目くらましの道 上

目くらましの道 上

イースタ署のヴァランダー警部は、夏の休暇を楽しみにしていた。つきあっているバイバと旅行に行くのだ。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。不審な女性がいるとヴァランダーが呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。身元も自殺の理由も不明。目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が。殺されたのは元法務大臣。背中を斧で割られ、頭皮の一部を髪の毛ごと剥ぎ取られていた。これがすべての始まりだった。CWAゴールドダガー賞受賞の傑作。スウェーデン警察小説の金字塔。

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目くらましの道 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 目くらましの道 上
    1,018円 (税込)
    イースタ署のヴァランダー警部は、夏の休暇を楽しみにしていた。つきあっているバイバと旅行に行くのだ。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。不審な女性がいるとヴァランダーが呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。身元も自殺の理由も不明。目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が。殺されたのは元法務大臣。背中を斧で割られ、頭皮の一部を髪の毛ごと剥ぎ取られていた。これがすべての始まりだった。CWAゴールドダガー賞受賞の傑作。スウェーデン警察小説の金字塔。
  • 目くらましの道 下
    1,018円 (税込)
    斧で殺害し、髪の毛ごと頭皮の一部を剥ぐという凄惨な殺人。犯人は次々と犠牲者を増やしていった。元法務大臣、画商、そして盗品の売人。殺害方法はしだいにエスカレートし、三人目は生きているうちに両目を塩酸で焼かれていた。犠牲者に共通するものは? なぜ三人目は目を潰されたのか? 常軌を逸した連続殺人に、ヴァランダーらは振りまわされる。そして四人目の犠牲者は……。犯人の目的はなんなのか。一方、菜の花畑で焼身自殺した少女は、ドミニカ共和国で失踪人として届けられていた。現代社会の病巣を鋭くえぐる、傑作シリーズ。/解説=杉江松恋

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目くらましの道 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月30日

    このサクサク感はなんだろうね?

    この後乗せサクサク感はなんだろうね?
    なぜ言い直したんだろうね?

    ずっと重たい空気感が続いて、捜査もなかなか進まないのにスピード感があるんよね

    これはもうひとえにヴァランダーの魅力に尽きると思うんよな
    もうね、好きなんよ
    結局好きな人がいろいろやってるの見るのは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月21日

    上下一括感想
    下巻にて。

    バランダーはあいからずのオヤジぶり。
    それ以上に今回は冒頭からショッキングな事件が連発。
    テレビドラマより面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月10日

    まぁ、きれいな菜の花畑の表紙・・・などとスエーデンの短い夏の美しい風景に目くらまされてはいけません。
    次々と起こる想像を絶する陰惨な事件。
    我らがヴァランダーは悩みつつまた事件解決への先の見えない道を突き進むのでした。
    下巻に続く。

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月08日

    史上最悪の夏休み。白夜の北欧スウェーデンのスコーネ地方が舞台のクライム・ノベル(厳密には”警察小説”というらしい)。

    北欧が、表面的にはもっとも美しく明るく輝く季節に、その裏側で繰り返される凄惨な殺人事件。その極度のコントラストは、ごくふつうの生活を送っている人間がその裏では陰惨な事件を引き起こす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月01日

    もし「“ヴァランダー”?シリーズだって?どれが一番?」とでも問う方が在るなら…私は本作を推したい!!

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    Posted by ブクログ 2011年03月12日

    2007年2月翻訳発行。
    クルト・ヴァランダー警部を主人公とするスウェーデンの警察シリーズ、5作目。
    本国では1995年発表、イギリスで2001年に発行されCWA賞受賞作。
    スウェーデン南端のスコーネ県のさらに南端のイースタ。元法務大臣が斧で殺され、連続殺人の様相を呈してくる。
    同じ時期になの花畑を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月12日

    このところ一押しの警察小説シリーズ。舞台はスウェーデンの地方都市イースタ。主人公はクルト・ヴァランダー警部。シリーズ第5作の今回は、未だかつてない猟奇的な殺人で幕を開ける。どうなる、後半?

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    Posted by ブクログ 2022年12月19日

    スウェーデンの作家「ヘニング・マンケル」の長篇ミステリ作品『目くらましの道(原題:Villospar)』を読みました。

    「ヘニング・マンケル」作品は先月読んだ『笑う男』以来です… 約1か月振りの北欧ミステリですね。

    -----story-------------
    〈上〉
    【CWAゴールドダガー賞...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月05日

    ヴァランダーのシリーズ5作目にして、CWA賞受賞作品。解説によるとシリーズの代表作といわれているともあり、いつも通り読み応え十分のドッシリとした社会派ミステリ。起きる事件は凄惨なもので、犯人の動機もやりきれないものなのですが、作家の力量もありぐいぐいと読まされます。個人的にはこの作品よりも『白い雌ラ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月16日

    <クルト・ヴァランダー>シリーズ5作目(上)。かなり強烈で陰惨な事件と犯人に少し引きつつ・・・下巻へ続く。 この巻を読みたくてシリーズを手に取ったのでした。

    0

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