教育は遺伝に勝てるか?

教育は遺伝に勝てるか?

880円 (税込)

4pt

遺伝が学力に強く影響することは、もはや周知の事実だが、誤解も多い。本書は遺伝学の最新知見を平易に紹介し、理想論でも奇麗事でもない「その人にとっての成功」(=自分で稼げる能力を見つけ伸ばす)はいかにして可能かを詳説。教育の可能性を探る。

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教育は遺伝に勝てるか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どんな人も遺伝的特性があるので、それをうまく発現していける環境作りをできる範囲でやろう。という感じ。

    どんな言葉をかけ、働きかけ方は人それぞれだが、受け取りかたも人それぞれ。

    どうしてもできるようにならんといけんことなどは強制的に教育がいるが、最終的にその人らしく生きられる道を見つけられるように

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    行動遺伝学者の安藤寿康(あんどう・じゅこう)氏による教育論。行動遺伝学では、人間のあらゆる行動には遺伝の影響が想像以上に大きいという。教育学の前提とされた真っ白な白板(タブラ・ラーサ)などなく、人が生まれつき持っている板は色も形も大きさもそれぞれ違う。教育は全能どころか、ほとんど意味が無いのだろうか

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    妊娠を機に読んだ本その弐!教育と遺伝に関してデータをもとに様々な比較をしてくれて面白かった〜〜!そしてこれから子育てをする私の肩の力を抜いてくれました。仕事にも関係するので、読んで良かったな♩

    0
    2025年02月07日

    Posted by ブクログ

    これは哲学書ではないかしら?
    一卵性双生児の事例、一緒に暮らす双子、別々の養父母に育てられる双子、
    それぞれの共通点、このあたりはなかなか読ませる。
    全く違うルートをたどっても、なぜか同じ特性を持つ、
    そんな事例がたくさん紹介される。

    これだけ読んだら、遺伝がすべて、教育なんて関係ない、
    となりそ

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    タイトルの問いに対する答えは明快。
    でも、それをどう受け止めるのか。それこそが著者の言いたいことであり、その眼差しは温かい。

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    双生児の研究に30年以上携わってきた行動遺伝学の第一人者である著者が、子どもの教育と遺伝との関係について、科学としての行動遺伝学の知見に基づいて解説。
    「いかなる能力もパーソナリティも行動も遺伝の影響を受けている」という科学的事実を指摘しつつ、「遺伝によって決まっている」ということは否定し、ヒトは遺

    1
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    遺伝を遺憾無く発揮出来るよう、環境を整えてあげること(=教育)が大切なことだと分かった。
    子どもが成長していく中で何が好きかということに気づけるよう見守っていきつつ、可能な限り最良な環境を与えてあげたいと思った。

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    子育てをしていくにあたり、多くの親が何度かは考えたことがあるであろう「遺伝」と「教育」の関係について、行動遺伝学の専門家が、豊富なふたご研究のデータ等をもとに解説する。

    人の能力や興味・関心は遺伝に規定されているのだろうか。
    それとも、教育や家庭環境により後天的に形成されるのだろうか。
    これらの疑

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    教育か、遺伝かという二項対立ではなく、それぞれがどの程度作用し合うのかという理解が深まった1冊。親にはどうにもできない限界があることを知り肩を落とす人もいれば、胸を撫で下ろす人もいそう。
    教育現場では、子どもが本来持つ得意や不得意などが顕在化するような環境を整える必要があると、新たな視点から再確認す

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    ところどころ引っかかる部分はあったけれど、自分の中ではある程度納得したので読んでよかったと思う。遺伝vs教育、ではなくて、遺伝的要素をのびのびと発揮するために教育がある、というイメージかな。長所ばかりが遺伝するわけではもちろんないから、いいところは押さえ込まずに、困りがちなところはなだらかにできるよ

    0
    2025年03月17日

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