白い雌ライオン

白い雌ライオン

春の祭典を目前にしたスウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が行方不明になった。良き妻、幸せな母、教会の熱心な信徒がなぜ? 失踪か、それとも事件か、事故か。ヴァランダー警部らは彼女の足取りを追い、最後に向かった売家へ急いだ。ところがその近くで謎の空き家が爆発炎上、焼け跡から発見されたのは、黒人の指と南アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置だった。二つの不可解な事件の関連は? スウェーデンとロシア、そして南アフリカを結ぶ糸は? EU各国で爆発的な人気を誇るベストセラー作家の、CWAゴールドダガー受賞シリーズ。/解説=吉野仁

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白い雌ライオン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月18日

    「大切なことは最初に言おう、でないと忘れてしまうから」と言ったのは十五世紀のパン屋さんヒマーワリ・メーロンですが、彼の言葉に習って言います
    刑事クルト・ヴァランダーシリーズ第三の物語は文庫本で700ページの大長編でしたよ!
    うん、この情報は私の感想よりよっぽど重要w

    とにかくもうヴァランダーが大好...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月02日

    レビューを書いてないままになっているのにひと月以上経って気づいたものの、もう概要を忘れてしまってきちんとした文章を書けなくなってしまいました。無念。かなりのページ数でしたが内容にひっぱられてぐいぐいと読み進められました。題名が印象的ですがこれも読み終わって納得。事件はただ間違った時間に間違った場所に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月22日

    ヴァランダー警部が働くイースタの管轄区域とは縁が深いでもない“謀略”が、「女性の失踪」という事件を切っ掛けにヴァランダー警部の身に降りかかる災厄となっていく…何か凄い展開である…
    凄く引き込まれてしまった…

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    Posted by ブクログ 2022年10月02日

    展開がヤバく文体が渋い
    二度と人に会うことはないと知っているのは幸運だ、なにかが残っているはずだから。

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    Posted by ブクログ 2022年04月20日

    長い、とにかく長い700ページ。
    だからと言ってつまらないというわけではなく、二冊同時に読み切った感じ。

    南アフリカ共和国がまさに変わろうとしているとき、北欧スウェーデンで不思議な殺人事件が起こった。

    読み手は前作同様に、ヴァランダーの執拗な行動の行方と次々に巻き起こる新たな展開、その先にあるこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月09日

    ヴァランダーシリーズ、3作め!
    前作では、地図を見たりしながら読んだけど、今回は、世界史の、知識の必要性も少し感じたなぁ、アパルトヘイトは、わかっていても、ボーア人のなん足るか、南アフリカの複雑な文化は、ほぼ無縁でしたから!
    でも、ヴァランダーの決死の戦いは、読みごたえ有り!
    スウェーデンの田舎町ど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月09日

    不動産屋の女性が行方不明になった事件を皮切りに、空き家が爆破され、中から黒人の指が見つかった。これらの事件がどう繋がっていくのか、南アフリカとロシア、そしてスウェーデンの関係は?刑事ヴァランダーシリーズ、3作目です。今回もとても面白く読みました。ヴァランダーが精神的に追い詰められ、最後は辛そうな感じ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月08日

    スウェーデンの片田舎のヴァランダー警部シリーズ3作目。どんどん壮大な話になっていっている。今回は南アフリカでの暗殺事件に絡む。最後の結末を本人がしっかり知らないで終わるのもなかなか。

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    Posted by ブクログ 2012年07月04日

    スウェーデンの片田舎で起きた犯罪と南アフリカで密かに進行する要人暗殺をうまく絡めて上質なミステリーに仕上げるマンケルの腕は確か。
    魅力的な脇役も多く、病んでいくヴァランダーを心配しながらページを進めていたら、700ページがあっという間。
    展開がサスペンスっぽくなっているので、いつもよりは物語に動きが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月19日

    スウェーデンのミステリ。
    警部クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ3作目。
    ここから分厚くなってます。

    イースタはスウェーデン南端の田舎町だが、交通の要衝にあるため、国際的な事件も起きうる。
    思いも寄らぬ南アフリカの陰謀に巻き込まれる。
    南アフリカでの人種問題をさかのぼるプロローグから、重厚に書...続きを読む

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