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パードレはそこにいる
勇猛果敢でずば抜けた能力を持ちながらも、現在は休職中の女性捜査官、コロンバ。少年時代を誘拐犯に監禁されて過ごし、閉所恐怖症をわずらう失踪人捜索専門のコンサルタント、ダンテ。ローマで女性が惨殺され、その六歳の息子が行方不明になったとき、捜査の行く先を懸念する警察幹部は、ひそかに事件を彼らの手に託した。それぞれ過去の凄惨な出来事が残した傷を抱えるふたりは、喧嘩を重ねつつも協力して真相を追う! -
冥闇
事件の真相を謎解きする「殺人クラブ」とは? 7歳のときに母と二人の姉を惨殺されたリビー。彼女の目撃証言によって兄のベンが殺人犯として逮捕される。それからから24年、心身に傷を負い、定職にも就かず、殺人事件の哀れな犠牲者として有志からの寄付金を食いつぶしながら、無気力に生きるリビーのもとへ、有名殺人事件の真相を推理する同好の士である「殺人クラブ」から会への出席依頼が。集まりに参加し、殺人クラブのメンバーが自分の家族に起こった忌まわしい事件に関心を抱いていることを知り、リビーは謝礼金を目当てに、事件の真相を探りはじめる……。 現在のリビーの視点と、事件当日の兄ベンと母パティの視点から物語が交互に語られ、やがて悲劇的な真実が明らかにされる衝撃のダーク・スリラー。 -
ドライ・ボーンズ
厳しい自然に囲まれた田舎町ワイルド・タイム。雪解けの季節のある日、弾痕があるうえ野生動物に荒らされた青年の死体が発見された。町で唯一の警察官ファレルは被害者の身元を洗うが、開拓時代から自分の身は自分で守ってきた住人たちは協力的ではなく、シェールガス利権や薬物の蔓延も捜査の行く手を阻む。やがて、法を信じない人々の暗い過去にたどりついたファレルは……アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞作。 -
ウォーレスの人魚
ダーウィンと同じく〈進化論〉を唱えたイギリスの博物学者ウォーレスは、『香港人魚録』という奇書を残して1913年この世を去る。2012年、セントマリア島を訪ねた雑誌記者のビリーは、海難事故で人魚に遭遇する。マリア一号と名付けられたその人魚は、ジェシーという娘に発情してしまう。2015年、沖縄の海で遭難した大学生が、海底にいたにも拘わらず、3ヵ月後無事生還する。人間はかつて海に住んでいたとする壮大な説を追って、様々な人間達の欲求が渦巻く。進化論を駆使し、今まで読んだことのない人魚伝説を圧倒的なストーリー・テリングで描く渾身作。 -
オペラ座の怪人
十九世紀末、パリ。華やかなオペラ座の舞台裏では奇怪な事件が続発していた。首吊り死体、シャンデリアの落下。そして、その闇に跳梁する人影……。「オペラ座の怪人」と噂されるこの妖しい男は一体何者なのか? オペラ座の歌姫クリスティーヌに恋をしたために、ラウルは、この怪異に巻き込まれる。そして、その運命の夜、歌姫とラウルは、まるで導かれるように、恐ろしい事件に飲み込まれてゆく。オペラ座の地下で、闇を支配する怪人と対峙したラウルが目にした、想像を絶する光景とは? そして怪人と歌姫の真実とは? 不朽の名作『オペラ座の怪人』の新訳決定版、ついに刊行! -
書店主フィクリーのものがたり
かつては愛する妻と二人で売っていた。いつまでもそうすると思っていた。しかし、彼女は事故で逝き、いまはただ一人。ある日、所蔵していたエドガー・アラン・ポーの稀覯本が盗まれる。売れば大金になるはずだった財産の本が。もう、なにもない、自分にはなにも。それでもフィクリーは本を売る。そしてその日、書店の中にぽつんと置かれていたのは――いたいけな幼児の女の子だった。彼女の名前はマヤ。自分も一人、この子も一人。フィクリーは彼女を育てる決意をする。マヤを育てる手助けをしようと、島の人たちが書店にやってくる。婦人たちは頻繁にマヤの様子を見に訪れるし、あまり本を読まなかった警察署長も本を紹介してくれと気にかけて来てくれる。みなが本を読み、買い、語り合う。本好きになったマヤはすくすくと成長し…… -
ライアの祈り
映画『ライアの祈り』森沢明夫原作小説! 吉永小百合主演映画『ふしぎな岬の物語』原作者としても著名な著者が描く話題映画の原作小説が待望の文庫版を電子化。 縄文時代から豊穣な土地として営みが続けられてきた青森八戸に赴任してきた桃子。バツイチ、35歳で恋に臆病になっている。人数あわせで呼ばれた合コンで出会ったのは、何とも風采のあがらない考古学者だった。彼の誘いで遺跡発掘に目覚めた桃子。古代の人々の、豊かで人間愛に満ちた暮らしを知るうちに、背負ってきた様々な呪縛から解き放たれていく。不器用な二人の思いは成就するのか……。縄文と現代、時を隔てながらも進んでゆく2つの感動物語。 -
NOS4A2 -ノスフェラトゥ-
