潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日

潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日

850円 (税込)

4pt

4.1

超大国、米国の背中を追う中国。世界2位の経済力を軍事費につぎ込み、急速な近代化を進めている足元では何が起きていたのか。31の省、自治区、直轄市のほぼ全てに足を運び、空母建造、北朝鮮国境などに潜入。中国当局に拘束されながらも現場を追った迫真ルポ。

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潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年03月20日

    【振り返ってみれば、私が中国にいた頃が、各地を縦横無尽に駆け巡ってルポができた最後の特派員の時代だったのかもしれない】(文中より引用)

    文字どおりの「潜入」も含め、中国の隠された部分への取材を敢行した様子を綴った作品。党や軍の内実に肉薄しようと試みた貴重なルポルタージュとなっています。著者は、朝日...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月21日

    ステルス機は張子の虎。軍は練度が低いが、習さんが気合を入れてきた。空母では無人機を運用。北朝鮮は中国にとっても暴発が怖い国。一方、経済制裁でかえって資源が適正配分されて復活してきた、などなど。面白い本でした。

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    Posted by ブクログ 2019年12月21日

    朝日新聞元中国特派員の峯村記者が記した特派員時代に見た中国の実情。
    知っているという話もあったけど、軍事関係とか知らない話もあってちょっとお勉強。結局習さんは経済も軍事も両面で世界一の国になりたいと思っているわけで、両面知らないと。
    カメラだらけの街で、逆に守られている安心感を感じつつありますが、民...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月22日

    取材というものがいかに地道で過酷なものかを知ることができた。また、通常の情報媒体では知りえない中国の実情を知ることができ、改めて中国という国は様々な意味で今後も目が離せないと思った。

    何か物事を認識するときに、一つの情報ソースのみを信じることの危険性は承知の上だが、それでもここまで身を挺して取って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月21日

     中国経済と表裏一体をなすもうひとつの姿。日頃、日経新聞だけを読んでいるような人にとっては忘れがちになるもうひとつの姿。政治そして軍事、とくにこのような話を掘り下げていくと軍事に行きつくのである。
     そして、今、経済と政治(軍事)が非常にピッタリと合わさりつつあるという、そのような状況を克明に記した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月05日

    自分が中国の奥地をバックパッカーとして訪ねていたのはもう15年以上も前で、その頃はまだネットカフェに行ってようやくネットにつながるような時代であった。
    もはや中国はその頃とは全く異なる環境になっているだろうし、本書でも述べられているように著者の取材時と比べても恐るべきスピードで変化しているのだろう。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月11日

    6年にもわたって中国への特派員として勤務したジャーナリストによる本。当局に拘束された回数は20回に及ぶ。
    取材内容として本書に取り上げられているのは2011年の殲20、2010年サイバー攻撃の発信元である職業訓練校、2011年宇宙飛行士科学研究訓練センター、2011年スパイ活動、2009年空母島と呼...続きを読む

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