁選に不出馬を決めた所以など、戦後から現代までの日本政治史の一端を記す貴重な証言集でもある。 また2016年の自転車事故により、首から下が不自由になるという重傷を負った谷垣氏。悲壮感なくリハビリへ向き合う姿勢、リハビリ病院での交流、そしてパラリンピックをどう観たのか……そこにもまた、谷垣氏の人間性の一端を垣間見ることができる。  あわせて、野党時代に谷垣氏を幹事長や副総裁として支えた大島理森・元衆院議長や、次世代のホープとして注目される小林鷹之・元経済安全保障担当相との対談も収録した。  大島氏との対談では菅直人元首相からの大連立の打診を断った真相が初めて具体的に語られる。  小林氏とは、今の自民党が何をしなければならないのか、率直な議論が展開された。 本書を通じ、自民を立て直した「谷垣イズム」が、危機に苦しむ日本政治の良薬となって届くことを期待したい。
  • 工作・謀略の国際政治 - 世界の情報機関とインテリジェンス戦 -
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    1巻1,760円 (税込)
    ガザ紛争、宇露戦争、中国、北朝鮮の動向、読み解く鍵は情報戦である! 国際政治における各国のインテリジェンス組織の裏面を詳細に解読する! ●別班ブームと日本の実情、ガザ紛争、ウクライナ戦争、中国の監視システム   北朝鮮の暗殺組織 インドvsパキスタンの過激な情報機関、キューバ情報機関 ドイツ特殊部隊の闇、日本赤軍とシリア秘密警察 世界の混迷のカギを解き明かすのは、やっぱり諜報! 世界各地で緊張が高まるこのような状態は今後も長く続くが、そんな時代を生き抜くには、軍事的な防衛力と同じくらいに必要なものがある。 情報戦を勝ち抜く力だ。 実際、ウクライナでの攻防でもガザ紛争でも、探り合いの攻防で敵対する相手を出し抜くとともに、相手陣営の内部を心理的に揺さぶり、さらに国際的な世論までも味方につける高度な“情報戦”が行われている。 そして、その情報戦を担っているのが、米国のCIA(中央情報局)やNSA(国家安全保障局)、ロシアのFSB(連邦保安庁)やGRU(参謀本部情報総局)、あるいはウクライナのGUR(国防省情報総局)やイランの「イスラム革命防衛隊コッズ部隊」、イスラエルの「モサド」や「シンベト」、中国の「公安部」や「連合参謀部情報局」、北朝鮮の「国家保衛省」や「偵察総局」といった各国のインテリジェンス組織だ。 ここで言うインテリジェンス組織とは、国の安全保障のために情報を収集・分析する情報機関のことで、彼らは諜報機関でありながら、同時に相手陣営を惑わしたり誘導したりする秘密工作機関でもある。 自国民を監視・弾圧する独裁国家では、しばしば恐怖の「秘密警察」の顔も持つ。 こうした組織の活動は非公開が原則なので、あまり日々のニュースでは報じられないが、現代の国際政治では非常に重要な役割を担っている。 こうしたインテリジェンス組織の仕組みとウラの活動に目を向け、国際報道で漏れ伝わる関連情報を繋ぎ合わせることで、現代国際政治の深層の一端に迫ってみたいというのが、本書をとりまとめた目的だ。 情報戦という言葉自体はよく聞くが、現実の国際紛争で実際のところ、それはどうなっているのか。具体的な紛争の局面での動きを追ってみようと思う。(はじめにより) 【目次】 第1章ハマス軍事部門vsイスラエル情報機関 ~インテリジェンス戦争としてのガザ紛争~ 第2章 知られざる情報戦 ~ウクライナ戦争の深層~ 第3章 習近平の恐怖の監視システムとスパイ・ネットワーク 第4章 金正恩「独裁体制」の源泉 ~北朝鮮の暗殺組織~ 第5章 問題だらけの「日本の情報機関」 第6章 暗躍する世界の情報・公安機関 第7章 世界最強のインテリジェンス大国=米国情報機関の全貌 【著者プロフィール】 黒井文太郎(くろい・ぶんたろう) 1963年、福島県いわき市生まれ。 福島県立磐城高校、横浜市大文理学部国際関係課程卒。 講談社入社。週刊誌編集者として勤務。同退社後、フリージャーナリスト(NY、モスクワ、カイロを拠点に国際紛争取材専門)。 帰国後、月刊『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て軍事ジャーナリストに。 著書に、『北朝鮮に備える軍事学』『イスラムのテロリスト』(講談社)、『日本の防衛7つの論点』『謀略の昭和裏面史』(宝島社)、『イスラム国の正体』(ベストセラーズ)、ほか多数。
  • 日本の人種主義 トランスナショナルな視点からの入門書
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    アメリカでの黒人への暴力事件と抗議運動、ヨーロッパでの移民排斥、コロナ禍におけるアジア人への差別などがクローズアップされ、海外の問題と思われがちな人種主義や人種差別だが、日本でも歴史的に、そして現在でも深刻な問題であり続けている。 欧米の人種概念と人種主義の歴史的・社会的な背景、基本的な知識を押さえたうえで、日本の人種概念を捉え直し、近代から現代まで、日本で人種主義が展開してきた足跡をたどりながら、トランスナショナルな視点から日本の人種主義の特徴を整理する。そして、アジア地域の植民地支配をはじめとする日本の歴史的背景や「日本人とは誰か」という問いと結び付きながら、日本社会に意識的・無意識的に根づいている人種主義の現状を具体的な事例をもとに明らかにする。差別、偏見とステレオタイプ、アイデンティティなどの視点から、個人の日常的な意識や振る舞いに人種主義が否応なく結び付いていることも浮き彫りにする。 国際的・領域横断的に蓄積されてきた人種主義に関する議論をまとめ、「私たちの問題」として日本の人種主義を考える視点を提供する入門書。
  • 年金暮らしでも生活が楽になる 税理士・社労士が教える 賢いお金の使い方Q&A大全
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年金の受給額は年々目減りを続け、昨今の物価高騰により年金暮らしの人の家計は逼迫しています。そんな厳しい現状の中でも、やめていいことをやめてシンプルな暮らし方に切り替えれば、生活が楽になり、幸せを手に入れることができます。本書は、そのためのノウハウをQ&A形式で、マンガと図解を駆使してわかりやすく解説します。
  • 格差と階級の未来 超富裕層と新下流層しかいなくなる世界の生き抜き方
    4.2
    もうすぐ中流層のほとんどが下流層に転落する時代が必然的にやってくる。世界中で大量発生してくる「新下流層」によって次の経済成長が始まる。だったら、あなたが下流層に転落しないためには、この方法しかない…! 「格差の歴史」を学べば、お金の増やし方がわかる! 転落しないために知りたい、21世紀のお金の基本法則。
  • 大戦略論 戦争と外交のコモンセンス
    5.0
    ピュリッツァー賞に輝いた現代史家による名講義録 名門イェール大学の人気講座「グランド・ストラテジー(大戦略)・プログラム」の精髄を一冊に凝縮。ペルシャ戦争、ナポレオン戦争など歴史の転換点における指導者の決断を通じ戦略思考とは何かを浮き彫りにする。孫子、マキアヴェリ、リンカーンなど古今東西のビジョナリーたちが共有する、戦争と外交の「常識(コモンセンス)」がここにある。予測不能な現代の羅針盤となる、全リーダー必読の書。解説/野中郁次郎
  • なんで私が適応障害!? 暗闇の中で光を見つけた私。
    4.1
    1巻1,430円 (税込)
    大学を卒業後、新卒入社。夢と希望を持って迎えたドキドキの春。新人研修に励んでいたわずか2カ月で、それはやってきた──。なまけてるわけじゃないのに、会社にはもういられない。適応障害で会社をやめ、病気と向き合った実体験ルポ。
  • ニュースのあとがき
    値引きあり
    5.0
    1巻1,178円 (税込)
    ニュースと現場と、ときどきネコと――。 「報道ステーション」に来てからの怒濤の日々。 その裏で自らの“仕事”と向き合い、書きためてきた思いの詰まったコラム集。真っ直ぐな言葉が胸に響く全71篇を収録。 その週のニュースの中から、自分の心がとらえたものを改めて整理し、言葉を当てはめ、文章を紡いでいく。そして、行きづまったときはネコに助けてもらう。遊んでいるうちに視界が開けることもあれば、新たな気づきに至ることもある。そうして書き上げたコラムは、一つひとつがいわば「ニュースのあとがき」であり、この本のタイトルそのものだ。 (「はじめに」より) 番組HPの名物コラム「報ステ後記」がついに書籍化!
  • まいちゃんの双極取扱説明書 そう&うつなあなただってきっと大丈夫。
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    社会人3年目、いよいよ新しい仕事を任されたそんなとき──。 双極性障害と診断を受けて、即休職。ようやく復職したのもつかの間、再び休職することに。もう迷惑はかけらないと悩んだ末に退職を決意。病気になったきっかけ、そうとうつをくり返す日々、休職中のこと、復職にむけて、家族とのかかわりなど、双極性障害当事者が双極II型ライフをマンガで紹介。
  • 世界96カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門
    4.2
    1巻1,584円 (税込)
    人種差別、格差問題、ナショナリズムの台頭、難民問題、経済摩擦、紛争…。世界で起こるさまざまな事象の根本には人種や民族の問題がある。グローバル化が進み、多様性の時代となるなかで、民族の知識はもはや必須教養となった。世界96カ国で学んだ元外交官が多くの取材や実体験からまとめた世界の民族の超入門書。
  • 戦火の欧州・中東関係史―収奪と報復の200年
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    欧州視点でとらえた新しい中東史。 気鋭の国際政治学者による渾身の意欲作! 中東・北アフリカでの民主化運動「アラブの春」から7年。シリアでは内戦による死者数が47万人を超え、難民は480万人以上に達している。IS(イスラム国)によるテロは、エジプト、チュニジア、リビア、マリなど北アフリカ全域に拡散し、欧州でも、パリ、ブリュッセル、ロンドン、バルセロナと多大な犠牲者が出ている。 なぜ中東は世界の「火薬庫」となってしまったのか。なぜ中東でこれほどまでに戦争が続くのか。中東発の混迷は欧州にどこまで負の連鎖をもたらすことになるのか。本書は、欧州と中東の関係をオスマン帝国崩壊以前の源流からたどり、主に英仏の思惑など欧州視点で捉えた新しい「中東200年史」である。
  • 嫌いな親との離れ方
    4.8
    1巻1,650円 (税込)
    「幼少期に親から『何やってもダメね』『どうして迷惑ばかりかけるの!』などと否定されて育ち、成人した今も自分に自信が持てない」「親の顔色を伺い、ずっと親の指示に従ってきた」「高齢の母親が自分にベッタリ頼ってきて重い」「親の立場になったものの、自分が毒親になってしまわないかと不安」……など、大人になってからも親との関係に悩んでいる子どもは少なくありません。 本書では、今までに4万人の悩みを解決してきた「大人の親子関係相談」に特化したカウンセリングのプロが、相談事例のなかでもよくあるエピソードを挙げながら、親との間に「境界線」を引くことの大切さ、境界線の具体的な引き方、自分の人生の歩み方、心のケアの仕方などを詳しく解説。 親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法がきっと見つかります!
  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~
    値引きあり
    4.5
    中東情勢の基本が驚くほどよくわかる。 国際紛争の震源地ともいえる中東。 イスラム過激派によるテロが頻発し、大勢の難民が欧州に流入。 なぜこんなことになってしまったのか? その答えを見いだすには、歴史のどの地点から見直せばよいのか? 池上さんは、現在の中東の混乱は、1978年のソ連によるアフガニスタン侵攻から振り返るとわかりやすい、と言います。 自称「イスラム国」(IS)が誕生して世界でテロが頻発するようになるまで、約40年の間に何があったのか?  大国の身勝手、イスラム教の宗派対立、土地や資源をめぐる争い。 理解しがたい中東の真実が、池上さんによって鮮やかに解説されます。 本書は、池上彰が選ぶ独自のテーマで、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの4冊め。 中東とイスラムの基礎・基本がよくわかります。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造
    3.5
    【「東洋経済オンライン」ジャーナリズム賞受賞! 上野千鶴子さん推薦】シンガポール在住、現在は日本とシンガポールを行き来しながら活動する著者が、日本の働き方の矛盾に斬りこんだ本書。 ●仕事と家事・育児の両立にいっぱいいっぱいの共働き家庭 ●家事・育児の責任を一手に背負い、逃げ場のない専業主婦 ●「稼ぎ主プレッシャー」と滅私奉公的働き方を課された男性 こうした「共働きも専業もしんどい」状況は、じつは日本社会の「主婦がいないと回らない構造」が生み出していた。長時間労働や無制限な転勤など、終身雇用・年功序列という制度で回してきた「日本のサラリーマンの働き方」。これらの制度は、主婦の妻が夫を支える前提で作られている。専業主婦前提の制度は、会社だけではない。丁寧すぎる家事、保育を含む教育への予算の低さ、学校の仕組み……問題は社会の様々なところに偏在し、それぞれが絡み合って循環構造を作っている。「女性が輝く社会」というスローガンがむなしく聞こえるのは、この構造が放置されたまま、女性に「働け、輝け」と要請しているから。ギグ・エコノミーや働き方改革、多様化する働き方は、循環構造を変える契機になり得るのか。日本の「主婦がいないと回らない構造」を読みとき、その変化の兆しを探る。「東洋経済オンラインアワード2018」でジャーナリズム賞を受賞した好評連載に大幅加筆のうえ、書籍化されたものの電子版。
  • 在日中国人33人の それでも私たちが日本を好きな理由
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    日本に住む中国人は、約70万人。 彼らは本心ではどう思っているのか。 大学教授から起業家、ジャーナリスト、医師、自治体職員、不法滞在の料理人まで。 彼らはなぜ日本に来たのか、 どんな生活を送ってきたのか、日本のことをどう思っているのか――。 同じ中国人だからこそ聞き出せた、本音の日本論。
  • シンプルで合理的な人生設計
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    前著『幸福の「資本」論』にて、幸福を「金融資本(資産)」「人的資本」「社会資本」の3つの資本で定義づけし、「幸福な人生」のモデルを提示した著者・橘玲氏。 今回は、「幸福」な人生を最適、効率的に達成するための「成功」へのアプローチについて「合理性」という横軸を3つの資本に加えることで新機軸を打ち出した。 人生はトレードオフの連続でそれ故に選択が重要になる。同じ成果ならリスクが少ないがよいという「リスパ」など魅力的なキーワードを配しながら、制約の多い現代社会を生きていく上での「合理性」と「幸福」について追及する書籍。
  • 親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版
    -
    1巻1,650円 (税込)
    肉体的にも、精神的にも、経済的にも共倒れしない! 大介護時代を乗り切る、待望の第3版! ある日突然、親が入院! あっという間に退院、そして介護!? 「介護」は急にやって来ますが、「情報収集」と「自己申告」が基本なので、 自分から動かなければ事態は何も進みません。 本書では、「親の入院・介護」に必要な知識を 「短期的戦略→中期的戦略→長期的戦略」と 時系列に分けてわかりやすく紹介。 制度の仕組みや手続き、サービスや施設の種類や費用、 専門職とのやりとり、家族の役割分担、仕事や子育てとの両立…… 「いま知りたいことが、すぐに読める」 「次に何をやるべきかがわかった」など、 忙しい中で介護に追われる方々から好評を得ています。 第3版では、最新の法制度に対応するとともに 「顔も見たくない親の介護」「きょうだいリスク」 「親の介護は子の義務?」「ヤングケアラー」など 昨今の事象についても取り上げています。 介護をマネジメントして、自分の心や生活を守るための知識が詰まった1冊です。 【初版・第2版の読者の声】 「一人暮らしの親が倒れたときに、知りたいことがすぐに読めて助かった」 「今後に備えて、制度の仕組みや手続きを一通り知ることができた」 「お金の話が具体的で参考になった」 など 【目次】 第1章 突然、そのときは来た!―短期的戦略― 第2章 退院は「介護」の始まり―中期的戦略― 第3章 親の「入院・介護」と自分の生活を両立する―中・長期的戦略― 第4章 「介護」に必要なコミュニケーション力―中・長期的戦略― 第5章 「介護」にかかる「お金」で損をするな!―中・長期的戦略― 第6章 「施設介護」も選択肢に!―長期的戦略― 【著者紹介】 太田 差惠子(おおた・さえこ) 介護・暮らしジャーナリスト 京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。取材活動より得た豊富な事例をもとに、「遠距離介護」「仕事と介護の両立」「介護とお金」などの視点でさまざまなメディアを通して情報を発信する。企業、組合、行政での講演実績も多数。AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)資格も持つ。1996年、親世代と離れて暮らす子世代の情報交換の場として「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を立ち上げ、2005年に法人化。現理事長。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 家族の衰退が招く未来 「将来の安心」と「経済成長」は取り戻せるか
    3.5
    日本経済が停滞する真因は、高度成長期につくられたモデルから離れられないことにある。それは、経済モデルだけでなく、家族モデルにもあてはまる。 年金、医療、雇用、結婚などの右肩上がりの時代につくられた「戦後家族モデル」を前提とした数々の制度への不信によって、多くの将来不安が生みだされ、結果、経済の大停滞を招いている。 これらの将来不安を解消するように制度を見直すことによって、日本は再び成長することができる。家族社会学と経済学の視点か、様々な統計やデータを用いて、日本の過去、現在、未来の姿を読み解き、危機を回避するための処方箋を示す。
  • 感動が幸せな職場をつくる~たんぽぽ介護の天使たち~
    -
    1巻1,320円 (税込)
    私たちが本気でめざしてきたのは、「介護業界のディズニーランドになること」 仕事と人生が楽しくなる職場をつくる――。 筒井社長の想いと志が、スタッフの方々のキラキラした姿から、しっかり伝わってきました。 たんぽぽ介護センターには、いつも笑顔があふれています。 施設を利用されるお客様も「いろいろなデイサービスを利用したけれど、こんなに元気になれる施設はない」と感動してくれます。 その声が、私たちにとってはとても喜ばしいことです。 1999年に事業をスタートして以来、私たちが本気でめざしてきたのは「介護業界のディズニーランドになること」だからです。 さらに、ディズニーランドのキャストの9割はアルバイトが占めているといわれますが、私たちたんぽぽ介護センターも、スタッフのほぼ9割がアルバイトやパート。 ディズニーランドと同様、スタッフが輝き、イキイキと働ける環境が必要です。 その目標を実現するために、私たちが歩んできた中で培った考え方やしくみを、本書では紹介しています。 本書が、たくさんの笑顔と感動を生み出す一助となれば、著者としてこれほど嬉しい事はありません。 ■著者 筒井健一郎
  • 経済で読み解く地政学
    3.7
    大転換期を迎えた世界の構造が丸わかり! ロシアのウクライナ侵略、中国の台湾有事、 巧妙化するサイバー戦争、大インフレ時代の到来…… 日本復興のシナリオがここに! <<目次>> ■はじめに:安全と資産の防衛に必要な「地経学」とは? ■第1章:日本人はすでに戦争に巻き込まれている ■第2章:地政学とは何か? ■第3章:地政学の最先端を探る! ■第4章:権威主義大国・ロシアの情報戦とその未来 ■第5章:「地政学+経済学=地経学」とは何か? ■第6章:日本経済を地経学で読み解く!
  • アメリカ白人の闇
    -
    予想を裏切って、ドナルド・トランプ氏が次期アメリカ大統領に選出されてから早1カ月。 アメリカを良く知る人々はなぜ、選挙結果を読み間違ったのか。 『アメリカ人の本音』の著者、マックス・フォン・シュラー氏が、誰がトランプ氏を支持したのか、明快に解説している。それは、絶対優位が崩れ去り、自分たちの知る良きアメリカが失われていくことに危機感を抱いたアメリカ白人層だった。マイノリティを守る名目で国家を破壊していく偽善者の白人左翼、自分たちと違う者は徹底排除するキリスト教原理主義者の白人右翼、いまだ虐げられていると恨む黒人コミュニティ…。 アメリカ社会の奥底に渦巻く憎悪と我欲が、一触即発でアメリカを内戦へと引きずり込むと著者は言う。 本書を読むと、日本人がアメリカに対して抱いている自由の国、すべての人にチャンスがある国というイメージはガラガラと崩れ去るだろう。 意外なことに、日米関係は、クリントン氏が大統領になるより良かったという著者。ただし、日本側も変わることが要求される。日本はどうあるべきか。日米両国をよく知る著者からの提言! 著者紹介 マックス・フォン・シュラー(Max von Schuler) 牧師。歴史研究家。親日家。 1956年2月22日生まれ。父はドイツ系、母はスウェーデン系のアメリカ人。1974年岩国基地に米軍海兵隊員として来日。その後、日本 、韓国で活動。退役後、国際基督教大学で政治学を学ぶ。役者、コメンテーターとしても日本で活動。「日出処から」代表講師。日米両方を知る立場から、日本人にアメリカ人の本音を知らせることを、自らの使命の一つとしている。