全米メディア絶賛、ジョー・ヒル待望の新作。 ヴィクトリア・マックイーンは8歳のときから、父にもらった自転車ですでに無くなっているはずの〈近道橋〉をわたり、失せ物を見つけられるようになった。17歳のある日、母と喧嘩をして家を飛び出したヴィクはその自転車で〈橇の家(スレイ・ハウス)〉に辿り着く。そこにいたのは、〈NOS4A2(ノスフェラトゥ)〉のナンバープレートを付けたロールスロイス・レイスに乗る老人――吸血鬼(ノスフェラトゥ)ならぬ連続児童誘拐犯の、チャールズ・タレント・マンクスだった。 ブラム・ストーカー賞2013年度最優秀長編賞候補にノミネートされた、ベストセラー作家ジョー・ヒルのダークホラーが日本上陸。 -
妻の沈黙
不動産開発業で成功を収めた夫トッド。彼を支えるサイコセラピストの妻ジョディ。二十年以上連れ添ってきた二人の生活に、ある日亀裂が入った。トッドの浮気相手が妊娠したのだ。 まだ見ぬ我が子に心を奪われはじめるトッドと、すべてを知りながら何も言わないジョディ。二人のあいだの緊張が最高潮に達したとき、事件が起きる――。 誰にでも起こりうる結婚生活の顛末を、繊細かつ巧妙に描いたベストセラー・サスペンス! -
無罪請負人 刑事弁護とは何か?
多くの著名事件を手がけ「無罪請負人」の異名を取る辣腕弁護士が、日本の刑事司法の問題や特捜検察の腐敗ぶり、世論を真実から遠ざけるメディアの問題点などを提起する。 -
ルシアナ・Bの緩慢なる死
Netflixにて『天の怒り』のタイトルで2022年6月映画化! 絶賛放映中! 相次ぐ不審死、ちらつく大作家の影。アルゼンチン発、衝撃のメタミステリー! ある日曜日、作家である「私」の元に一本の電話がかかる。10年ぶりに聞くその声の主はルシアナ。有能な美貌のタイピストだった彼女は、いま命の危険を訴え彼に切実に助けを求めていた。この10年の間に彼女を襲った、近親者の相次ぐ不自然な死亡事故。しかし彼女は確信していた。一見無関係に見えるそれぞれの死の背後で、一人の偉大な作家が糸をひいていることを…。想像を凌駕する驚愕の展開。『オックスフォード連続殺人』の著者が贈る、罪と罰をめぐる究極のメタミステリー。 -
それでも僕は夢を見る
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本商品は過去にミズノオフィスから配信されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。 ベストセラー「夢をかなえるゾウ」の水野敬也と動画サイトで300万回以上の再生数を誇ったパラパラ漫画「振り子」やNHK朝ドラ「あまちゃん」のアニメーションの作者鉄拳がタッグを組んだ。 「夢」はずっと僕のそばにいた。 けれど、いつまでも「夢」を追うのが辛くなった僕は、ある日彼を捨てた――。 老いた主人公がひとり病室で横たわるとき、捨てたはずの「夢」が戻ってくる。 「夢」に励まされ、主人公が最期に書き上げた一通の手紙とは? 動き出しそうになめらかなモノクロの絵と、静かな余韻を残す物語。 読む人によって、それぞれが違う感動を味わえる しっとり泣けてほんわか温かくなれる、珠玉の一冊です。 -
&Premium特別編集 土曜の朝と日曜の夜の音楽。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 ※本書は『&Premium』の公式ウェブサイト『&Premium.jp』にて連載中の企画 「土曜の朝と日曜の夜の音楽」を再編集・増補改訂したものです。 &MUSIC 土曜の朝と日曜の夜の音楽 ミュージシャンやクリエイター、写真家など、音楽好きの“選曲家”たちが月替わりで登場。 土曜の朝と日曜の夜に聴きたい曲を毎週それぞれ1曲ずつセレクトする連載が、初めて一冊にまとまりました。 23人の選曲家が選んだ、週末を心地よく過ごすための音楽、全204曲。 本書のためだけにまとめた、収録作品のディスクガイド付き。 ■登場する選曲家 曽我部恵一 山本勇樹 畠山美由紀 橋本徹 中納良恵 坂口修一郎 松田“CHABE”岳二 斎藤寿大 川辺ヒロシ VIDEOTAPEMUSIC 多屋澄礼 中島ノブユキ 寺尾紗穂 大森克己 仲真史 坂本慎太郎 コトリンゴ クニモンド瀧口 cero 一十三十一 伊藤大地 Eri Liao 森俊二 -
戦場のコックたち
1944年6月、ノルマンディー降下作戦が僕らの初陣だった。特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。新兵ティムは、冷静沈着なリーダーのエドら同年代の兵士たちとともに過酷なヨーロッパ戦線を戦い抜く中、たびたび戦場や基地で奇妙な事件に遭遇する。忽然と消え失せた600箱の粉末卵の謎、オランダの民家で起きた夫婦怪死事件、塹壕戦の最中に聞こえる謎の怪音――常に死と隣あわせの状況で、若き兵士たちは気晴らしのため謎解きに興じるが。戦場の「日常の謎」を連作形式で描き、読書人の絶賛を浴びた著者初の長編ミステリ。【目次】プロローグ/第一章 ノルマンディー降下作戦/第二章 軍隊は胃袋で行進する/第三章 ミソサザイと鷲/第四章 幽霊たち/第五章 戦いの終わり/エピローグ/主要参考文献ほか/解説=杉江松恋 -
