作品一覧 2024/02/23更新 ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界 試し読み フォロー 宿命 習近平闘争秘史 試し読み フォロー 十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争 試し読み フォロー 潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日 試し読み フォロー 台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ 試し読み フォロー 中国「軍事強国」への夢 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 峯村健司の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ 峯村健司 これは著者である峯村氏が監訳の『中国「軍事強国」への夢」の副読本として最適。 中国側からの視点である、劉明福氏の戦略的思考を読み解きながら、日本側の視点で捉えたものだ。 台湾有事のシナリオについては様々なところで論じられるようになってきているが、ここでのシミュレーションは防衛力(軍事力)での比較より...続きを読むも政治的な判断によるもので、残念ながら現在の日本政府では、ここで書かれている通りに推移する可能性が高いと思われる。 また、本書の最も参考にすべきは第4章だろう。掛け声だけで、具体的には何も行動しない政治の結果として自衛隊員が、そして国民が大きなツケを払うことになるかもしれない。 Posted by ブクログ 中国「軍事強国」への夢 劉明福 / 峯村健司 / 加藤嘉一 正しいかは別として、中国の戦略的思想は、どの側面からも考え抜かれており、行動との整合性がある。 中国側からの視点に触れた後は、日本国内での中国論がいかに的外れであるかを痛感する。 国産装備が優秀だとか、水陸機動団が精強でだとか、防衛力のみが強調され、マスコミやネットで喧伝されること自体が中国の情報戦...続きを読むの効果なのではないかと考えてしまう。 Posted by ブクログ 中国「軍事強国」への夢 劉明福 / 峯村健司 / 加藤嘉一 習近平のブレーンとされる劉明福国防大学教授(上級大佐)の著書。極めて鮮明に中国の発展観・国防観が明らかにされていて、(当然同意はできないが)率直で読んでいて気持ちが良い。ハイライトは第5章の「反台湾独立から祖国の完全統一へ」ということで、基本的には武力統一が出来て、台湾も米国も(日本も)抑止される強...続きを読む固な態勢を以て無血開城を目指している。その際、米国が反論し難いように、南北戦争における北部のスタンスを行動の指針に据えているところがとても興味深い。 全般的には、中国が目指すべき理想とそれに向けたナラティブが散りばめられていて実現可能性は未知数だが、このような長期目標を立てていることを念頭に置いて行動すべき。 ただ、一番目を引いたのは冒頭の劉明福の日本の読者向けの巻頭言とそれを解説した訳者の加藤氏の解説。日本は米国の統治下であり解放されるべき、米軍が日本から離れ安保条約を破棄し、新日本は米中の間で中立を維持し、親米・親中であり、双方から尊重される独立自主の新日本たるべしと、そしてその発想は習近平や軍高官も同じで自主独立の際の核武装や民主主義制度は容認すると。まあ、日本人(右翼にも左翼にも。空想的平和主義に毒された人はともかくとして)に刺さる上手いナラティブを考えるものだなと思いました。 Posted by ブクログ 中国「軍事強国」への夢 劉明福 / 峯村健司 / 加藤嘉一 まず著者が凄い軍人らしくて、会った人がみな強烈な印象を抱いている。高身長で姿勢もよく、メールの中身もぴちっとして時間も書かれ、待ち合わせではケータイをいじるでもなく時間に遅れることもない。威圧感があるように思いつつ、決して人の話を遮ったりせず、謙虚で質素らしい。 習近平の反腐敗や中国の夢とか、ブレー...続きを読むン的存在らしい。 中国では半分以上削除された原稿を、日本語に訳してエッセンスを抜き出したものとのことで、いかに世界最強の人民解放軍を作るかということ。2019年頃から中国の台湾政策が変わったと受け止められているが、その嚆矢とも言えるのが中国で削除された5章部分らしい。これはやはり出版して中国の政策が民衆に拘束されるのを嫌ったということなのか。 Posted by ブクログ ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界 峯村健司 / 小泉悠 / 鈴木一人 / 村野将 / 小野田治 / 細谷雄一 プーチンはKGB的な取締りマインドでキャリアをスタート。習近平は偉大な中国の夢の為に終身でやるぐらいの気持ち。プーチンは強権的に取締りすぎたから引退出来ない。 Posted by ブクログ 峯村健司のレビューをもっと見る