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  • 支援・指導のむずかしい子を支える魔法の言葉
    4.3
    いくら正しいことを伝えても、子どもの反抗的な態度や言葉、なげやりな様子、一方的な主張のくり返しに、支援・指導する側もイライラ。子どもとのやりとりが起きなければ、おそらくなにも変わりません。しかし、投げかける言葉しだいで、相手の反応は変わってきます。本書では状況を劇的に変える、子どもの心に響く対話術を紹介。いじめ、不登校などの困った場面を乗りきれる! 保護者との対話もうまくいく!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 戦争は女の顔をしていない
    4.3
    ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。(解説=澤地久枝)

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  • ボタン穴から見た戦争 白ロシアの子供たちの証言
    4.1
    1941年にナチス・ドイツの侵攻を受けたソ連白ロシア(ベラルーシ)では数百の村々で村人が納屋に閉じ込められ焼き殺された。約40年後、当時15歳以下の子供だった人たちに、戦争の記憶がどう刻まれているかをインタビューした戦争証言集。従軍女性の声を集めた『戦争は女の顔をしていない』に続く、ノーベル文学賞作家の代表作。(解説=沼野充義)

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  • ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論  自分と社会をつなぐ回路
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ウサン臭い「正義の思想」を徹底的に分析!!「脱正義論」「従軍慰安婦問題」を中心に、個とは何か、歴史とは何かを考える鼎談本。

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  • アメリカ、ロシア、中国、イスラム圏を知ればこの複雑な世界が手に取るようにわかる
    3.0
    マンガだから知識0からでも、誰でもわかる。軍事ジャーナリストの著者が、現代世界を考えるときに、これさえ押さえていれば大丈夫という知識を徹底的にお伝えします。ニュースが分かるだけでなく、これからの世界を自分の頭で考えるためにも、必要な一冊。
  • 新しい封建制がやってくる―グローバル中流階級への警告
    値引きあり
    3.8
    格差の拡大は確かに問題ではあるが、それを「封建制」と言うのは大げさだと思うかもしれない。しかし、本書を読めば、そのような認識が甘かったことに気付くであろう。ーー中野剛志氏「日本版解説」 あなたは「新しい貴族階級」か。 「新しい奴隷階級」か。 私たちはどう生き残るのか。 階級や格差の固定化、社会的地位上昇機会の喪失がもたらす「新しいかたちの貴族制」を徹底分析。 アメリカを代表する都市問題研究者によるシリコンバレー発「地獄の黙示録」。 <「新しい封建制」社会はこうなる!> 【第一身分】 コンサルタント、弁護士、官僚、医師、大学教員、ジャーナリスト、アーティストなど。 高度な知識を有し、支配体制に〈正当性〉を与える「有識者」(現代の聖職者)。 【第二身分】 GAFAなどの巨大テック富裕層が率いる「新しい貴族階級」。 >>>>>>>>>>>>>> 超えられない壁 >>>>>>>>>>>>> 【第三身分】 それ以外の人びと。中小企業の経営者、熟練労働者、民間の専門技術者など。 21世紀の「デジタル農奴」「新しい奴隷階級」。
  • 大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題
    NEW
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    「反アベ」勢力のおかしな論理を完全論破! なぜ、「リベラル」は安倍政治を止められないのか? -日本人は、共産党についてあまりにも知らなさすぎる。 「反アベ」勢力の結集を訴えながらも離合集散を繰り返す野党は、同党との連携に活路を見いだそうとしている。その「台風の目」の内部で現在起こっていることとは。また、人権弾圧が問題となっているベネズエラのマドゥロ政権を支持し、それを批判した上念司氏のラジオ番組に抗議文を送った同党の思惑とは。元日本共産党No.4の筆坂秀世氏と、「リベラル・メディア」の偏向報道を追及してきた上念司氏が、その問題点を徹底検証する。 マイノリティの権利に取り組むのはいい。 だが、体制変革の要求がない。本当にそれだけでいいのか。 それでは社会主義や共産主義とは結びつかない。 だったら、どうして共産党という看板を掲げているんですか。(筆坂秀世) 野党共闘に積極的なのは弱っている証拠だと思います。 新左翼と共産党を分ける境界線がすごく大事で、 反自民のなかでワン・オブ・ゼムになっているんですよね。 沖縄で新左翼系団体も含めてやっているのを見るとゲンナリします。(上念司) 【目次】 はじめに 「革命の夢」の被害者をこれ以上増やしてはいけない 第1章 上念司との論争で正体を現した日本共産党 第2章 わが「リベラル」からの転向 第3章 日本共産党の内部では何が起こっているのか 第4章 日本共産党の構造的問題 第5章 独裁政治を生み出す共産主義という悪夢 第6章 野党共闘が安倍政権に永久に勝てない理由 第7章 日本の政党政治と日本共産党の未来 おわりに 日本共産党がいちばん反省しなければならないこと

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  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)
    4.2
    児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。
  • 「日本史」の終わり 変わる世界、変われない日本人
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    80年代、世界有数の経済大国だった日本は、今なぜ中国や韓国に追い抜かれてしまったのか? 本書は日本を代表する経済ブロガーと、『中国化する日本』で脚光を浴びた気鋭の歴史学者が、日本の歴史を辿り、現代の「決められない政治」や「変われない企業」といった日本停滞の原因を縦横無尽に語り合った成果である。「明治維新後、西欧化を図り、わが国は世界に類を見ない高度成長を遂げた」という歴史の通説は幻想であり、実は日本がいまだに江戸時代から進歩していないというのが、両者の共通認識である。全国300もの藩が別々に法律や武力を保持し、ムラ社会の掟で問題解決するシステムが、内向きで縦割りの社会構造を生み、全体戦略や強いリーダーが現れない原因を作り出したのだと指摘する。歴史を見れば、外からの衝撃を吸収しながら豊かな国になった日本人の、変化への適応力の強さを活かすことで、グローバル化に対応する道はある! 通説を覆す一冊。

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  • 日本を誣いる人々 祖国を売り渡す徒輩を名指しで糺す
    5.0
    「沖縄に米海兵隊の実戦部隊はいらない」「しなやかで、したたかな柳腰外交」「<行動する市民>が担う<新しい公共>」「反日デモへの参加は国益にかなう」「外国人参政権を認めない日本は閉鎖的」……彼らの戯言に騙されるな! 「弱腰」「二枚舌」で国を売るのは誰か。外交・安全保障、内政、経済、歴史などの分野で亡国の言動を展開する政治家、文化人を、名指しで糺す。

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  • 日本を嵌める人々 わが国の再生を阻む虚偽の言説を撃つ
    4.0
    「日本を取り戻す」を掲げて選挙に勝利し、「デフレ脱却」「憲法改正」「教育再生」「アジア外交」「拉致被害者奪還」などの重要課題に取り組む安倍政権。だが、それを良しとしない勢力からは以下のような言説が発せられる。「アホノミクス」「尖閣は日本が盗んだと中国に思われても仕方がない」「日本が右傾化しているので、中韓に攻撃されている」「憲法96条改正の動きは憲法破壊」「自分の子どものことが気になるなら、食糧が不足している北朝鮮の子どもたちに援助を送るのが当然」「右傾エンタメが増えている」「たかが電気」「安倍政権は子どもをどこへ連れていくのか」「勝者が書いた歴史を日本人は受け入れよ」……。これらメディアに躍る発言は、元与党幹部、元政府高官、大学教授、有名作家・アーティスト、メディア関係者らによるものだ。読者の方々はどう思われるだろうか。三名の保守言論人が、日本の国益に資する立場から反論・立論する。

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  • 遠隔医療が高齢者医療を救う AIがひらく個別化医療の時代
    -
    1巻1,400円 (税込)
    「病院に入院できない時代が来る!」……増大する医療費を削減するため、国は継続医療が必要な患者でも介護施設や在宅へと移行させる政策を推し進めている。いわゆる「医療難民」問題の発生である。しかし、介護施設や在宅での医療は、病院と比べてレベルが低いため、高齢者の健康を管理することが難しくなっている。そんな状況の中で注目を集めているのが「遠隔医療」である。「遠隔医療」と聞くと、遠くの島の病人をテレビ画像で医者が診断するといったイメージがある。しかし、福岡で病院と介護施設を経営する著者・前田俊輔氏が開発した「まいにち安診ネット」は、介護施設の入所者のバイタル(体温や血圧、脈拍数など)を毎日測定し、そのデータを病院の医師へと送信。小さな異常でも検知してアラート(警報)を鳴らすことで、病気の予防や寝たきりの防止に成果を上げている。数年後には全国で実用化される可能性を秘めたシステムの全貌を紹介する。

