作品一覧

  • 生活保護 3.7兆円が日本を蝕む(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.323)
    -
    1巻330円 (税込)
    生活保護をめぐる議論が、かつてなく沸騰している。受給者数は210万人を突破、給付額は3.7兆円に膨らんだ。この事態に、社会保障と税の一体改革関連法案には、不正受給や就労意欲に欠ける受給者への厳格化が盛り込まれた。ニッポンの生活保護制度が限界を迎えている。
  • 地方議会を再生する
    5.0
    1巻715円 (税込)
    各地で相次ぐ政務活動費不正使用や、東京都に象徴される首長と議会の「対立」など、いま、地方政治は国政以上に重要なトピックになっている。そんな中、格好のモデルケースがある。長野県飯綱町だ。財政破綻寸前の状態に陥った同町は、「住民参加」「首長に妥協しない議会」を旗印にした議会改革に着手。その成果が認められ、全国の自治体から視察団が殺到する「日本一有名な町議会」となった。本書は、この町の「政治再生のプロセス」を描く。具体的な事例に基づいた地方政治の処方箋であり、「地域再生」への挑戦を綴った感動的なドキュメントでもある。【目次】はじめに/第一章 異色の町議会/第二章 反骨の議会/第三章 「飯綱町」ができるまで/第四章 どん底からの出発/第五章 加速する議会改革/第六章 「議会力」が上がっていく/第七章 戦う議会/第八章 課題と未来/おわりに
  • 奇跡の村 地方は「人」で再生する
    4.0
    少子高齢化と人口減少により「地方消滅」が叫ばれて久しい。そんな中、長野県下伊那郡下條村は、全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている。少子化対策に目覚ましい成果をあげてきたからだ。「陸の孤島」と揶揄される人口約4000人の山村が、1998~2002年の5年間平均出生率で長野県トップを記録。現在でも、全国平均1.43人を上回る1.88人(2013年)と、トップクラスの高い出生率を誇る。その秘密はどこにあるのか? この下條村を中心に、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材。この先の社会に光を点す、希望のルポルタージュである。【目次】はじめに/第一章 奇跡の村「下條村」/第二章 消滅可能性ナンバーワン? 「南牧村」を訪ねて/第三章 人をつなげる役場職員「旧・藤野町」/おわりに
  • 反骨の市町村 国に頼るからバカを見る
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    ローカルアベノミクスで「地方創生」はできない! このままでは国土は強靭化どころか弱体化し、多くの市町村が破綻・消滅する。中央官庁お仕着せの政策とばらまかれる補助金、すなわち「タリキ(他力)」に頼らず、独自のアイディアと取り組み(「ジリキ(自力)」)で自治体をよみがえらせた「奇跡の村や町」がある。その奇策とは? 地方自治取材のスペシャリストが、「ジリキノミクス」を提唱する!
  • トンデモ地方議員の問題
    値引きあり
    3.0
    1巻499円 (税込)
    号泣会見、セクハラ、謎の政務活動費…地方議員のあきれた実体が次々と明らかになってきた。人口減少により多くの自治体消滅の危機が叫ばれるなか、地方議員たちの残念な状況は「誰がやっても同じだ」という怒りとあきらめにつながっている。 たしかに、仕事をしない議員はいる。ただ目立ちたいだけ、ただ地盤を継いだだけの議員もいるだろう。しかし、どんなに小さな町村、市区、都道府県にも、きちんと仕事をする議員は少数ながらいる。 本書では、見えにくい地方議員の実態を明らかにし、報酬や活動内容、議員のタイプなどを紹介するとともに、数少ない好例や新しい動きも取り上げた。 「地方創生」は、国主導ではなく、住民主導で取り組むべきものだ。

ユーザーレビュー

  • 地方議会を再生する

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いい仕事人には共通して「闘争心」がある。この議長さんのバイタリティーはすごい。
    この人が国会議員やとしたら出世したのだろうか。

    0
    2017年11月30日
  • 奇跡の村 地方は「人」で再生する

    Posted by ブクログ

    自治体消滅という衝撃的な本が出た後、そうではないですよ、きちんと自立している奇跡の村がありますよ、という本である。
    著者は、地方自治の取材で全国各地を歩くようになって20年のベテランだ。
    今回、三つの事例を紹介してくれている。
    あとがきで書いているが、地方創生を導くキーワードは「ひと」「地域」「つながり」「循環」「自給」「共存」「多様性」「楽しむ」といったところではないかとおっしゃる。
    都会からの上から目線、特に、ひも付きのお金をいくら霞が関が示しても、今回紹介された下條村のカリスマ村長伊藤喜平氏のような方にかかったら、国も赤っ恥を掻くだけだ(笑)。
    ましてや、この村長さんは、国政選挙前に国が

    0
    2015年12月29日
  • 奇跡の村 地方は「人」で再生する

    Posted by ブクログ

    少子高齢化と人口減少により「地方消滅」が叫ばれて久しい。
    そんな中、長野県下條村は、全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている。
    少子化対策に目覚ましい成果をあげてきたからだ。
    その秘密はどこにあるのか?
    この下條村を中心に、独自の移住促進策で、「消滅論」に抗う各地の山村を取材。
    この先の社会に光を点す、希望のルポルタージュ。(2015年刊)
    ・はじめに 
    ・第一章 奇跡の村「下條村」
    ・第二章 消滅可能性ナンバーワン?「南牧村」を訪ねて
    ・第三章 人をつなげる役場職員「旧・藤野町」
    ・おわりに

    全体的に、さほど深い分析があるわけでもなく、ありがちなルポルタージュと言っては失礼だろうか

    0
    2019年03月11日
  • 反骨の市町村 国に頼るからバカを見る

    Posted by ブクログ

    まず、まえがきで、国の役人による失敗だらけの過疎対策の焼き直しであるアベノミクスでは地方再生はできないと著者は言い切っている。
    そして、第1章 お任せ民主主義「タリキノミクス」が日本をダメにした で、そのメカニズムをきちんと説明している。
    自治体は「分譲マンション」の統治しステてムと比較して、論じるところが解りやすくて面白い説得の仕方だ。
    第2章 納税者が知るべき「自律度」ランキング ということで、独自に全市町村をランキングしている。「財政自律度」「住民1人当たりの借金残高」「税の納付立」「自治体選挙における投票率」
    第3章は後悔先に立たず「タリキノミクス」の落とし穴である。
    そのなかのひとつ

    0
    2016年01月08日
  • 奇跡の村 地方は「人」で再生する

    Posted by ブクログ

    20151030 誰かがしてくれる。では、やりたい事は実現できない。一人でもやりたい事を実現するために努力をすれば人が付いてくる。読んでいて元気になってきた。地方政治についての参考事例だと思うが都会でもできない事では無い。そんな気にさせる本だ。

    0
    2015年10月30日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!