小川和久の作品一覧
「小川和久」の「「アマゾンおケイ」の肖像(集英社インターナショナル)」「運の良すぎる人が自然とやっている7つの習慣」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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何故、此処まで
「フテンマ戦記」は本当に人間の脆弱さと言うか、脆さ等を淡々と氏は描き上げて、本来ならば氏の提案が実行すれば、左程の時間も経たずに、沖縄の人々の為にも、米国にとっても好い判断と結果的にはなったであろうと。
然し乍ら、時は残酷さをも秘めて、流れが過ぎて行く。初めのボタンの掛け違いが。何事も話し合いは、虚心坦懐で
進めれば、結果は好い方向に行くと、古今東西、歴史的にも。誠に両国にとっての不幸が此れ以上、続かぬ様に。
最近、読んだ本で、此れほどの感心させられた本は無かった。
Posted by ブクログ
この作者についてはニュース番組などで昔何度か見かけた際に論理的で落ち着いた語り口に好感を持ったことと日本では珍しい軍事アナリストという肩書き…そこに至る経歴も異常で自衛隊の航空学校から同志社の神学部中退とか。興味を持ってSNSでフォローしておりそこで知った作品。タイトルどおり日本への返還が日米間で合意されているにも関わらず24年間も実現していない事実について民間人の立場で交渉に関わった経緯をまとめたもの。失礼ながら作者のことは評論家としか認識しておらずここまで政府に食い込んでいるとは思わなかった。首相の補佐官的な役回りで橋本龍太郎から鳩山由紀夫辺りまで積極的に関与していたことに少し驚いた。作者
Posted by ブクログ
迷走を続ける普天間基地の移設問題。1996年の返還合意からこの問題に関わり続ける軍事アナリストによる日米の交渉の裏側。
鳩山政権を中心に普天間基地の移設の問題を赤裸々に記録した一冊。筆者は一貫して辺野古の海上基地でなくキャンプ・ハンセンの陸上基地への移設を主張し続けている。
佐藤優、鳩山由紀夫、ケビン・メア、孫崎享などに関する人物評が面白い。
陸上案がいつの間に海上埋め立てにすり変わったり、辺野古基地では海兵隊の運用に支障が生じるなと、まだまだ問題は解決できなそうである。
沖縄の建設業などの利権から軍事に関しては全く素人の防衛省の官僚、同様に米国にも専門知識をもったキーパーソンがいなか
Posted by ブクログ
【普天間問題は外交・安全保障問題にとどまらず、病める日本の諸症状を浮き彫りにしている】(文中より引用)
軍事専門家として名高い小川和久が、民間人として普天間基地の返還問題に携わった過去を振り返りつつ、問題の淵源がどこにあるかを探った一冊。リアリズムの欠如を憂うとともに知られざる交渉の内幕についても明かされています。
これは2020年のトップテンに間違いなく入ってくる作品。普天間問題を政府の内側と外側の両方から観察した数少ない人物の証言として一級の価値を持っているのではないかと思います。複雑になってしまった問題の経緯を改めて知る上でもオススメです。
圧倒的な知識量に裏打ちされたホンモノの専