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  • 生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋
    値引きあり
    4.1
    子供に親は選べない、どんな環境に生まれるかは運任せだ。最近話題になっている「親ガチャ」という言葉があらわすのは、遺伝と環境要因がすべてを決めるので、努力することに意味はないと言った若者の諦念である。 確かに遺伝が、あらゆる要素に影響するのは事実である。しかし、遺伝科学についての最新の知見は常に更新されている。専門家ではない人間が過去の研究結果を軸に、あたかもそれが唯一の真理のように語るのは非常に危険である。 本書では、行動遺伝学の専門家が、一般読者の遺伝についての素朴な疑問に答えるとともに、遺伝における不平等を前提にしたうえで、「いかに自分らしく生きていくか」、「幸福に生きるのか」。そのための方法を論じていく。
  • まんがでわかる正義中毒 人は、なぜ他人を許せないのか?
    3.2
    18万部のベストセラー『人は、なぜ他人を許せないのか?』が待望のまんが化! SNSいじめ、炎上、ハラスメント、誹謗中傷-。話題の「正義中毒」が起きる仕組みを最新の脳科学で解き明かす! 人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人など、わかりやすい攻撃対象を見つけ、 罰することに快感を覚えるようにできています。この快楽にはまってしまうと、簡単には抜け出せなくなり、罰する対象を常に探し求め、決して人を許せないようになってしまいます。 この状態は正義に溺れてしまった中毒状態、いわば「正義中毒」です。 これは、脳に備わっている仕組みであるため、誰しもが陥ってしまう可能性があるのです。 【あらすじ】 とある文具メーカーの広報部に勤務する伊藤真澄は、業務の一環で自社SNSの「中の人」を担当することに。試行錯誤しながらも順調にフォロワーを増やしていき絶好調に思えた矢先、ある出来事をきっかけにアカウントが炎上してしまう。同じ部署の頼れる先輩・高柳や、現在はバー「TRUST」を経営しているが、かつては脳科学の研究者だったというマスターなど、仲間たちにアドバイスをしてもらいながら、「正義中毒」とは何か?を学び、乗り越える術を探していく—。 漫画のストーリーに沿って読み進めていくうちに、許せない感情が生まれる理由や、人を許せなくなる脳の仕組み、そして「正義中毒」を乗り越えるヒントを分かりやすく学ぶことができます。怒りや憎しみなど負の感情に振り回されず、心穏やかに生きるコツを見つけられる1冊です。
  • なるほどそうだったのか! ハマスとガザ戦争
    4.0
    「パレスチナ問題」も順を追ってひも解いていけばそれほど難しくはない。 イスラエルとハマスの戦争もこの問題を理解することで根底から原因が見えてくる。 中東研究の第一人者である著者が、イスラエルとパレスチナをわかりやすく解説した一冊。 ●1章 「パレスチナ問題」とは、何がどう問題なのか? ・何を争っているのか? いつ頃から争いが始まったのか? ・ホロコーストの記憶がイスラエル軍を強くする ●2章 戦うことは宿命なのか? ・インティファーダを見たユダヤ人は、どう思ったのか? ・PLOとアメリカの新しい関係――オスロ合意 ●3章 2023年ついに勃発!  イスラエルVSハマス戦争の知られざる舞台裏 ・イスラエルのガザ政策は何が間違いか? ・休戦でハマスは有利、イスラエルは不利になる? ●4章 イスラエルとパレスチナ 目隠しされた現実  意外と知らないガザの姿 ・地下トンネルはどれくらいある? ・アメリカはどこまで本気なのか? ●5章 霞んでいく和平の道  アメリカとアラブ諸国との不可解な関係 ・アラブ諸国はハマスをどう見ているのか? ・イスラエルとアメリカの関係は? ●6章 第三次世界大戦の可能性  日本は、世界は、どうすればいいのか ・石油を9割中東に依存する日本 ・中露、欧米を巻き込んで、第三次世界大戦の可能性は?
  • ろう者の祈り 心の声に気づいてほしい
    4.6
    1巻1,300円 (税込)
    聴覚に障がいをもつ「ろう者」の人々が厳しい現実に立ち向かっていく姿を取材したルポルタージュ。朝日新聞経済面で話題となった連載「ろう者の祈り」に大幅加筆。巻末には手話通訳士・鈴木隆子さん監修による手話講座も収録。
  • 大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実
    値引きあり
    4.0
    森友学園問題、天下り問題、年金問題、消費増税10%論――。 じつは、すべてのニュースがある「ひとつの事実」でつながっている。 官僚たちの「思惑」と「行動原理」を理解すると、経済ニュースの真相が見えてくる! 「御用メディア」に成り下がった大手新聞・テレビが報道できない「官僚大国」の全貌を、元財務官僚で霞が関を知り尽くす著者が暴く!
  • 家系図でわかる 日本の上流階級
    NEW
    3.0
    1巻1,408円 (税込)
    岸田家、安倍家、麻生家、小泉家、鳩山家、河野家など政界、 渋沢家など財界、そして皇室、旧宮家、旧華族……ほか 「華麗なる一族」たちの系譜 その「血脈」と「歴史」がわかれば、 政治&皇室ニュースの見方が180度変わる! 現代日本の「権力の由来」を完全追跡! 家系図27点、華族 約1000家の一覧、47都道府県の名門……など貴重データ満載! 「上級国民」という言葉が流行したが、 本当の上級国民は官僚や企業のサラリーマン重役ではない。 日本では皇室が国民統合の象徴として敬愛されているし、 政治の世界でも世界に類例を見ないほど世襲が多い。 しかし、皇室は皇位継承問題や眞子さん騒動で曲がり角にある。 政界も苦学からのし上がった菅義偉総理が登場したが、 日本有数の名門政治一家に連なる岸田文雄が後継者に決まった。 本書では、それをどう評価するかより、 日本の上級国民の世界の全貌について 正しく知ることに重点を置きたいと思う。(「はじめに」より)

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  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の何が問題なのか? 母娘問題、セクハラ、結婚・恋愛・子育て、団塊世代と大学闘争、性暴力などについて徹底的に語り合った7時間! ◆もくじ◆ はじめに 田房永子 第1章 女はどうしてこんなに大変なの? 母のふたつのメッセージ。「手に職つけろ」と「結婚して子どもを産め」 団塊母とロスジェネ娘、価値観のねじれ 1960年代の大学闘争。その時、母は? 上野千鶴子は? 彼女が毒母になったワケ 母から娘へ、暴力の連鎖を止めるには 「おまえのため」は「私のため」だった 母も、そのまた母も、女はいつの時代も大変! 団塊世代はこうして生まれた お母さんに認めてほしかったお母さん すべての母は抑圧的 当事者にならない団塊父 母という名の女には勝てやしない 第2章 女はどうやって闘ってきた? どうやって闘えばいいの? 個人的なことは政治的なこと 性革命とウーマンリブ 上野千鶴子がフェミニストになったワケ ジーパンで性的主体性を取り戻した!? A面とB面/市場と家族 障害者運動とフェミニズム。優生保護法改悪反対運動 働く女と専業主婦の分断は誰のせい? 「活動専業・主婦」たちの闘い方 幼保無償化は女を分断する 第3章 結婚・恋愛・子育てについて真剣に考えてみる 戦場を非日常に移した女たち 「一人一殺」。家庭から社会を変える! 男が自発的に変わらないのは「男ボーナス」があるから 結婚、恋愛、ナメンなよ! 半世紀たって女の結婚願望は変わった? 「花嫁候補」から「戦力」になった女性社員 子どもを産むのは親のエゴイズム ナメたツケは子どもに回る 子どもには干渉するのに夫に踏み込まない妻、妻から逃げる夫 手を抜かない交渉を続けないと夫婦の関係は変わらない 第4章 フェミニズムと性の話。おっさん的想像力よ、さようなら! That's very オヤジ!? That's very 東大!? 娘の母として性を考える おっさん的想像力を撲滅したい! 息子の母として「性」を考える 「フェミニスト=性に厳格」という思い込み モテる女はおとせる女? 私たちは山ほど洗脳されている! 子ども向けアニメ・漫画で進む男子と女子のミスマッチ オーガズム、それが私の革命! 第5章 私はフェミニスト! フェミニストはモテない、嫌われる、いじられる? テレビ番組やCMは炎上して学習してもらえばいい フェミニストのイメージが変わってきた! 男は権力の側にいることを自覚している 「フェミニスト=男になりたい女」という誤解 女も戦争に行ってはじめて平等? フェミニズムは学校で教えられるものか? 戦争神経症の問題はホモソの象徴 フェミニズムは女が女であることを愛し、受け入れる思想 私はフェミニスト! おわりに 上野千鶴子
  • 英国王室とエリザベス女王の100年
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年9月8日、イギリス君主として歴代最長となる70年にわたり在位してきたエリザベス女王が亡くなりました。本誌は、英国民に留まらず、世界中から敬意をもって愛されてきた女王と、英国王室100年の歩みを、貴重な170点以上の写真とともに振り返る、永久保存版のムックです。フィリップ殿下と紡いだ愛、ダイアナ元妃の悲劇と女王の試練、ブローチや帽子で表したお気持ち、英国王室を見守る美しい宮殿・邸宅……。エリザベス女王やロイヤルファミリーの素顔が垣間見えるエピソードとともに、たっぷりお届けします。
  • 取り戻せ、日本を。 安倍晋三・私論
    3.5
    1巻1,400円 (税込)
    あたかも外国が支配していたかのような、売国的な政治が終わり、「日本を取り戻す。」と政権公約した安倍総裁率いる自由民主党が、再び政権の座に就きました。しかしながら、手放しで喜ぶのは、まだ少し早いかもしれません。残念ながら、日本を取り巻く内外の環境は、依然として厳しいからです。わが国は、いまなお国難にあります。正直に申し上げれば、かつて安倍総理が退陣に追い込まれた5年4カ月前と比較して、日本の状況は、むしろ悪化しています。再び政権の座に就いた自民党の安倍総理が果たすべき課題とは何か。安倍内閣を待ち受ける試練とは何か。それらを、若い読者にもわかりやすく書いたのが、本書です。昨年(平成24年)12月の総選挙で初めて安倍さんのことを知ったし、論壇誌など読んだこともない――そうした若い世代の方々にも、ご理解いただけるよう努めたつもりです。(渡部昇一/「まえがき」より抜粋)

