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遺伝が学力に強く影響することは、もはや周知の事実だが、誤解も多い。本書は遺伝学の最新知見を平易に紹介し、理想論でも奇麗事でもない「その人にとっての成功」(=自分で稼げる能力を見つけ伸ばす)はいかにして可能かを詳説。教育の可能性を探る。
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Posted by ブクログ
遺伝子と教育が与える遺伝子への影響について、 正しく子育てについて、悩んで色々本を読んでいた私からすると非常に興味深い話だった ヒトは遺伝子で全てが決まっているわけではない、教育や環境を整えることで、可能性を広げさせてあげる、遺伝子が取捨選択をしていく 必ずしもこの本に書いてあることが正解かは分から...続きを読むないがとても面白かった
「親の育て方など、子どもの人生にとってたいした問題ではない」 親としては知りたくなかった真実だけど知って良かった とりあえず、読み聞かせだけは5%効果があるらしく頑張ってやってて良かった
遺伝は強い。それを踏まえて子供とどう向き合うのかを考える必要があると思った。 個人的には遺伝学の分析結果と取り方は、個人的な経験レベルに還元するには抽象的すぎるなあと思いつつ、ある程度の諦観とでも出来ることを見極めながら子供と向き合おうと思いました。
遺伝と何かがわかりやすく書いてある。一般的にイメージする遺伝とは異なり両親の染色体の組み合わせが遺伝なので平均的になる場合もあれば珍しい組み合わせで極端な結果になることもあるようでびっくりした 親はこの安全基地になることが重要のようだったのでそのことを忘れずに子育てしたい(それが1番重要で難しそう)
どんな人も遺伝的特性があるので、それをうまく発現していける環境作りをできる範囲でやろう。という感じ。 どんな言葉をかけ、働きかけ方は人それぞれだが、受け取りかたも人それぞれ。 どうしてもできるようにならんといけんことなどは強制的に教育がいるが、最終的にその人らしく生きられる道を見つけられるように...続きを読むしてあげたい。 そして、学校というシステムだけで狭い視野で考えず、生きていく上での特性をイメージして接するようにしたいと思った。 とてもとても面白かった。とくに最後から2番目の章と、最後の章。 人に話したくなる内容だった。
行動遺伝学者の安藤寿康(あんどう・じゅこう)氏による教育論。行動遺伝学では、人間のあらゆる行動には遺伝の影響が想像以上に大きいという。教育学の前提とされた真っ白な白板(タブラ・ラーサ)などなく、人が生まれつき持っている板は色も形も大きさもそれぞれ違う。教育は全能どころか、ほとんど意味が無いのだろうか...続きを読む。社会の環境整備が進み、各人の社会・経済的基盤が安定すれば、各人の自由度・選択の幅が広がり、結果として遺伝の影響が大きくなっていく。各人の遺伝的才能を十全に開花させるための環境的要因として、教育の意味がなくなることはないが、結果としての遺伝的才能の不平等がより明確になっていく。このどうしようも無い現実をどう捉えるのか、どう対処していくのか。教育云々よりそちらの方が大きな問題と思うのは私だけだろうか。なお、本書に収録されている双子のライフヒストリーはそれだけでも一読の価値あり。
妊娠を機に読んだ本その弐!教育と遺伝に関してデータをもとに様々な比較をしてくれて面白かった〜〜!そしてこれから子育てをする私の肩の力を抜いてくれました。仕事にも関係するので、読んで良かったな♩
タイトルの問いに対する答えは明快。 でも、それをどう受け止めるのか。それこそが著者の言いたいことであり、その眼差しは温かい。
双生児の研究に30年以上携わってきた行動遺伝学の第一人者である著者が、子どもの教育と遺伝との関係について、科学としての行動遺伝学の知見に基づいて解説。 「いかなる能力もパーソナリティも行動も遺伝の影響を受けている」という科学的事実を指摘しつつ、「遺伝によって決まっている」ということは否定し、ヒトは遺...続きを読む伝の影響を受けながら環境に対して能動的に自分自身をつくり上げている存在だとして、子育て、教育におけるヒントを提示している。 思っていたよりも能力やパーソナリティ等において遺伝の影響が大きいということを理解したが、遺伝的素質を発揮させるためにも親による教育が一定の役割を果たすということも認識し、まさに子育て中の身として本書の知見を活かしていきたいと思った。特に、子どもの親に対する愛着形成には遺伝要因はほとんどないということだったので、愛着形成に努めたいと思う。 「遺伝は遺伝しない」というのも目から鱗だった。遺伝の影響力が強い割には、親子でも似ていない部分も多いということについて、その背景がよく理解できた。 また、本書で紹介されている5組の双子のライフヒストリーは、遺伝の影響云々を抜きにしても、人生というものについて考えさせられる、とても興味深いものだった。
面白かった! 「遺伝は遺伝せず」「基本はメンデルにあり」「すべてはメンデルの法則にあり」(とにかくメンデル。笑)「形質の組み合わせはランダムに遺伝する」「正体はポリジーンのランダムな伝達」の項目の通り、遺伝っていうと「親に似る」というイメージがあるけど、「親に似ないことも遺伝」であることが分かった。...続きを読む 印象的だったのは、親や家庭の環境がかかわるとされる学力、知能、非行、飲酒喫煙など、多くの側面で、家庭内の要因の影響がほとんどないということ(あったとしてもその効果量は数%程度、圧倒的に大きい遺伝の影響や非共有環境の影響と比べると小さいもの)。なんか気が楽になる。(笑) 最近は「親ガチャ」とか「体験格差」とかいろんな言葉が増えてきて、子育てするにも窮屈な雰囲気があるけれど、結局親が努力するべきことは「親がまっとうに生きている姿を見せること」だけっぽい。虐待とか明らかに悪影響を及ぼすことを避けるのは当たり前だけど、「〜すべき」に縛られすぎず、自分も楽しく子育てしていけたら良いな。 タイトルの問いに対しては「教育が遺伝を出現させる」的なことなのかなって思った。
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教育は遺伝に勝てるか?
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安藤寿康
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