特攻 最後のインタビュー
特攻、これだけは伝えたい。 生還した11人からのメッセージ。 多くの“神話”と“誤解”を生んだ特攻。 その真実を知る最後の語り部たちが重い口を開いた。 四式重爆撃機「飛龍」、 百式重爆撃機「呑龍」、 四式連絡艇/四式肉迫攻撃艇「マルレ」、 九七式艦上攻撃機、 九七式戦闘機、 人間機雷「伏龍」、 零式艦上戦闘機、 一式陸上攻撃機、 四式戦闘機「疾風」、 九三式中間練習機。 心ならずも生き残った11人の元特攻隊員のロングインタビュー。 平和を知るために私たちの祖父、そして父たちの熱き想いに耳を傾けよ。 写真・図版多数。 -
悪声
「ええ声」を持つ「なにか」はいかにして「悪声」となったのか――。 ほとばしるイメージ、疾走する物語。著者入魂の長編小説。 「なにか」は、ある重みをもって、廃寺のコケの上にそっと置かれた――。 京都のはずれの廃寺に捨てられたみどりごは、コケに守られながら生をつなぎ、やがて犬のブリーディングと桜の剪定を生業とする花崎さんに引き取られる。 「なにか」の声は、居合わせた誰もがはっと振り返るような特別なものだった。 長じて歌うことを覚えた「なにか」は、アムステルダムからやってきたサックス・プレイヤーの「タマ」と「あお」の父娘といっしょに、生駒の方舟教会でライブを行う。 奔放な想像力が魅力の、現代を代表する物語作家いしいしんじが、筋立ても分量も、あらかじめ何も決めずに想像の赴くままに書き進めた、少年の一代記。 第4回河合隼雄物語賞受賞作。 解説・養老孟司 ※この電子書籍は2015年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
風をつかまえた少年 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった
アフリカの最貧国・マラウイを食糧危機が襲い、ウィリアム少年は食べていくために中学校を退学せざるをえなくなる。。 しかし、知的好奇心にあふれた彼はNPOがつくった図書館に通い、そこで風力発電について書かれた一冊の本と出会います。 電気があれば暗闇と空腹から解放される――ウィリアム少年は発電の仕組みを独学し、廃品を集めて作った風車で発電に成功、そこから大きなチャンスをつかみます。 池上彰さんも「学ぶということが、これほどまでに人生を豊かにしてくれるとは」「私たち日本人が忘れていたことを、この本は教えてくれます」と解説で太鼓判を押す、感動の実話。 -
クロイドン発12時30分
チャールズは切羽詰まっていた。父から受け継いだ会社は不況のあおりで左前、恋しいユナは落ちぶれた男の許へ来てはくれまい。母の弟アンドルーに援助を乞うも、駄目な甥の烙印を押されるばかり。チャールズは考えた。叔父の命か、自分と従業員全員の命か。これは「無用な一つの命」対「有用な多くの命」の問題だ。我が身の安全を図りつつ遺産を受け取るには――念入りに計画を立て、実行に移すチャールズ。快哉を叫んだのも束の間、フレンチ警部という名の暗雲が漂い始める。計画はどこから破綻したのか。『樽』と並ぶクロフツの代表作、新訳決定版。/解説=神命明 -
目くらましの道
イースタ署のヴァランダー警部は、夏の休暇を楽しみにしていた。つきあっているバイバと旅行に行くのだ。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。不審な女性がいるとヴァランダーが呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。身元も自殺の理由も不明。目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が。殺されたのは元法務大臣。背中を斧で割られ、頭皮の一部を髪の毛ごと剥ぎ取られていた。これがすべての始まりだった。CWAゴールドダガー賞受賞の傑作。スウェーデン警察小説の金字塔。 -
魔術師の夜
往年の名人もステージに立つ《マンハッタン・マジック・ホリデーズ》。伝説のマジシャン、マックス・キャンドルが遺した“失われたイリュージョン”が今、旧友オリバーによって演じられようとしている。が、TVカメラと観客たちの前で、拘束された彼はクロスボウの矢に射抜かれた! マックスの従弟チャールズのもとに集う老マジシャンたちが胸に秘める第二次大戦下の出来事とは? その一人マラカイを狂気に駆り立てた、彼の妻ルイーザの死の真相は? マロリーを嘲笑うように、新たな罠を仕掛ける殺人鬼。つきまとうルイーザの幻影。いま直面しているのが彼女にとって最大の事件になるとは、マロリーはまだ知らない。
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