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  • 苦手が「できる」にかわる! 発達が気になる子への生活動作の教え方
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 食事、トイレ、着替えなどの基本動作から、文字を書く、本を読むなどの学習、スキップ、縄とび、ぬり絵などの遊びまで、不器用さのある子どもの生活動作の指導法をイラストでわかりやすく解説。2歳から小学校低学年を対象に、発達過程ごとの「できない原因」を、1両手がうまく使えない2感覚の未発達3力のコントロールが苦手4ものをみる力が弱い5身体イメージがとらえにくい、の5つに類型化し、原因に応じたスキルの獲得方法を提示。日常的にできるやり方で、子どもの「できた!」を増やす可能性を高める。
  • 2030年 ビジネスの未来地図 これからを生き抜くための戦い方
    3.5
    ●「気候変動」「人口減少」……。来るべき世界が企業・個人にもたらす本当のインパクトとは? ●総勢18人の識者に聞く「私たちは変化にどう備えるべきか」 技術の進化やグローバル化などにより、ビジネスを取り巻く環境の変動性、不確実性、複雑性、曖昧性が増している中、コロナ禍が起こり、未来がどうなっていくのかは、ますます見通すことが難しくなりました。そこで月刊ビジネス誌『THE21』編集部では、2030年という近未来に焦点を当てて、企業経営者やコンサルタント、経営学者など、様々な形でビジネスの世界で活躍されている18名の方々に、次の4点について質問を投げかけました。 ●2030年に向けて注目している変化 ●衰退するビジネス ●新たに発展するビジネス ●個人が身につけるべきスキル・思考・行動様式 本書に収録しているのは、その答えです。 鈴木貴博/夫馬賢治/佐俣アンリ/石井菜穂子/梅澤高明/木下斉/楠木建/小室淑恵/松本大/村上憲郎/藤井保文/神田昌典/小林喜光/入山章栄/望月智之/菊地唯夫/中川悠介/福田稔
  • 愚か者!
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 私が「あっち系「と呼んでいる「リベラル」なメディアや「専門家」の おかしな言動、特に中東やイスラム教関連の場合は「陽(あかり)が 「いかり」になって許せないのですね、ハイ。(飯山陽) <この本のさわり> ・「元寇は話し合いで解決出来た?」あり得んだろ、朝日! ・子供にイスラム教のウソを教えるな、毎日! ・大学教員の立場から三浦瑠麗氏の受賞論文を採点→落第! ・「おひとりさま教祖」上野千鶴子は詐欺師だった? ・韓国紙に「日本人で恥ずかしい」と語った真木よう子さんへ <この本で俎上に上がる人たち> 三浦瑠璃さん、上野千鶴子さん、河野太郎さん、池上彰さん、 共同通信社会部デスクだった「桜ういろう」さん、重信房子さん 「日本人で恥ずかしい」真木よう子さん、アジア開発銀行副官房長・ 小島治美さんと日経新聞さん、朝日新聞論説委員・有田哲文さん、 経産大臣・西村康稔さん、朝日新聞さん、毎日新聞さん、 暗殺犯を賛美するアベガーさん、何かと日本をディスりたい皆さん                         ほか全21篇 大好評!「いかりちゃんねる」との痛快コラボ本登場!
  • 藤井厳喜フォーキャスト2024
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL ビジネスマン必携! 「世界経済や国際政治の近未来のガイドブック 今後10年、20年間にどのようなことが起きるかを予測(フォーキャスト)」 「民主的ナショナリズム」「独裁的ナショナリズム」「無国籍企業的グローバリズム」が世界で三つ巴の戦いを繰り広げている! ウクライナ戦争、イスラエル・ハマス紛争をウラで操り、第三次世界大戦を引き起こそうとするワルがいる! トランプ復活でアメリカ経済も復活なるか。“通貨戦争”では、まだドルが強い! 台湾侵攻が目前に迫る中、どうするニッポン!? ・「無国籍企業的グローバリズム」に取り込まれた岸田首相 ・2024年米大統領選 民主党の大本命はミシェル・オバマ(オバマ元大統領夫人)か!? ・アメリカが没落し、ロシア・チャイナが台頭するのか!? ・ロシアのウクライナ侵攻を仕掛けたのは誰か ・習近平の独裁が完成してから、チャイナのかオスが始まった! ・世界経済の流れを徹底解析!――人民元はドルの代わりにはならない ・平和ボケが戦争を誘発する!
  • ケアの倫理 フェミニズムの政治思想
    4.4
    身体性に結び付けられた「女らしさ」ゆえにケアを担わされてきた女性たちは,自身の経験を語る言葉を奪われ,言葉を発したとしても傾聴に値しないお喋りとして扱われてきた.男性の論理で構築された社会のなかで,女性たちが自らの言葉で,自らの経験から編み出したフェミニズムの政治思想,ケアの倫理を第一人者が詳説する

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  • 復刊 この子らを世の光に―近江学園二十年の願い
    4.7
    1巻1,361円 (税込)
    戦後の混乱期に戦災孤児と知的障害児の施設・近江学園を創設した糸賀一雄。人間の尊厳をふまえて自立生活を支援しようとする理念は、ノーマライゼーション・自己実現・バリアフリーの魁として輝いている。「この子らに世の光を」ではなく「この子らを世の光に」は人類への貴重な福祉遺産といえる。待望の復刊(1965年柏樹社刊)書。

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  • 世界2024年1月号
    続巻入荷
    4.0
    【特集1】ふたつの戦争、ひとつの世界  2022年2月24日、世界中が「いま、なぜ」と問うなか始まったロシアのウクライナ侵攻。その終わりはいまだ見えず、戦禍は拡大している。2023年10月7日に起こったハマスの襲撃が引き金となり、イスラエルはガザ地区への凄惨な攻撃を開始した。人質解放のための束の間の「戦闘休止」は平和に結実するのだろうか。  私たちが生きている世界では、いまも人が殺し、殺されている。その現実を直視しつつも、けっして平和をあきらめないために。停戦への道と世界のこれからを考える。 【特集2】ディストピア・ジャパン  世界各地で戦火がやまないなか、日本はそれでも平和を享受している――。それは事実なのか?  上がらない賃金と長時間労働、ジェンダーギャップ指数125位、横行するハラスメント、G7最下位の報道の自由度、根深い外国人差別……。  同じ人間であるにもかかわらず、人間が貶められる現実が広がってはいないか。それは「平和」なのだろうか。私たちの足もとのディストピアを見つめる。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

