戦火の欧州・中東関係史―収奪と報復の200年

戦火の欧州・中東関係史―収奪と報復の200年

1,760円 (税込)

8pt

4.3

欧州視点でとらえた新しい中東史。
気鋭の国際政治学者による渾身の意欲作!

中東・北アフリカでの民主化運動「アラブの春」から7年。シリアでは内戦による死者数が47万人を超え、難民は480万人以上に達している。IS(イスラム国)によるテロは、エジプト、チュニジア、リビア、マリなど北アフリカ全域に拡散し、欧州でも、パリ、ブリュッセル、ロンドン、バルセロナと多大な犠牲者が出ている。

なぜ中東は世界の「火薬庫」となってしまったのか。なぜ中東でこれほどまでに戦争が続くのか。中東発の混迷は欧州にどこまで負の連鎖をもたらすことになるのか。本書は、欧州と中東の関係をオスマン帝国崩壊以前の源流からたどり、主に英仏の思惑など欧州視点で捉えた新しい「中東200年史」である。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

戦火の欧州・中東関係史―収奪と報復の200年 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「オスマン」という、長年「トルコ」「アラブ」「ペルシャ」地域を支配してきた「帝国」が瓦解していく時代において、欧米が同地域でどのように自分達の国益を拡大させていったか?そしてその結果、今に続く戦火が絶えない不安定な地域になってしまったか?をわかりやすく解説した稀少な書籍。

    0
    2022年10月19日

    Posted by ブクログ

    今見える表面の対立が全てではない。
    そこには歴史、主にイギリス、フランスの帝国主義時代によって撒かれた火種がある。世界史の復習をしたい。
    筆者の主張強いなと思ったけれど、そう理解してよめば面白い。

    0
    2021年08月05日

    Posted by ブクログ

    イギリス、フランスが中東で行なってきた数々の貪欲な行為により、今の中東の悲惨な混乱がもたらされたことがよくわかる。そこにアメリカやロシアの利己的な動機による介入により、混乱に拍車をかけている。
    アラブ諸国の側も利害が一致せず、一枚岩になれなかったりで、欧米等に付け込まれた面もある。
    しかしながら、最

    0
    2019年08月14日

    Posted by ブクログ

    タイトルが収奪と報復の200年とあるように、結構著者が主張をする本。まあでも妥当ではあるか…という内容だけど、善悪はっきりと単純化させすぎでは、と思ったりも。

    0
    2018年07月10日

戦火の欧州・中東関係史―収奪と報復の200年 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

福富満久 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す