生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋

生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋

ビジネス・実用
990円 (税込)

4pt

子供に親は選べない、どんな環境に生まれるかは運任せだ。最近話題になっている「親ガチャ」という言葉があらわすのは、遺伝と環境要因がすべてを決めるので、努力することに意味はないと言った若者の諦念である。
確かに遺伝が、あらゆる要素に影響するのは事実である。しかし、遺伝科学についての最新の知見は常に更新されている。専門家ではない人間が過去の研究結果を軸に、あたかもそれが唯一の真理のように語るのは非常に危険である。
本書では、行動遺伝学の専門家が、一般読者の遺伝についての素朴な疑問に答えるとともに、遺伝における不平等を前提にしたうえで、「いかに自分らしく生きていくか」、「幸福に生きるのか」。そのための方法を論じていく。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会問題
  • 出版社
    :
    SBクリエイティブ
  • 掲載誌・レーベル
    :
    SB新書
  • タイトル
    :
    生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋
  • タイトルID
    :
    1209476
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    行動遺伝学の視点から遺伝と環境の影響について述べられた本書。
    安藤先生のお名前は橘玲さんの【言ってはいけない】で拝見して、もっと行動遺伝学について知りたい、原著にあたりたいと思っていたので読めて良かった。
    とても学びの多い一冊だった。

    0
    2022年12月29日

    Posted by ブクログ

    行動遺伝学。面白い。

    ■脳は予測器
    才能のある人は今よりも良い状態、完成形を予測し、そこに引っ張られるように学習してしまう

    ■知的好奇心の広さと知能に相関がある
    パーソナリティの経験への開放性、つまり知的好奇心の広さに、知能との相関がある

    ■学校の影響は限定的
    遺伝50%、家庭環境30%、学校は20%かそれ以下。
    家庭環境も、その社会において一般的に行われているであろう子育てがあった上では子どもの発達への影響は大きくない。
    *「学校」の部分は、自分の意志や教育、政策でコントロールできる部分

    ■没頭の対象に対する2つの基準
     1.対象が学習性のある素材であるか
     2.対象が「本物」につながっているかどうか。
    『もしあなたの遺伝的素質がそこにあるなら、あなたの脳はその感動を知っているはずです。あなたがその世界の本物として、その文化をさらに高めることに貢献するかもしれません(P197)』
     

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    生物学者が説く能力と遺伝の関係性について。

    科学的な話よりも、環境をどう乗り越えて生きるのかという話だった。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    安藤さんの著書を随分読んできたけど、1番端的にまとめられていたかも。子どもの習い事に対する行動遺伝学的解釈は、習い事を様々なジャンルに渡ってたくさんやらせる派の親たちにとっては衝撃なんじゃないかな。当たり前のことだけど、人には向き不向きがある。

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    いろんな読み方ができるんでしょうが、私は肩の荷が下りた感じです。突出してなくてもなだらかに得意なことを組み合わせてコミュニティとつながりをもつ、そんな生き方が示唆されています。

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    興味深い内容でした。
    P42:『親からの形質の伝達』に記載されている図、なるほどと思いました。

    以下引用
    P6:
    『世界は遺伝ガチャと環境ガチャでほとんどが説明できてしまう不平等なものですが、世界の誰もがガチャのもとで不平等であるという意味で平等であり、遺伝子が生み出した脳が、ガチャな環境に対して能動的に未来を描いていくことのできる臓器なのだとすれば、その働きがもたらす内的感覚に気づくことによって、その不平等さを生かして前向きに生きることができるのではないでしょうか。』

    P227:
    『逆に「優性的現実」、すなわち遺伝的に優秀な人が有利に生きられる社会はそのまま残ってしまった』

    P246:
    『私たちは能力の個人差の問題から絶対に逃げられません』

    単語
    ゲノムワイド関連解析(genome-wide association study:GWAS)
    ポリジェニックスコア
    Socioeconomic Status
    優生学(Sir Francis Galton)
    ブランクストレート説
    自然主義的誤謬
    事実命題と価値命題

    目次
    第1章:遺伝とは何か-行動遺伝学の知見/p15~p102
    第2章:学歴社会をどう攻略する?/P103~P154
    第3章:才能を育てることはできるか?/P155~P198
    第4章:「優性社会」を乗り越える/p199~P246

    0
    2024年01月03日

    Posted by ブクログ

    遺伝と環境と偶然の産物。それらの堆積物が人というもの。
    極端に言えば、自由や意思などどこにもない。
    そんな論考に、そのとおりだよなあ。
    と思っていて…
    でも、その遺伝、環境、偶然ってどう違うんだろう。
    選べないという意味では、主体・自分にとっては、全て同じ。
    全ては偶々。
    と言っているに等しいようにも思う。

    この本では著者は、
    遺伝と言っても、それは親から子に引き継がれるもの、という意味あいより、たんに偶然に配られる生命の設計図であること。
    共有、非共有環境と言っても、それは、受け止める主体の、生命の受け止め方でしかなく、特定の事実そのものとは違った、体験、感想・感覚を指すものであること。
    を主張しているように受け止めた。

    「環境というのは膨大な要因で構成されており、一つ一つの要因の効果量は極めて微小、なおかつしばしば遺伝的素質と複雑な交互作用をしているということです。誰にとっても同様に作用する、単純な環境というものは存在しません。あらゆる形質は、遺伝と環境が複雑に作用して形成されているのです。」(p60)

    偶然に支配される、不平等な世界。
    それは所与のもの。

    そう認識した上で、雑に「賢い」「有能」などと、強く結び付けられて評価されがちな、社会的評価をどう受け止めるか。自らのこれからをどう考えるか。社会的な生き物である人間に生まれた以上、他者、社会からは逃れることはできない。

    もっと考えてみようかと思った。

    0
    2023年09月01日

    Posted by ブクログ

    人間のほとんどは遺伝と運で決まる、らしい。

    がしかし、お金で人の可能性やきっかけ、やりたい事を与えられない、受けられないことへの不満や不平等は消えない。

    親の教育や先生への過剰な期待よりも、システムや情報が広く、安く、手軽に行き渡っている事の方が重要。

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    面白かった

    行動遺伝学から遺伝と環境が人に与える影響を知った上で、これからの人生をどう考えて生きていくか考える一つのきっかけになった

    行動遺伝学的に「結局これってどうなのよ?」って疑問をエビデンスと安藤教授の知見をもって答えてくれて、読み物として読みやすくておもしろかった

    もっと自分の内的感覚の声に耳を傾けよう

    0
    2022年12月12日

生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会問題
  • 出版社
    :
    SBクリエイティブ
  • 掲載誌・レーベル
    :
    SB新書
  • タイトル
    :
    生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋
  • タイトルID
    :
    1209476
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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