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  • 日本の歪み
    3.9
    この社会の 居心地の悪さは どこからきたのか? 明治維新と敗戦、憲法、天皇、 経済停滞、少子化、巨大地震… 「考えたくなかった」 戦後日本の論点を徹底討論! <本書の内容> 右も左も、いまだに外圧頼り。 内発的に自分たちの価値を肯定し、守るということができていない(東) 天皇が生物学を勉強したのは、正気を保つためにやっていたんでしょう(養老) 日本人は戦争による被害も、人災ではなく天災のように捉えてしまう(茂木) 「シビリアン・コントロール」なんて、 自分の国の言葉にもできないようなものが身につくはずがない(養老) 戦後、この国は、人の心を安定させるものを、かなり潰してしまった。 新興宗教が強いのも、コミュニティの貧しさと関係している(東) 「九条」に限らず、日本は整合性をつけることへの欲望がない(茂木) 日本経済が30年も停滞している理由は、 もう作らなくていい、壊さなくていい、という暗黙の民意なんじゃないか(養老) 被害の記憶を伝えたいなら、震災の日だけでも実際の津波の映像を流したほうがいい(東)
  • 農協のフィクサー
    3.5
    1巻1,815円 (税込)
    日本の最後のサンクチュアリを「裏支配」する男のあくなき野心と反骨の半生! 障がいをバネに差別と戦った若き時代から、「京都のドン」野中広務を倒し、昭和的独裁者として1000万人組合員ににらみをきかせるその実像とは。農協にはびこる巨大なカネと権力を牛耳る「昭和的独裁者」を追った渾身ルポ! 農協のフィクサー・中川泰宏とは何者か。 「彼が動かしている組織は強大だ。会長を務める「JAバンク京都信連(京都府信用農業協同組合連合会)」が集める貯金残高は一兆二五六七億円(二〇二二年九月末現在)。副会長を務めるJA共済連(全国共済農業協同組合連合会、JAグループで保険を扱う全国組織)の保有契約高は二二七兆円(二二年上半期現在の長期共済の契約高)を超え、第一生命など大手保険会社と肩を並べる。JA共済連の手足となって保険商品を売り歩く農協の職員数は、一八万六〇〇〇人(二〇年度)に上る」(「プロローグ」より) ダイヤモンド・オンラインの大反響連載に大幅加筆して書籍化! (目次) プロローグ 農協の独裁者、中川泰宏とは何者なのか 第一章 「コメ産地偽装疑惑」報道、七億円裁判の顛末 1 はじまりは訴訟示唆の抗議文 2 自民党の小泉進次郎農林部会長に圧力 3 産地偽装の潔白主張する「二つの虚言」 4 偽装米疑惑にうごめくヒト・モノ・カネ 5 訴訟の「けじめ」として試みた中川への直撃取材 第二章 いじめられっ子の変貌 1 障害のある泣き虫が青年実業家に成長 2 カネを稼いで社会を見返す! 貸金・不動産業で大成功 第三章 農協の甘い汁 1 宿敵・野中広務 2 恐怖支配を象徴する「農協労組潰し」 3 ファミリー企業による悪質な不動産取引 4 フィクサーを取り巻く面々 5 強引な「農家数水増し」で孤立を深める 6 スキャンダルを探して天敵・農水次官解任を画策 7 全国農協を牛耳る野望の果てに 第四章 小泉チルドレンVS政界の狙撃手 1 野中のけん制と中川の反発 2 同和問題改革者から一転、同和事業を利用する 3 北朝鮮支援で一躍中央政界に名をとどろかせる 4 国政進出を阻まれ、野中に「死んでも闘う」と宣言 5 小泉純一郎の加勢で野中陣営に薄氷の勝利 6 「使い捨て」にされた改革者 第五章 京都のフィクサーとして支配体制を確立 1 政治家から「黒幕」に転身 2 中川と野中の「代理戦争」は泥沼化 3 野中亡き後も続いた復讐劇 4 農業版「桜を見る会」、海外宮殿での晩餐会 エピローグ 子飼いたちに利用される昭和的「独裁者」
  • 東京23区×格差と階級
    3.8
    田園調布や六本木ヒルズ、山谷地区やシャッター通り、ホームレスが住む公園まで。東京23区内をほんの数キロ歩くだけで、その格差の宇宙が体感できてしまう。東京は、世界的にみて、もっとも豊かな人々と、もっとも貧しい人々が住む「階級都市」だ。そんな23区の姿を、格差に関するさまざまなデータをもとに詳細に分析。その実態を明らかにするとともに、「階級都市」が潜む危うさを、どう克服すればいいのかについても考えていく。
  • 石原慎太郎 日本よ!
    -
    1巻990円 (税込)
    石原慎太郎さんが2022・2・1逝去……享年89。 緊急追悼出版! 義憤に燃える最後の国士が語り合う そして、石原慎太郎からのラストメッセージ 「祖国の姿今いかに。日本民族に長く幸あれかし」 ------------------------------------------------ 石原慎太郎の辞世の句を掲載 「灯台よ 汝が告げる言葉は何ぞ 我が情熱は 誤りていしや」 ------------------------------------------------ 「六十億光年という距離や時間と比べれば 人間の一生なんて夢幻も同然だったな! 」 ------------------------------------------------ (主な論点・主張) 大東亜戦争は有色人種にとって「正義の戦争」だった! 世界中にバイキンをまき散らす中国とは断交せよ! コロナ禍で危機管理意識が高まった今こそ憲法を捨てよう 腰抜け政府のせいで尖閣が危ない。今こそ新・青嵐会を結成せよ スターリンの後継者・習近平には強気に出るべきだ! 核兵器のみならず世界一の技術力を活かし独自の新兵器を開発せよ……
  • 移民と日本社会 データで読み解く実態と将来像
    4.3
    少子高齢化による労働力不足や排外主義の台頭もあり、移民は日本の大きな課題となっている。本書は、感情論を排し、統計を用いた計量分析で移民を論じる。たとえば「日本に住む外国人の増加により犯罪が増える」と考える人は6割を超えるが、データはその印象を覆す。こうした実証的な観点から、経済、労働、社会保障、そして統合のあり方までを展望。移民受け入れのあり方を通して、日本社会の特質と今後を浮き彫りにする。
  • SDGsの大嘘
    3.8
    「脱炭素」は欧州のペテン! “環境ビジネス”で丸儲けしている人々の正体 世はまさにSDGsブーム。 「よりよい未来をつくるために」と掲げられ、政府やマスコミも手放しで礼賛する17の達成目標はどれもご立派なものばかりだが、その一つひとつを科学的に検証していくと、欺瞞と矛盾に満ちた「大嘘」であることがわかる。 このままだと「地獄への一本道」を突き進むことになるというのに、日本人はいつまでこの茶番を続けるつもりなのか? 拗(す)ね者の生物学者が忖度(そんたく)なしに語りおろす、SDGsの知られざる真実! 〇世界の貧困を加速させる「高級牛ステーキ」 〇人口を減らさない限り「資源の争奪戦」は終わらない 〇SDGsはグローバル資本主義を続けたい欧州の免罪符 〇枯渇しつつある水産資源を中国が食べ尽くす 〇実はエコではない「太陽光発電」と「風力発電」 〇「CO2の増加が地球温暖化の原因」という大嘘 〇利権のためには科学的ファクトも「無視」する日本人 〇「塩害」知らずでサステイナブルだった日本の水稲栽培 〇実は地球にも環境にも優しい遺伝子組み換え作物 〇「地熱発電」と「エネルギーの地産地消」が日本を救う 【本書「はじめに」より抜粋】  先ほど触れたように、利益を得るのはほんの一握りの連中だけで、世界のほとんどの人たちは利益を奪われて貧しくなる。SDGsという矛盾に満ちた「絵に描いた餅」を実現しようとすることで、この世の中は確実に今よりも悪くなる。  それなのに、国連が垂れ流すこの「嘘」を鵜呑(うの)みにした政府やマスコミの大キャンペーンのせいで、ほとんどの人々はSDGsというのは素晴らしいものなのだと信じて疑わず、その目標に少しでも貢献できるように頑張っている。  人々の「いいことをしたい」という善意につけ込んで、騙(だま)しているという意味では、かなり悪質だ。(中略)  「環境を守らなければならない」という人々の善意につけ込んで、この説を後押しする政府機関や企業は、国民から多額のカネを搾り取っているが、多くの国民はいまだに「いいことに加担している」と思い脳内にドーパミンが出て、騙され続けている。  私くらいの世代の者は、どうせこの先もたいして長くはないのだから、この茶番につきあわされてもさして実害はないかもしれないが、未来のある若者や子供たちからすれば、とんでもない話だ。  だから、あと50年も生きねばならないあなた方に、SDGsも人為的地球温暖化論も基本的にはまったく同じで、反対しづらい善意のスローガンを並べているだけで、「地獄への一本道」になっている事実について考えてもらいたいと切に思う。 2022年5月池田清彦
  • 円安好況を止めるな! 金利と為替の正しい考え方
    -
    「円安危機」はウソである。「物価の仕組み」から「金融政策」まで、 正しい知識と考え方を学べば、日本経済の問題点がよくわかる! 「近づく円安恐慌」「いよいよ始まる倒産連鎖」「間も無く訪れる株式の死」・・・。 為替が1ドル150円近辺と1990年以来の水準に達したことで、マスコミの報道ではセンセーショナルな見出しが躍り、一部国民の間にも不安の声が高まっている。しかし、円安は日本にとって大チャンスに他ならない。なぜなら、自国通貨安はGDPプラス要因になるためだ。事実、最近の企業業績は好調であり、IMFの予測でも日本は高成長率が見込まれている。 データを重視した数量理論を展開する髙橋洋一氏が、今回も多くのデータや図版とともに、得意の理詰めの論法で「悪い円安」論の虚像を論破する! 【内容】 円安はGDPにとってプラス要因/「外貨準備」は埋蔵金/利上げに喜ぶ金融業界/「貯蓄から投資へ」は矛盾だらけ/利回りが高い国債の仕組み/国際金融のトリレンマ/為替レートはどうやって決まるのか/「貿易黒字が得」「貿易赤字が損」は誤解/価格と物価を混同した「スタグフレーション」の誤用/企業物価が上がってもすぐインフレにはならない/デフレ脱却を目指す「リフレ政策」/「インフレ目標2%」は失業率低下が目的/マネタリーベースとマネーストックの違い/「マンデル・フレミングモデル」で説明できる経済成長/日本経済を蝕む七つの俗論・・・・・・等々 【もくじ】 序 章 円安がチャンスである理由 第1章 円高・緊縮病を患った売国奴 第2章 儲け話には裏がある 第3章 海を渡りつつ、悪例になるな 第4章 為替と物価のキホンのキ 第5章 日本経済を蝕む七つの俗論
  • 経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか
    4.0
    国際貢献という「リアルポリティクス」の大義名分のうちに、戦争ができる国へと変貌を遂げる日本。反「経済成長」という視点から、私たちのおかれた現実を批判的に検証する。解説=辻信一【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 世界のロシア人ジョーク集
    4.0
    「困った隣人」を笑い飛ばせ! 恐怖政治、ウォッカ好き、文化・スポーツ大国……。 風刺と笑いで、マトリョーシカの中身に迫る! ●ジョーク1:SOS 三人のロシア人が乗ったクルマが、土砂崩れに遭ってしまった。 一人が警察に電話した。 「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」 「わかりました。24時間以内に助けにいきます」 もう一人は軍に電話した。 「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」 「わかりました。12時間以内に助けにいきます」 もう一人は秘密警察に電話した。 「ウクライナ戦争に反対する!」 5分後、秘密警察が到着した。 ●ジョーク2:天国 プーチンが国民への演説の場でこう語った。 「戦争など恐れることはない。なぜなら、愛国的ロシア人は皆、死んだら絶対に天国へ行けるのだから!」 その演説を聞いた天国側は、NATOへの加盟を申請した。 シリーズ累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。もともとロシアは、アネクドートと呼ばれるジョーク文化を持つ「ジョーク大国」であり、ソ連時代、共産党による民衆への抑圧が激しくなるにつれ、陰に隠れて恐怖政治を笑うアネクドートが発展したという歴史がある。恐怖政治、酒好き、文化・スポーツ大国、そして現代のウクライナ侵攻……。歴史と民族性を学びながら、そのお国柄を、今こそ笑い飛ばそう! 【目次】 はじめに 第1章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その1 第2章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その2 第3章 プーチンとは何者なのか? 第4章 ソ連という壮大なるジョーク 第5章 民族性&社会 酔っ払いか芸術家か? 第6章 国際関係 隠れた親日国? おわり
  • 二度天皇になった女性 孝謙・称徳女帝の光と影
    -
    1巻1,100円 (税込)
