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超大国、米国の背中を追う中国。世界2位の経済力を軍事費につぎ込み、急速な近代化を進めている足元では何が起きていたのか。31の省、自治区、直轄市のほぼ全てに足を運び、空母建造、北朝鮮国境などに潜入。中国当局に拘束されながらも現場を追った迫真ルポ。
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Posted by ブクログ
【振り返ってみれば、私が中国にいた頃が、各地を縦横無尽に駆け巡ってルポができた最後の特派員の時代だったのかもしれない】(文中より引用) 文字どおりの「潜入」も含め、中国の隠された部分への取材を敢行した様子を綴った作品。党や軍の内実に肉薄しようと試みた貴重なルポルタージュとなっています。著者は、朝日...続きを読む新聞で中国総局員を務めた峯村健司。 とんでもない突撃取材の数々そのものだけでなく、わずか10年弱の間にこのような取材がほぼ一切できなくなるような状態になっているというのも驚き。現在の中国を知るという意味においてだけでなく、往時の中国の取材感を知る上でも貴重な作品と言えそうです。 取材ができないのではなく、方法を変えるという意気込みにも☆5つ
ステルス機は張子の虎。軍は練度が低いが、習さんが気合を入れてきた。空母では無人機を運用。北朝鮮は中国にとっても暴発が怖い国。一方、経済制裁でかえって資源が適正配分されて復活してきた、などなど。面白い本でした。
朝日新聞元中国特派員の峯村記者が記した特派員時代に見た中国の実情。 知っているという話もあったけど、軍事関係とか知らない話もあってちょっとお勉強。結局習さんは経済も軍事も両面で世界一の国になりたいと思っているわけで、両面知らないと。 カメラだらけの街で、逆に守られている安心感を感じつつありますが、民...続きを読む間人もスパイ容疑で捕まったりしていますので、品行方正に暮らしたいと思います。
数年前までの中国国内における潜入取材と、その成果から見る中国の実態についてまとまっている。現在ではかなり知られた内容が多いと思うが、北朝鮮と中国の関係や、中国軍と人民の関係などは一読に値する。
取材というものがいかに地道で過酷なものかを知ることができた。また、通常の情報媒体では知りえない中国の実情を知ることができ、改めて中国という国は様々な意味で今後も目が離せないと思った。 何か物事を認識するときに、一つの情報ソースのみを信じることの危険性は承知の上だが、それでもここまで身を挺して取って...続きを読むきた情報には大きな重きを置かざるを得ないと感じた。そういう意味で、このようなジャーナリズムが世界中で今後も続いていってほしいと、淡い期待を抱かざるを得ない。
中国経済と表裏一体をなすもうひとつの姿。日頃、日経新聞だけを読んでいるような人にとっては忘れがちになるもうひとつの姿。政治そして軍事、とくにこのような話を掘り下げていくと軍事に行きつくのである。 そして、今、経済と政治(軍事)が非常にピッタリと合わさりつつあるという、そのような状況を克明に記した...続きを読むものである。 東アジアの情勢を考えていくうえで忘れてはいけない部分をしっかりと思い出させてくれる役割をはたしている。
自分が中国の奥地をバックパッカーとして訪ねていたのはもう15年以上も前で、その頃はまだネットカフェに行ってようやくネットにつながるような時代であった。 もはや中国はその頃とは全く異なる環境になっているだろうし、本書でも述べられているように著者の取材時と比べても恐るべきスピードで変化しているのだろう。...続きを読む 異形の大国中国の戦略的影響は現在はアフリカ大陸など世界中におよび、局所では香港を破壊し、台湾、東〜東南アジアを狙い、ますます看過できない状況に至ってきている。 中国共産党の政治について中国人のMBAクラスメイトと議論した際に言っていたのだが、彼女は中国から出て欧州に住みたいし住もうと思っている。しかし家族や親類が中国に残り政府に人質として取られている以上、最終的には中国に戻らざるを得ないだろう、と諦観していた。また、中国の若い世代は中国の政治体制に疑問を持ってはいるが、経済発展による恩恵を優先させているとも話していた。 もちろんN数の少ない観測に基づく推論であるが、中国の拡大はこのような様々な形の歪みに基づいているのであろう。
6年にもわたって中国への特派員として勤務したジャーナリストによる本。当局に拘束された回数は20回に及ぶ。 取材内容として本書に取り上げられているのは2011年の殲20、2010年サイバー攻撃の発信元である職業訓練校、2011年宇宙飛行士科学研究訓練センター、2011年スパイ活動、2009年空母島と呼...続きを読むばれる上海の長興島、定点観測を続けた北朝鮮国境、2011年青島に入港したきりさめの取材、2011年海南島の軍事管理区域などなど。 そしてそれから数年を経て目覚ましい変化を遂げた中国国内についての話も。監視体制や雰囲気など。10年前に2週間ほど訪れた中国だが、今はきっと様子が全く違うのだろうな。
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潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日
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峯村健司
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