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 126代の歴代天皇の中に、これまで十代八方の女性天皇がおられた。 皇族が少なく、女性天皇、女系天皇が現実味を帯びて語られる昨今、これら女性天皇の事跡を負うことは意味がある。 中でも希有な方が、この本で取り上げられる高野(孝謙・称徳)天皇である。 聖武天皇の娘として生まれ、日本初の女性皇太子になり、孝謙天皇となった後、 譲位して孝謙上皇となり、藤原仲麻呂の乱を収めて再度称徳天皇として皇位に、 政(まつりごと)に情熱を持った女性で、仏教で国を治めんと道鏡を重用し、 崇仏政治を独裁的に行った。そして皇位を道鏡に譲らんとして皇統の危機を招いた……。 この女性の一生と波瀾万丈の時代を追う。 <この本に登場する人物、事件の数々> 聖武天皇・光明皇后、平城京遷都、阿倍内親王が孝謙天皇に、東大寺大仏開眼、長屋王の変、鑑真来朝、藤原仲麻呂・吉備真備が頭角を現す、藤原仲麻呂の乱、淳仁天皇が廃され淡路に配流、孝謙上皇が重祚して称徳天皇に、道鏡が法王になる、宇佐八幡ニセ神託事件、和気清麻呂が穢麻呂(きたなまろ)に改名され大隅に流罪、称徳崩御、道鏡左遷され下野で没す
  • プーチンはすでに、戦略的には負けている - 戦術的勝利が戦略的敗北に変わるとき -
    -
    三年目を迎えたウクライナ戦争。 現下、ウクライナ軍は要衝からの撤退を余儀なくされ、ロシア軍優位な戦況にある。 さらに、プーチンは2023年3月17日、大統領選挙で圧勝し、5選目に突入した。 それでもプーチンのロシアは「戦略的な敗北」に陥ると著者は言う。 ウクライナ戦争後のロシアは、「国際的に孤立した」「『旧ソ連の盟主』の地位を失った」「中国の属国になった」うえに、最も恐れていた「NATOの拡大」も招いてしまったからだ。 本書はロシアがなぜそういう窮地に立つことになったのかを、「戦術的思考」の勝利が結果的(戦略的)には大失敗に終わった歴史上の例を挙げると同時に、プーチンの履歴と思考経路を基に考察していく。 さらに、我が国と我々にとって、将来に向けてどのような思考が必要になるのかを、明確に提示する。歴史に学んで未来を拓くための重要な指南書である。 【著者プロフィール】 北野幸伯(きたの・よしのり)  国際関係アナリスト。1970年生まれ。 19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。 メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。アメリカや日本のメディアとは全く異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。 2018年、日本に帰国。 著書に、『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』(草思社)、『隷属国家日本の岐路』(ダイヤモンド社)、『日本人の知らないクレムリン・メソッド』(集英社インターナショナル)、『日本の地政学』『黒化する世界』(ともに育鵬社)などがある。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • 「リベラル」の正体
    3.5
    1巻990円 (税込)
    左派=「リベラル」がなぜダメなのかを徹底解明した快著! リベラリストと言えば、「共産主義や軍国主義と対立する個人主義者、自由主義者」だったはずだ。 パッと浮かぶのが、石橋湛山、吉田茂、白洲次郎だろうか。 しかし昨今の「リベラル」はどこかおかしい。かなり左に行ってしまったのだ。 それもそのはず、「実は世界恐慌以降、『自由競争の規制、平等と分配の重視』を掲げる隠れマルクス主義者が『リベラル』を 自称するようになったのです」と茂木誠氏が説明する。左派が居心地の良いリベラルを乗っ取ったのだ。 それなら合点がいく。 左派が主体になった「リベラル」が、中国やロシアより日本の現体制を敵だと思っていること、自国の歴史や伝統を忌み嫌い、 国を愛するのは「極右思想」で「汚らわしい」と思っていること、共産主義国家が次々倒れても「共産主義自体は間違っていない」に すがっていること・・・etc 世界史講師の茂木誠氏と元共産党員だった朝香豊氏が縦横無尽にマルクス主義、共産主義そして現「リベラル」の欺瞞を語り尽くした。 「社会主義になると必ず特権階級が生まれて失敗する悲しいお話」「エコロジー、フェミニズム、JGBTQの背骨は隠れマルクス主義者である」等々、 二人はまじめに「迷えるリベラルさん」たちを沈み行く左翼から救いたい思いを込めて語り合った。 目からウロコで面白いですよ。 はじめに~乗っ取られたリベラル 第1章 ウクライナ侵略が暴いた「リベラル」の欺瞞 第2章 ハッキリ見えてた「リベラル」の落ちし穴 第3章 「リベラル」が見なかった「革命の真実」 第4章 マルクス主義の地政学 第5章 元共産党員が語る「マルクスの間違い」 第6章 世界を覆うフランクフルト学派=隠れマルクス主義 第7章 エコロジーの背景はマルクス主義 おわりに 著者紹介 茂木 誠(もぎ まこと) ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。 駿台予備学校、N予備校で世界史を担当。『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『「戦争と平和」の世界史』(TAC出版)、『「米中激突」の地政学』(WAC)、『テレビが伝えない国際ニュースの真相』(SB新書)、『政治思想マトリックス』(PHP研究所)、『「保守」って何?』(祥伝社)など。YouTubeもぎせかチャンネルで発信中。 連絡先:mogiseka.com 朝香 豊(あさか ゆたか) 1964年、愛知県生まれ。私立東海中学、東海高校を経て、早稲田大学法学部卒。経済評論家。日本のバブル崩壊とサブプライムローン危機・リーマンショックを事前に予測し、的中させた。ブログ「日本再興ニュース」(https://nippon-saikou.com)は、冷静な視点で展開される記事が好評である。近著に『それでも習近平が中国経済を崩壊させる』(ワック)がある。
  • 断罪
    4.3
    第1章 リベラル保守再生のために――私たちの自民党改造論 第2章 国を滅ぼす忖度官僚は要らない――私たちの「霞が関」改造論 第3章 破綻寸前の金融・財政をどう立て直すのか――私たちの日本再生論1 第4章 税と社会保障の一体改革を再び――私たちの日本再生論2 第5章 庶民を潤す真の成長戦略とは――私たちの日本再生論3 第6章 憲法改正をなぜ急ぐ? 外交と安全保障をめぐる誤ちを糾す 第7章 日本を危うくする安倍政治に訣別を 最終章希望は教育の再生にあり 政治でいちばん怖いのは、政治家がポストのために 勇気と正義感を失うことなんですよ(村上誠一郎) 安倍さんが総理になってから、 政官の悪の構造が顕著になった。 倫理というものがなくなった(古賀茂明)
  • 買い負ける日本
    4.1
    かつては水産物の争奪戦で中国に敗れ問題になった「買い負け」。しかしいまや、半導体、LNG(液化天然ガス)、牛肉、人材といったあらゆる分野で日本の買い負けが顕著になっている。日本企業は、買価が安く、購買量が少なく、スピードも遅いのに、過剰に高品質を要求するのが原因。過去の成功体験を引きずるうちに、日本企業は客にするメリットのない存在になったのだ。調達のスペシャリストが目撃した絶望的なモノ不足と現場の悲鳴。生々しい事例とともに、機能不全に陥った日本企業の惨状を暴く。
  • 子ども格差の経済学―「塾、習い事」に行ける子・行けない子
    値引きあり
    3.4
    1巻1,155円 (税込)
    塾通いでどのくらい差がつくのか? ピアノ、サッカーといった習い事にはどんな効果があるのか? 日本の子どもたちはどんな塾・習い事に通い、いくらお金をかけているのか? なぜ日本の中学生の約半数が塾通いをしているのか? スポーツや芸術でプロの道に進むための条件は何か? 子どもが習い事をやめたいと言ったらどうすべきか? なぜ幼児期の教育が大切なのか? 格差研究の第一人者によるが、塾と習い事が生む格差を徹底分析。 最新のデータと研究結果から、親と社会ができることを提言する。
  • いじめの構造-なぜ人が怪物になるのか
    4.1
    いじめはなぜ蔓延するのか? 画期的理論をうちたて注目される〈いじめ研究〉の第一人者が、学校でのいじめ問題の本質を平易に語る。第1章 「自分たちなり」の小社会 / 第2章 いじめの秩序のメカニズム / 第3章 「癒し」としてのいじめ / 第4章 利害と全能の政治空間 / 第5章 学校制度がおよぼす効果 / 第6章 あらたな教育制度 / 第7章 中間集団全体主義 逃げ出すことのできない恐怖と絶望と悪意の世界=いじめはなぜ蔓延するのか? 画期的理論をうちたて注目される〈いじめ研究〉の第一人者が、学校でのいじめ問題の本質を平易に語る。
  • 子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~
    3.0
    兵庫県明石市は、近年、子育て支援による子ども増・人口増・税収増で注目されている。市が掲げる「子どもを核としたまちづくり」「やさしいまちを明石から」が、聞こえのいいスローガンで終わらないのはなぜか? その要因は? 市民・市議会の理解は得られているのか? 理屈ではなく実践を積み重ねてきた市長と社会活動家が、自治体関係者、元官僚、研究者等の論客を迎え多面的に分析。住民が市長に本音をぶつける座談会も収録。
  • 簡単解説 今さら聞けないアメリカ大統領選のしくみ
    4.7
    1巻968円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 4年に一度行われるアメリカ大統領選挙。ニュースを観ても何をやっているのかよくわからない。 そこで、「しくみ」や「争点」、「人種や宗教などの影響」などをわかりやすく図解し、応援できる「大統領選早わかりマニュアル」 ・トランプは再選するのか? ・新型コロナウィルスは影響する? ・なぜ、アメリカ国民はあんなに盛り上がるのか? ・そもそも共和党と民主党の違いは? ・どうしてLGBTが争点になるのか? ・選挙によって日本にどう影響する? ・アメリカの恐るべきSNS戦略とは? など今さら聞けない疑問を簡単解説しました!
  • 中国「軍事強国」への夢
    4.5
    習近平に最も近いブレーンが明かす、具体的かつリアルな台湾統一のシナリオ。 本書の著者は中国国防大学教授(上級大佐)で、中国軍人の中でもタカ派として知られている劉明福氏。2010年、中国が世界一の国家になるための構想を綴った著書『中国の夢』が国内でベストセラーとなり、その文言は2012年に発足した習近平政権の政治スローガンにも採用された。 ここから分かるように、劉氏は習政権の政策決定に大きな影響を与えるブレーンだ。政権の看板政策である「反腐敗キャンペーン」についても、早期から軍幹部の汚職事件に関する報告書を作成するなど、理論的支柱の役割を果たした。 本書は『中国の夢』の続編として、2020年に中国で出版された。人民解放軍を世界一流の軍隊にするための戦略を綴ったものだが、台湾統一のシナリオなど中国の安全保障戦略の機微に触れる部分は、掲載の許可が下りずに大幅削除となっていた。 今回、監訳者の峯村健司氏、訳者の加藤嘉一氏は削除された部分を含む完全版原稿を入手。劉氏から編集権、出版権を預かったうえで日本語版の刊行が実現した。
  • 現場で役立つ!社会保障制度活用ガイド 2024年版 ―ケアマネ・相談援助職必携
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 相談援助職に必要な社会保障制度について、概要や利用の流れ、活用事例をフルカラーのイラストや図表でわかりやすく解説。生活保護、障害者福祉、医療保障、権利擁護、年金、子ども家庭福祉のほか、新たに地域共生を収載。重層型支援体制整備事業などにも対応した2024年版。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 憲政の本義、その有終の美
    3.0
    主権の所在をあえて問わない人民のための政治、いわゆる「民本主義」を唱導した吉野作造の代表作。当時の藩閥政治を批判、国家の根本である憲法の本来的な意義を考察し、立憲政治の実現には国民一般の「智徳」が重要だと説く、「デモクラシー」入門書の元祖。待望の新訳!
  • ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機
    4.0
    前著『新しい労働社会』から12年.同書が提示した「ジョブ型」という概念は広く使われるに至ったが,今や似ても似つかぬジョブ型論がはびこっている.ジョブ型とは何であるかを基礎の基礎から解説した上で,ジョブ型とメンバーシップ型の対比を用いて日本の労働問題の各論を考察.隠された真実を明らかにして,この分析枠組の切れ味を示す.

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  • 人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来
    3.8
    ウクライナで、パレスチナで命が失われ、世界大戦はすぐそこにある。ビッグデータを餌に進化するAIは専制者と結びついて自由社会を脅かし、人間の価値や自律性すら侵食しかねない。テクノロジーが進むほど破壊的で不確実になる未来──世界最高の知性が全方位から見通す。
  • 日本人が知らない台湾有事
    -
    中国人民解放軍の“実力”を徹底解剖 中国は本当に台湾に攻め込むのか? メディアを賑わせる「台湾侵攻シナリオ」を名物軍事アナリストが一刀両断、数々の疑問に答える! 「今後6年以内に中国が台湾に侵攻する可能性がある」 2021年、米インド太平洋軍司令官(当時)のフィリップ・デービッドソンによる発言を契機に、中国による「台湾侵攻」への警戒感が世界的に高まっている。 日本でも2023年7月、民間のシンクタンクが台湾有事を想定した机上演習を実施し、国会議員や元政府高官らが参加。 今にも中国が台湾に攻め込むかのごとく、議論が進められているのだ。 こうした風潮に異議を唱えるのが、軍事アナリストの小川和久氏だ。 小川氏は「日本国内における台湾有事の議論は多くが的外れなもの」だと指摘し、中国の軍事力を正しく把握したうえで議論を進めるべきだとする。 「台湾有事は2027年までに起きるのですか?」 「中国軍が武力行使するのはどんな場合?」 「中国はなぜ軍拡を進めているの?」 本書では「台湾有事」を巡る数々の疑問に、小川氏がQ&A方式で分かりやすく解答。 中国の人民解放軍の“戦争力”を解剖したうえで、今後の日本の安全保障戦略についても考える。 ●目次 第1章 台湾侵攻シミュレーションを検証する 第2章 日米の報告書が描く人民解放軍 第3章 人民解放軍の実力を解剖する 第4章 日本はどう備えるか 第5章 中国の野望をいかに挫くか
  • 鵺の政権 ドキュメント岸田官邸620日
    3.0
    朝日新聞大反響連載、待望の書籍化! 岸田政権の最大の危うさは「状況追従主義」にある。先手は打つがビジョンと熟慮に欠け求心力がない。拙速な政策のツケはやがて国民に及ぶ。つかみどころのない“鵺(ぬえ)”のような虚像の正体に迫る渾身のルポ。
  • 文学は地球を想像する エコクリティシズムの挑戦
    4.8
    環境問題を考える手がかりは文学にある.ソロー,石牟礼道子,梨木香歩,アレクシエーヴィチ,カズオ・イシグロらの作品に,環境をめぐる文学研究=エコクリティシズムの手法で分け入ろう.人間に宿る野性,都市と絡みあう自然,惑星を隅々まで学習するAI──地球と向き合う想像力を掘り起こし,未来を切り開く実践の書.

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  • アメリカ人だから言えた 戦後日本教育の不都合な真実
    4.5
    GHQと日教組の「洗脳」で隠された 中国人・韓国人が嫉妬する 日本人の「本来の強さ」とは? 日本人は「みにくいアヒルの子」ではなく、世界に羽ばたく「美しい白鳥」なのです。-ケント・ギルバート ■やっと「洗脳教育」のウソに気づいた日本人 アメリカ・トランプ大統領、ロシア・プーチン大統領、中国・習近平国家主席、北朝鮮・金正恩国務委員長など、強力なトップリーダーたちに国際情勢が翻弄されるなか、日本の国会は安倍晋三総理をめぐるスキャンダルの追及で機能不全状態に陥っている。なぜ、日本人はみずからの国益を損ねるような行動に奔るのか。その原因は、GHQによる「WGIP」と、それを悪用したリベラル勢力によって歪められた学校教育の構造的問題にある。日本在住40年のアメリカ人弁護士が、日本人が本来の強さを取り戻すための方法を熱く語る。
  • 金正恩の機密ファイル(小学館新書)
    値引きあり
    4.0
    北朝鮮当局が忌み嫌う記者が放った決死の書。 北朝鮮は独裁国家だ。情報統制も厳しい。内情を知るには公式発表の裏を読み取るか、脱北者の証言に頼るか。いや唯一、抜け道があった。それが今回、筆者が試みた内部資料である。 朝鮮半島取材25年に及ぶ筆者は、独自のルートで約1400件超の機密文書や音声記録を入手した。金正恩の暗殺計画から朝鮮人民軍の内申書、はたまた深刻な麻薬汚染や巷に現れたモヒカン男子への戒めまで。 〈資料を通じて北朝鮮の全体像に迫ろうとする本書の内容は、北朝鮮で体制側に属し、最高指導者に忠誠を誓っている彼の国の知人たちを不快にさせたり、怒らせたりすることが きっとあるはずだ。日本と北朝鮮を隔てる体制の壁は高く、厚い。北朝鮮の人々と育んだ友情や信頼を失うおそれは、絶対にないとはいえない。 そういう点を考えると、本書の執筆はある意味、私にとって北朝鮮との「決別宣言」に なるかもしれない〉 ――本書「まえがき」より 当局発の文書ゆえ生々しい。圧政に苦しみながらも生き抜く民衆のしたたかも見えてくる。北の監視網を潜り続けた筆者の取材余録もコラムとして収録! (2020年6月発行作品) ※この作品はカラー画像が含まれます。
  • 子ども若者抑圧社会・日本~社会を変える民主主義とは何か~
    -
    変化の激しい時代に旧来の価値観で政治が行われ、閉塞感が漂う日本。先進諸国で若い政治リーダーが台頭している中、なぜ日本だけ変われないのか? 「子どもや若者は未熟な存在」とみなし、政治参加はもちろん、社会への参画も認められず、「ブラック校則」などで徹底的に管理される現状を問い、若者が社会の一員として主体的に扱われる他国の実情や若者が参加できる成熟した民主主義を示す。
  • 俺たちはどう生きるか 現代ヤクザのカネ、女、辞め時
    -
    「それでもヤクザになりたいという若い入門希望者は少なからずいる。警察から目を付けられるから、最近はあえて盃を与えず組員と同じ扱いにしているんだ」 警察の徹底した締め付けによって、車を買うことも、ゴルフをすることも、自分名義のスマホを持つことさえ許されない現代ヤクザ。 それでも覚醒剤、闇カジノ、風俗店など「シノギ」の道が途絶えることはない。 現実に、ここ数年暴力団員数の減少は止まり、増減なく横ばいになっている。 ヤクザ取材歴25年以上、暴力団組員、幹部、組長に取材を重ね、業界にパイプと人脈を持つ筆者が聞き出した肉声と本音。 暴力団組員は、実はその多くが国民健康保険に加入し、抗争でケガをしたときも、保険証を提示して治療を受けている。 また、ストーカーになった元組長、気に入った女性をホストクラブに連れていく理由、組長の妻と愛人の生態など、現代ヤクザのリアルに迫る。 誰もが知りたい以下の疑問に答える必読の一冊。 「みかじめ料」を払う店はなくなったのか? バブル期のヤクザはどのくらい潤ったか? 「暴排条例」がもたらした壊滅的な打撃とは? 闇カジノはなぜ「おいしいシノギ」なのか? コロナ後に覚醒剤密輸が激増したのはなぜか? ヤクザはマイナンバーカードを持てるのか? 元総理秘書はなぜ暴力団に裏ガネを払ったのか? 歌舞伎町で「スカウト狩り」が起きた理由は? ヤクザはどうやって女性を口説くか? なぜ刺青を入れ指詰めをするのか?
  • 資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか
    4.0
    なぜ経済が発展しても私たちは豊かになれないのか。それは、資本主義が私たちの生活や自然といった存立基盤を餌に成長する巨大なシステムだからである。資本主義そのものが問題である以上、「グリーン資本主義」や、表面的な格差是正などは目くらましにすぎず、根本的な解決策にはなりえない。破局から逃れる道はただ一つ、資本主義自体を拒絶することなのだ――。世界的政治学者が「共喰い資本主義」の実態を暴く話題作。(解説・白井聡)
  • トンデモ地方議員の問題
    3.0
    号泣会見、セクハラ、謎の政務活動費…地方議員のあきれた実体が次々と明らかになってきた。人口減少により多くの自治体消滅の危機が叫ばれるなか、地方議員たちの残念な状況は「誰がやっても同じだ」という怒りとあきらめにつながっている。 たしかに、仕事をしない議員はいる。ただ目立ちたいだけ、ただ地盤を継いだだけの議員もいるだろう。しかし、どんなに小さな町村、市区、都道府県にも、きちんと仕事をする議員は少数ながらいる。 本書では、見えにくい地方議員の実態を明らかにし、報酬や活動内容、議員のタイプなどを紹介するとともに、数少ない好例や新しい動きも取り上げた。 「地方創生」は、国主導ではなく、住民主導で取り組むべきものだ。
  • お姫様とジェンダー ――アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門
    3.8
    「白雪姫」「シンデレラ」「眠り姫」などのプリンセス・ストーリーは大量に生産され、消費されている。本書では、ディズニーのアニメを題材に、昔話にはどんな意味が隠されているかを読み解く。いつの間にか思い込まされている「男らしさ」「女らしさ」の呪縛から、男も女も自由になり、真の男女共同参画社会を目ざす。
  • イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」
    4.1
    日本文化を愛し、日本社会と日本経済の歪を鋭く、イギリス人らしくシニカルに撃つ著者の、ベストセラー『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』に続く第二弾! ゴールドマン・サックス金融調査室長として、バブル崩壊時、日本の金融機関の不良債権の本当の額をだれよりも早く指摘した著者が四半世紀見続けた日本社会の「強み」と「弱み」を指摘し、著者の日本論や観光立国による成長戦略に寄せられた批判に応える。

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